貞昌院で叶える!神奈川・横浜の厳かな仏前結婚式|伝統と個性が融合した特別な一日
「仏前式がおこなえる趣深いお寺を紹介!」でご紹介するのは、神奈川県横浜市にある「貞昌院(ていしょういん)」さんです。
貞昌院は、墓地参拝用のモノレールを設置するなど画期的な試みを行うことでも知られる寺院。
基本的な仏前式の流れをベースにしつつ、それぞれのカップルにあった挙式になるよう工夫を施すことができる点も魅力です。
「厳かな雰囲気を大事にしたい」「自分たちらしい挙式にこだわりたい」方は、ぜひ最後までご覧ください。
日本でしか叶わない”仏前結婚式”ができる「貞昌院」
▲貞昌院の境内と星空
貞昌院は、禅宗のひとつ「曹洞宗」の寺院です。横浜にあるため、交通の便がよく地方の方からも信仰されています。
墓地参拝用のモノレールがあるのがユニークで、寺院には京浜急行大師線の線路なども展示されています。寺院に咲く四季折々の草花も見どころですよ。
今回は貞昌院の住職である亀野哲也さんに、仏前式の内容について話を伺いしました。
横浜市港南区に位置する由緒ある曹洞宗寺院
インタビュアー
貞昌院は、どのようなお寺なのかを教えてください。
亀野さん
貞昌院は、横浜市港南区にあります。禅宗のひとつである曹洞宗の寺院です。
詳細につきましては、貞昌院のホームページをご覧ください。
インタビュアー
都会からの交通の便も良く、のどかで住み心地も良さそうな素敵な場所ですよね。
地域の方からの信仰もあつそうです。
”墓地参拝のためのモノレール”があるユニークな寺院
インタビュアー
貞昌院を訪れた際の見どころなどはありますか?
亀野さん
寺院に咲く、四季の花々が美しいです。
墓地参拝用モノレールや京浜急行大師線の線路など、珍しいものもあります。
インタビュアー
その時期ごとに咲いている花を楽しみに、度々訪れる方も多そうです。
そして墓地参拝用のモノレールがあるのはすごく画期的ですよね!
歩くのが不自由な方にとってはすごく助かるでしょうし、お参りするのがより楽しみになったという方もいるのではないでしょうか。
寺院に展示されている京浜急行大師線の線路も、訪れた際は必見ですね。
ユニークな点がたくさんあるので、結婚式の下見をする楽しみがぐっと増しそうです。
貞昌院で”仏前結婚式”を挙げたご夫婦からの口コミや感想
▲貞昌院で挙式した新郎新婦の境内でのスナップ写真
インタビュアー
挙式したご夫婦、または参列者の方々からはどのような感想がありましたか?
亀野さん
厳かな雰囲気で挙式できたことに喜ばれる方が多いです。
また貞昌院では日本人に限らず、外国籍の方の挙式も行ったことがあります。日本文化に触れることができて喜んでおられました。
インタビュアー
貞昌院の本堂は清らかで美しい雰囲気なので、自然と心を静めてくれるような魅力がありますよね。
外国籍の方の挙式は珍しいなと思いました!日本でしか叶わない挙式のスタイルですし、日本の伝統を体感されて感動的な人生の門出となったのではないでしょうか。
こちらでの挙式は、きっと一生忘れない大切な思い出になることと思います。
貞昌院が提供する仏前結婚式の詳細
▲貞昌院での挙式の様子
日本では利用者が少なく、寺院によっては実施しているのもまれな「仏前結婚式」。
仏前結婚式を行いたいと思っている方にとっては、式次第であったり、所要時間、申し込み方法など、内容も気になるところではないでしょうか。
ここからは、貞昌院の仏前結婚式の内容などについても、お話を伺っていきたいと思います。
仏前結婚式の普及を目指して始まったサービス
インタビュアー
貞昌院で仏前結婚式を行うようになったきっかけについて教えてください。
亀野さん
日本の結婚式のほとんどは、統計によると教会式と神前式が大半を占めており、仏前結婚式の割合は1%程度でしかありません。おそらく仏前結婚式に参列された方はほとんどいないのではないでしょうか。
けれども、おめでたい儀式もお寺で行われるのです。「縁談が整う」という言葉も仏教用語に由来いたします。
あまり知られていない仏前結婚式を、多くの方に知っていただきたいと考えています。
インタビュアー
確かに仏前結婚式を選ぶ方はまだ少ないですよね。
結婚というのは人生の中でも大きな出来事ですし、お釈迦様やご先祖様にその場でご報告ができる仏前結婚式は素敵だなと思います。
「縁談が整う」という言葉がもともと仏教の言葉だったというのは初めて知りました!
