仙台・榴岡天満宮で親族と過ごす神聖な神前式｜四季折々の自然に囲まれた伝統ウェディング
宮城県仙台市にある「榴岡天満宮（つつじがおかてんまんぐう）」は、幼少期より優れた学徳を誇った菅原道真公を祀る神社です。学問の神様として知られるだけでなく、子どもの成長や旅の安全を守る神様としても広く崇敬されています。
榴岡天満宮では、しだれ桜や早咲き梅など四季折々の美しい景色を楽しむことができます。そのため、年間を通して地域の方々をはじめ多くの参拝客が訪れる人気のスポットとなっています。
この神社では年間約10組のカップルが神前式を挙げており、神聖な雰囲気の中で大切な人々と共に人生の新たな一歩を踏み出すことができます。
この記事では、神前式を検討しているカップルはもちろん、将来の結婚を考えている方々にも参考になる情報をお届けします。ぜひ最後までお読みください。
榴岡天満宮：仙台が誇る学問の神と四季の自然美
宮城県の仙台市宮城野区榴ケ岡にある「榴岡天満宮」は、JR仙台駅から徒歩で約15分の場所にあるアクセスの良い神社です。
学問の神として有名な菅原道真公を御祭神に「合格成就」「学業上達」「就職出世」「児童守護」「道中安全」「災厄除」をお祈りすることができます。
今回は榴岡天満宮の権禰宜（ごんねぎ）である菅原啓生さんに神前式や神社の由来などのお話を伺いました。
インタビュアー
榴岡天満宮はどのような神社か教えてください。
菅原さん
学問の神様、菅原道真公をお祀りする神社です。
インタビュアー
菅原道真公といえば、秀でた学力を宇多天皇に認められ、国の政務を行っていた方ですよね。
さらに菅原道真公のお子様方も立派に成長され学者の家系として栄えたことから安産・子育て・子供の神様としても有名であるとお聞きしています。
多方で素晴らしい業績を挙げられた菅原道真公を祀られていることもあって、多くの方が様々な目的で訪れているのでしょうね。
四季を彩る榴岡天満宮：しだれ桜と早咲き梅の魅力
インタビュアー
本殿のほかに見どころがあれば教えてください。
菅原さん
創建当時に植えられたと伝わる「しだれ桜」や仙台市の保存樹木に指定されている「シラカシ」、仙台市で一番早く開花すると言われている「早咲き梅」は見ごたえがあります。
こじんまりとした境内の中に四季折々の景色を楽しむ事ができますよ。
インタビュアー
梅や桜の開花を楽しみにしている方も多いでしょうね。
しだれ桜は圧巻の景色で、平日でも多く人が訪れると聞いております。
散歩に訪れるだけでも、心が洗われるような気分になりますよね。
半世紀の歴史：榴岡天満宮神前式の伝統と進化
インタビュアー
榴岡天満宮で神前式を行うようになったのはいつ頃からですか？
菅原さん
東日本大震災の影響により御社殿の修復工事が行われました。
本格的に受け入れを開始したのは、修復工事後の平成26年（2014年）頃からです。
参拝者の中には「50年前にここで結婚式を挙げたんだ」とおっしゃる方もおりますので、昔から神前式が行われていたことがわかります。
インタビュアー
50年前の思い出を、同じ場所で振り返ることができるのは素晴らしいですね。榴岡天満宮には、多くのカップルが御神前で夫婦の契りを結んできた長い歴史があるのですね。
選ばれる理由：年間10組が叶える榴岡天満宮の神前式
インタビュアー
年間何組ほどの挙式が行われていますか？
菅原さん
年間で10組程度のご夫婦が榴岡天満宮で神前式を挙げられています。
インタビュアー
毎年この地にゆかりのあるカップルが人生に一度の大切な思い出を刻まれていることを知り、とても感慨深いですね。
ここで式を挙げられた方々にとって、榴岡天満宮は訪れるたびに神前式の日を思い出す、一生の思い出の場所となるでしょう。
このように特別な思い出が作れることが、長年にわたってこちらでの式を希望する方々が絶えない理由の一つなのかもしれませんね。
榴岡天満宮神前式の魅力：少人数制と伝統的な挙式の流れ
インタビュアー
榴岡天満宮の神前式ならではの良さを教えてください。
菅原さん
大人数での斎行ができませんので、家族または限られた親族のみで少人数での挙式を行いたいという方に向いています。
インタビュアー
様々な結婚式のシチュエーションがあると思いますが、一人ひとりへの細やかな配慮が可能な少人数挙式をしたいというカップルもいますよね。
関係の深い方々を招待することによって、リラックスして挙式を行うことができそうです。
少人数での結婚式を考えている方には、神前式がとてもオススメですね！
親族中心の絆：30名までの少人数制神前式
インタビュアー
参列は何名まで可能ですか？
菅原さん
親族以外の参列も可能で、30名ぐらいまでご参列いただけます。施設の収容人数や感染症対策を考慮した上で、この人数を設定しています。
インタビュアー
