【全16種類】マッチングアプリのAI機能を解説!AI婚活ができるおすすめアプリはどれ?


編集長・白崎
こんにちは、マッチングアプリ大学編集長の白崎萌です。
最近アプリストアを眺めていると、どのマッチングアプリにも「AI搭載」と書いてあります。で、何のAIなのかは、だいたい書いていない。
「AIが相手を探してくれるアプリってあるの?」「そもそもAI婚活って何?」という疑問に答えるため、編集部は16アプリと、結婚相談所・自治体・福利厚生のAI婚活サービスの公式情報を1つずつ遡って調べました。
この記事はその調査報告です。
この記事でわかること
- 「AIが相手を選んでくれるアプリ」は本当にある? → あります。ただしAIの使われ方は6タイプに分かれます
- 16アプリのAI機能を公式出典付きで一覧比較。AI活用度が高いのはバチェラーデート・タップル・ペアーズ
- 効率重視・プロフが苦手・安全重視・ハイスペ志向、目的別に選ぶべきAIのタイプがわかります
- AI婚活はアプリだけじゃない。結婚相談所・自治体・福利厚生に広がるAI婚活の全体地図と、自分に合うルートがわかります
「AIマッチングアプリ」と一括りにされますが、AIの使われ方はアプリごとに全く違います。
AIが相手選びからデート設定まで担う(バチェラーデート)、自己紹介文を作る(タップル)、行動データでおすすめを最適化する(ペアーズ)など6タイプに分かれ、自分の目的に合うタイプを選ぶのが正解です。
本記事では16アプリのAI機能を公式出典付きで比較し、アプリ以外のAI婚活の選択肢まで整理します。
先に調査結果を少しだけ。16アプリの公式PR・ヘルプ・ストア情報まで遡ったところ、「AI機能あり」と確認できたのは11アプリでした(うち2つは監視など安全対策が中心)。
つまり、「AIマッチングアプリ◯選」で紹介されているのに、公式は一言もAIと言っていないアプリが普通に混ざっています。
編集部はこの調査をもとに、AI活用度を★5段階でランク付けしました。読み終わる頃には、「AI搭載かどうか」ではなく「自分が欲しいAIはどれか」でアプリを選べるようになっているはずです。
▶ すぐに16アプリのAI機能比較表を見たい人はこちら
▶ 相談所・自治体など、アプリ以外のAI婚活を知りたい人はこちら
※本記事のAI機能・数値は2026年6月時点の各社公式情報(プレスリリース・公式サイト・App Store/Google Play・ヘルプ)に基づきます。
更新履歴
2026年6月15日
- 再調査をして記事を書き直しました!
2025年11月10日
- DineがD³(デースリー)という名前に変わり、新たに「相席ラウンジモード」が搭載されたことを追加しています。
そもそもマッチングアプリのAIって何をしてくれるの?
相手選びの代行から、プロフィール文の作成、入会審査、24時間の監視まで。AIの仕事はアプリごとに違い、大きく6タイプに分かれます。
結論:AIの使われ方は大きく6タイプ

編集部が2026年6月時点で国内16アプリの公式情報を調査したところ、AIマッチングアプリのAIの仕事は次の6タイプに整理できました。
この6タイプが、本記事の地図です。このあとの比較表も、目的別の選び方も、すべてこの分類に沿って進みます。
「AIが相手を選ぶ」と「AIが文章を書く」は全くの別物
16アプリを調べていちばん強く感じたのは、「AI搭載」という4文字の中身のバラつきです。
たとえばバチェラーデートのAIは、相手検索もいいねもメッセージも日程調整も省略して、デートの予定そのものを届けます。一方、タップルのAIが手伝うのは、自己紹介文と初回メッセージの下書き。
どちらも公式が明示するAI機能ですが、前者は出会いの「代行」、後者は表現の「補助」。解決してくれる悩みが全く違います。
個人的には、「AI搭載」は性能の表記ではなく、配属先の表記だと考えるとわかりやすいんじゃないかと思っています。同じ「AI採用しました」でも、営業に配属されたのか、人事なのか、警備なのかで仕事は別物ですよね。
実際、ゴージャスのAIの配属先は入会審査(いわば人事部)、Omiaiやアンジュは24時間の監視(警備部)です。この2タイプのAIは、操作画面で「AIっぽさ」を感じる場面がほぼありません。それでもAI搭載はAI搭載。
だからこの記事の結論を先に言ってしまうと、「AI搭載かどうか」ではなく「何にAIを使っているか」で選ぶ。これだけです。AIで婚活を効率化したい婚活寄りの方も、見る軸はこれで共通です。
次の章で、6タイプの中身を順番に見ていきましょう。
AIの使われ方は「6タイプ」に分けられる

6タイプは、AIが出会いにどれだけ深く関与するかの順に並んでいます。ここでは各タイプの「定義」と「使うと何が起きるか」を整理します。気になるタイプだけ拾い読みしても大丈夫です。
①AI仲人型:相手選びからデートまでAIが担う
AIが相手候補の選定だけでなく、デートの成立までを代行するタイプです。
ユーザーがやることは、空いている日を選ぶことくらい。相手検索・いいね・メッセージのやり取りという、マッチングアプリで一番労力のかかる工程をまるごと省略できます。
代表はバチェラーデート。Ravitも「AIエージェントが恋活を伴走する」設計でこの方向に近い存在です(詳しい中身はバチェラーデートの詳しい解説で解説します)。
②AIレコメンド型:行動データで候補を最適化する
「AIマッチング」という言葉で多くの場面で指されるのが、このレコメンド型です。プロフィールや「いいね」などの行動履歴を人工知能(AI)が学習し、「おすすめ」に出てくる相手の精度を高めます。
ユーザーから見ると「おすすめ欄に好みの人が出やすくなる」という、地味だけれど効果の大きい変化です。
ここで面白いのは、マッチングアプリのAI推薦が「自分が相手を好きか」だけでなく、「相手も自分に関心を持つか」という双方向の予測を扱う点。一方通行でいいECサイトのおすすめより、実は難易度が高い仕事です。
代表はペアーズ(Deep Learningベースの推薦AI)、CoupLink(数理最適化×双方向レコメンドの独自AIエンジン)、CoCome(外見の好みと内面の相性を分析するAI厳選)です。
