青森県観光物産館アスパムの展望台で絶景デート!360度パノラマを楽しむカップルプラン

今回の記事では「青森県観光物産館アスパム」の展望台を中心に楽しむデートプランをご紹介します。陸奥湾に面した展望台からは、昼は青い空と海、夕方は夕焼けに染まる湾岸と街並みが一望でき、心躍る絶景を楽しめます。

館内では青森の郷土料理やお土産探しも楽しめます。周辺のベイエリアを散策したり、世界文化遺産の三内丸山遺跡にも足を延ばせるので、充実したデートプランが組めます。

展望台からの景色を眺めながら2人の素敵な時間を過ごしたいカップルは、ぜひこのデートプランを参考にしてみてください。

こんなカップルにおすすめ!
向いてる年代:全て
おすすめカップル:展望台からの景色を楽しみたいカップル
どんなデート?:展望台からの絶景、ベイエリア、お土産を満喫

青森県観光物産館アスパムで楽しむ絶景デートの概要

今回ご紹介するのは、「青森県観光物産館アスパム」の展望台からの眺めを中心に絶景を堪能するデートプランです。

今回のデートのメイン
「青森県観光物産館アスパム」13階展望台
周辺のデートスポット
青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸
青森ベイ・プロムナード
三内丸山遺跡
ランチにおすすめのお店
アスパム館内
・ラウンジ・センチュリー
・みちのく料理「西むら」

アスパム13階の展望台からは、目の前に広がる陸奥湾や行き交う船舶など、デート気分を高める絶景を満喫できます。晴れた日には、美しい景色に浸りながら、2人で静かに語り合うのもいいでしょう。2階では迫力ある立体映像で青森の観光スポットを疑似体験することもできます。

ランチは館内のお店で青森の郷土料理を楽しむのがおすすめです。1階には青森の特産品やお土産品が豊富に揃っていますので、ゆっくりと見て回るのも楽しい時間になるでしょう。

周辺には「青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸」や「三内丸山遺跡」があります。展望台から見下ろした施設を実際に訪れてみると、新たな発見があって面白いかもしれません。

ロマンチックな夕暮れ時の景色を楽しみたいカップルは、周辺スポットを巡った後、アスパム展望台で夕暮れの美しい光景を眺めながらデートを締めくくるのもおすすめです。

ここからは、今回のデートのメインとなるアスパムの展望台について詳しくご紹介していきます。

アスパム展望台から楽しむ青森の絶景パノラマ

「青森県観光物産館アスパム」は青森市にある観光施設で、1986年に青森市のランドマークとして建設されました。

地上15階、高さ76メートルの三角形状の特徴的な外観は、日本建築学会東北支部の東北建築賞作品賞を受賞しています。青森市郊外からも見ることができ、青森市を象徴する建物として多くの人々に親しまれています。

「アスパム」の名称は、青森(Aomori)、観光(Sightseeing)、物産(Products)、館(Museum)の頭文字(ASPM)から連想されたもので、一般公募により採用されました。

館内には青森の特産品を扱うお土産店や郷土料理を楽しめるお食事処などが併設されています。13階の展望台からは青森市街と陸奥湾を一望でき、四季折々の景色を楽しむことができます。また、青森の文化や歴史を学べるイベントの開催や体験コーナーもあり(*1)、青森の魅力を知るスポットとしてカップルのデートコースにもおすすめです。

今回は、青森県観光連盟・観光産業振興グループ主事の神田さんにお話をおうかがいしました。

プロポーズの聖地:アスパムとベイエリアの魅力

青森県観光物産館アスパムの外観

編集部

青森県観光物産館アスパムの展望台は、どのような施設なのでしょうか?

神田さん

アスパムの展望台は、施設の13階にある360度回廊式展望台です。ここからは青森市街をはじめ、下北・津軽・夏泊(なつどまり)各半島、陸奥湾や八甲田山などの壮大な景色を楽しめます。天気が良ければ北海道まで見渡すことができますよ。

青森県で最も高い展望台として知られており、素晴らしい眺望からカップルに人気のデートスポットとなっています。

編集部

展望台のあるアスパムは外観が特徴的ですね。どういったコンセプトがあるのでしょうか?

