京都府の特徴
海グルメも山グルメも充実歴史に彩られた憧れの古都・京都府への移住
悠久の歴史を持つ京都府。金閣、銀閣をはじめとする寺社仏閣、情緒ある街並みが数多く保存されており、京都での暮らしに憧れを持つ歴史・文化好きも多いのではないでしょうか。観光地のイメージが強いですが、住むことにも向いています。京都市のような都会では、電車やバスなど交通網が充実しており、大阪駅までは30分程で行くことができます。北部には日本海や豊かな森もあり、ゆとりある田舎の良さも持ち合わせています。牡蠣、ブリ、カニといた海グルメ、松茸や栗といった山グルメも楽しむことができます。
【京都府に移住】住みやすいおすすめの市町村を目的別に紹介
京都府は、都市部と山村でも利便性や自然の様子が大きく異なるため、さまざまなライフスタイルや要望に合わせた暮らしが実現できるでしょう。
ここでは、以下の項目に沿って目的別の人気エリアを紹介します。自分の理想に合った地域を探すために、ぜひ参考にしてください。
田舎暮らしがしたい人向け!自然豊かな地域
順位 | 地域 | 特徴 |
アクセス |
仕事 (*1) |
住まい |
子育て | 補助・支援 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1位 | 京丹後市 | ・”海の京都”エリアの最北端に位置する ・ジオパークの絶景が魅力 |
約6.5時間 |
・求人:5,897件 |
・家賃:約5.4万円 |
保育園:15園 小学校:17校 |
・空き家バンク |
2位 | 和束町 | ・800 年前から続く京都最大の茶産地 ・大都市圏へのアクセス良好 |
約3時間 |
・求人:810件 ・平均所得:492万円 |
・家賃:データなし |
保育所:1園 小学校:1校 |
・空き家改修に関する補助金 |
3位 | 宮津市 | ・海・川・山すべてに富んでいる ・天橋立を中心とした観光産業が盛ん |
約5時間 | ・求人:4,116件 ・平均所得:434万円 |
・家賃:約5.6万円 |
保育所:8園 小学校:6校 |
・空き家バンク ・子育て世帯リフォーム支援制度 |
(*1)正社員の県内総求人:386,187件・全国平均所得:461万円
(*2)家賃:2DKで比較・中古住宅:参考
参考:求人ボックス/住まいインデックス/アットホーム
【1位】京丹後市|日本海に面し、都会では見られない美しい景観が魅力
京丹後市の位置
⚫︎街の魅力
日本海に面する京丹後市は、海と山からの恵みが豊かな地域で、ユネスコ世界ジオパークに認定された山陰海岸ジオパークの海岸線や府内最古の天然温泉などがあり、観光地としても注目されています。
四季折々に魚介類や野菜・果物が豊富にとれ、「あんころもち」や「ぐら汁」など土地に根付いた郷土料理も魅力的です。
また、移住前段階からの手厚いサポートが充実していて、近年移住者が増加しています。
⚫︎交通アクセス
市内にICがあるため、車でのアクセスが便利でしょう。高速道路を利用して、京都市まで約1時間30分、神戸市まで約2時間でアクセスできます。
▼京丹後市から都心へのアクセス
東京まで
新幹線+電車:約6時間30分(京都経由)
自動車:約7時間30分
大阪まで
電車:約2時間30分
自動車:約2時間20分
市内には、電車やバスなどの交通機関もありますが、1時間に1本程度と限られているため車移動が主流です。
また、12月上旬〜3月中旬くらいまではスタッドレスタイヤの着用が必須となる為、早めに準備しておくと安心でしょう。
⚫︎子育て環境
海や山に囲まれた京丹後市では、豊かな自然環境を生かして、のびのびとした子育てができる環境が整っています。
また、18歳まで医療費は1医療機関につき200円/月といった助成制度があったり、保育所・こども園・小学校・中学校で完全給食を実施するなど、子育て世代に向けた支援も充実しています。
⚫︎補助金や支援制度
京丹後市では、移住支援センター「丹後暮らし探求舎」を設置しており、移住希望者に寄り添ったきめ細かい移住支援を行っています。
また、京都・大阪・東京などで移住者交流会も随時実施しているので、京丹後の暮らしについて少しでも興味を持った方は参加してみるのがおすすめです。
▼その他の支援内容の一部
⚫️失敗談やデメリット
- 昔ながらの地域文化が強く残っている
- 平均湿度77度と、年間を通して多湿な気候