③生成AI支援型:プロフィール・メッセージを作る
生成AIが自己紹介文や初回メッセージの文面を提案してくれるタイプです。
マッチした。嬉しい。相手のプロフィールを読む。で、一通目に何を送る?――入力欄を開いたまま5分。
この5分を短くしてくれるのが生成AI支援型です。AIとの会話練習ではなく、実在の相手への一通目をAIが下書きしてくれるので、「プロフィールが書けない」「最初のメッセージが送れない」という二大つまずきポイントの壁が下がります。
代表はタップルで、2026年2月にAIプロフィール生成、2025年9月にAIメッセージアシストを公開しています。40代以上向けには、AIを使い方・プロフィール・会話の支援に使うラス恋もこの方向の設計です。
④AI審査型:会員の質をAIで担保する
入会時の審査にAIを使い、「審査を通過した人だけが使える場」を作るタイプです。
ユーザーから見えるのは「会員の質がそろっている安心感」で、ハイスペック志向・審査制を求める人に合います。
代表はゴージャスで、公式サイトとApp Storeには「AIを用いた厳正な審査に通過した会員のみが利用できる」ことが明記されています。
⑤AI監視・安全対策型:不正・トラブルをAIが検知する
マッチング機能そのものではなく、不正利用者や違反投稿の検知・監視にAIを使うタイプです。
操作画面上の変化はほぼありませんが、「安心して使える土台」を裏で支えています。Omiai(AIと人の目による24時間365日の監視)、アンジュ(有人・AIによる監視)が代表で、タップルも不正利用者の早期検知にAIを使っています。
真剣婚活で安全性を最優先したい人は、派手な機能よりこのタイプの充実度を見るのがおすすめです。
⑥AI恋愛相手型:相手そのものがAI【別枠の周辺トレンド】
最後は番外編です。
LOVERSE(相手が全員AI)、Stella(AI美女とのマッチング体験)、恋するAI(生成AIメッセージと記憶機能を持つAIパートナー)のように、AI彼氏・AI彼女との恋愛体験を提供するアプリも登場しています。
ちなみに恋するAIを出しているのは、タップルの運営会社。生成AI時代の恋愛の実験が、大手の足元でも始まっているわけです。
ただし、マッチングアプリと同じUIでも、人と出会う目的のアプリとは根本的に別物。本記事の比較表の比較対象には含めず、周辺トレンドとしてのみ紹介します。「実在の相手と出会いたい」人は①〜⑤から選んでください。
AI機能で選ぶマッチングアプリ比較表【主要16アプリ・公式出典付き】
結論から言うと、AI活用度のトップ3はバチェラーデート・タップル・ペアーズです。以下の比較表で、16アプリが「何にAIを使っているか」を公式確認の有無付きで整理しました(2026年6月時点・編集部調べ)。
16アプリ×AIの使われ方 比較表
編集部が各アプリの公式プレスリリース・公式サイト・App Store/Google Play・ヘルプページを1社ずつ確認し、「AI機能の有無」「AIの使われ方」「公式に確認できるか」をまとめたのが次の表です。
冒頭でも触れた通り、「AI機能あり」と公式に確認できたのは16アプリ中11アプリ(うちOmiai・アンジュの2つは監視など安全対策が中心)。残りはAIの明示が限定的、または確認できませんでした。
| アプリ | AI機能 | AIの使われ方 | 公式確認 | タイプ分類 |
|---|---|---|---|---|
| バチェラーデート | あり | AI自動マッチング、デート日程・場所の自動設定、相手評価によるAI学習、恋愛成績表 | あり(公式・App Store) | AI仲人型 |
| タップル | あり | AIプロフィール生成、AIメッセージアシスト、不正利用者の早期検知、マッチング高度化 | あり(公式PR・ヘルプ) | 生成AI支援型 |
| ペアーズ | あり | Deep Learningベースの推薦AI(本日のおすすめ等) | あり(公式PR) | AIレコメンド型 |
| Ravit | あり | AIエージェントによる相手仲介・プロフィール改善アドバイス・会話サポート・今日会えるお相手検索 | あり(公式・App Store) | AI仲人型(伴走型) |
| CoupLink | あり | 独自AIエンジン(機械学習による好み予測・双方向レコメンド・数理最適化)、不正ユーザー検知AI | あり(公式PR) | AIレコメンド型 |
| CoCome | あり | AI厳選(外見の好み×内面の相性を分析)、AI性格診断・AIタイプ分析、毎日おすすめ24人のAI紹介 | あり(公式・Google Play) | AIレコメンド型 |
| Yoitoki | あり | 心結びAI(価値観マッチング)、AIコンシェルジュ「美緒」、AI対話支援・プロフィール最適化 | あり(公式PR) | AI価値観マッチング型(コンシェルジュ) |
| ラス恋 | あり | 顔写真撮影アドバイス、プロフィール文の提案、話題・メッセージ支援(40代以上向け) | あり(公式PR) | 生成AI支援型(ミドル世代向け) |
| ゴージャス | あり | AIを用いた入会審査、審査通過者からの毎日ピックアップ | あり(公式・App Store) | AI審査型 |
| Omiai | 一部あり | AI+人の目による24時間365日監視、AIコンシェルジュ、生成AI・機械学習の活用方針 | あり(公式PR) | AI監視・安全対策型 |
| アンジュ | 一部あり | 有人・AIによる24時間365日監視 | あり(公式) | AI監視型 |
| with | 限定的 | 心理学×統計学×独自アルゴリズムによる相手提案(For You機能)。AIの明示は限定的 | AI明示は限定的 | 診断レコメンド型 |
| ブライダルネット | 未確認 | 診断(結婚エニアグラム)・検索・婚活サポートが中心 | AI明示なし | 婚活サポート型 |
| youbride | 未確認 | 条件検索・婚活特化のシンプル設計が中心 | AI明示なし | 婚活検索型 |
