劇団Dotoo!の会話劇で感動体験!東京下北沢で楽しむユニークな演劇デート
この記事では、下北沢を中心に公演を行なう劇団「Dotoo!(ドトォ!)」の舞台の魅力についてご紹介します。
「ドトォ!」は、東京都豊島区に拠点を構えていますが、おしゃれで人気のある街、下北沢の小劇場を中心に公演を行っています。デートをしながら演劇も楽しみたいカップルにおすすめの劇団です。
「ドトォ!」が得意とする舞台は、コメディータッチの会話劇です。コミカルかつシリアスに人間ドラマを描き、じわじわとした感動を届ける作品が人気です。思いきり笑いながら、ちょっと考えさせられる、そんな演劇が好みの人におすすめの劇団ですよ。
この記事では、劇団「ドトォ!」の独特な世界と演劇への思いをご紹介します。
おすすめカップル:演劇初心者カップル、下北沢好きなカップル
演劇スタイル:コメディ、会話劇
観劇料:4,500円
場所:東京・下北沢を中心に公演
劇団Dotoo!が届ける不思議な感動と笑いの世界
▲『月にむら雲 花に風』の集合写真
「ドトォ!」は、テレビ、映画、ラジオなど多方面で脚本を手掛けている福田卓郎さんが主宰する劇団です。
福田さんは、映画『就職戦線異状なし』でシナリオライターとしてデビューした後、『こちら本池上署』『世にも奇妙な物語』『仮面ライダーセイバー』『おしりかじり虫』など、多数のテレビ脚本を手掛けてきました。
また、コピーライターとしても活躍し、ライオン子どもはみがきのラジオCM『うちのお母さん』でACC最優秀スポットCM賞、民放祭優秀賞を受賞しています。
そんな福田さん率いる「ドトォ!」の舞台では、少しクセのある人物たちが登場する日常を面白おかしく描き、笑いとともに不思議な感動で観客を魅了しています。
歳をとらない人々を描いた『おいないさん』や、正直すぎて周りに波紋を巻き起こすお兄ちゃんが登場する「いたしかたない人々」シリーズなど、これまでに何度も再演されている人気作品が多数あります。
仲の良い劇団メンバーは他方面で活躍する多才な役者ぞろい。それぞれが演じる楽しいキャラクターも魅力のひとつで、観た人に活力を与えてくれます。
肩の力を抜いて楽しめる演目がそろっているので、これまで演劇を鑑賞したことがないカップルにもおすすめです。しばし時を忘れて笑って楽しみたいカップルには、ぜひ観劇していただきたい劇団です。
今回は、「ドトォ!」を主宰する福田さんに、劇団の魅力と人気作品についてお伺いしました。
コメディーとシリアスが融合した独自の会話劇スタイル
編集部
どのようなきっかけで劇団を始められたのか教えてください。
福田さん
1987年に、それまで務めていた東宝演劇演出部を辞め、日大芸術学部の後輩と「ドトォ!」の前身である劇団疾風DO党(しっぷうどとう)を結成しました。
そして2001年に、活動の幅を広げ、よりいっそう面白いものにチャレンジするため「ドトォ!」と改名しました。2011年には25周年記念公演を行いました。
編集部
福田さんが東宝を辞められて劇団を結成されたのは、20代の頃だったそうですね。後輩の面々と旗揚げされた劇団は、若さあふれるメンバーで活気があったのではないでしょうか。
前身の劇団「疾風DO党」のネーミングからも、観客を巻き込んで波乱を巻き起こすような舞台がイメージされますね。
気になる演劇のスタイルですが、どのような舞台を得意とされているのでしょうか?