丹後市では各町ごとに、区という単位で自治体があり結びつきが強いことが特徴です。地域の隣組費や参加必須の行事などもあるので、移住前に実際に足を運んでみるといいでしょう。
【2位】和束町|都心部に程よく近い”宇治茶の主産地”
和束町の位置
⚫︎街の魅力
和束町の象徴とも言える「石寺の茶畑」は京都景観資産第1号に登録されており、茶畑に一目惚れして移住したという方も多くいるほど。春には桜並木と茶畑が同じ空間に共存する風景が楽しめます。
また、大都市圏へのアクセスの良さも魅力的です。和束町は、半径約100km以内に京都市や大阪市、名古屋市などの大都市圏を抱えているため、「週末居住」にもおすすめの地域です。
⚫︎交通アクセス
車を利用し、奈良市内へは30分、京都市内へは1時間程度でアクセスが可能です。
また、2024年には宇治市方向へ抜けるトンネルが開通するため、ますます便利になるでしょう。
▼和束町から都心へのアクセス
東京まで
新幹線+電車:約3時間(京都経由)
自動車:約6時間
大阪まで
電車:約1時間
自動車:約1時間20分
町内には、バスが走っていますが1時間に1本程度の運行のため自家用車があると便利でしょう。
⚫︎子育て環境
和束町は、茶畑をはじめとする豊かな自然環境があるだけでなく、まちをあげてお茶の良さを体感できる機会を提供しているため、子どもへの食育・郷土愛教育にも良い環境であると言えます。
⚫︎補助金や支援制度
和束町では、町内の空き家を有効活用した定住を促進するため、空き家の改修などに関する補助金交付を行なっています。(最大180万円)
また、町内には数人で一軒家に暮らすシェアハウスがあり、1ヶ月からの短期移住や移住へのお試し体験として活用できます。
▼その他の支援内容の一部
⚫️失敗談やデメリット
- 地域活動が多いため、地域住民の方々との調和が必要になることが多い
- 賃貸物件が少ない
地域によって異なりますが、地域住民の方が多いエリアほど独自の慣習が根強い傾向があります。事前に足を運び、納得しておく必要があるでしょう。
詳しくは以下の記事で解説しています。
【3位】宮津市|昔からの伝統と新たな文化が共存するまち
宮津市の位置
⚫︎街の魅力
宮津市は、「日本三景・天橋立」で知られており、観光地として有名ですが、移住地としても人気が高まっている地域です。
近年、ワーケーション施設がオープンし、テレワークでの仕事と自然に囲まれた暮らしが体感できると、移住・Uターン起業者が増加しています。
また、海・川・山すべてに富んでいる宮津市では、四季折々の美しい景色と豊かな産物も魅力です。
⚫︎交通アクセス
高速道路が近く、京阪神・中京圏からのアクセスが便利です。京都・大阪までは、高速バスが毎日運行していて、乗り換えなしでアクセス可能です。
▼宮津市から都心へのアクセス
東京まで
新幹線+電車:約5時間(京都経由)
自動車:約7時間15分
大阪まで
電車:約2時間
自動車:約1時間40分
町内には鉄道・バスといった公共交通機関もありますが、本数が限られているため自家用車での移動が主流です。
⚫︎子育て環境
人口が約17,000人と規模が小さいからこそ住民同士の距離が近く、地域全体となって子どもを見守っているため子育てにおいて安心できる環境が整っています。
また、宮津市は2018年から独自の中高一貫教育のカリキュラム「ふるさとみやづ学」を行なっており、子どもたちに宮津市の自然や歴史・文化・伝統産業といった地域資源を心と体で理解してもらうことを目指しています。
⚫︎補助金や支援制度
宮津市では、移住・定住に関する一括相談窓口として「みやづ移住コンシェルジュ」の取り組みを行っています。同じ移住者目線で相談に乗ってくれるため、初めての移住でも安心でしょう。
また、移住希望者対象イベントやツアーの企画も随時行っているので、気になる方は気軽に相談してみてください。
▼その他の支援内容の一部
⚫️失敗談やデメリット
- 秋には「ウラニシ」と言われる独特の気候があり、雨や天気の急変が多い
- 24時間の積雪量が、50センチを超えることが多々ある地域もある
宮津市内においても、エリアによって積雪量が異なります。海沿いや平地は市街地と同じか、やや少なく、山沿いの新宮や山中地域は市街地よりも多い傾向があるため、住居地を決める際の参考にしてください。
ファミリー向け!のびのび子育てできる地域
順位 | 地域 | 特徴 |
アクセス |
仕事 (*1) |
住まい |