| marrish | 未確認 | 再婚支援・声プロフ・ビデオ通話が中心 | AI明示なし | 再婚支援型 |
| ENSPORTS | 未確認 | スポーツタグ・SPTI診断・スポ活募集が中心 | AI明示なし | 趣味特化型 |
※2026年6月時点の各社公式情報をもとにマッチングアプリ大学編集部が作成。「未確認」は調査時点でユーザー向けAI機能の公式発表を確認できなかったことを意味し、アプリの優劣を示すものではありません。
相手がAIのLOVERSE・Stella・恋するAIは目的が異なるため表から除外しています。
この表で注意してほしいのは、「AIあり=良いアプリ、未確認=劣るアプリ」ではないことです。
marrishの再婚支援やyoubrideの婚活実績のように、AI以外の軸で強いアプリは当然あります。この表はあくまで、「AIに手伝ってほしいことがある人が、その手伝いをしてくれるアプリを探すための地図」として使ってください。
AI活用度ランキング【★5段階・根拠付き】
次に、「どれだけ深くAIを出会いの体験に組み込んでいるか」を編集部が★5段階で評価しました。基準は「公式に確認できるAI機能の数と、出会いのプロセスへの関与の深さ」です。
| 順位 | アプリ | AI活用度 | 根拠(公式確認済みのAI機能) |
|---|---|---|---|
| 1 | バチェラーデート | ★★★★★ | AI自動マッチング・デート自動設定・相手評価によるAI学習・恋愛成績表 |
| 2 | タップル | ★★★★★ | AIプロフィール生成・AIメッセージアシスト・安全対策とマッチング高度化へのAI活用 |
| 3 | ペアーズ | ★★★★☆ | Deep Learningベースの推薦AI。マッチ率の改善を公式が定量データで公開 |
| 4 | Ravit | ★★★★☆ | AIエージェント型。相手仲介・プロフィール助言・会話サポート |
| 5 | CoupLink | ★★★★☆ | 独自AIエンジン。マッチング数の改善を公式が定量データで公開 |
| 6 | Yoitoki | ★★★★☆ | 心結びAI・AIコンシェルジュ・AI対話支援とAIの関与が広い(2026年の新興系。会員規模の公表は限定的) |
| 7 | CoCome | ★★★☆☆ | AI厳選・AI性格診断・毎日24人のAI紹介を公式に明示。効果の定量データは未公表 |
| 8 | ゴージャス | ★★★☆☆ | AIを用いた審査・毎日ピックアップ |
| 9 | Omiai | ★★★☆☆ | AI監視・AIコンシェルジュ・生成AI/機械学習の活用方針 |
| 10 | ラス恋 | ★★★☆☆ | AIを相手探しではなく写真・プロフ・会話の支援に活用(40代以上向け設計) |
| 11 | with | ★★☆☆☆ | 心理学×統計学×独自アルゴリズム。ただしAIの明示は限定的 |
| 12 | アンジュ | ★★☆☆☆ | AI監視は公式に明示。マッチングへのAI活用は未確認 |
| 13〜16 | ブライダルネット/ENSPORTS/youbride/marrish | ★☆☆☆☆ | 調査時点でユーザー向けAI機能の公式明示を確認できず(各アプリの強みはAI以外の軸) |
※マッチングアプリ大学編集部調べ(2026年6月時点の公式公開情報に基づく評価)
面白いのは、同率1位の2つです。バチェラーデートのAIは「人間の代わりに出会いを進める」方向、タップルのAIは「人間の苦手を補助する」方向。同じ★5でも、AIに任せる範囲が正反対なんですよね。
★の数は「AIの仕事量」であって「あなたとの相性」ではありません。どちらの哲学が自分に合うかは、後述の「目的別の選び方」で確かめてください。
公式が出したAI効果の数値を横断比較
「AIで本当に出会いやすくなるの?」という疑問に答えるために、各社が公式に発表したAI効果の数値・実績を1つの表に集めました。
実は、AIの効果を定量データで公開している会社はごく少数。だからこそ、ここに並ぶ数値は貴重な判断材料になります。
| アプリ | 公式発表のAI効果・実績 | 内容 | 出典 |
|---|---|---|---|
| ペアーズ | マッチ率 男性約2.4倍/女性約1.5倍 | 協調フィルタリングからDeep Learningベースの推薦AIへ全面切替(2024年11月)。2024年9月の旧AIと2025年9月の新AIの比較で改善 | Pairs公式PR(2025年11月) |
| CoupLink | マッチング数 最大1.9倍 | 機械学習で双方の好みを予測し、数理最適化でマッチしやすい相手を推薦する独自AIエンジン。2022年発表の最大1.8倍から、その後の公式PRで最大1.9倍へ更新 | CoupLink公式PR |
| CoCome | 毎日おすすめ24人をAIが紹介 | 外見の好みと内面の相性を分析する「AI厳選」が、毎日24人のおすすめ相手を紹介すると公式が説明 | CoCome公式 |
| タップル | (効果数値の公表なし) | マッチング率・メッセージ返信率などの利用実績データを生成AIのプロフィール提案に活用、と公式が説明 | タップル公式(2026年2月) |
マッチ率・マッチング数の改善を公開した2社(ペアーズ・CoupLink)に共通するのは、「自分が相手を好きか」と「相手が自分を好きか」の双方向の好みをAIに学習させた点です。
考えてみれば当然で、一方的に好みの相手を表示されても、いいねが返ってこなければマッチには至りません。人力の検索ではここまで再現できないので、この双方向予測こそがAIレコメンドにお金を払う価値、という見方ができます。
気になったアプリがあれば、各公式サイトでAI機能の最新情報を確認してみてください。
ただし「★が多い=あなたに最適」とは限りません。料金や使い方の手間も含めて、自分の目的に合うタイプを次章以降で確かめてから選ぶのがおすすめです。
タイプ別・代表アプリの中身を解説
ここからはAI活用度の上位を中心に、各タイプの代表アプリが「実際に何にAIを使っているか」を公式情報ベースで解説します。料金や評判の総合評価は各アプリの個別レビュー記事に譲り、この記事ではAI機能の中身に絞ります。