福田さん
主に日常や、少しSF的な特殊な状況を舞台にしたコメディ、会話劇を上演しています。場所を限定し、そこで繰り広げられる面白くておかしい、人間達の必死な姿を描くのが得意です。
派手な音楽がかかったり場面が次々に変わったりするタイプのお芝居ではありませんが、だからこそ、ごまかしのきかない面白さがあります。
コメディーでありながら、その裏にちょっぴりシリアスな一面を持ち合わせた作品が得意です。
編集部
劇団結成の頃は、疾風怒濤の如く、音楽や照明でインパクトのある舞台だったようですが、途中から舞台の方向性が変わっていったそうですね。
音楽のない会話劇というと、一種の緊張感が生まれるのではないかと思いますが、コメディーならリラックスして観られそうですね。笑いの中にも神妙な場面がある展開は、観ている方もいつの間にか引き込まれていきそうです。
ごまかしのきかない面白さ、というものが少しイメージできました。そうしたスタイルが確立されて、今日の人気作品につながっていったということですね。
主な公演場所は演劇の街「下北沢」
▲下北沢駅前劇場にて2017年6月公演『捜索隊、南へ』
編集部
活動拠点はどちらになりますか?主に公演されている劇場についても教えてください。
福田さん
主な活動場所は東京で、下北沢の劇場で公演することが多いです。基本的には150〜300人くらいの小劇場と呼ばれるタイプの劇場で公演を行っています。
編集部
下北沢は演劇の街として有名ですよね。狭いエリアにたくさんの小劇場があって、演劇好きが集まることでも知られていますね。
また下北沢はオシャレなお店も多い街なので、デートで遊びに来たカップルも気軽に舞台鑑賞をしやすいエリアだと思います。
観客はどのような方が多いですか?あまり演劇を観たことがない方でも、抵抗なく観られるものでしょうか?
福田さん
観客の年齢は幅広いですが、どちらかというと30代・40代以上の方が多いと思います。演劇に慣れてない方でも観やすいので、ご友人を誘っていらっしゃる方も多いです。
毎回、初日の公演は「秘密のお土産」付きとなっています。当日まで何が配られるかは、まさに秘密。お客様の中にはコンプリートしようと毎回初日をご覧になる方も大勢いらっしゃいます。
編集部
小劇場の演劇というと、お客さんも一体になって楽しむというようなイメージがあるのですが、中にはその波に乗れるかを気にして観劇をためらうという方もいると思います。
でも、お話を聞いていて、気楽に楽しめそうな舞台だとわかりました。秘密のお土産も気になりますね。そうした情報があれば、演劇に少しでも興味のあるカップルが、思い切って足を運べそうだなと思いました。
▲舞台『月にむら雲 花に風』の内容に関連した秘密のお土産
人気が高い作品は何度も再演
編集部
これまで公演されてきた作品を、いくつかご紹介ください。
福田さん
次のような作品を上演してきました。いくつかの作品は人気が高く何度も再演しています。
- 「いたし方ない人々」シリーズ『お産と遺産』
- 『おいないさん』
- 『ロウバジェット』
- 『紙とダイヤモンド』
- 25周年記念公演『キネマの神さま』
- 『よいやさのさっ!』
- 『仰げば尊し』
編集部
「いたし方ない人々」シリーズの舞台で、いまの劇団の方向性が定まってきたそうですね。このシリーズは「真面目な人ほど面白い」がテーマだということですが、登場する小峰のお兄ちゃんがどのような波乱を巻き起こすのか、非常に気になります。
25周年記念の作品もそうですが、タイトルの説明を見るだけでも、とても面白そうで興味を惹かれます。いずれもこだわりの人間ドラマで観客を魅了し、人気作として再演につながっているのだと感じられました。
「いたし方ない人々」シリーズ『お産と遺産』
▲『お産と遺産』のチラシ
