浮世絵の世界に浸る!静岡市東海道広重美術館と由比の名所を巡るロマンチックデート

この記事では、静岡県静岡市由比にある「静岡市東海道広重美術館」を中心に、江戸時代の面影が残る公園や由比名物の桜えび料理、薩埵峠(さったとうげ)からの絶景を楽しむデートプランを紹介します。

静岡市東海道広重美術館には、歌川広重の東海道五十三次をはじめ、約1,400点もの浮世絵が収蔵されています。版画摺り体験コーナーでは実際に作品を作ることもでき、2人で一緒に体験すれば楽しい思い出作りになるでしょう。

美術鑑賞のあとは、広々とした公園をゆっくり散策し、駿河湾でしか獲れない新鮮な桜えび料理を味わったり、富士山の絶景を楽しんだりしましょう。

今回は、江戸時代の浮世絵や郷土料理を堪能し、自然に癒されながら歴史を感じるデートプランをご紹介します。

こんなカップルにおすすめ!
向いてる年代:20歳以上
おすすめカップル:歴史やアートに興味があるカップル、浮世絵版画を体験してみたいカップル
どんなデート?:歴史を感じながらゆったり過ごすデート
目安時間:半日〜1日
目安予算:2人で6000円

概要:浮世絵と由比の魅力を堪能する歴史デートプラン

今回メインで紹介する静岡市東海道広重美術館は、江戸時代の浮世絵などの版画を展示している美術館です。そこで、周辺施設をめぐって江戸時代の歴史を感じ、地元の料理や景色を楽しむデートプランを考えました。

10:00 静岡市東海道広重美術館を見学する
12:00 井筒屋で由比名物の桜えび料理を堪能する
13:30 由比本陣公園を散策しながら語り合う
14:00 東海道由比宿交流館を見学する
15:00 NEWS by 河西新聞店でお茶をする
16:00 薩埵峠(さった峠)で富士山の絶景を楽しむ

まずは「静岡市東海道広重美術館」で、歌川広重の描いた浮世絵作品などを鑑賞します。江戸時代の風景や人々の暮らしを描いた作品を通じて、当時の文化に触れることができます。その後、近くにある「井筒屋」で、由比港で水揚げされる新鮮な桜えびを使った料理を堪能しましょう。

ランチの後は江戸時代の面影が残る「由比本陣公園」を散策し、「東海道由比宿交流館」を見学します。本陣は江戸時代の宿場町で大名や公家が宿泊した施設で、当時の雰囲気を感じることができます。休憩所やテラスもあるので、2人でゆっくり語り合いながら歴史に思いを馳せるのもいいですね。

その後、車で20分ほどの「薩埵峠」へ向かいます。途中のカフェ「NEWS by 河西新聞店」でお茶休憩をして、薩埵峠で駿河湾や富士山の絶景を思う存分楽しみましょう。晴れた日には、東海道の景色と富士山のコントラストが美しく、2人の思い出に残る景色となるでしょう。

ここからは、そんなデートプランのメインとなる静岡市東海道広重美術館について、詳しく紹介していきます。

浮世絵の魅力を体感!「静岡市東海道広重美術館」の見どころ

静岡市東海道広重美術館の大展示場
▲静岡市東海道広重美術館の大展示場

浮世絵師の歌川広重の名前を冠した「静岡市東海道広重美術館」は、1994年に静岡県の由比本陣公園内にオープンしました。歌川広重をはじめとする浮世絵作品を中心に展示しており、来館者は浮世絵の奥深い魅力を堪能することができます。

当館では、ギャラリートークや講演会などを通して、浮世絵や江戸文化への理解を深める機会を提供しています。毎月展示を変更し、さまざまな角度から浮世絵の魅力を紹介しています。また、浮世絵だけでなく、江戸時代の生活や文化を紹介する展示も行っており、楽しみながら歴史を学ぶことができます。

来館者が浮世絵を実際に体験できる版画摺り体験コーナーも設置しています。カップルで一緒に版画摺り体験をして思い出の作品を作ったり、美術館の庭園を散策したりすることで、江戸時代の日本の雰囲気を感じながら充実した1日を過ごせます。歴史に興味のあるカップルや、新しい体験を求めるカップルにとって、理想的なデートスポットとなっています。

今回は「静岡市東海道広重美術館」の学芸員・山口さんに、美術館の魅力や展示内容などについて詳しくお話を伺いました。

江戸の風景を今に伝える企画展と貴重な浮世絵コレクション

静岡市東海道広重美術館の小展示場
▲静岡市東海道広重美術館の小展示場

編集部

こちらの美術館は、江戸時代の浮世絵を中心に展示されているそうですね。浮世絵の実物を見るのは初めてで、今回の取材をとても楽しみにしていました。こちらにはどのような作品があるのでしょうか?