子育て | 補助・支援 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1位 | 舞鶴市 | ・日本海に面し、深い歴史が息づくまち ・大都市圏へのアクセス良好 |
約3.5時間 |
・求人:8,994件 |
・家賃:約5.3万円 |
保育園:16園 小学校:18校 |
・移住支援金助成制度 |
2位 | 南丹市 | ・まちの8割以上が山林 ・京都駅まで40分程度でアクセス可 |
約3時間 | ・求人:8,358件 ・平均所得:439万円 |
・家賃:約5.3万円 |
保育園:8園 小学校:7校 |
・移住者起業支援 |
3位 |
与謝野町 | ・300年続く織物のまち ・レジャー施設が豊富 |
約4.5時間 | ・求人:1,394件 ・平均所得:431万円 |
・家賃:約5.5万円 |
保育園:6園 小学校:8校 |
・空き家活用費助成 ・子育て世帯住宅費補助 |
【1位】舞鶴市|暮らしの組み合わせは自由自在!人気急上昇中の移住地
舞鶴市の位置
⚫︎街の魅力
近畿エリアの「住みたい田舎」ベストランキングにおいて、子育て世代が住みたいまち部門第2位を獲得した舞鶴市は、子育て施設や病院が充実していることや、恵まれた自然環境があることから子育て世代の移住先として人気が高まっています。(「田舎暮らしの本」宝島社,2023年2月号)
買い物や学校、仕事など日常生活に必要なものは揃っている環境の中で、海・山・川といった自然環境も充実しているため「生活の利便性は損なわずに、自然の中で子育てをしたい」という方におすすめの地域です。
⚫︎交通アクセス
舞鶴市から京都・大阪・神戸の大都市圏までは、車で2時間以内、電車や直通高速バスの利用では2~3時間でアクセス可能です。
交通面での利便性の高さから、2拠点生活地としても注目されています。
▼舞鶴市から都心へのアクセス
東京まで
新幹線+電車:約3時間40分(京都経由)
自動車:約7時間
大阪まで
電車:約2時間20分(京都経由)
自動車:約1時間40分
市内には、鉄道や路線バス、さらに移動の確保が困難となった地域において、自主運行バスの運行も行なっています。そのため公共交通機関での生活も可能ですが、一家に一台は車があると便利でしょう。
⚫︎子育て環境
舞鶴市ならではの取り組みとして、子供たちに食を通じて地域の自然や歴史について学んでもらおうと、小学校や保育所の給食に地元で採れた魚や水産加工食品を使ったり、「お魚授業」を実施したりといった教育を行なっています。
また、舞鶴市では子育て支援に力を入れており、待機児童はゼロ。産後のママに対する支援や未就学児を連れて遊べる子育て施設も充実しています。
⚫︎補助金や支援制度
舞鶴市では、農漁村エリア・まちなかエリアなど、各移住者のスタイルに合わせた暮らしの支援金制度を行なっています。
また、先輩移住者に相談できる「舞鶴市移住サポーター」制度があり、移住・定住の支援のみならず、起業支援や新規就農支援・漁業体験・子育て支援等についても相談することができます。
▼その他の支援内容の一部
- 冬は雪が多く、バスや電車など時間通りにいかないことが多い
- 夜遅くなると、タクシーがない
- 歴史ある地域のため、地域の方との仲間意識が強い
舞鶴市では、移住者と地域住民とのミスマッチを防ぐために、移住を希望する方へ向けて「この土地で暮らす難しさ」なども包み隠さず説明するそうです。このように、自治体が丁寧な橋渡しを行なってくれるため、初めての移住でも安心でしょう。
詳しくは以下の記事で解説しています。
【2位】南丹市|多様なニーズに対応した日本の原風景が残るまち
南丹市の位置
⚫︎街の魅力
南丹市は、まちの8割以上が山林のため澄んだ新鮮な空気と美しい水に恵まれており、どこか懐かしいような自然風景を味わうことができます。
面積は、府内2位を誇っており、広大な土地を持つため「便利な暮らし」から「本格的な田舎暮らし」まで多様なニーズに対応した住環境があるという魅力があります。
また、自治体や先輩移住者が主体となって移住者を歓迎する取り組みが行われているため、初めての移住にもおすすめの地域です。
⚫︎交通アクセス
京都府の中央に位置する南丹市は、JRや道路網が発達しており、近隣都市へのアクセスが良い点も魅力です。京都駅までは電車で約40分で行くことができるため、京都市内に通勤・通学する方も多いようです。
▼南丹市から都心へのアクセス
東京まで
新幹線+電車:約2時間50分(京都経由)
自動車:約6時間
大阪まで