神田さん

アスパムの印象的な三角形の建物は、青森県の頭文字「A」をかたどったと言われています

館内には展望台以外にも青森県の魅力が詰まったスポットがあります。県内の特産品や土産物はもちろん、青森の四季と祭りの臨場感を体験できる360度3Dシアターも設置しています。外観の美しさと館内の充実した内容の両方をお楽しみいただけます。

編集部

アスパムを開設してからの印象的なエピソードがありましたら教えてください。

神田さん

2016年に、アスパムとその周辺のベイエリア「ベイ・アスパム」が、一般社団法人日本フォトウエディング協会から「プロポーズの聖地」に認定されました。これを機に、青森市の美しい都市景観をバックにプロポーズするカップルが増えています。恋人たちの大切な思い出の場所として親しまれています。

アスパム周辺のベイエリア
▲夕暮れ時のアスパム周辺のベイエリア。左手は青森ベイブリッジ、右手にはライトアップされた八甲田丸が。

編集部

アスパムを運営されるにあたり、大切にされていることがありましたら教えてください。

神田さん

お客様とのコミュニケーションを大事にしています。

例えば、お客様が「八甲田山はどれだろう?」と探しているのを見かけたら、自然に声をかけてご案内します。その際、青森市内の観光情報や地元ならではの小話なども交えながら、お客様と親しくお話しするよう心がけています。こうした地元ならではの情報提供を通じて、より充実した観光体験をしていただけるよう努めています。

青森市街とベイエリアを一望:南西側からの絶景

編集部

アスパムの展望台からはどのような景色を見ることができますか?主な見どころをご紹介ください。

神田さん

展望台南側からは青森市の街並みを一望できます。市街地の向こうには緑豊かな山々が広がっています。

アスパム展望台より南側の景色
▲アスパムの展望台南側。市街地の向こうには山々が広がります。

西側からは青森ベイブリッジを上から見ることができます。また、1908年(明治41年)から80年間にわたり青森港と函館港を結んで運行していた八甲田丸も眺めることができます。北側には陸奥湾が広がっており、青森の自然の豊かさを実感できます。

アスパム展望台より西側の景色
▲西側の眼下には青森ベイブリッジと八甲田丸が存在感を示しています。

神田さん

この素晴らしい風景は日没頃になると一層魅力的になります。オレンジ色に染まる陸奥湾や青森市の街並みは、カップルの皆様に特におすすめの光景です。夕暮れ時になると、空と海が織りなす色彩の変化を楽しむことができます。

アスパム展望台からの夕焼け
▲カップルで目に焼き付けたい美しい夕焼けの景色。

陸奥湾の絶景とねぶた絵:北側展望台の見どころ

編集部

反対側の景色についてもお聞かせいただけますか?

神田さん

北側に目を向けると、下北・津軽・夏泊各半島や陸奥湾が一面に広がっています。青森県の特徴的な地形を一望することができます。

アスパム展望台より北側の景色
▲北側に広がる陸奥湾。目の覚めるような青い海が気持ち良い景色です。

また展望台北側には、ステンドグラス風のねぶた絵を設置しています。こちらは2022年の青森港開港400年を記念して作成され、青森港の400年の歴史が江戸時代初期、中期、現代の三部作で表現されております。

眼下に広がる実景とともに見ていただくと青森港の歴史を感じることができ、展望台からの景色をより深く楽しめると思いますよ。

アスパム展望台のステンドグラス
▲北側に設置された鮮やかなステンドグラス風ねぶた絵。

編集部

空と海が広がる光景を見ると、気持ちがおおらかになりますね。展望台からの眺めは、カップルでゆっくり過ごすのにぴったりの場所だと感じました。雲の形や海の色の変化を一緒に楽しむのも素敵なデートになりそうです。

鮮やかな色彩のステンドグラス風ねぶた絵も印象的です。細かい描写が施されているので、二人で近づいてじっくり鑑賞するのも楽しそうですね。

春のイルカウォッチング:陸奥湾の絶景を楽しむベストシーズン

編集部

アスパムの展望台のなかで、特に人気の眺望スポットはどこでしょうか?

神田さん

陸奥湾を一望できる北側が、最も人気がありますね。展望台には椅子をいくつか用意しているので、ゆっくりと景色を楽しみながら会話を楽しむカップルをよく見かけます。

編集部

展望台を訪れるのにおすすめの時間帯や天気などがあれば教えてください。

神田さん

快晴の日がおすすめです。晴れた日には、展望台から各半島や陸奥湾、北海道までをすっきりと見渡すことができます。

特におすすめなのは4月から6月です。この時期、アスパムに隣接する「青い海公園」のすぐ沖合にイルカの群れがやってくることがあります。運が良ければイルカを肉眼で見ることができますよ。野生のイルカを肉眼で見られる展望台は全国的にも珍しいです。

また、冬の晴れた日も魅力的です。雪化粧をした青森市の美しい姿が見られます。

アスパム展望より冬の景色
▲美しい雪景色の青森市街地は、澄んだ空気が感じられます。

編集部

展望台のなかで映えショットを撮るとしたら、どのポジションがいいでしょうか?