山口さん

江戸時代の浮世絵師・歌川広重の作品を中心とした浮世絵を約1,400点収蔵しています。

当館には広重の代表作『東海道五拾三次之内』や『名所江戸百景』が全点揃っている他、世界に数点しか残っていない『木曽海道六拾九次之内 中津川』(雨の中津川)といった貴重な作品も収蔵しています。

また、当館では年5回の企画展を開催しています。浮世絵は作品保護の観点から約1ヶ月毎に全作品を入れ替えながら展示を行っています。そのため、何度来ても違う作品を楽しめますし、企画テーマによって様々な見方で作品を楽しめます

編集部

来るたびに違う作品に触れることができるのは、とても魅力的ですね。年5回の企画展は、どのようなテーマで開催されているのですか?

山口さん

企画展は『東海道五十三次』や『名所江戸百景』などの揃い物を中心に展示しています。

その他にも、城や寺社などをキーワードに旅や東海道を紹介する展示や、暦やなぞなぞ、広告やどうぶつをテーマに江戸時代のくらしや文化を紹介する展示など、様々な切り口で浮世絵作品を紹介する企画展を行っています。これらのテーマを通じて、江戸時代の人々の日常生活や価値観を知ることができます。

山口さん

浮世絵はその切り口によって様々な発見、楽しみ方ができますので、はじめての方でもリピーターの方でも、浮世絵の持つ奥深い魅力をお楽しみいただけると思います。色彩の美しさ、構図の面白さなど、見る人それぞれの視点で新しい発見があるでしょう。

浮世絵から読み解く江戸時代の暮らしと文化

浮世絵を解説する学芸員の山口さん

編集部

浮世絵の魅力はどんなところにあるのでしょうか?浮世絵の楽しみ方などがあれば、ぜひ教えてください。

山口さん

浮世絵は江戸時代の大衆向け印刷物です。そのため、江戸時代の人々の暮らしや流行、文化など、当時の人々が興味を持っていた様々なものが詳細に描かれています

当館の展示を通じて、現代では失われてしまったものや、形を変えながらも今日まで受け継がれているものなど、さまざまな角度から"江戸時代"を感じていただければと思います。

静岡市東海道広重美術館の常設展示場
▲静岡市東海道広重美術館の常設展示場

編集部

山口さんのおすすめの作品はありますか?

山口さん

私のおすすめ作品は『名所江戸百景 亀戸梅屋舗』です。この作品は、ゴッホが模写したことでも有名です。当館の所蔵品は保存状態が良く、背景の赤と緑が大胆に摺り分けられ、色鮮やかに残っています。

また、作品の各所に施された繊細なぼかし技法も見どころの一つです。ぜひ実物をご覧いただきたい作品です。

学芸員によるギャラリートークで深まる浮世絵の理解

編集部

企画展の他にも、何かイベントなどは開催されていますか?

山口さん

企画展ごとに学芸員が展示作品やそのテーマについて、展示作品を見ながら解説するギャラリートークを開催しています。これは来館者の方々に作品をより深く理解していただく機会となっています。また、企画展に合わせてワークショップや講演会なども開催することがあります。これらのイベントでは、浮世絵の技法を体験したり、専門家の話を聞いたりすることができます。

静岡市東海道広重美術館のギャラリートークの様子
▲ギャラリートークで解説中の山口さん

事前に当館のホームページをご確認いただければ、興味のあるテーマや気になる作品の展示に合わせてお越しいただけます。イベントの日程や内容も掲載していますので、ぜひチェックしてみてください。

>>静岡市東海道広重美術館のホームページはこちら

カップルで楽しむ!版画摺り体験で浮世絵アート制作

編集部

入り口に「版画摺り体験コーナー」がありましたが、こちらではどのような体験ができるのでしょうか?