電車:約1時間20分
自動車:約1時間
市内には、JR山陰本線や市営バス等が整備されていますが、移動範囲が限られてしまうため、ひとり一台車を保有している家庭が多いようです。
⚫︎子育て環境
南丹市では、全国トップクラスと言われるほど子育て支援が充実しており、子宝祝金や入学祝金など市独自の取り組みに注目が集まっています。
また、市内の一部が京都丹波高原国定公園に指定されているなど、豊かな自然に恵まれているため、自然の中でのびのびとした子育てをしたいという方にとって理想的な環境が整っています。
⚫︎補助金や支援制度
南丹市では、移住者の不安に寄り添いながらサポートする体制が整っており、日帰りから長期まで期間が選択可能な「田舎暮らし体験」なども行なっています。
また、移住を対象とした空き家改修補助制度や子育て世帯向けの住宅改修補助制度など、住まいに関するサポートも充実しています。
▼その他の支援内容の一部
⚫️失敗談やデメリット
- 南丹市は、エリアが広く、移動手段は車が基本
- 運動会やお祭りなど、区の行事が多い
南丹市では、180を超える区があり、福祉・子育て・交通などの面で、市民間の交流が活発に行われています。また、移住者と地域住民との相互理解を促すためのツールとして「集落の教科書」も発行されているので、ぜひ活用してください。
詳しくは以下の記事で解説しています。
【3位】与謝野町|豊かな自然と伝統文化が織りなす町
与謝野町の位置
⚫︎街の魅力
与謝野町は、織物のまちとして300年の歴史があり、特産物「丹後ちりめん」の産地として知られています。
織物のまちを象徴するレトロな街並みと、豊かな自然が織りなす与謝野町は、落ち着きのあるまちである一方、子育て世帯に嬉しい支援制度やレジャー施設が豊富で、ファミリー層が住みやすい点も魅力です。
また、肥沃な大地を活かした農業も盛んで、地産地消の取り組みも活発に行われているため新鮮な食材が手軽に手に入るという魅力もあります。
⚫︎交通アクセス
京都府内北部エリアの中央に位置する与謝野町には、山陰近畿自動車道のインターチェンジがあるため、高速道路の利用が便利です。京都市内までは、約1時間30分でアクセス可能です。
▼与謝野町から都心へのアクセス
東京まで
新幹線+電車:約4時間20分(京都経由)
自動車:約7時間
大阪まで
電車:約2時間30分
自動車:約2時間
与謝野町では、鉄道や丹海バスに加えて、町内の交通不便地区の解消を目的としたコミュニティバスもあります。しかし、週3日の運行と限られているため、自家用車があると便利でしょう。
⚫︎子育て環境
「子育てするならこのまちで」をモットーに掲げる与謝野町では、各地域に子育て支援センターを設置しているほか、子育て世帯移住促進のための住まいの補助制度なども行なっています。
また、町内は落ち着いた風情あるエリアでありながら、アウトドアが楽しめるファミリー向けの施設も豊富なため、自然と触れ合う子育てをしたいと考える方におすすめの地域です。
⚫︎補助金や支援制度
与謝野町では、移住者に向けて住まい探しを積極的にサポートしており、空き家バンクやお試し移住体験の活動も行っています。
▼その他の支援内容の一部
⚫️失敗談やデメリット
- 秋には「ウラニシ」と言われる独特の気候があり、雨や天気の急変が多い
- 積雪のある地域のため、冬用タイヤが必須
冬に降水量が多い日本海側の山陰型気候が特徴的な与謝野町では、春は桜、夏は豊かに実るホップなど、都会では感じられない季節の移り変わりや自然の心地よさを実感できるでしょう。
詳しくは以下の記事で解説しています。
一人暮らし向け・社会人向け!都心へのアクセスが良い地域
順位 | 地域 | 特徴 |
アクセス |
仕事 (*1) |
住まい |
子育て | 補助・支援 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1位 | 京都市 | ・観光地として有名な「千年の都」 ・都市と自然が共存するエリア |
約2時間 |
・求人:219,183件 |
・家賃:約7.5万円 |
保育園:283園 小学校:167校 |
・アーティスト向け物件マッチング |
2位 | 宇治市 | ・源氏物語の舞台地 ・大都市圏へのアクセス良好 |
約2.5時間 | ・求人:22,455件 ・平均所得:483万円 |
・家賃:約6.5万円 |
保育園:26園 小学校:22校 |
・空き家活用リフォームの経費補助 |
