山形県酒田市への移住の魅力!自然豊かな暮らしと充実した支援制度
この記事では、地方への移住を検討している方に向けて、山形県酒田市の特徴や生活情報を紹介していきます。
酒田市は海や山、川、島、砂丘、滝などさまざまな自然を堪能できるまちです。自然環境を生かした美味しい野菜や果物、魚が豊富で、料理が楽しくなるような魅力的な食材がたくさんあります。
「日本一女性が働きやすいまち」を目指して様々な取り組みをしていたり、子育てしやすい環境や起業する人の支援制度を整えるなど、充実した制度も魅力的な街です。
そんな酒田市で生活する魅力をはじめ、移住支援に関する情報や、お試し移住をしてみる方法まで、市役所の方に伺ったお話とあわせて、詳しく解説していきます。
山形県酒田市の魅力的な暮らし:3つの特徴
酒田市は山形県の北西部、最上川の河口部に位置しており、魚介や野菜、果物など多くの新鮮な食材が揃うまちです。
そんな酒田市の魅力を3つ紹介します。
- 魅力1:多彩な自然環境を満喫できる酒田市の暮らし
- 魅力2:充実した就労支援と起業サポート
- 魅力3:豊かな自然が育む多彩な食材の宝庫
それでは、ひとつひとつ見ていきましょう!
魅力1:多彩な自然環境を満喫できる酒田市の暮らし
酒田市には海や山、川、平野、島、池、滝、砂丘まで、様々な自然があります。そんな酒田市の魅力的な自然の一部を紹介していきます!
酒田市のシンボル:雄大な鳥海山と玉簾の滝
山形県と秋田県の県境に位置している鳥海山(ちょうかいざん)は、古くから守り神として、周辺の住民から崇められてきました。富士山に似た山容と、昔のこの地域の呼び名から「出羽富士」とも呼ばれています。
晴れた日には、綺麗な鳥海山の姿に「日頃の疲れが癒される」という住民も少なくないようです。
鳥海山の麓(ふもと)にある「玉簾(たますだれ)の滝」は、およそ1200年前に神のお告げにより発見された、と言われています。
鳥海山や玉簾の滝は、四季によって移り変わる自然の美しさを感じさせてくれる観光名所となっています。また、玉簾の滝は冬になると雪景色の中で凍りつき、圧巻な姿を見ることができます。
▲(左)秋の玉簾の滝(右)凍りついた冬の玉簾の滝
鳥海山では、登山や「スノーハイク」という短いスキー板を履いて歩いたり滑ったりする「雪道ハイキング」などを楽しむことができます。
酒田市の食文化を支える最上川
酒田市には、松尾芭蕉の「五月雨を 集めてはやし 最上川」という句でも有名な最上川が流れています。最上川は山形県で一番大きな川で、酒田市は、川から海に流れ込む河口周辺に位置しています。
最上川によって水が豊富に運ばれており、酒田市ではお米をはじめ、多くの農産物が育てられています。
夏になると最上川の河川敷から約1万2千発もの花火が打ち上げられます。最上川の広さを活かした、展開幅2kmもの大パノラマの花火には圧倒されますよ!