AI仲人型:バチェラーデート|検索もメッセージも不要、AIがデートを届ける



- 検索やメッセージに時間をかけたくない人
- 週1回、実際に会う機会を作りたい人
- 審査制のアプリを選びたい人
バチェラーデートは、相手探し・メッセージ・日程調整をAIに任せて、まず会うところまで進めたい人向けです。会う前に顔写真は見られないため、条件を細かく選びたい人より、忙しくてもデート回数を確保したい人に合います。
バチェラーデートは、国内で最も「AI仲人」に近いアプリです。
やることは、空いている日を選んでおくことだけ。希望をもとにAIがマッチングし、デートの場所まで自動で決まります(公式サイトの説明より)。検索ゼロ、いいねゼロ、メッセージのやり取りゼロで、カレンダーにデートの予定だけが入る。

App Storeの説明では、デート後に相手を評価することでAIが学習し、受けた評価をもとに「恋愛成績表」が作られることも明記されています。使うほどAIが好みを学習して、デートの精度が上がっていく設計です。
「会う前のメッセージで悩む時間が一番つらい」という人にとっては、その工程ごと消えるアプリ。一方で、完全審査制のため登録すれば全員が使えるわけではない点は押さえておきましょう。
判断基準
- 向く人:仕事が忙しく、検索やメッセージに時間を使いたくない人/文章より対面の方が自分を伝えられる人
- 向かない人:会う前にメッセージでじっくり人柄を確かめたい人/男性は月額料金が高めの水準のため、コストを抑えたい人
バチェラーデートを無料で確認する↓
生成AI支援型:タップル|プロフィールと初回メッセージをAIが作る



- メッセージより会って話す方が得意な人
- 20代で気軽な恋人探しをしたい人
- 趣味や週末の予定から相手を探したい人
タップルは、じっくり条件検索するよりまず会うきっかけを作りたい人に向いています。おでかけ機能やフリック形式で動きが速いぶん、婚活一本より「恋人探し・デート相手探し」寄りで使うと期待値が合います。
タップルは、国内大手の中で生成AIのユーザー向け活用が最も明確なアプリです。

2026年2月公開の「AIプロフィール生成」は、趣味タグ・性格・理想の関係性・休日の過ごし方などの質問に答えると、「おすすめ」「カジュアル」「丁寧」の3パターンの自己紹介文を生成AIが提案する機能。


マッチング率やメッセージ返信率などの利用実績データを活用して作られています(タップル公式発表より)。
つまり、「自己紹介文を書こうとして、なぜか部屋の掃除を始めてしまう」タイプの人でも、質問に答えるだけでたたき台ができます。
さらに2025年9月発表の「AIメッセージアシスト」は、マッチング相手と自分のプロフィール情報をもとに、パーソナライズされた初回メッセージ案を提案してくれます。


AIに会話の下書きを任せて、自分は「どれを選んで、どう直すか」だけ考えればいい。このほか、不正利用者の早期検知やお相手表示の改善にもAIを使っています。
判断基準
- 向く人:プロフィール作成や最初のメッセージが苦手な初心者/20代中心の気軽な出会いから始めたい人
- 向かない人:30代後半以上で結婚前提の相手を最短で探したい人(年齢層が若めのため)
生成AI機能以外の料金・会員層・使い勝手は、タップルの口コミ・評判(253人調査)で詳しく解説しています。
タップルを無料で使う↓
AIレコメンド型:ペアーズ/CoupLink/CoCome|「双方向の好み」をAIが予測する



- 初めてのアプリで失敗したくない人
- 地方在住で出会いの母数を確保したい人
- 恋活から将来の結婚も視野に入れたい人
「迷ったらまずここ」と言いやすい王道アプリです。累計会員数2,700万人で地方でも候補が残りやすく、検索条件37項目+本音マッチで条件と価値観の両方から探せます。初めての人ほど、まず母数を確保できる安心感があります。
ペアーズは2024年11月、推薦AIを従来の協調フィルタリングからDeep Learningベースへ全面的に切り替えました。
「本日のおすすめ」「あなたへのおすすめ(あなたのことが好みかも/似ているお相手など)」に反映され、公式発表では2024年9月の旧AIとの比較でマッチ率が男性約2.4倍・女性約1.5倍に向上しています(Pairs公式PR・2025年11月)。
会員数の多いアプリには「候補が多すぎて選べない」問題がつきものです。プロフィールを眺め続けて、気づいたら30分。ペアーズのような大規模アプリ×AI推薦は、この「選べない」を削ってくれる組み合わせと言えます。
CoupLinkは、ユーザーそれぞれの好みを機械学習で予測し、数理最適化で「お互いにマッチしやすい」相手を推薦する独自AIエンジンを導入。
2022年発表のマッチング数最大1.8倍から、その後の公式PRでは最大1.9倍へ更新されています。
2019年から不正ユーザー検知にもAIを使っており、規模ではペアーズに譲るものの、双方向レコメンドの考え方を早くから打ち出してきたアプリです。
CoCome(ココミー)は、外見の好みと内面の相性をAIが分析する「AI厳選」を軸に、AI性格診断・AIタイプ分析、毎日おすすめ24人のAI紹介を公式に掲げる若年層向けの恋活アプリです。
匿名性・プライバシー保護を前面に出した設計で、「条件検索より、好みの傾向をAIに掴んでほしい」人向けの選択肢になります(個別記事がないため、詳細は公式でご確認ください)。
判断基準
- 向く人:相手は自分のペースで選びたいけれど、候補の絞り込みはAIに任せたい人/会員数の多さを活かしたい人
- 向かない人:検索やいいね自体を省略したい人(→AI仲人型へ)
AIレコメンド以外の料金・会員層・評判は、ペアーズの口コミ・評判で総合的に解説しています。
ペアーズを無料で試してみる↓
AI審査・安全型:ゴージャス/Omiai/アンジュ|「安心」の裏側でAIが動く



- 20代後半〜30代で婚活を始めたい人
- 身バレを抑えて真剣に探したい人
- 少数の相手と丁寧にやり取りしたい人