3位 | 長岡京市 | ・歴史と自然が残るまち ・大都市圏へのアクセス良好 |
約2.5時間 | ・求人:12,376件 ・平均所得:542万円 |
・家賃:約6.2万円 |
保育園:20園 小学校:10校 |
・空き家バンク ・子ども医療費助成 |
【1位】京都市|歴史の奥深さと多様性を持つ都市
京都市の位置
⚫︎街の魅力
京都市は、世界的な観光地として有名ですが、近年首都圏の若者が選ぶ移住先として、人気が高まっています。
国内外多くの人を惹きつける「千年の都」として、歴史や文化が息づく地域でありながら、大学のまち・ものづくり都市・環境先進都市・多分共生都市などの顔も持っており、多様な魅力を感じられる地域です。
また、市街地から車で1時間ほどの場所には、豊かな自然に恵まれた里山があるため、都会の中でも癒しを感じられる暮らしが叶います。
⚫︎交通アクセス
府内一利用者の多いターミナル駅「京都駅」があり、市営地下鉄やJR、私鉄各線の8つの鉄道ネットワークが整っています。
また、大阪まで約30分、名古屋までは約35分で行くことができ、近隣都市部へのアクセスにも優れています。
▼京都市から都心へのアクセス
東京まで
新幹線:約2時間
自動車:約6時間
大阪まで
電車:約30分
自動車:約1時間
⚫︎子育て環境
京都市は、「子どもたちの豊かな感性や人間性を地域ぐるみで育むまち」として、茶道体験や能楽堂の鑑賞など、学校教育を通して伝統文化・文化芸術に触れる機会を多く創出しています。
また、人口100万人を超える都市の中で最も保育所に入りやすく、預かり保育が充実している点も魅力です。
⚫︎補助金や支援制度
京都市では、市内で就職を考えている学生向けの就職支援や、創業に関する支援等を行なっています。
また、市内で活動をしていくアーティスト向けに不動産事業者などから寄せられた物件情報を紹介するマッチング事業など、文化都市ならではの取り組みも魅力的です。
▼その他の支援内容の一部
⚫️失敗談やデメリット
- 生活圏と観光地が重なっているため、観光シーズンはバスや電車が混雑する
- 京都市は山に囲まれた盆地のため、夏の暑さが厳しい
「碁盤の目」の街並みで知られる京都市内の都心部は、コンパクトで坂もほとんどないため、自転車での移動が便利でしょう。
【2位】宇治市|源氏物語の舞台として有名な歴史・文化の香るまち
宇治市の位置
⚫︎街の魅力
宇治市は、京都や奈良の中間に位置しており、京都や大阪など大都市へのアクセスの良さが魅力です。
公共交通機関や高速道路等の交通網が整備されており、近郊都市への通勤通学が便利なため、居住地域として人気があり、京都市に次ぐ府内2位の人口を誇る地域です。
また、宇治市内には世界遺産の平等院・宇治上神社をはじめ、多数の社寺仏閣があり、市の中央部分には宇治川が流れているなど、美しい自然環境と豊かな歴史・文化遺産に恵まれている点も魅力です。特産品の「宇治茶」は、高級茶として広く知られています。
⚫︎交通アクセス
宇治市内には、京滋バイパス、第二京阪道路などが整備されているため車での移動が便利です。
さらに、2024年には新名神高速道路の開通も予定されており、ますます便利になるでしょう。
▼宇治市から都心へのアクセス
東京まで
新幹線+電車:約2時間20分(京都経由)
自動車:約5時間
大阪まで
電車:約45分
自動車:約1時間
市内には、鉄道4路線が通っており、2023年3月にはJR奈良線の京都駅から宇治市域まですべて複線化され、通勤・通学などの移動に多く利用されています。
⚫︎子育て環境
宇治市では、「子ども・子育てファーストの視点」で切れ目のない、きめ細やかな子育て支援に取り組んでいます。
⚫︎補助金や支援制度
宇治市では、市内に転入して三世代近居を始める子育て世帯へ向けて、空き家活用リフォームの経費補助を行っています。
▼その他の支援内容の一部
⚫️失敗談やデメリット
- 観光地が多く、休日は渋滞が発生しやすい
- 住宅地なので駅の利用者も多く、ラッシュ時は混雑する
宇治市は、高速道路の道路網が充実した環境であるので、車での通勤もおすすめです。県内位置の市街地である京都市までは、約30分でアクセスできます。
【3位】長岡京市|主要都市へのアクセス良好な歴史ロマンが漂うまち
長岡京市の位置
⚫︎街の魅力
長岡京市は、京都と大阪のちょうど中間に位置し、都市圏へのアクセスに優れています。