山口さん

版画摺り体験コーナーでは、浮世絵版画の多色摺りを簡易的に楽しめます。自分の手で一色一色摺り重ねて作る版画摺り体験は思い出作りにも最適です。2枚1セット(300円)で2種類の版画を楽しむことができます。浮世絵の技法を体験しながら、オリジナルの作品を作ることができるのが魅力です。

静岡市東海道広重美術館の版画摺り体験コーナー
▲版画摺り体験で完成した作品

編集部

実際に浮世絵版画の作品を作ることができるのは、貴重な機会ですね。完成した作品を拝見すると、とても本格的な仕上がりで驚きます。カップルで一緒に体験すれば、素敵な思い出になりそうですね。

ミュージアムショップではオリジナルグッズを販売

編集部

浮世絵を楽しんだ後は、記念の品やお土産を購入したり、ゆっくりお茶をしたい人もいると思います。美術館内にミュージアムショップやレストランはありますか?

山口さん

レストランはありませんが、ミュージアムショップがございます。美術館の収蔵品を使ったポストカードやクリアファイル、手鏡などのオリジナル商品を豊富に取り揃えています。展示を見た後の思い出作りや、大切な方へのお土産として、ぜひお立ち寄りください。

静岡市東海道広重美術館のミュージアムショップ
▲ミュージアムショップで購入できるオリジナルグッズの一部

編集部

普段の生活で役立つクリアファイルや手鏡は、来館の記念やお土産にぴったりですね。ポストカードをお部屋に飾れば素敵なインテリアになりそうです。展示を見て心に残った作品のオリジナル商品があれば、家でも浮世絵の魅力を楽しめそうですね。

デートなら、敷地内にある本陣公園でゆっくり過ごそう!

編集部

館内で思い出の写真を撮影できるスポットや、カップルにおすすめの過ごし方はありますか?

山口さん

館内の展示室は撮影禁止ですが、エントランスホールにある版画摺り体験コーナーは撮影が可能です。また美術館のある本陣公園には芝生の庭があります。天気の良い日には美術館見学後に芝生の庭でゆっくりとした時間を過ごされるのもおすすめです。

版画摺り体験では、お二人でそれぞれ作品を制作し、出来上がりを見せ合うのも楽しいですし、協力して一つの作品を仕上げていくのも素敵な思い出になるでしょう。初心者の方でも気軽に楽しめる体験ですので、カップルで一緒に挑戦してみてはいかがでしょうか。

静岡市東海道広重美術館の口コミ評価

編集部

来館された方からは、どのようなお声をよく聞かれますか?

山口さん

「展示されている浮世絵はホンモノ?」という質問をよく頂きます。当館で展示している浮世絵は当時に摺られたホンモノです。

色鮮やかな摺り色や繊細で緻密な作品が江戸時代につくられ、現代にまで残っていることに皆さん驚かれています。例えば、江戸時代特有の赤や青の鮮やかさや、髪の毛一本一本まで表現された細密な描写に感動の声が上がることが多いです。

ネットでは「解説がわかりやすかった」「体験が楽しかった」との声が多数

静岡市東海道広重美術館の評判について、ネットでの口コミを調査しました。多くの来館者から好評を得ていることがわかりました。

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作品を紹介する映像や解説が丁寧でわかりやすく、浮世絵の魅力を深く理解することができました。
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浮世絵の多色刷りの体験が非常に楽しく、制作過程を実際に体験できたことで夢中になりました。
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学芸員の方の知識が豊富で、作品や時代背景に関する解説がとても素晴らしく、深い学びにつながりました。

多くの来館者が、浮世絵の説明がわかりやすく勉強になったと評価しています。また、歴史的な解説が興味深かったという意見も多く見られました。版画摺り体験については、楽しさと同時に意外な難しさを感じた人も多かったようです。これらの体験を通じて、浮世絵の奥深さや魅力を直接感じられる美術館だと評価されています。