自然豊かな山形県唯一の離島「飛島」
酒田港から約1時間15分の場所に位置する「飛島」は、県内で唯一の離島です。島全体が国定公園に指定されており、多くの自然が残されています。
島にはスーパーや信号がなく、自然や生き物本来の姿を見ることができます。飛島では、そんな本来の自然の中で、ウォーキングやバードウォッチング、釣り、海水浴などで、存分に楽しむことができます。
季節により異なる約300種もの鳥を見ることができることから、バードウォッチャーから非常に高い人気を博しています。春と秋には渡り鳥の姿を見ることもできます。
▲飛島の鼻戸崎展望台からは鳥海山を望むこともできます
島にある飛島海水浴場は入り江になっており、波は穏やかで、透明度が高いのが特徴です。
魚などの生き物もたくさん生息しており、魚と一緒に泳ぐこともできるのが魅力です。平日は利用者が少ないので、ほぼプライベートビーチのように楽しむことができる穴場スポットです。
魅力2:充実した就労支援と起業サポート
酒田市は「日本一女性が働きやすいまち」を目指す宣言しており、さまざまな取り組みがされています。
多くの企業に、以下のような取り組みの協力を求め、実施している会社もたくさんあるようです。
- 育児・介護等を行う労働者の継続就労を支援
- 家事・育児・介護などへの男性の参画の促進
- 管理職などへの女性の登用の促進
このように、酒田市では、保育や介護のサービスを充実させたり、子育てや介護の相談事業の充実を図るなど、「日本一女性が働きやすいまち」の実現を目指しています。
さらに、就労支援にも力を入れており、市には専門の職員が配備されています。
▲専門職員にマンツーマンで相談に乗ってもらえます
酒田市ではハローワークでの求人紹介以外にも、市が独自で企業と求職者を仲介する事業も行っています。詳しくは下記のホームページをご覧ください。
酒田市では月に2回ほど求人情報が配信されるメールマガジンも用意されています。県外に住んでいても定期的に求人をチェックできるので、酒田市への移住を検討されている方は登録してみてください。
希望する求人が定まってきたら、専門職員が企業見学から応募まで企業側との調整を行います。まずはお気軽にご相談ください。
起業支援:充実した補助金制度と相談サービス
酒田市では、これから創業したい人への支援も充実しています。
支援制度 | 内容 |
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開業支援補助金 | 酒田市で創業する方に対して、開業に必要な経費の1/2(上限50万円)を補助する。 |
酒田市ではこれから創業する方に対して、事務所の整備や備品の購入、広告宣伝費、コンサルタント料など、起業の準備にかかる費用の一部を助成してもらえます。移住の際に起業しようと考えている方にとってはありがたい支援ですよね。
こちらの補助金のについて詳しい内容は、下記のホームページからご確認ください。
また、酒田市の産業振興まちづくりセンター「サンロク」は、創業に関する様々な相談の窓口になっています。新規プロジェクトに関する相談や創業・経営に関するセミナーの開催、補助金情報の提供など、いろいろな面で創業する人たちをサポートしてくれます。
サンロクはコワーキングスペースとしても利用できるので、テレワークやフリーランスの方にも、仕事を集中して取り組みやすい環境が整っています。サンロクでの支援やコワーキングスペースについては下記のホームページで詳しくご覧いただけます。
新規就農者向け:手厚い資金援助と技術サポート
酒田市では新しく農業を始める人への支援制度も充実しています。
▼就農に関する支援制度
農業次世代人材投資資金 | 内容 |
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経営発展支援事業 | 新規就農のために機械や施設などに導入する資金を支援する。 (上限1,000万円) |
経営開始資金 | 新規就農者に対して、経営が安定するまでの初期段階に資金面の補助する。 12.5万円/月×最長3年間 |
就農準備資金 | 新規就農のための研修期間をサポートする資金面の補助する。 12.5万円/月×最長2年間 |
雇用就農資金 | 雇用するために技術習得させる期間の資金面での補助する。 最大60万円/年×最長4年間 |