また、市の名前にもあるように「長岡京」の都がかつて置かれた地のため、豊かな歴史資源に恵まれていたり、西山連峰をはじめとする豊かな自然がのこり、田園風景がひろがっていたりと多様な魅力を感じられる地域です。
⚫︎交通アクセス
長岡京市には、阪急とJRの駅があり、電車を利用して京都市内から約10分、大阪から約30分でアクセス可能です。
また、高速バスの利用も便利で、関東、北信越、東海、京丹後、中国方面の便が発着しています。
▼長岡京市から都心へのアクセス
東京まで
新幹線+電車:約2時間20分(京都経由)
自動車:約6時間
大阪まで
電車:約30分
自動車:約50分
市内には、鉄道2線が通っているほか、阪急バス、コミュニティバス等の交通網も整備されています。
⚫︎子育て環境
長岡京市では、「長岡京子育てコンシェルジュ」の取り組みを行っており、保健師・助産師・栄養士等専門職がチームとなって、市民の妊娠・出産・子育てをサポートしています。
また、子どもから大人まで多世代で交流できる「総合型地域スポーツクラブ」も盛んに行われています。
⚫︎補助金や支援制度
長岡京市では、移住者の住まいのサポートとして、空き家バンクの取り組みを行っています。
物件の見学も可能なので、気になる方は気軽に連絡してみることをおすすめします。
▼その他の支援内容の一部
⚫️失敗談やデメリット
- 山に向かって住宅地が広がっており、住宅街と駅で高低差が大きい
-
地域によってはコンビニやスーパーが少ないことがあるため、車を所有していないと不便さを感じるかも
コンパクトな地域のため、少し移動すれば生活に必要なものがなんでも揃います。利便性を重視しながら、自然のもとで生活したいという方におすすめの地域です。
老後にゆっくり生活したい人向け!定年後でも住みやすい地域
順位 | 地域 | 特徴 |
アクセス |
仕事 (*1) |
住まい |
子育て | 補助・支援 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1位 | 福知山市 | ・ほどよく街で、自然も豊富 ・京都・大阪・神戸へ車で約1.5時間でアクセス可 |
約3.5時間 |
・求人:13,961件 |
・家賃:約6.3万円 |
保育園:30園 小学校:21校 |
・空き家バンク |
2位 | 綾部市 | ・全面積の7割以上が森林 ・移住者への手厚いサポートが魅力 |
約3時間 | ・求人:7,624件 ・平均所得:446万円 |
・家賃:約5.5万円 |
保育園:9園 |
・就農支援 |
3位 | 伊根町 | ・海に近い町 ・人口約2000人で住民同士の交流が盛ん |
約5時間 | ・求人:795件 ・平均所得:496万円 |
・家賃:データなし |
保育園:2園 小学校:2校 |
・移住促進補助金 ・教育費の無償化 |
【1位】福知山市|理想のライフスタイルが叶う!暮らしやすく、程よいまち
福知山市の位置
⚫︎街の魅力
福知山市は、京都府の北西部に位置しており、中心部は充実した都市基盤が整備されている一方で、郊外は自然豊かな田園風景が広がっています。
そのため、多様なニーズに対応しており、それぞれの理想のライフスタイルを選ぶことができる点が魅力で、近年移住者が増加しています。
また、自治体や先輩移住者が主体となって移住者を歓迎する取り組みが活発に行われているため、初めての移住にもおすすめの地域です。
⚫︎交通アクセス
福知山市は、国道や鉄道路線が通る北近畿の交通の要衝であり、京都・大阪・神戸まで車で約1時間半でアクセス可能です。
▼福知山市から都心へのアクセス
東京まで
新幹線+電車:約3時間30分(京都経由)
自動車:約7時間
大阪まで
電車:約1時間30分
自動車:約1時間30分
市内には、鉄道2線や民間バス・市営バス等も通っていますが、自家用車があると便利でしょう。
⚫︎子育て環境
福知山市は、京都府内1出生率が高く、子育てコンシェルジュや子育て支援センター、ファミリー・サポート・センターによる支援や、就学前健診・スクリーニング、放課後児童クラブ、病児保育サービスの実施など、子育て環境が充実しています。
⚫︎補助金や支援制度
福知山市では、移住希望者それぞれのニーズに合わせた体験ツアーを実施しています。セミオーダー型で、福知山市の職員と1組限定で回るので質問しやすい点も魅力です。
先輩移住者に話を聞ける機会もあり、良い点だけでなく実際に住んで困ったことなども聞けるため、移住後のギャップも軽減できるでしょう。
▼その他の支援内容の一部