神田さん

陸奥湾を背景に写真を撮るのがおすすめです。晴れた日の青い海や、夕刻時の茜色に染まった陸奥湾を背景にすると、非常に美しいショットになります。

撮影の際は展望台スタッフにお声がけいただければ、思い出の1枚になるようにお手伝いさせていただきます。

360度3Dシアター:青森の四季を臨場感たっぷりに体験

編集部

展望台以外にアスパムで楽しめる施設があれば、教えてください。

神田さん

アスパムの2階には日本最大級の360度3Dシアターがあります。このシアターでは、青森県の四季の魅力と祭りの迫力を360度3D映像で体感できます。四季折々の青森の美しさや、有名な祭りの雰囲気を臨場感たっぷりに味わえるので、カップルで一緒に楽しむのにぴったりです。

アスパムのデジタル映像シアター「夏」
▲360度3Dシアター「夏」。緑がまぶしい青森の夏が映し出されます。

アスパムのデジタル映像シアター「秋」
▲360度3Dシアター「秋」。一面紅葉となる青森の秋に魅了されます。

アスパムのデジタル映像シアター「青森祭り」
▲360度3Dシアター「祭り」。「青森ねぶた祭」の迫力ある映像。

(ねぶた制作:竹浪比呂央/ねぶた映像編集協力:竹浪比呂央ねぶた研究所)

>>3Dデジタル映像シアターについて
>>展望台&3Dシアター観覧料金

アスパム館内グルメ:青森の郷土料理と特産品を堪能

編集部

アスパムの館内にある飲食施設についてご紹介いただけますか?

神田さん

はい、アスパム館内には1階と10階に飲食施設があります。展望台での飲食はできませんが、館内で様々な食事を楽しむことができます。

  • Sweets Factory pampam(1階)
  • 立ち呑み屋 地酒アスパム(1階)
  • ラウンジ・センチュリー(1階)
  • みちのく料理 西むら(10階)

「Sweets Factory pampam(スイーツファクトリー パムパム)」は1階のお土産屋コーナーの一角にあるアップルパイ専門店です。毎日店内で焼き上げているオリジナルアップルパイが人気で、青森の味を楽しむことができます。

アスパム1階「スイーツファクトリーパムパム」
▲アツアツのアップルパイが人気。パムパムアップル400円、チーズアップルパイ350円など。

>>Sweets Factory pampam

「立ち呑み屋 地酒アスパム」では、県産酒を約40種類楽しむことができます。日本酒を中心に、ビールやワイン、焼酎など、青森の地酒を堪能できる場所です。

アスパム1階の「立ち呑み屋 地酒アスパム」
▲地酒と地元食材を使ったおつまみで至福のひとときを過ごせます。

>>立ち呑み屋 地酒アスパム

「ラウンジ・センチュリー」は、お食事やソフトクリームを提供しています。ラーメン・そば・うどん、カレーライスなどの軽食から、ドリンクまで幅広いメニューを用意しています。

アスパム1階の「ラウンジ・センチュリー」
▲フードメニューは、ご当地の煮干しラーメン600円、ほたて津軽そば750円など。

>>ラウンジ・センチュリー

10階にある「みちのく料理 西むら」では、新鮮な魚介類と青森郷土料理を楽しむことができます。青森の海の幸と伝統的な料理を一度に味わえる贅沢な空間です。

アスパム10階「みちのく料理 西村」
▲「西むら」のお座敷。海峡サーモン三昧丼1,600円、すだち香る冷しぶっかけ蕎麦1,200円など。

>>みちのく料理 西むら公式サイト

カップルにおすすめ:津軽びいどろのペアグラスでロマンチックなお土産

編集部

お土産はアスパム館内で購入できますか?カップルにおすすめの品がありましたら教えてください。

神田さん

はい、アスパム館内1階に、青森県内最大級のお土産品コーナーがございます。カップルのお客さまには、津軽びいどろの美しいペアグラスがおすすめです。

津軽びいどろは青森の伝統工芸品として指定されています。いつまでも眺めていたい美しさと暮らしに馴染むさり気なさがあり、青森県でのデートの思い出として最適です。

アスパム物産の工芸品
▲津軽びいどろ「にほんの色」グラスペア(そよかぜ)(引用:アスパム物産オンラインサイト

>>お土産品コーナーはこちら

編集部

津軽びいどろは、日本の四季を表現した彩色が特徴のガラス工芸品なのですね。その季節感あふれる色合いは、優しさや清々しさを感じさせてくれます。素敵なペアグラスは、2人で食卓を囲む時間をより特別なものにしてくれそうです。