酒田市では新たに農業を始めたい方に対して、トラクターや耕運機などの機械や、獣避けの柵、ビニールハウス、肥料、堆肥などの農資材を購入するための資金援助を受けることができます。
農業を始めようとする場合、初期段階は研修や機材の購入、農地の準備など、費用がどんどん増えていきます。始めてすぐは思ったように作物が育たないことも多いので、収入が不安定になりがちです。
「経営開始資金」や「就農準備資金」を活用すれば、その期間に資金面でサポートしてもらえるので、心強いですよね。これらの支援について詳しい内容は下記をご覧ください。
魅力3:豊かな自然が育む多彩な食材の宝庫
酒田市では「食べ物がなんでも美味しい!」と評判で、豊かな自然環境を活かして、さまざまな農作物が育てられています。
最上川の豊富な水量や、昼と夜の寒暖差を活かしたお米をはじめ、春には山菜やたけのこにいちご、夏はイカや岩牡蠣、メロン、秋には柿や梨、冬には鱈など様々です。野菜だけでなく、山菜や果物、魚介類まで、色とりどりの食材が採れます。
冬になると海から強い季節風が吹き込むこの地域では、風に巻き上げられた砂が長い年月をかけて、海岸沿いに砂丘が形成されました。約300年前に防風林としてクロマツが植林され、酒田のまちと農作物を守ってきました。
そんな酒田市の砂丘では、その地を生かして、メロンやスイカ、大根など、さまざまな野菜が作られています。酒田市では、ここだから作れるオンリーワンな野菜をいただくことができます。
近年は輸送技術の発達で、全国どこにいても美味しい食材が手に入れられるようになりました。ですが、ほとんどの野菜や食べ物は輸送から店頭に並ぶ時間を考慮して、完熟前の未成熟な状態で収穫されています。
酒田市で地産地消する食材は、完熟に近い状態で収穫できるうえに、自然環境を生かした栽培をしています。住民の方々が口を揃えて「酒田市の食材は美味しい」と太鼓判を押すのは、そういう理由なのかもしれないですね。
酒田市での生活:交通・仕事・住まい・子育て環境
ここからは、酒田市への移住を考えた場合に必要になる生活に関する情報を、いろいろなデータをもとに紹介します。
気候 | 酒田市 | 東京(新宿) |
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平均気温 | 8月:25.5度 1月:1.9度 |
8月:26.9度 1月:5.4度 |
年間降水量 | 約2,000mm | 約1,600mm |
酒田市の旧八幡町は特別豪雪地帯、それ以外は豪雪地帯に指定されています。ただ、冬は季節風が強く吹く影響で、平野部(市街地のあたり)は他の日本海沿いの豪雪地帯と比べると、雪は少なく、雪かきは1シーズンに10日ほどで済むことが多いようです。
人口 | 約98,000人 |
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病院 | 総合病院が5軒、一般診療科95軒、歯科医院44軒、助産所2軒 |
学校 | 大学1校、職業能力開発短期大学校1校、専修学校2校、高校5校、中学校8校、小学校24校 |
文化・芸術 | 酒田まつり 酒田日和山桜まつり 舞鶴公園桜まつり さかた夏の縁日まつり(旧酒田港まつり・甚句流し) 酒田花火ショー 神楽舞 酒田日本海寒鱈まつり 酒田酒まつり 酒田日和山公園桜まつり 酒田のラーメンexpo 酒田市美術館 本間美術館 土門拳記念館 舞娘茶屋相馬樓・竹久夢二美術館 |
食べ物 | 米 酒田ラーメン メロン 梨 いちご 山菜 ズワイガニ 食用菊 イカ 岩牡蠣 鱈 日本酒・焼酎 |
レジャー | 宮海海水浴場 十里塚海水浴場 飛島海水浴場 飛島 庄内砂丘 玉簾の滝 さかた海鮮市場 スワンパーク(最上川下流緑地) ゴルフパーク酒田 平田B&G海洋センター スワンスケートリンク |
酒田市には、日用品の買い物や病院、学校など、生活に必要な施設は揃っています。市街地にはイオンなどのショッピング施設もあるので、買い物には困らなさそうです。
医療環境は、市内にドクターヘリが着陸できる大きな総合病院があり、時間外診療も受け付けています。
酒田市の主要駅である酒田駅の北西には、野球場やテニスコート・プール・陸上競技場などがある「光ヶ丘公園」という大きな公園や、酒田市の桜の名所でまちのシンボルにもなっている「日和山公園」など、思いっきり遊べる公園がたくさんあります。