⚫️失敗談やデメリット
- 積雪がある地域のため、雪かきや冬用タイヤなど、事前の準備が必要
- 湿度が高いので、カビや結露が発生しやすい
まちなかエリアで約10~20cm、山間部で約20~50cmほどと、市内でも地域によって積雪量が異なります。ぜひ、居住地探しの参考にしてください。
詳しくは以下の記事で解説しています。
【2位】綾部市|機能・特性がバランスよく備わった「移住立国あやべ」
綾部市の位置
⚫︎街の魅力
綾部市は「移住立国あやべ」を掲げており、自治体や住民、企業が一丸となって移住者を歓迎する取り組みを行っているため、初めての移住でも安心できる点が魅力のひとつです。
また、市内は歴史・文化に彩られた市街地から少し離れると田園風景が広がっていたり、京阪神地域と日本海地域をつなぐ交通の要衝地であったりと、さまざまな機能や特性がバランスよく備わっている地域です。
⚫︎交通アクセス
綾部市近郊の大都市の大阪や兵庫へ場合は、車での移動が便利です。
また、綾部駅から京都市・大阪・名古屋行きの高速バスの運行も行われています。
▼綾部市から都心へのアクセス
東京まで
新幹線+電車:約3時間(京都経由)
自動車:約6時間
大阪まで
電車:約2時間
自動車:約7時間
市内には、鉄道2路線や路線バス等が整備されています。しかし、電車は1時間に1〜3本ほどと、限られているため自家用車での移動が主流です。
⚫︎子育て環境
綾部市は、山や川、田んぼが多く、豊かな自然が身近にある環境でありながら、大きな病院などもあり、日常生活に必要なものはしっかりと揃う便利な点が魅力です。
そのため、自然の中でのびのびと子育てがしたいという方へおすすめの地域です。
⚫︎補助金や支援制度
市が運営する「あやべ定住サポート総合窓口」では、物件紹介だけでなく、地域との繋がりまでしっかりとサポートしてくれます。
また、綾部市には「ここらへんのことつたえ隊」というボランティア組織があり、周辺の地域の話や移住について相談することもできます。
▼その他の支援内容の一部
⚫️失敗談やデメリット
- 四季がはっきりしており、夏は35度を超える日も珍しくなく、冬は零下5度を下回ることもある
- 一年を通して湿度が高く、カビが生えやすい
- 自治体の結びつきが強く、地域の行事や集まりが多い
綾部市は、12の地区に分かれていてそれぞれに特色や文化があり、風景や気候も異なります。「どんな暮らしをしたいのか」ぜひ窓口を利用して自分に合った地域を見つけてみてください。
詳しくは以下の記事で解説しています。
【3位】伊根町|日本で一番海に近い暮らしが叶う町
伊根町の位置
⚫︎街の魅力
伊根町は、古くから漁業・農業で栄えた町で、人口は約2000人と規模が小さいからこそ住民同士の距離感が近く、地域行事などを通じた交流も盛んなため、新しい出会いや人との繋がりが生まれやすい点が魅力です。
海辺ギリギリに建てられた「舟屋」の町並みが現在も残り、観光地としても多くの人を魅了しています。
海や山に囲まれながら、穏やかな暮らしがしたいという方へおすすめの地域です。
⚫︎交通アクセス
京都縦貫道自動車道が開通しているため、車でのアクセスが便利です。京都市・神戸市までは約2時間でアクセス可能です。
▼伊根町から都心へのアクセス
東京まで
新幹線+電車+バス:約5時間(京都経由)
自動車:約6時間
大阪まで
電車:約3時間30分
自動車:約2時間30分
市内には、路線バスが通っていますが、本数は1時間に1本程度のため車での移動がおすすめです。
しかし、自家用車での移動が難しいといった方向けに予約型乗合交通「いねタク」というサービスもあります。
⚫︎子育て環境
伊根町は、保育料の軽減や教育費無償化など、子育て支援にも力を入れており、近年若い世代の移住者も増加しています。
また、小規模な町のため、地域全体で子どもを見守るシステムがあり、子育て世帯にとって安心の環境であると言えるでしょう。
⚫︎補助金や支援制度
伊那市では、住まいのサポートとして定住促進住宅の貸出を行っています。また、雇用の創出にも力を入れており、実践農場や海の民学舎の取り組みも行っています。
▼その他の支援内容の一部
⚫️失敗談やデメリット
- 町内には、スーパーやコンビニがない
- 町内の仕事は宿泊業や環境業、漁業などが中心
確かに、町内の仕事は宿泊業や環境業、漁業などが中心ですが、現在はリモートワークを利用した2拠点生活地としても注目されています。
京都府くらしの特徴は?
