山形県くらしの特徴は？

山形県は大きく4つの地域に分けられます。県内の人口の半数近くが集まるのが村山地域。県庁所在地の山形市があります。置賜（おきたま）地域は、山形県でもっとも南に位置しています。母なる川「最上川」の源流地域でもあります。

宮城県・秋田県に隣接するのが、最上地域です。豊かな森林が残るエリアです。庄内地域は日本海に面しており、広大な庄内平野が特徴的です。

広い面積を持つ山形県では、地域により暮らし方や気候も異なります。山形県への移住を検討するかたに、地域ごとの暮らしや移住者支援情報、失敗しない移住のポイントをお伝えします。

山形県に住んだことがある人に聞きました
山形暮らしをおすすめしたい理由とは

山形県に1年以上住んだことがある22名のかたに、アンケートを行いました*。22名中19名ととても多くのかたが、山形県のおすすめポイントとしてあげたのが「食べ物がおいしいこと」でした。山形県のおいしいものを教えていただくと…

山形市はラーメン消費量が2位（2022年）でおいしいラーメン店が多くあります。日本酒も有名どころがたくさんあるのでお酒好きな方におすすめです。（山形市・20代）

お米、そば、牛肉、魚、さくらんぼなど、日本海側や内陸部まで、美味しい食べ物がたくさん。（山形市・20代）

魚介類は、市場や港があるので、新鮮でおいしい物が手にはいる。野菜はスーパーで地元の生産者が作った野菜。肉類も地元の畜産業者が多数あり、新鮮でおいしいものがたくさん。子どもにおいしく安心なものを提供できることが嬉しい。（酒田市・20代）

ラーメン・くだもの・野菜・お肉・魚介類、そしてお酒にお米。山形県内で食べられるおいしいものがずらり！

また、山形県の魅力として「人の温かさ」に関するコメントも多数集まりました。

地域の方々がとても温かいところが気に入っていました。地域の方々に助けて頂いたことがありとても嬉しかったです。また、近所の方とは毎日挨拶を交わしているのですが挨拶を返してもらえると嬉しいな、今日も頑張ろうと思えます。（山形市・10代）

人々が優しくて東京などとは違う雰囲気があります。（山形市・30代）

*2023年2月インターネットによる独自調査：有効回答数22

山形県で暮らす魅力ベスト5

山形県で暮らしたことのがあるみなさんから集まった、山形暮らしの良いところベスト5はこちらです。

• 1位：食べ物がおいしい
• 2位：公園や自然が多い
• 3位：人々が温かい
• 4位：土地が広くのびのびしている
• 5位：祭りや伝統行事などが気に入っている

「千と千尋の神隠し」のモデルとも言われている銀山温泉、スキーも楽しめる蔵王温泉など、山形県には有名温泉がたくさん。温泉は観光としてだけでなく、山形県で暮らす楽しみのひとつにもなっているようです。

とにかく温泉が豊富。 山形市内だけでも大きな日帰り温泉施設がいくつもあり、寒河江市など、近隣の市にも沢山温泉があって、しかもそのほぼ全てが源泉かけ流し！料金は300円～350円。 山形はもっと温泉が有名になっていいと思うくらい、泉質も豊富で素晴らしかったです！（山形市・40代）

近隣の市町村を含めて温泉地があちこちにあり、毎週末温泉巡りで癒されました。（米沢市・30代）

エリアごとの暮らしの違いとおすすめの自治体

広い面積を持つ山形県は、色々な特色を持った自治体があります。地域による違いや実際に暮らす人の声、おすすめの自治体を紹介します。

都市部へのアクセスがよく便利！二地域居住やリモートワークにもおすすめのエリア

東京と山形県の新庄市を結ぶ山形新幹線の停車駅やその周辺地域、また高速道路に近いエリアは、県内の主要都市や、首都圏・仙台へのアクセスが良く利便性バツグン！空港に近いエリアも便利です。大自然に囲まれながらもある程度は便利な暮らしをしたい方や、時々出社をするリモートワークや二地域居住をしたい方にも最適です。