静岡市東海道広重美術館からカップルへメッセージ

編集部

最後に、静岡市東海道広重美術館へ来館されるカップルへメッセージをお願いします。

山口さん

浮世絵は芸術作品として楽しむほかにも、そこに描かれた細かな部分に注目したり、シリーズを通して見たり、別の作品と比べてみることで様々な発見があります。

江戸時代には老若男女問わず、さまざまな人々が楽しんでいたものですので、どうぞお気軽に鑑賞していただければと思います。例えば、風景や人物の表現の違いを二人で話し合いながら楽しむのもおすすめです。

編集部

浮世絵を通して江戸時代の人々の暮らしや文化を読み取るという新しい楽しみ方を教えていただき、とても勉強になりました。本日は貴重なお話をお聞かせいただき、ありがとうございました。

静岡市東海道広重美術館の基本情報

住所 〒421-3103
静岡市清水区由比297-1
アクセス 【電車】
・東海道本線「由比駅」下車後、旧東海道を東へ直進、徒歩25分
(または「由比駅」からタクシーで5分)

【車】
・清水インターチェンジから約35分
・富士インターチェンジから約25分
営業時間 9:00~17:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日 毎週月曜日(祝日の場合は開館し、翌平日休館)
年末年始(12月28日〜1月4日)
駐車場 無料駐車場あり(21台)
入館料 ・一般:520円
・大学生、高校生:310円
・中学生、小学生:130円
・未就学児:無料
公式サイト https://tokaido-hiroshige.jp/

※最新の情報は公式ホームページ等でご確認をお願いいたします。
※記事中の金額はすべて税込表示です。

美術館周辺で楽しむ!由比のおすすめデートスポット

静岡市東海道広重美術館を楽しんだ後は、由比名物の桜えび料理を堪能し、周辺施設を散策してから薩埵峠で富士山を眺めるプランがおすすめです。

美術館近隣には、カップルのデートにぴったりな観光スポットがたくさんあります。絶品グルメと絶景を楽しみながら、二人で素敵な思い出を作ってください。

おすすめのデートスポット

桜えびを使った絶品グルメが楽しめる「井筒屋」

井筒屋は大正5年創業の老舗で、由比で最初に桜えび料理を提供し始めたお店です。サクサクとした食感とフワフワとした口当たりの桜えびのかき揚げが絶品です。人気メニューは駿河定食で、地元で獲れた新鮮なお刺身、桜えびのかき揚げ、桜えびの炊き込みご飯などが一度に楽しめます。

メニューは多彩で、天丼やざるそばなども提供しています。また、桜えびのかき揚げ単品や、水揚げ時期限定の生桜えびも味わえます。駿河湾で水揚げされた桜えびのみを使用した、こだわりの桜えび料理を堪能できる素敵なお店です。カップルで料理を分け合って食べるのも楽しい体験になるでしょう。

住所 〒421-3103
静岡県静岡市清水区由比314
電話番号 054-375-2039
営業時間 【昼】11:30〜14:00 
【夜】17:00〜19:00
定休日 月曜日(月曜日が祝日の場合は火曜日)
公式サイト http://sakuraebi-itutuya.com/

※最新の情報はホームページ等でご確認をお願いいたします。

江戸時代の面影が残る「由比本陣公園」

由比本陣公園の外観

由比本陣公園は、江戸時代に大名が宿泊した由比宿の本陣跡地に整備された公園です。静岡市東海道広重美術館と同じ敷地内にあり、江戸時代の面影が色濃く残る歴史的な空間となっています。

公園内には芝生広場や休憩所などが整備されており、カップルで散策しながらゆっくりと会話を楽しむことができます。日常の喧騒から離れ、広々とした自然に囲まれてリラックスできるでしょう。御幸亭は入館料が必要ですが、芝生広場や東海道由比宿交流館は無料で利用可能です。歴史と自然を感じながら、2人の時間を過ごすのに最適な場所です。

住所 〒421-3103
静岡県静岡市清水区由比297-1
電話番号 054-375-5166
営業時間 9:00~17:00
定休日 月曜日、年末年始(月曜日が祝日の場合は翌平日)
駐車場 普通車:21台
公式サイト https://yuihonjin.sakura.ne.jp/