Omiaiは、恋活の軽さより結婚を意識した相手と落ち着いて進めたい人向きです。無料のプロフィール非公開設定とイエローカード制度があり、身バレや不誠実な相手への不安を下げやすいのが強みです。
ゴージャスは「AIを用いた厳正な審査」を公式に掲げ、プロフィール情報と信頼度を踏まえた総合審査を通過した会員のみが利用できます。
審査後はふさわしい相手が毎日ピックアップされる流れで、AIで会員の質を担保するハイクラス向けの設計です。ただしピックアップのAI最適化の詳細仕様は公開情報からは限定的です。
Omiaiは2026年2月の14周年発表で、AIと人の目による24時間365日の監視体制、警察との連携、最新トラブル事例の検知システムへの反映を説明しています。
AIコンシェルジュを提供し、今後は生成AI・機械学習を活用して出会いの体験を改善していく方針も公表済みです。
つまりOmiaiは「AIが相手を選ぶ」アプリではなく、真剣婚活の安全性をAIで支えるアプリと捉えるのが正確です。アンジュも「有人・AIによる24時間365日の監視」を公式に掲げる、大人世代(30歳以上限定)向けアプリです。
判断基準
- 向く人:真剣婚活で安全性・会員の質を最優先したい人/審査制の安心感が欲しい人
- 向かない人:AIに相手選びや文章作成を手伝ってほしい人(このタイプのAIは裏方のため、操作上の変化はほぼありません)
Omiaiの真剣度・安全性の全体像はOmiaiの口コミ・評判、アンジュの大人世代向けの実態はアンジュの口コミ・評判で詳しく解説しています。
Omiaiを無料で試してみる↓
AIコンシェルジュ・価値観型:Yoitoki/ラス恋【2026年のトレンド】
2026年に入って目立つのが、AIが「相手を選ぶ」のでも「文章を書く」のでもなく、婚活の相談相手として伴走する方向です。
Yoitoki(ヨイトキ)は、価値観マッチングの「心結びAI」と、AIコンシェルジュ「美緒」を公式に掲げる新興系アプリ。
結婚・出産・子育て・人生設計といった、マッチング相手に直接は聞きづらい価値観をAIが整理し、相手選びやプロフィール最適化、デート進行の相談までAIが支える設計です(Yoitoki公式PRより)。
ラス恋は40代・50代・60代向けの恋活・婚活アプリで、AIの配属先が独特です。
顔写真撮影のアドバイス、プロフィール文の提案、話題・メッセージの支援と、「相手探し」ではなく「アプリにつまずかないこと」をAIが支援します(ラス恋公式PRより)。
マッチングアプリ自体が初めてのミドル世代にとって、最初の壁を下げてくれる方向の使い方です。
どちらも新しいサービスのため、大手と比べると会員規模の公表は限定的です。
気になる場合は、ペアーズなど大手レコメンド型との併用を前提に、公式サイトでAI機能の詳細を確認してから判断するのが現実的だと思います(Yoitoki公式/ラス恋公式)。
AI機能が「限定的・未確認」のアプリの正しい見方
withは「AIマッチングアプリ」として紹介されることがありますが、2026年6月時点の公式訴求の主語は「心理学×統計学×独自アルゴリズム」です。
App Storeでは「心理学×統計学を基に性格や価値観の合う相手を紹介」と説明され、独自アルゴリズムのFor You機能もありますが、「AI搭載」と断定できるほどの明示は確認できませんでした。
診断ベースの相性重視で選ぶなら有力候補ですが、本記事では正確さを優先して「診断レコメンド型」と分類しています。
D³(旧Dine)も同様です。相性の良い相手の毎日レコメンド、日程の自動調整、飲食店の予約代行と、デートまでの工程の自動化はかなり進んでいますが、公式が「AI」と明示する訴求は弱め。
本記事ではAI搭載とは扱わず、「自動化型」と整理しています。「会うまでを最短化したい」目的ならバチェラーデート(AI仲人型)と比較される立ち位置ですが、AIの看板で選ぶアプリではありません。
ブライダルネット・youbride・marrish・ENSPORTSも、調査時点でユーザー向けAI機能の公式発表は確認できませんでした。繰り返しになりますが、これは欠点ではありません。
婚活サポート(ブライダルネット)、婚活実績(youbride)、再婚支援(marrish)、共通趣味(ENSPORTS)と、それぞれAIとは別の軸に強みがあります。
「AI搭載」の文字だけで選ばず、公式が何を明示しているかまで確かめる──AIブームの今、これがいちばん大切なアプリの見方だと思います。
結局どのAIアプリを選べばいい?目的別の選び方
効率重視ならAI仲人型(バチェラーデート)、初心者なら生成AI支援型(タップル)、安全重視ならAI監視・審査型(Omiai/ゴージャス)が軸です。5つの目的別に整理します。

効率重視で出会いたい人 → AI仲人型
「検索もメッセージも面倒。とにかく会って判断したい」人は、AI活用度ランキング1位のバチェラーデート(AI仲人型)が軸です。
理由は、AIが相手選びだけでなく日程・場所の調整まで自動化する、国内では数少ない設計だから。会うまでの工程を最短化したい多忙な人ほど恩恵が大きくなります。AIエージェントに伴走してほしい人はRavitも候補です。
ただし、会う前にメッセージで相手を見極めたい人にはAIレコメンド型の方が合います。
プロフィール・会話が苦手な初心者 → 生成AI支援型
「自己紹介文が書けない」「マッチ後の一通目で固まる」人は、タップル(生成AI支援型)が軸です。
理由は、AIプロフィール生成(3パターン提案)とAIメッセージアシストという、初心者のつまずきポイントを直接補助する機能を公式に揃えているから。AIの下書きをベースに自分の言葉へ直せば、ゼロから書くよりずっと楽になります。
ただし真剣婚活層の厚さを求める30代後半以上は、AI監視型のOmiaiなど婚活寄りのアプリを軸にする方が近道です。
安全・真剣度重視の人 → AI監視・安全対策型
「業者や不正ユーザーが怖い」「真剣な相手とだけ会いたい」――頭の中に「失敗防止委員長」が常駐しているタイプの人は、Omiai(AI監視型)が軸です。
理由は、AIと人の目による24時間365日監視・警察との連携・トラブル事例の検知システム反映を公式に明示している数少ないアプリだから。大人世代(30歳以上)ならAI監視を掲げるアンジュも候補です。