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いい感じに山などがあり食べたことがない商品や体験もでき治安も良い。スーパーやホームセンターなどが近くて生活にも便利でした。（天童市・40代）

宮城県の仙台市にも東北自動車道、山形自動車道で1時間半ぐらいで移動できいろいろと観光にも行けます。（寒河江市・20代）

子連れ移住にぴったり！子育て支援が手厚い自治体

山形県には、全国共通の支援にプラスアルファの上乗がある自治体や、独自の教育、子育て相談窓口の設置など、子育てファミリーに向けた支援が手厚い自治体が多数あります。豊かな自然に囲まれ、おいしい食材もたっぷりの子育てにぴったりの環境が整う山形県。子連れ移住を検討する方にとくにおすすめの自治体はこちらです。

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子育て支援制度が整っていて子供たちを育てやすい環境があるところがいい。（山形市・30代）

車を走らせると子供を遊ばせる施設が多く、近所の公園も広いのでのびのびと遊ばせることができる。（山形市・30代）

新しいことにチャレンジしたい方に！移住者への就労・就農支援が充実している自治体

移住者向けの就労や就農支援が充実していおり、移住を機に新しい仕事や農業などにチャレンジしたいと考えている方にぴったりな自治体もあります。

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失敗しないために！山形県に移住するなら知っておきたいポイント

山形県で暮らした経験のある人からに「ここは予想外だった」「実際住んでみると違った」という本音も聞いてみました。

多くの方が、山形暮らしの残念ポイントとしてあげたのは「天候や気候」のことでした。中でも特に冬場の雪についての声が多数。

雪が少ないと聞いていましたが思ったよりすごかった。雪が積もったとき会社が始まる前に駐車場を雪かきしないといけないのでとても嫌でした。（天童市・40代）

冬は寒波が来ると風が強く吹雪くのでホワイトアウトに見舞われることが多い。雪道の運転に慣れが必要。雪が降ると除雪に体力と時間が必要になってくる。山に囲まれており、海沿いで風も強いため、花粉も多いと思う。（酒田市・20代）

また、交通の不便さを指摘する方も。

不便な事は交通の便が悪いことです。 電車は基本的に1時間に1本しか走らず、乗り過ごすと1時間待つ必要があります。 米沢市は自家用車が無いと買い物や通院等の生活を営む上でに不便な場所です。（米沢市・20代）

近くの買い出しでも車が必要でした。基本的には、1人に1台の車が必要だと思います。（寒河江市・20代）

山形暮らしの残念なポイント、ワースト3はこのような結果になりました。

山形県はここが残念！ワースト3

• 1位：天候・気候が悪く暮らしにくい
• 2位：交通の便が悪い
• 3位：遊ぶスポットがない

これから山形に移住する方にむけて、こんなメッセージもいただきました。

レジャー、スポーツ、ゆっくり暮らしたい方には最高な土地だと思います。土地も安いので家も建てやすい。仙台などへの交通の便も良いので、雪さえ乗り切れば楽しく過ごせるかなと思います。（川西市・20代）

不便なところはありますが、それ以上においしい食べ物、行事、自然などたくさんの魅力があります。地域の方々は温かい方が多いので助けてほしい時は助けてもらい、逆に助けられる時は助けてあげてください。協力するのを大切にして住んでみてください。（山形市・10代）

山形県の移住支援について

山形県に移住する際に活用できる自治体が行なっている移住支援の情報です。

山形県が行なっている移住支援

山形県内の自治体が行なっている移住支援

各市町村でも移住支援をおこなっています。内容には随時変更があることと、山形県全体に数多くの支援内容があるため、ご自身で興味のある自治体を調べられるよう、公式ページへのリンクをまとめました。