茅野市で自然を満喫!ビーナスライン・御射鹿池・北八ヶ岳ロープウェイを巡るデートコース

この記事では、ちの観光まちづくり推進機構における広報・WEB担当の田中さんにお聞きした情報をもとに作成した、茅野市の"映え"スポットを巡るデートプランをご紹介します。

長野県茅野市は、本州のほぼ中央に位置する「八ヶ岳」の西側の裾野に広がる、諏訪盆地の一角にあるまちです。八ヶ岳登山の玄関口であるほか、蓼科や白樺湖、車山といった高原を有するリゾート地でもあり、四季折々の絶景やレジャーを存分に堪能できますよ。

今回は茅野市内で特に人気の"映え"スポットを巡るデートコースを考えました。「自然豊かなロケーションでのんびりと過ごしたい」とお考えのカップルは、ぜひチェックしてみてくださいね。

茅野市の絶景スポットを巡る人気デートコース

今回は、茅野市の「蓼科エリア」にある"映え"スポットを車で巡るルートをご紹介します。

まずは、大人気のドライビングロードである「ビーナスライン」からスタートです。周辺に点在する観光スポットや絶景ポイントに寄り道をしながら、高原を駆け抜ける爽快なドライブを満喫しましょう。

次に、東山魁夷の絵画作品『緑響く』のモチーフとしても有名な「御射鹿池(みしゃかいけ)」へ。標高1,500mの山中にある風光明媚な池で、周囲のカラマツ林が逆さに映り込むフォトジェニックな光景を眺められます。

そのあとは「北八ヶ岳ロープウェイ」の山麓駅へ向かい、標高2,237mの山頂駅まで空中散歩を楽しみましょう。夏には緑豊かな山並みの景色、冬には美しい白銀世界といった四季折々の絶景を満喫できますよ。

ここからは、各スポットの特徴や映え写真の撮り方などを詳しくご紹介します!

おすすめ“映え”スポット1「ビーナスライン」

ビーナスラインの風景

ビーナスラインは、茅野市街地から美ヶ原高原までを結ぶ全長約77kmのドライビングロードです。八ヶ岳はもちろん富士山や南・中央・北アルプスといった雄大なパノラマを眺めながらのドライブは、ライダーや観光客に大人気ですよ。

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田中さん

ビーナスラインは「走ること」をとことん堪能できるルートなので、車でのデートにぴったりです。観光スポット・絶景スポットの各所に駐車場が整備されているため、随時休憩をしながらドライブを楽しんでくださいね。

ビーナスラインから望む蓼科山と白樺湖
▲ビーナスラインを辿って白樺湖へ向かうルートもおすすめです!

ビーナスラインで撮影する映えるドライブ写真のコツ

インスタグラムに投稿されているビーナスラインの写真
▲お天気が良ければ富士山を望む絶景を撮影できます!(引用:インスタグラム

インスタグラムで「ビーナスライン」と検索してみると、道なりに続く四季折々の美しい風景を撮影した写真がたくさんアップされていました。ビーナスラインを訪れた記念として、愛車も含むアングルで撮影するのもおすすめです。

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田中さん

映える写真を撮るなら、鮮やかな草原や高原植物の風景を楽しめる夏や、紅葉が綺麗な秋のシーズンが一押しです。

ビーナスライン沿いに咲くレンゲツツジ
▲6月中旬~7月初旬頃に見られる、オレンジ色の鮮やかな花びらが魅力の「レンゲツツジ」

ビーナスライン沿いに咲くニッコウキスゲ
▲6月下旬~7月下旬にかけては、「ニッコウキスゲ」の黄色いじゅうたんがビーナスラインを彩ります

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▲秋の夕方には、ススキが西日を浴びて光り輝く幻想的な光景も楽しめます

周辺の立ち寄りスポット:八ヶ岳総合博物館

次の目的地である「御射鹿池」までの道沿いには、茅野の自然や歴史、文化について楽しく学べる「八ヶ岳総合博物館」があります。茅野の地形的・地質的な特徴に触れられる資料の展示や、八ヶ岳の火山のジオラマや動物の剥製、伝統産業である寒天や信州のこぎりの解説コーナーなどが設けられています。

また、直径5メートルのエアドーム内で体験できるモバイルプラネタリウムもあり、星空空間のなかでロマンチックな時間を過ごせますよ。

公式:八ヶ岳総合博物館

ビーナスラインの基本情報・アクセス

住所 〒391-0001
長野県茅野市ちの
公式サイト https://www.venus-line.net/

おすすめ“映え”スポット2「御射鹿池」

紅葉シーズンの御射鹿池の風景

御射鹿池は、奥蓼科の八ヶ岳中信高原国定公園内にあるため池です。池沿いに生える木々が水面に映り込む様子は圧巻の美しさで、まるで絵本の中にいるかのような幻想的な風景を堪能できます。