ただし「AIが出会いを効率化してくれる」体験を求める人には、このタイプのAIは裏方すぎて物足りなく感じるはずです。
ハイスペ・審査制を求める人 → AI審査型
「会員の質がそろった場で出会いたい」人は、ゴージャス(AI審査型)が軸です。
理由は、AIを用いた審査を通過した会員のみが使える設計で、入口の段階で会員の質を担保しているから。同じく完全審査制のバチェラーデート(AI仲人型)と併用候補になります。
ただし審査制ゆえに利用開始までのハードルがあり、「今日から気軽に始めたい」人には向きません。
ゴージャスを確認する↓
無料でAI機能を試したい人
本格的に課金する前にAI機能を体験したいなら、無料会員のままAIに触れられる機能から始めるのが現実的な順番です。
タップルのAIプロフィール生成・AIメッセージアシストは登録後に利用でき、プロフィール作成は課金前のステップで試せます。ペアーズの「本日のおすすめ」などのAI推薦も、無料会員の段階から表示に反映されます。
今日決めるのは「課金するかどうか」ではなく、「AIの提案の質を見てみるかどうか」だけ。
まず無料登録でAIの提案を確かめてから、メッセージし放題の有料プランに進むかを判断すれば、ムダな課金を避けられます(各機能の提供条件は変わる可能性があるため、登録時に公式の最新情報をご確認ください)。
なお、年代で選びたい方は20代向けおすすめマッチングアプリ・30代向けおすすめマッチングアプリ・40代向けマッチングアプリで年代別に解説しています。
AI機能にこだわらず総合力で選びたい方はおすすめマッチングアプリ総合ランキングをご覧ください。
AI婚活はアプリだけじゃない|結婚相談所・自治体・福利厚生に広がるAI
AI婚活はアプリだけの話ではありません。結婚相談所・自治体・会社の福利厚生にもAIが入り、「AIで価値観を分析して相手を紹介する」流れが2026年に一気に広がっています。
AI婚活の選択肢は4ルート(全体マップ)
ここまでアプリの話をしてきましたが、「AI婚活」という視点で引いて見ると、選択肢は次の4ルートに整理できます。
| ルート | 代表サービス | AIの使われ方 | こんな人向け |
|---|---|---|---|
| ①マッチングアプリ | バチェラーデート/タップル/ペアーズ など(本記事の比較表) | 仲人・レコメンド・生成AI支援・審査・監視の6タイプ | 自分のペースで、費用を抑えて始めたい人 |
| ②結婚相談所 | IBJ/TMS(全国結婚相談事業者連盟) | 成婚データ×価値観のAIマッチング、AIお見合いリハーサル | プロに伴走してほしい・成婚を最優先したい人 |
| ③自治体のAI婚活 | TOKYO縁結び/parms導入の自治体 | 価値観診断にもとづくAI紹介(本人確認・独身証明が前提) | 公的サービスの安心感を重視する人 |
| ④会社経由(福利厚生など) | Aill goen/ヒトオシ | AI紹介+会話ナビ/AIで候補を絞り人間が紹介 | 周囲に知られず、信頼性の高い相手と出会いたい人 |
面白いのは、どのルートでもAIの役割が「条件の一致」ではなく「価値観の分析」に寄ってきていることです。仲人さんが面談で聞き出していた結婚観や人生設計を、AIが質問票と過去データから推定する。
仲人の仕事が、少しずつAIに配属され始めている、と見ることもできます。
このセクションは深掘りではなく地図です。各ルートの中身は、それぞれの専門ページ・公式サイトで確かめてください。
結婚相談所のAI化:IBJ・TMS
結婚相談所AIの代表例がIBJです。
趣味・嗜好・活動履歴などをAIが分析して相手を紹介するAIマッチングに加え、お見合い前に会話内容やマナーをAIが分析して練習できる「AIお見合いリハーサル」まで提供しています(IBJ公式)。
AIお見合いの練習相手がAI、という時代です。
TMS(全国結婚相談事業者連盟)は、過去10年以上の成婚カップルのデータをAIで分析し、136項目の専門家監修アンケートをもとに「似ている人」ではなく「成婚しやすい価値観の組み合わせ」を導いて紹介する仕組みです(TMS公式)。
費用やサポート体制は相談所・プランごとに異なるため、検討する場合はIBJ公式のAIマッチング紹介・TMS公式のAIマッチング紹介で最新情報を確認してください。
自治体のAI婚活:TOKYO縁結び・parms
自治体もAI婚活を本格運用しています。東京都のTOKYO縁結びは、価値観診断テストの結果にもとづいてAIが相手を紹介する公的マッチングシステムで、独身証明書や本人確認書類の提出が必須。
累計入会申込は約33,000人です(東京都公式・令和8年3月31日時点)。
その裏側を支えるシステムの代表が、タメニー社のparms。
14万件以上の交際データを学習したAIが、112問の設問から「自分が大事にする価値観」と「相手に求める価値観」をクロスマッチングする仕組みで、複数の都府県・市に提供されています(タメニー公式)。
本人確認が厳格なぶん安心感は高い一方、対象地域・年齢などの条件があります。申込条件や使い方の詳細はTOKYO縁結びの解説記事で、お住まいの地域の婚活支援は自治体の結婚支援・AI婚活事業まとめで解説しています。
会社経由で出会う:Aill goen/ヒトオシ
Aill goen(エール ゴエン)は、企業の福利厚生として導入されるAI縁結びアプリです。
独身社員同士をAIが紹介し、会話の進め方や相手の好感度までAIがナビゲートする設計で、NTTグループ・JALグループ・ANAグループなどの導入実績が公式サイトに掲載されています。
勤務先(または所属団体)が導入していることが利用の前提なので、気になる人はまず自社の福利厚生を確認してみてください(Aill goen公式)。
ヒトオシは、AIが数千人の候補からマッチング率の高い相手をランキング化し、最終的には人間のマッチングプランナーが動画や詳細プロフィールを見て紹介する有料のパーソナライズ婚活サービス。
「AIで絞り、人が選ぶ」ハイブリッド型で、結婚相談所とアプリの中間のような立ち位置です(ヒトオシ公式)。
あなたはどのルート?