仏前結婚式の意義深さを感じますね。
式当日は両家の位牌を本尊様の前に祀り”ご先祖様とともに”結婚をお祝いする
▲式場となる貞昌院の本堂の内部の様子
インタビュアー
貞昌院の仏前結婚式ならではの良さを教えてください。
亀野さん
結婚式には、両家のお位牌をお持ちいただき、本尊様の前にお祀りします。
ご先祖様とともに結婚を祝う儀式をお寺で行うことも、仏前結婚式の特徴です。
インタビュアー
両家の位牌が祀られると、ご先祖様からしっかり見守ってもらえるのをより実感できそうです。
それぞれの代々のご先祖様が仏前結婚式の会場に集結しているようで、とても感慨深いですね。
40分で執り行う仏前結婚式:独自の儀式と流れ
▲貞昌院の仏前式中に使用する夫婦数珠
インタビュアー
仏前結婚式では、実際にどのようなことを行うのでしょうか。
亀野さん
式次第の一例は以下のとおりです。
- 入場:父母・親戚・来賓・新郎新婦・式師
- 開式の辞
- 献香三拝:式師・一同合掌礼拝
- 啓白文捧読
- 洒水潅頂
- 指換交換:新郎新婦
- 寿珠授与
- 三帰礼文:式師主唱・一同唱和
- 盃事:三三九度、新郎新婦・父母、親戚固めの盃
- 誓約文:新郎新婦
- 報恩焼香:新郎新婦
- 式師示訓
- 祝寿端坐:一同端坐
- 読経・般若心経:読経・般若心経
- 祝三拝:式師・一同合掌礼拝
- 閉式の辞
- 記念写真撮影
式全体の所要時間は40分ほどです。
インタビュアー
寿珠授与など、仏前結婚式ならではの儀式も多く興味深いです。
新郎新婦の希望もあると思うので、こちらの一例を参考にしつつも自分たちらしい式を検討したいですね。
仏前結婚式の予約:3ヶ月前までの早めの相談がカギ
インタビュアー
挙式を申し込むまでの流れを教えてください。
また、予約などをする場合は何ヶ月から可能でしょうか。
亀野さん
神前式などほかの挙式と申し込みまでの流れは一緒です。
予約については、1年前から3カ月前まで対応が可能です。先着の予定を優先しますので、まずは希望日をお問い合わせください。
インタビュアー
申し込みまでの過程には、仏前結婚式だからこそのしきたりなどはないのですね。不必要に緊張することなく、問い合わせができそうです。
また、時間をかけて準備したい方や早めに挙式したい方など希望の時期もそれぞれだと思いますので、幅広い期間に対応してもらえるのは助かりますね。
とはいえ先約があってはお願いできませんし、希望の日程が見えてきたらなるべく早く相談するのが良さそうです。
50名まで対応可能:貞昌院の仏前結婚式の参列者数
▲貞昌院で挙式した方の親族の集合写真
インタビュアー
参列は何名まで可能ですか?
また、参列者の控室などはあるのでしょうか。控室を使う場合に、貸衣装・着付け・ヘアメイク・写真などのサービスがあるかどうかも教えてほしいです。
亀野さん
50名程度までが目安です。
控室もあります。ただし、貸衣装・着付け・ヘアメイク・写真などについては、基本的に、新郎新婦側で手配をお願いしています。
こちらでご紹介をすることは可能です。
インタビュアー
50名程度の参列が可能であれば、近しい親族を呼ぶのに十分ですね。遠方から訪れる方もいるでしょうし、控室があるのはありがたいです。
貸衣装などについては、それぞれ個人で手配する必要があるということですね。お願いする先が決まっていない場合は、ご紹介いただくのがスムーズかもしれません。
貞昌院での仏前結婚式は年に数回!ほかとは違う”特別感のある挙式”でかけがえのない一日に
インタビュアー
どのくらいの頻度で挙式が行われますか?
亀野さん
年に数回です。
インタビュアー
そこまで頻繁に行われているわけではなさそうなので、逆に特別な感じを受けますね。
新郎新婦へ:貞昌院からの心温まるメッセージ
▲貞昌院の住職である亀野哲也さん
インタビュアー
最後に、結婚が決まったカップルに一言メッセージをお願いいたします。
亀野さん
仏前結婚式は、新郎新婦の工夫によりオリジナルで手作り感のある挙式スタイルにできます。
参列される方の印象に残る結婚式になることでしょう。
インタビュアー
新郎新婦の思いや家族の意向もあると思いますし、納得のいく式にするためにもしっかりと準備してのぞみたいですね。
そのためにはやはり、お二人の希望をしっかりとすり合わせておくことが大事なように思います。
貞昌院の皆さんにも丁寧に協力してもらえるので、参列者はもちろんご先祖さまにも祝福していただける式にできそうですね。
本日は貴重なお話をありがとうございました!
アクセスと連絡先:貞昌院の基本情報
住所 | 〒233-0012 神奈川県横浜市港南区上永谷5-1-3 |
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電話番号 | 045-843-8852 |
公式サイト | https://teishoin.net/ |