▲日和山公園。春には桜まつりが開催されます。また夕方には日本海に沈む夕日が一望できます。
また、酒田市で毎年5月に開催される「酒田まつり」も必見ですよ。1609(慶長14)年から一度も休むことなく続いている、伝統的な祭りです。
▲酒田まつりの様子。酒田市で一番大きなお祭りで、まち全体がお祭りの雰囲気に包まれます。
交通事情:市街地の利便性と車の必要性
次に酒田市の交通に関する情報を紹介します。
交通 | 【電車】 JR東日本羽越本線(主要駅「酒田駅」) 【飛行機】 庄内空港(酒田駅から車で約20分) |
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近隣都市 | 遊佐町 庄内町 三川町 鶴岡市 |
大都市へのアクセス | 【飛行機】 東京:庄内空港から羽田空港まで約1時間 【電車】 東京:酒田駅から東京駅まで約4時間(新幹線経由) 大阪:酒田駅から大阪駅まで約8時間(新幹線経由) 【高速バス】 東京まで約8時間 仙台まで約3時間 山形まで約2時間30分 |
秋田方面への電車はおよそ1時間に1本、新潟方面へは1時間に2本ほど運行しています。
市街地であれば、車がなくても、バスや自転車で生活できます。市街地は平野なので、自転車移動でもそこまで苦にはならなさそうです。とはいえ、やはり車はあったほうが便利です。山間部に移住する場合は、バスが運行していない場所もあるので、車はできればあった方が良いでしょう。
また、市内には庄内空港があり、酒田駅から庄内空港までは車で約20分と、近すぎず、遠すぎない、ちょうどいい場所に位置しています。庄内空港では、羽田空港への飛行機が1日に約4便ずつ発着しており、朝一の便なら朝8時ごろには羽田空港に到着します。
フライト時間は1時間ほどなので、基本はテレワークで月に数回だけ東京に出社する、という働き方もできるのではないでしょうか。
就労環境:豊富な求人と充実した就職支援サービス
ここでは、酒田市の仕事に関する情報を紹介します。まずは、仕事選びの参考になる、酒田市の平均世帯年収から見てみましょう。
▼酒田市の世帯平均年収
世帯平均年収 | 約480万円 |
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(2022年11月現在 縁結び大学調べ)
2人以上の世帯における平均年収なので、家族で移住する場合には、世帯あわせてこのくらいの年収を目指すと良いかもしれません。求人を選ぶときや、生活費を計算するときの参考にしてみてください。
▼酒田市と周辺の求人数
求人数 | |
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酒田市 | 約3,900件 |
酒田市から30分圏内 | 約4,200件 |
(2022年11月現在 縁結び大学調べ)
酒田市の海沿いには火力発電所や大手企業の工場があります。そのこともあり、製造業などの二次産業の求人が多い印象です。酒田市には、仕事を選ばなければ十分な数の求人の募集があります。
先程の「酒田市の魅力2」でも紹介していますが、酒田市ではハローワーク以外にも求人を紹介しているサービスがあります。詳しくは下記のホームページをご覧ください。
月に2回ほど求人情報が配信されるメールマガジンは、下記のホームページから登録できますので、移住を検討している方は活用してみてください。
住宅事情:子育て世帯に優しい住宅支援制度
ここからは酒田市の住まいに関する情報を紹介します。まずは、どのくらいの物件数があるか見てみましょう。
▼賃貸物件と売買物件の件数
賃貸物件 | 約120軒 |
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売買物件(空き家バンク) | 5軒 |
(2022年11月現在 縁結び大学調べ)
酒田市の空き家情報サイトでは、物件が100万円台から掲載されています。リサーチした2022年11月時点では、比較的入手しやすい価格の物件が多いようです。
物件の種類などはタイミングによって異なるので、移住を検討している方は下記のホームページから最新情報をご確認ください。
▼賃貸物件の家賃相場
1R | 3.8万円 |