4ルートに優劣はなく、合うルートが人によって違うだけです。ざっくり振り分けるとこうなります。
- 自分のペースで、まず低コストに始めたい → マッチングアプリ。目的別のAIアプリの選び方に戻って1本選んでください
- プロに伴走してほしい・成婚を最優先 → 結婚相談所のAIマッチング(IBJ/TMS公式へ)
- 公的サービスの安心感を重視したい → 自治体のAI婚活(TOKYO縁結び/自治体の結婚支援まとめへ)
- 周囲に知られず、身元の確かな相手と → 福利厚生型のAill goen(勤務先の導入が条件)やヒトオシ
アプリが向かない人を無理にアプリへ誘導するつもりはありません。相談所や自治体ルートが合いそうなら、上のリンク先で詳細を確かめるのが近道です。
AIに任せて本当に出会える?メリットと注意点
AIは相手探しの負担を確実に減らしますが、相性を保証はしません。「AI搭載」でも中身が違うため、何にAIを使うアプリかを見極めることが重要です。
16アプリと周辺の婚活サービスを調べた編集部の視点で、メリットと注意点を率直にまとめます。
AIマッチングのメリット:4つの「負担」が減る

- 相手探しの負担が減る:会員数の多いアプリほど「候補が多すぎて選べない」問題が起きます。ペアーズの公式比較でマッチ率が男性約2.4倍になったように、AI推薦は絞り込みの精度で実際に数字を動かしています。
- プロフィール作成のハードルが下がる:初心者が最初につまずくのが自己紹介文。タップルのAIプロフィール生成のように質問に答えるだけで下書きができる機能は、登録後の挫折を防ぎます。
- 初回メッセージの心理的負担が下がる:マッチ後に何を送ればいいか分からず止まる──この壁を、相手のプロフィールを踏まえた話題提案で越えやすくします。
- 安全対策が強化される:AI監視・AI審査は不審ユーザーやトラブル兆候の早期検知に役立ちます。表からは見えませんが、安心して続けるための土台です。
注意点:AIを過信する前に知っておくべき4つのこと
①「AI搭載」でも中身は全く違う。ここまで読んだ方には繰り返しになりますが、それでも最大の注意点はこれです。
編集部が16アプリを調べた中でAI機能を公式に確認できたのは11アプリで、使われ方は見事にバラバラでした。広告の「AI搭載」の4文字だけで期待すると、登録後に「思ってたのと違う」が起きます。
「何にAIを使っているか」を確かめてから選ぶ──結局、この一手間がいちばんの近道です。
②AIは「マッチしやすさ」を予測するだけで、相性を保証しない。AIレコメンドが学習するのは過去の行動データとプロフィール情報です。
「マッチに至る可能性が高い相手」は推定できても、会話のテンポ、会ったときの空気、価値観の深い部分までは測れません。
会った瞬間の「あ、なんか思ってたのと違う」は、たぶん当分AIには予測できないんじゃないかと思います。
AIのおすすめは「会ってみる価値が高い候補リスト」であって「答え」ではない──そう捉えておくとガッカリせずに済みます。
③生成AIの文章は「自分らしさ」が薄まりやすい。AIが作るプロフィール文や初回メッセージは、読みやすく無難な反面、他の人と似た表現になりがちです。
AIメッセージアシストが普及するほど「どこかで見た文面」は増えます。AIの下書きはあくまで土台にして、自分の言葉に一箇所でも書き換えてから送るのがおすすめです。
あなたの言葉のクセこそ、AIには出せない差別化ポイントになります。
④AI恋人型と「人と出会うアプリ」を混同しない。LOVERSE・Stella・恋するAIのような、相手そのものがAIのアプリは、会話のストレスがなく心地よい反面、実在の相手との出会いには1ミリも近づきません。
息抜きとして触れるのは自由ですが、婚活・恋活の時間と予算は、人と出会うアプリ(①〜⑤のタイプ)と分けて考えるのが現実的です。
もう1つ、これからの論点としてプライバシーにも触れておきます。海外ではTinderが、ユーザーの許可を前提にカメラロールの写真から興味・ライフスタイルを分析する機能を発表しました。
日本でも今後、写真や行動履歴をAIが扱う場面は増えていくはず。登録時に「AIが何のデータを使うのか」の説明を読む習慣をつけておくと安心です。
AI婚活の今後はどうなる?