京都にはいくつもの表情があります。まず京都市周辺は、京都府の中心地。日本の伝統的な文化と歴史が色濃く残っています。四季折々の美しい風景や古い寺院、神社が数多くあり、観光地としてとても有名です。都市部なので、便利な交通網や充実した商業施設があります。お祭りや地域行事が多いのも特徴です。
山城地域は、自然が豊かな場所です。山地のため、夏は比較的涼しく、冬は寒いことが多いです。農業が盛んな場所でもあります。
京都府の北部に位置し日本海に面する丹後地域は、海岸線が長く、美しい海で海釣りや海水浴もできます。
自然が豊かな中丹地域には美しい渓谷や川、森林が広がっています。アウトドア活動やハイキング、キャンプなどを楽しむことができます。
京都府の南部に位置しする丹波地域は、地域全体が山岳地帯で、特に美しい山々が広がっています。
地域それぞれの魅力あふれる京都への移住を検討しているかたに、各エリアごとの暮らしの違いや移住支援情報、失敗しないために知っておいてほしいポイントをまとめました。
京都府で暮らしたことがある人に聞きました!京都の好きなところとは
京都府に1年以上住んだことがある人141名のかたに、京都府での暮らしについてアンケートしました*。京都暮らしでの満足度を聞くと約7割のかたが「今後も永住したい」もしくは「気に入っている」と回答しました。
京都にお住いの経験があるかたが、「京都のここが好き!」と答えた項目のうちもっとも多かったのは「交通の便の良さ」でした。
JRも阪急も通っているし、市バスや他社のバスが多く走っていて、移動するのには困りませんでした。自転車で行ける範囲も多く便利でした。(京都市・40代)
交通の便がよく、大阪にも阪急ですぐに出れる。(京都市・30代)
第2位以降は「公園や自然が多い」、「田舎と都会のバランス感がいい」と続きました。
下鴨神社や鴨川といった自然を満喫できるしポットの近くにありながら、四条や京都駅といった都会エリアへのアクセスも良く、程よく都会な環境がとても気に入っていました。(京都市・30代)
観光地として有名な街ですが、市内の中心部から少し外れると普通の住宅街が広がっていて、そのバランスが良かったです。(宇治市・20代)
京都府のいいところトップ5
京都府に住んだ経験のあるかたに、おすすめポイント・良いところを教えていただきました。結果は以下の通りでした。
- 1位:交通の便が良い
- 2位:公園や自然が多い
- 3位:田舎と都会のバランス感がいい
- 4位:買い物が便利
- 5位:祭りや伝統行事などが気に入っている
*2023年6月インターネットによる独自調査:有効回答数141
また、古都・京都らしいこんな意見も!観光地として国内でも有数の人気を誇る京都で暮らすならではの良さですね。
観光地に住んでいたため、とても京都らしいお寺や自然が周りにあり、自宅前を人力車が通るような散歩も楽しいような町でした。(京都市・20代)
身近なところに寺社仏閣があり歩いて回れるところが気に入ってました。(京都市・20代)
エリアごとの暮らしの違いとおすすめの自治体
京都府には魅力的な自治体が多数あります。地域による暮らしの違いやおすすめの自治体をご紹介します。
京阪神へのアクセス抜群!リモートワークや週末移住・二地域居住におすすめのエリア
京都府内には、京都市・大阪・神戸などの主要都市へのアクセスが良く、買い物や通勤・通学に便利な地域が多数あります。ある程度便利なところに暮らしたいかたや、リモートワーク・二地域居住を目指すかたの移住先にぴったりです。
JRを利用すれば、30分ほどで大阪などに行くこともできて良いと思います。(京都市・30代)
神戸、大阪、滋賀、奈良と近畿圏への移動がしやすい。(京都市・20代)
子育てに対する支援が手厚く、子連れ移住やカップルの移住先にぴったりのエリア
子どもを育てるのに適した自然環境に加え、子育て支援も手厚い自治体はこちら。ファミリー世帯の移住におすすめです。
移住前にチェックしたい!京都府で暮らす際の注意点とは?
今回アンケートに回答いただいたみなさんに、実際に京都で暮らすと「ここは不便!」「住んでみると違った!」と感じたポイントを教えていただきました。
皆さんからとても多く寄せられたのは「物価」に対するこんな声でした。観光地ならではの食事や土地、家賃の高さが京都の特徴のひとつのようです。
京都ならではの料金があるので、外食を頻繁に重ねるととてつもない金額になります。なので自炊メインの生活が大変でした。(京都市・30代)
素敵な街でとても気に入っていたので、ずっと住みたいと思いましたが、土地が高く一軒家を建てるにはなかなか難しいところです。(京都市・30代)
京都で暮らすとここが残念!ワースト3
1位:物価が高い
2位:天候・気候が悪く暮らしにくい
3位:交通の便が悪い
天候・気候に関しては、霧や雨に関する意見がちらほら…。
冬になると、ほぼ毎朝濃霧になり、1メートル先も見えない状況になることがよくあります。濃霧で電車が遅れたり、少し不便かと思います。(亀岡市・30代)
京都府に移住を検討しているかたにメッセージ!
実際に京都で暮らす皆さんから、これから移住を検討しているかたに向けて暮らしのコツに関するアドバイスを教えていただきました。
スーパーに行くだけでも、京都の季節を感じる野菜や菓子類が多く販売されています。関西の割には、ゆっくりといた時間が京都には流れています。京都の趣、歴史を生活の一部として楽しんでほしいです。(京都市・20代)
観光客が多く不便に思うこともありますが、それだけ魅力があるということだと思います。京都の景色は素晴らしく、都会すぎないので静かに過ごすことができます。(京都市・40代)
京都府の移住支援について
京都に移住する際に活用できる自治体が行なっている移住支援の情報です。
京都府が行なっている移住支援
名称 | 詳細 |
---|---|
京都府移住支援金 |
東京23区に在住、東京23区内に通勤しているひとが、対象地域へのUIJターン就職するなど条件を満たすと、最大100万円の「移住支援金」を支給。 |
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京都府への移住におすすめの街を紹介。各地域の特徴・魅力を一覧で掲載
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