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1K-1DK | 3.7万円 |
1LDK-2DK | 4.3万円 |
2LDK-3DK | 6.1万円 |
3LDK-4DK | 6.6万円 |
(2022年11月現在 縁結び大学調べ)
山形県全体と比べると、酒田市の家賃相場ではおおよそ5千円ほど安く借りられます。単身向けの物件では3万円台、家族向けの物件では6万円台が相場のようです。
▼酒田市の住まいに関する支援制度
支援制度 | 内容 |
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移住定住者住宅支援費補助金 | 中古住宅・空き家の購入や改修などにかかる費用を最大45万円補助(世帯構成によって上限引き上げあり) |
この支援制度は、中古住宅・空き家購入のみの場合や賃貸空き家の改修でも対象になる場合があります。中学生以下の子どもがいる世帯では、補助額が加算されます。詳しい支給条件や補助額は下記のホームページをご覧ください。
子育て環境:充実した支援制度と教育の取り組み
酒田市は子育て環境の整備にも力を入れています。
酒田市では、子どもの医療費は中学校卒業まで、自己負担なく治療を受けられます。
また、子育て世代包括支援センター「ぎゅっと」では、子育てに関する相談をできる総合窓口が用意されています。移住すると、頼れる人が身近にいない方も多いので、心強いですよね。
他にもいろいろな取り組みがされているので、一部紹介します。
子育て支援センター:仲間づくりと相談サービス
酒田市には5ヶ所の子育て支援センターがあります。子育て支援センターには子どものおもちゃがたくさん置いてあり、就学前までの子どもと保護者が一緒に遊ぶことができます。
子どもを好きなように遊ばせてあげられたり、ママパパ仲間を作ったり、子育て支援センターの保育士さんに子育てについて相談することもできます。
酒田市には公園も子育て支援センターもたくさんあるので、「晴れた日は公園で遊んで、雨の日には室内で遊べる子育て支援センターに行く」なんて利用の仕方もいいですよね。
ファミリー・サポート・センター:柔軟な一時預かりサービス
酒田市では「ファミリー・サポート・センター」という子どもの一時預かりサービスを実施しています。
生後2ヶ月から小学6年生までの子どもが対象で、市内の子育て経験が豊富な協力会員さんに、一時預かりをお願いできるサービスです。1時間500円からと、気軽に利用することができます。
例えば、以下のような「ちょっと子どもを見てほしい」を叶えてくれるサービスです。
- 仕事が忙しくて保育園へのお迎えに間に合わないので迎えに行ってほしい
- 仕事と重なる習い事の送り迎えをしてほしい
- ちょっと髪を切りに行きたい
- 気分転換に映画を見たい
身近に信頼できる親戚や知人ができたかのような安心感が得られるサービスですよね。
近年では病院の面会やイベント事など、人数を制限されることが多いので、そんな時にも、ちょっと子どもを見ててもらえるのは助かりますよね。
小中一貫教育:9年間を見据えた特色ある学校教育
酒田市では、中学校区ごとに目指す子ども像を共有するとともに、系統性・一貫性のある9年間の教育課程を実施する取り組みを行っています。
小学校の6年間、中学校の3年間では難しかった学校教育の課題を「9年」という大きな枠組みで、課題を共有しあって解決していくことが、この取り組みの狙いです。
次のような姿を目指して取り組んでいるそうですよ。
生徒指導の観点
- 子どもの良さを認め自己肯定感を高める
- お互いを尊重し高めあえる集団づくり
- 管理型を脱却し、主体性を育む指導改善
- より豊かな社会性を育成
学習指導の観点
- 学ぶことが好きな子どもを増やす
- 学習検査などで全ての強化で改善を図る
- よりよく学びあえる学習集団づくり
- それぞれの資質・能力を十分に伸ばす
小学校から中学校へ上がる大きな節目に、先生の間でしっかりと情報共有されて、子どもたちを指導してくれるのは、親としてもありがたいですよね。
酒田市移住者の声:実際の暮らしと感想
実際に酒田市に移住された方の声を紹介します。
- 地元の食材が美味しく、ご飯屋さんも美味しいお店が多い
- 買い物に不便がない。一人暮らしでもスーパーや飲食店が多くて暮らしやすい