状況に応じて、式の形も柔軟に対応してくださっているんですね。安全第一で式を行われているのが伝わってきます。
招待したい方が決まっている場合は、人数によってはまずは施設に相談してみるのがよさそうですね。
伝統を凝縮：20分で行う榴岡天満宮の神前式
インタビュアー
神前式の流れを教えてください。
菅原さん
まずお祓いをして身を清め、祝詞を奏上します。その後、三三九度の儀（誓杯の儀）を行い、誓いの言葉を奏上（誓詞奏上）していただきます。続いて、玉串拝礼、神酒拝戴を行います。当神社では巫女舞や雅楽演奏は行っておりません。
式の所要時間は約20分です。短い時間ですが、厳かで神聖な雰囲気の中で執り行われます。
インタビュアー
お祓いや玉串のお供えなど、神前式ならではの伝統的な儀式が含まれているのですね。短時間でありながら、一生の思い出に残る神聖な時間を過ごせそうです。
榴岡天満宮神前式の準備：予約から当日までの流れ
インタビュアー
神前式申し込みまでの流れを教えてください。
菅原さん
まずは電話にて日程をご相談ください。
申込書を送付して本予約をしていただいた後、挙式の1ヶ月前までを目安に一度打合せを行い、当日を迎えます。打ち合わせでは、式次第や必要な準備物などの詳細を確認させていただきます。
神前式の予約は半年前から
インタビュアー
挙式予約は何ヶ月前頃から可能でしょうか？
菅原さん
半年前より仮予約を承ります。
遅くとも1ヶ月前までにお申し込みください。ただし、人気の日程や季節は早めの予約をおすすめします。
インタビュアー
1ヶ月前でも相談に乗っていただける式場は、珍しいですね。理想の日程やシチュエーションがある方は、余裕をもって半年前から仮予約をすることで、安心して準備を進められそうです。
榴岡天満宮神前式のQ&A
ここからは「榴岡天満宮」に関する知っておくと便利な情報をまとめています。これから神前式を検討しているご夫婦やカップルの皆様は、ぜひ参考にしてみてください。神社での結婚式の雰囲気や特徴、準備に必要なことなどを詳しく紹介していますので、式場選びの参考になるはずです。
雨天でも安心：榴岡天満宮の全天候対応の神前式
インタビュアー
雨天でも挙式はできますか？
菅原さん
雨天でも挙式が可能です。
インタビュアー
こちらでは御社殿にて式を挙げるとお聞きしていますが、雨天でも挙式が可能とのことで日程の計画が立てやすいのが嬉しいですね。
一般的な式場の場合、やはり雨天ですと理想の式次第とは違うプランになってしまうこともありますよね。
雨天に左右されない式であれば天候の不安が全くありませんから、リラックスして式に集中できると思います。
カスタマイズ可能：衣装と写真の自由な選択
インタビュアー
貸衣装、着付け、ヘアメイク、写真撮影などのサービスはお願いできますか？
菅原さん
申し訳ありませんが、当施設では新郎新婦様ご自身でのお手配となります。これらのサービスをご紹介することはできません。
インタビュアー
最近は自分の好みの衣装やヘアメイクを選びたいという方も多くなっていますね。ご自身で手配することで、予算内に収めやすくなる利点もあります。また、準備の段階から自由に計画を立てられるというメリットもあるでしょう。
控室の使用制限：着替えと飲食に関する注意点
インタビュアー
控室はありますか？
菅原さん
控室はありますが、着替えや飲食はできません。神社の厳粛な雰囲気を保つため、控室の使用は限定的となっています。
インタビュアー
ヘアメイクや衣装をあらかじめ用意してから神社にお伺いするのですね。そうすることで、式の直前までパートナーとリラックスして臨めそうです。
また、挙式の時間自体はあまり長くないこともあり、神前式のあとに会食を計画される方も多いのではないでしょうか。
榴岡天満宮からのメッセージ：思い出に残る神前式を
菅原さん
当宮は、少人数で挙式を行いたいという方に向いていますのでぜひご検討ください。
結婚式の準備は大変ですが、人生のパートナーとなる相手と丁寧に話し合い、一つ一つコツコツと進めていけばきっと納得する結婚式になるはずです。
焦らず気長に準備を行いましょう。
インタビュアー
親族や友人など、少数の大切な方とゆったり過ごせる神前式はとても魅力的ですね。
神前式ならではの式次第も、新郎新婦だけでなくゲストのみなさんまで貴重な体験になるのではないでしょうか。
また、挙式に向けて二人の大切な時間を積み重ねていくことで、当日はさらに思い出深い式になりそうですね！
本日は丁寧なご説明をしていただき、ありがとうございました。
榴岡天満宮へのアクセス：基本情報と問い合わせ先
| 住所 | 〒983-0851 宮城県仙台市宮城野区榴ケ岡105-3 |
|---|---|
| 電話番号 | 022-256-3878 |
| 公式サイト | https://tsutsujigaokatenmangu.jp/ |