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田中さん

周囲のカラマツ林は春には新緑、夏には深緑、秋には黄金色、冬には真っ白に変化するなど、訪れる季節によって異なる表情を楽しめます。なお、御射鹿池は湯みち街道沿いの歩道からの見学となり、池の畔までは降りられないためご注意ください。

夏の御射鹿池のリフレクション風景
▲夏には深緑のカラマツ林が湖面に移り、爽やかな世界が広がります

紅葉シーズンの御射鹿池のリフレクション風景
▲御射鹿池の紅葉は、10月下旬~11月初旬が見頃です

冬の御射鹿池のリフレクション風景
▲冬には雪化粧に覆われた木々の銀世界を堪能できます

御射鹿池のリフレクション撮影テクニック

インスタグラムに投稿されている御射鹿池の写真
▲運が良ければ、動物がひょこりと顔を出してくれるかも!?(引用:インスタグラム

御射鹿池を訪れたら、ぜひカラマツ林が湖面に写るリフレクションの絶景を写真に収めましょう。カメラやスマートフォンを地面スレスレに構えて、できるだけ低い位置から撮影するのがポイントです。

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田中さん

綺麗なリフレクションを眺められるのは早朝から午前中の時間帯で、黄葉の時期であれば西日の当たる15:00過ぎもおすすめです。

周辺のおすすめランチスポット:信州手打ちそば工房 遊楽庵

御射鹿池にて撮影を楽しんだ後は、車で10分ほどのところにある「信州手打ちそば工房 遊楽庵」でおそばランチを堪能されてはいかがでしょうか。国産玄蕎麦と横谷峡の天然の湧き水のみを用いた、素材のうまみあふれる「石臼挽き十割そば」を味わえます。

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田中さん

事前に予約をしておけば、蕎麦打ち体験も楽しめますよ。近隣には横谷渓谷の大自然を眺めながら日帰り入浴を満喫できる「横谷温泉旅館」もあるので、ぜひあわせてチェックしてみてくださいね。

公式:信州手打ちそば工房 遊楽庵
公式:横谷温泉旅館

御射鹿池の基本情報・アクセス

住所 〒391-0213
長野県茅野市豊平奥蓼科
電話番号 0266-73-8550(茅野市観光案内所)
アクセス 【車の場合】
・諏訪ICから車で約35分
・諏訪南ICから車で約30分

【電車の場合】
・JR茅野駅から奥蓼科・渋の湯行バスで約50分、明治温泉入口バス停下車、徒歩1分
※土日祭日及び7/29~8/27のみ運行
公式サイト https://navi.chinotabi.jp/spot/3076/

おすすめ“映え”スポット3「北八ヶ岳ロープウェイ」

北八ヶ岳ロープウェイの風景
(引用:茅野観光ナビ)

北八ヶ岳ロープウェイは、北八ヶ岳連峰の北横岳(きたよこだけ)と縞枯山(しまがれやま)の間を通る100人乗りのロープウェイです。標高1,771mの場所にある「山麓駅」から標高2,237mの「山頂駅」まで、約7分間の空中散歩を楽しめます

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田中さん

ロープウェイは通年営業しており、春には桜や水仙、夏には緑の大自然やひまわり、秋には赤や黄色に染まる山々、冬は大パノラマの雪景色を楽しめます。

北八ヶ岳ロープウェイで撮影する絶景写真のポイント

インスタグラムに投稿されている北八ヶ岳ロープウェイの写真
▲ロープウェイをバックに撮影するのも良い記念になります!(引用:インスタグラム

北八ヶ岳ロープウェイに乗車したら、ぜひ車窓から望む三大アルプス(南アルプス・中央アルプス・北アルプス)の絶景を撮影しましょう。特に蓼科山や蓼科湖、八ヶ岳が綺麗に見えますよ。

また、山頂に広がる「坪庭自然園」も絶好の撮影スポットです。約30~40分で1周できる探勝路には年間40~50種類の高山植物が自生しているため、植物の写真を撮影しながら散策を楽しんではいかがでしょうか。

北八ヶ岳ロープウェイ周辺の観光スポット:蓼科アミューズメント水族館

北八ヶ岳ロープウェイの山麓駅から徒歩約3分のところには、世界各地の淡水の魚やアマゾンの魚、熱帯魚などを鑑賞できる「蓼科アミューズメント水族館」があります。なかでも世界最大級の淡水魚であるピラルクの水槽が大人気で、ダイナミックな捕食シーンは必見ですよ。

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田中さん

パルテノン神殿がモチーフの内観が「映える」と話題なので、ぜひそちらも注目してみてください。館内にはアートギャラリーや展望テラスもあり、ゆったりとした時間を過ごせます。

公式:蓼科アミューズメント水族館

北八ヶ岳ロープウェイの利用案内とアクセス情報

住所 〒391-0301
長野県茅野市北山4035-2541
電話番号 0266-67-2009
アクセス 諏訪ICから約25km(約40~50分)
運行時間 曜日・時期によって異なる
※公式サイトを参照
公式サイト https://www.kitayatu.jp/

取材協力:ちの観光まちづくり推進機構(https://navi.chinotabi.jp/