- 空気が澄んでいて気持ちがいい
酒田市の公式サイトでは、多くの移住者の方の声が紹介されています。酒田市へ移住してみたくなるような、ワクワクする話がいっぱい紹介されているので、ぜひ見てみてください。
ちなみに、酒田市ではラーメンが市民から非常に愛されているようです。市内にはラーメン屋さんがたくさんあり、ご飯を食べに行く際には「どこのラーメン屋さん行く?」という会話があるほど、美味しいラーメン屋さんが多く、酒田市の文化に溶け込んでいます。
酒田市に訪れた際には一度はラーメンを食べておきたいですね。
▲「酒田のラーメン」と呼ばれており、トビウオなどの魚介の出汁をベースに作ったあっさり醤油ラーメン。
酒田市への移住プロセス:イベント参加からお試し移住まで
ここからは実際に酒田市に移住したい方へ、具体的な移住までのステップを紹介します。
ステップ1:移住イベントで酒田市の魅力を知る
酒田市は、東京などの中心都市で開催される「移住促進イベント」に多々、出展されています。まずは近くで行われているイベントに参加して、酒田市について話を聞いてみましょう。
「酒田市ってどんなまちなの?」「移住者向けの支援は?」「どんな仕事がある?」など、移住に関するいろいろな話を直接聞くことができます。
イベントへの出展情報は、下記のホームページに記載されていますので、近くで開催されるイベントがあれば行ってみてください。オンラインで参加できるイベントもありますよ!
また、酒田市の先輩移住者が主体となった交流イベントも行われています。酒田市の移住者や移住希望者の交流・仲間づくりを目的としたイベントです。
みんなで山形名物の芋煮会をしたり、バーベキューをしたり、雪かきボランティアをするイベントを開催しているようで、毎回数十人規模の参加者がいるようです。
実際の移住者に酒田市のリアルな暮らしを聞ける貴重な機会で、移住後の仲間をつくるチャンスです。酒田市への移住を考えている方はぜひ参加してみてください。
ステップ2:無料お試し住宅で酒田市の暮らしを体験
イベントに参加して酒田市への興味が深まったら、実際に酒田市での暮らしを体験してみましょう。酒田市では無料で宿泊できるお試し住宅が用意されています。
▲酒田市の移住お試し住宅の外観
最長で7泊8日の利用ができ、徒歩5分圏内にスーパーやホームセンター、コンビニがあるので、お試しするには便利な環境です。
テレビや電子レンジ、食器、洗濯機など、最低限必要なものは用意されているので、少ない持ち物で利用可能です。衛生面の観点で布団などの寝具がないため、ご持参いただくか、レンタル事業者をご利用ください。
▲利用者からは譲ってほしいとの声をいただくことがあるそうです
滞在中は、酒田市への移住相談ができる時間が設けられていますので、体験中に気になったことを相談してみるといいかもしれませんね。
また、小学生以下のお子さんがいる家庭に対しては、お試し住宅を利用する際の交通費を上限8万円まで助成する制度があります。子どもがいる家庭ならほとんどお金がかからずに、お試し移住ができてしまうので、移住を検討している方はぜひご活用ください。
今回インタビューした市の担当者の方のお話では、「やはり寒さが厳しい地域なので、せっかくなら冬の暮らしを体験してみるのがいいかも」とのことでした。
お試し住宅や交通費の支援について、詳しい内容は下記のホームページをご覧ください。
お試し滞在中はまちの暮らしを体験するのと同時に、空き家見学や求人情報をチェックしておくと、その後の移住がスムーズに進みますよ。
酒田市移住相談:問い合わせ先と連絡方法
もし酒田市への移住に関してわからないことがある方は、こちらへお問い合わせください。
担当課 |
酒田市役所地域創生部地域共生課 移住相談総合窓口 (令和6年4月1日~) |
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住所 |
〒998-0044 (令和6年4月1日~) |
電話 | 0234-26-5768(令和6年4月1日以降も電話番号に変更はなし) |
FAX |
0234-26-5617 (令和6年4月1日~) |
Eメール |
(令和6年4月1日~)iju@city.sakata.lg.jp |
公式サイト | https://sakata-iju.jp/ |