お土産コーナーには、津軽びいどろ以外にも、カップルで揃えて楽しめるような民工芸品がたくさんありそうですね。ゆっくりと見て回りたいと思います。

「アスパム」の展望台を訪れた方の感想と口コミ

編集部

アスパムの展望台を訪れた方からは、どのような感想が寄せられますか?

神田さん

お客さまからは、四季折々で様々な感想をいただくことが多いです。陸奥湾に現れるイルカに感激されるお客様が多いのですが、冬の雪化粧を施した青森市の美しさに感動し「冬に来て良かったね」などとおっしゃる方も多いですね。春には桜、夏には青々とした緑、秋には紅葉と、季節ごとに異なる青森の景色を楽しんでいただけています。特に、冬の雪景色は多くの方に印象深く感じていただいているようです。

冬の絶景:雪景色と青い海のコントラストを楽しむ

編集部でも、アスパムを訪れた方の口コミを独自調査しましたので、要約してご紹介します。

アイコン
青森ベイブリッジと八甲田丸のツーショットが撮影できる絶好のスポットです。青森の象徴的な二つの景観を一度に収められます。
アイコン
雪の日には、一面の白銀世界と青い海のコントラストが見事で、絶景が楽しめます。冬ならではの美しさを堪能できます。
アイコン
3Dシアターは迫力があり、青森の風景やお祭りの中にいるような臨場感を味わえます。地域の魅力を体感できる人気のアトラクションです。
アイコン
1階のアップルパイは絶品で、豊富なお土産も魅力的です。青森の特産品を味わい、購入できるのも大きな魅力です。

口コミからは、雪景色の美しさに感動する様子が伝わってきますね。ただし、展望台ではガラスの反射で写真撮影が難しいという声もあります。事前にガラスの映り込み対策を調べておくと、より良い写真が撮れるでしょう。

素敵な写真を撮影するだけでなく、実際の景色をしっかりと目に焼き付けることで、二人の心に残る大切な思い出になることでしょう。アスパムでの体験を通じて、青森の魅力を存分に感じられるはずです。

アスパムからカップルへのメッセージ

編集部

これからアスパムの展望台を訪れるカップルへメッセージをお願いします。

神田さん

青森県観光物産館アスパムの展望台は青森市街はもちろん、下北・津軽・夏泊の各半島や陸奥湾などの景観が360度ぐるりと眺望できます。

眼下の絶景を2人で楽しんでいただき、大切な青森県での思い出にしていただけたらと思います。お若いカップルからご年配の夫婦まで、皆さまのご来館をお待ちしております。

編集部

これぞ青森という風景を堪能できるのがアスパムの魅力ですね。訪れる季節や時間帯によって、どんな景色に出会えるのか楽しみです。

今回はアスパムの見どころについてお話を聞かせていただき、ありがとうございました。

青森県観光物産館アスパム:施設概要と利用案内

住所 〒030-0803
青森県青森市安方1丁目1番40号
アクセス JR青森駅から徒歩約8分
駐車場 150台(有料)
営業時間 13階「展望台」9:00~18:30
2階「360° 3Dデジタルシアター」10:00~17:15(最終上映17:00)
飲食施設

1階
「立ち呑み屋 地酒アスパム」11:00~18:00(最終注文 17:00)
「ラウンジ・センチュリー」9:30~17:30
「Sweets Factory pampam」10:00~18:00
10階
「みちのく料理 西むら」11:00~15:30(最終注文 14:30)、
16:30〜19:00(最終注文 19:00)