日本のAI婚活は、相手選びの完全自動化より「AI監視・AI審査・AIコンシェルジュ(価値観整理・会話支援)」が先に広がっています。海外が相手選びAIを進める一方、日本は安全性と価値観重視の方向で進化中です。
日本は「AI監視・AI審査・AIコンシェルジュ」が先に伸びる
今回の調査で層が厚かったのは、Omiai・アンジュ・タップル・ゴージャスといった安全・審査領域のAI活用でした。
そこに2026年は、Yoitokiのようなアプリ内AIコンシェルジュ、IBJのAIお見合いリハーサル、自治体や相談所の価値観マッチングAIが加わってきています。
本人確認や安全性への関心が海外より強い日本では、AI仲人より先に「安心の裏方」と「価値観の相談相手」としてのAIが広がる、と編集部は見ています。
この先は「AIプロフィール作成 → AI初回メッセージ支援 → AIレコメンド強化 → AIが相性の理由を説明 → AI恋愛相談」の順で、ユーザーの見える場所にAIが増えていくはずです。
参考までに海外の動きを一段だけ。
Tinderは写真や質問回答から相性の良い相手を提示するAI機能「Chemistry」のテストが報じられ(The Verge)、許可制でカメラロールからライフスタイルを分析する機能も発表済み(Tinder公式・2026年3月)。
BumbleはAIアシスタント「Bee」に価値観を伝えると相手を提案してくれる、スワイプ文化からAIマッチメーカー型への移行を進めています(news.com.au)。
両者を傘下に並べる業界の動きとして、Match GroupもAI活用を加速中です(Reuters・2026年5月)。
海外は「AIが相手を選ぶ」方向に一歩先行している、というのが現在地です(Tinderの基本はTinder(ティンダー)とはで解説しています)。
なお、相手そのものがAIになるAI恋人型(LOVERSE・Stellaなど)も伸びていますが、これは人と出会う婚活とは別カテゴリの周辺トレンド。本記事の選び方には影響しません。
まとめ:AIは万能ではない。「何にAIを使うか」で選ぼう
最後に、この記事の結論をもう一度。「AI搭載」は一括りにできず、使われ方は6タイプに分かれます。あなたの目的別の答えはこうでした。
| あなたの目的 | 選ぶべきタイプ | 代表アプリ |
|---|---|---|
| 効率重視・とにかく会いたい | AI仲人型 | バチェラーデート(Ravitも候補) |
| プロフ・会話が苦手な初心者 | 生成AI支援型 | タップル(40代以上はラス恋も) |
| おすすめの精度で効率化したい | AIレコメンド型 | ペアーズ/CoupLink/CoCome |
| 安全・真剣度を最優先 | AI監視・安全対策型 | Omiai(30歳以上はアンジュも) |
| ハイスペ・審査制の場が欲しい | AI審査型 | ゴージャス |
アプリ以外のルート(結婚相談所・自治体・福利厚生)が気になった方は、AI婚活の4ルートの全体マップから自分に合う入口を選んでください。
AIは出会いを保証する魔法ではありませんが、相手探し・プロフィール作成・最初の一通・安全対策という「婚活・恋活の詰まりどころ」を確実に軽くしてくれます。
ただ、16アプリと相談所・自治体のAIまで調べ終えて思うのは、どのAIも「会ってみないと分からない」の手前までしか連れて行ってくれない、ということです。
最後に相手を好きになるかどうかの判断だけは、昔から変わらず人間の仕事のまま。AIがここまで進化しても、出会いのいちばん面白い部分は人間に残されている──私はそこが好きだったりします。
迷ったら16アプリの比較表と目的別の選び方に戻って、まずは1本、無料登録でAIの提案の質を確かめてみてください。AI機能にこだわらず選び直したくなったら、おすすめマッチングアプリ総合ランキングもどうぞ。
あなたに合う「AIとの距離感」が見つかりますように。
AI婚活・AIマッチングアプリのよくある質問
AIマッチングアプリは本当に出会えますか?
AIは相手探しやメッセージの負担を減らし、ペアーズの公式比較ではAI刷新でマッチ率が男性約2.4倍・女性約1.5倍に向上しています。ただしAIが予測するのは「マッチしやすさ」までで、実際の相性は保証されません。
何にAIを使うアプリかを確かめて、自分の目的に合うタイプを選ぶことが大切です。
「AI搭載」と書いてあれば、どのアプリも同じAIですか?
全く違います。AIの使われ方は「AI仲人」「AIレコメンド」「生成AI支援」「AI審査」「AI監視」「AI恋愛相手」の6タイプに分かれ、体験は別物です。
編集部の調査では、16アプリ中ユーザー向けAI機能を公式に確認できたのは11アプリでした。「AI搭載」の表記ではなく「何にAIを使っているか」で選んでください。
AI婚活はアプリ以外にもありますか?
あります。
結婚相談所ではIBJ(AIマッチング・AIお見合いリハーサル)やTMS(成婚データの価値観分析)、自治体ではTOKYO縁結びなどの公的AIマッチング、企業の福利厚生ではAill goenが広がっています。
アプリ・相談所・自治体・福利厚生の4ルートの違いと選び方は、本記事の「AI婚活はアプリだけじゃない」の章で整理しています。
本記事の主な出典(2026年6月時点)
- Pairs公式PR:ペアーズのAIおすすめ機能が新テクノロジーで進化
- タップル公式:AIプロフィール生成を公開/タップルPR:AIメッセージアシスト
- バチェラーデート公式/App Store:バチェラーデート
- Ravit公式/App Store:Ravit
- CoupLink公式PR:独自AIエンジン(マッチング数最大1.9倍)/PR TIMES:CoupLink独自AIエンジン(2022年)
- CoCome公式/Google Play:CoCome
- Yoitoki公式/Yoitoki公式PR
- ラス恋公式PR/ラス恋公式
- PR TIMES:Omiai 14周年発表
- ゴージャス公式/アンジュ公式/with公式
- IBJ公式:AIマッチング/IBJ:AIお見合いリハーサル/TMS公式:AIマッチング
- TOKYO縁結び(東京都公式):AIマッチング/タメニー公式:自治体向けAI婚活支援システムparms
- Aill goen公式/ヒトオシ公式/ヒトオシPR
- LOVERSE公式/Stella公式/タップル社:恋するAI
- Tinder公式:Tinder Sparks 2026/The Verge:Tinder Chemistry/Reuters:Match Group AI push/news.com.au:Bumble Bee