※最新の情報はホームページ等でご確認をお願いいたします。
※記事中の金額はすべて税込表示です。

ユニークな展示や由比の名産品が人気の「東海道由比宿交流館」

東海道由比宿交流館は、カルチャー・観光・レスト・ショップの4つのエリアで構成されています。館内では、毎月趣向を凝らした絵画展や写真展などの展示が開催され、訪れる度に新しい発見があります。

特筆すべきは、地元の特産品である桜えびを題材にしたユニークな体験コーナーです。折り紙で桜えびを作るワークショップや、生きた桜えびの展示など、楽しみながら由比の文化に触れることができます。隣接する由比ふれあい商店街では、地元の名産品や銘菓を購入できるので、お土産選びにも最適です。施設内には休憩スペースも充実しており、広々としたテラスで静岡の穏やかな風景を眺めながらゆっくりと過ごすことができます。

住所 〒421-3103
静岡県静岡市清水区由比297-1
電話番号 054-375-5166
開館時間 9:00~17:00
休館日 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌平日)、年末年始
入館料 無料
公式サイト http://yuihonjin.sakura
.ne.jp/koryu.html

※最新の情報はホームページ等でご確認をお願いいたします。

澄んだ珈琲とこだわりのパンを味わえる「NEWS by 河西新聞店」

このお店は、雑味のない澄んだ美しい珈琲と、富士山溶岩窯で焼き上げたこだわりのパンが人気です。店内はこじんまりとしていて、入り口が可愛らしく、ちょっとした休憩にぴったりの雰囲気です。カップルで訪れる際は、お店の裏にあるベンチで並んで座り、食事をしながら由比の絶景を楽しむのがおすすめです。

こちらの特徴的なメニューは、クッキー生地で作った食べられる器にエスプレッソを入れて飲むというユニークなスタイルのエスプレッソです。エスプレッソを飲むにつれて、クッキーの甘さが徐々に加わり、味の変化を楽しめます。最後には、エスプレッソを飲み終わった後の器になっているクッキーも美味しくいただけます。

住所 〒421-3112
静岡県静岡市清水区由比寺尾63
電話 054-375-2507
営業時間 11:00~16:00
定休日 日、月、火曜日(日曜日はイベント出店などで出張販売あり)
アクセス ・JR由比駅から徒歩約5分
・東名清水I.Cから車で約10分
駐車場 無料駐車場あり(4台)
予約 予約可
テイクアウト 全品テイクアウト可
公式サイト https://www.instagram.com/
kawanishi.bread_coffee/

※最新の情報はホームページ等でご確認をお願いいたします。

富士山が望める絶景ポイント「薩埵峠」

薩埵峠から眺める富士山
引用:静岡市ホームページ

東海道一の絶景ともいわれる薩埵峠(さった峠)は、歌川広重の東海道五十三次に描かれていることでも有名です。昔は東海道の難所の一つとして知られており、東海道五十三次の絵には、斜面から今にも転落しそうな旅人の様子が描かれています。これにより、当時の峠越えがいかに危険で大変だったかが想像できます。

現在は薩埵峠のふもとに東海道本線や国道などが通っており、当時の険しい道のりとはだいぶ様子が変わっています。しかし、薩埵峠からは駿河湾や伊豆半島を一望でき、晴れた日には富士山を望める絶景ポイントとして今なお人気を集めています。ハイキングコースや展望台も整備されているので、カップルで心ゆくまで美しい景色を楽しむことができます。

住所 〒421-3115
静岡県静岡市清水区由比西倉澤
電話番号 054-221-1310
公式サイト https://www.city.shizuoka
.lg.jp/000_001369.html

※最新の情報はホームページ等でご確認をお願いいたします。

まとめ:浮世絵を楽しみながら江戸時代を感じよう

今回は、静岡市東海道広重美術館とその周辺を巡る1日デートプランをご紹介しました。

静岡市東海道広重美術館では、江戸時代の浮世絵の魅力を存分に味わうことができます。特に、2人で一緒に版画摺り体験をすれば、思い出深いデートになることでしょう。

江戸時代の日本の雰囲気を感じながら、普段とは一味違う文化的なデートを楽しんでみてはいかがでしょうか。きっと、お二人の関係をより深める素敵な一日になるはずです。