休館日 12月31日
2月下旬の2日間
入場料

大人

A券(360°3Dシアター・展望台セット):850円
B券(360°3Dシアターのみ):650円
C券(展望台のみ):400円

電話番号 017-735-5311
予約 不要
公式サイト http://aspm.aomori-kanko.or.jp/

※最新の情報は公式ホームページ等でご確認をお願いいたします。
※記事中の金額はすべて税込表示です。

アスパム周辺のロマンチックデートスポット

アスパム周辺にはカップルにおすすめの観光スポットがいくつかありますので、ここでご紹介します。

アスパムの海側には「青い海公園」を中心としたベイエリアが広がっており、目の前に広がる陸奥湾の美しい景色を眺めながら散策を楽しむことができます。四季折々の風景が楽しめ、特に夕暮れ時の景色は絶景です。

公園の西側には青森駅方面へと続く遊歩道「青森ラブリッジ」があり、東側には青森新中央埠頭を過ぎたところに海上遊歩道「青森ベイ・プロムナード」が延びています。これらの遊歩道は、海風を感じながらゆったりと散歩するのに最適です。

海を眺めながら歩けるこのベイエリアは、カップルの気分を高める雰囲気があり、2人だけの特別な時間を過ごすのにぴったりのデートスポットです。手をつないで歩くのがおすすめです。

周辺のおすすめデートスポット

青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸:ノスタルジックな船内デート

アスパムから徒歩圏内に、かつて青函連絡船として活躍した八甲田丸の保存施設「青函連絡船メモリアルショップ八甲田丸」があります。ここでは八甲田丸の船内を見学でき、青函連絡船時代の雰囲気を体感できるほか、記念グッズなどを購入することもできます。

アスパムに隣接する「青い海公園」から遊歩道を通ると、青森ベイエリアの美しい景色を堪能できます。遊歩道は海風が心地よく、2人で寄り添って歩くのに適しています。カップルにとって思い出に残る散歩コースとなるでしょう。八甲田丸の観覧料は大人1人510円です。

公式URL:青函連絡船メモリアルショップ八甲田丸

青森ベイ・プロムナード:海上遊歩道でロマンチックな夜景デート

青森ベイ・プロムナードは陸奥湾に浮かぶ遊歩道で、青い海公園沿いを歩いて約20分の場所にあります。

海上遊歩道は全長310mあり、先端には青森港北防波堤西灯台があります。ここからは埠頭周辺を一望でき、青森市の海の景色を楽しむことができます。夜になると足元のライトが点灯し、ロマンチックな雰囲気を演出してくれます。遊歩道からはベイブリッジやアスパム(青森県観光物産館)も見ることができ、特に夜景が美しいスポットとなっています。ただし、遊歩道は21時に閉鎖されるので、訪れる際は時間に十分注意が必要です。

世界遺産・三内丸山遺跡:縄文時代にタイムスリップするカップルデート

三内丸山遺跡(さんないまるやまいせき)は、青森市にある縄文時代の大規模集落跡で、国の特別史跡に指定されています。約5,500年前から1,500年間にわたり人々が暮らしていた遺跡です。2021年7月には「北海道・北東北の縄文遺跡群」の一つとしてユネスコの世界文化遺産に登録されました。

遺跡内には、出土した土器や石器、装飾品などの重要文化財を展示する常設展示室があります。野外では発掘された遺跡跡や当時の生活を再現した復元住居を見学できます。広々とした敷地内には開放感のあるレストランや地元の特産品を扱う売店もあり、ゆっくりと過ごすことができます。縄文時代の暮らしや文化に触れることができる、古代史や考古学に興味のあるカップルにおすすめのデートスポットです。

観覧料:大人410円(特別展観覧は別途料金)。所要時間の目安は2~3時間です。

公式URL:三内丸山遺跡公式サイト

まとめ:アスパム展望台と周辺スポットで楽しむ青森カップルデート

今回ご紹介した「青森県観光物産館アスパム」の展望台からは、青森の魅力的な景色が広がっています。陸奥湾の美しい海や夜景、そして雪景色は訪れたカップルの心に素敵な思い出として残ることでしょう。展望台からは、季節によって異なる青森の表情を楽しむことができます。

アスパムの周辺には、デートで散策するのにぴったりなベイエリアが広がっています。昼間は青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸の船内や三内丸山遺跡などの世界遺産候補の遺跡をゆっくり見学して、夜はベイエリアでロマンティックな時間を過ごすプランもおすすめです。ベイエリアには、おしゃれなカフェやレストランも多く、カップルで楽しめるスポットが豊富です。

青森でデートを考えている方は、アスパムの展望台をデートコースに取り入れて、2人の忘れられない思い出を作ってみてはいかがでしょうか。青森の自然と文化を感じながら、お二人の絆を深める素敵な時間を過ごせることでしょう。