正直で真っ直ぐすぎて周りを巻き込んでしまう困った“小峰のお兄ちゃん”が登場する「いたし方ない人々」シリーズ『お産と遺産』は、“お兄ちゃんシリーズ”の第一作目です。初演は疾風DO党時代の1994年10月。
▲『お産と遺産』の舞台の様子
年をとらない人々の優しさと哀しさを描いた『おいないさん』
▲『おいないさん』のチラシ
NHKの連続ラジオドラマにもなった『おいないさん』は、再演希望の多い作品です。
▲『おいないさん』の舞台の様子
低予算映画の舞台裏をスリリングに描いた『ロウバジェット』
▲『ロウバジェット』のチラシ
初演は疾風DO党時代の1995年7月。
▲『ロウバジェット』の舞台の様子
結婚を巡る様々な人間模様をコミカルに描いた『紙とダイヤモンド』
▲『紙とダイヤモンド』のチラシ
初演は2010年5月。
▲『紙とダイヤモンド』集合写真
25周年記念公演『キネマの神さま』
▲25周年『キネマの神さま』のチラシ
2011年の25周年記念公演『キネマの神様』では、本郷奏多さんや渋谷飛鳥さんなど豪華な客演陣を迎え、紀伊國屋サザンシアターにて行いました。
▲『キネマの神さま』の舞台の様子
お祭り命の愛すべきバカ達の物語『よいやさのさっ!』
▲『よいやさのさっ!』のチラシ
▲『よいやさのさっ!』の舞台の様子
戯曲が出版されている福田の高校時代を扱った代表作『仰げば尊し』
▲戯曲も出版されている『仰げば尊し』
物語の面白さと出演者のアンサンブルで魅了する舞台
編集部
脚本は、どなたが手掛けられているのですか?
福田さん
脚本は私、福田卓郎が務めています。
主な執筆作品
- 映画『就職戦線異状なし』『愛を積むひと』
- 連続ドラマ『トリック2』『警部補矢部謙三』『富豪刑事』
- アニメ『おしりかじり虫』
- 特撮『仮面ライダーセイバー』
編集部
福田さんは、これまでにも多くのテレビや映画のシナリオを執筆されてきたということですが、いずれも知られている作品ばかりですね。
コピーライターや映画監督など、幅広く活動されている福田さんの演劇ですから、しっかりとしたシナリオで手のこんだ舞台になるのではないかと想像できます。
福田さんの手掛ける舞台の特徴について、教えていただけますか?
福田さん
うちの芝居の売りは、物語の面白さと出演者のアンサンブルにあると思っています。
普通の芝居と比べて台詞のやりとりのテンポがかなり速いのですが、決して聞き取りづらくはなく、そのテンポが快感で、観ていてクセになる感じです。
編集部
動画公開されている舞台『閻魔さまさま』を拝見しました。この作品は、両親が他界した後、実家に集まった子供たちがモノを整理するというストーリーですが、これがなかなか思うように進まない。ありがちな光景ですが、シナリオがすごく面白いです。
テンポの速い会話と核心をつくセリフで笑わせてくれます。笑いの中にも、登場人物のシビアな面と愛されるべき面が伝わってきて、何か温かいものが心に残る、そんな作品でした。
たくさんの人気作品が生まれるには、舞台に対しての並々ならぬ思いもあったのではないでしょうか。
どのような思いで劇団を続けてこられたか、また、観客の方に対する思いなどがあれば、聞かせてください。
福田さん
小さな劇団としては歴史が長い方だと思いますが、観てくださる皆さまを元気づけたいという思いは旗揚げの頃から変わっていません。娯楽である演劇を目指し、人間ドラマをエンターテイメントとして創造しています。
笑いもあるけど、それよりもクセになる不思議なあたたかさにあふれた感動を届けたいと思っています。
編集部
舞台で繰り広げられる会話からは、少しずつ心に浸透してくるものがありますね。観た後も、じわじわ温かいものが広がっていく、まさに“クセ”になるという不思議な感覚がわかったような気がします。
元気を届ける演劇の舞台は、活気ある下北沢の街にもぴったりですね。舞台を鑑賞したカップルが、不思議な感動に包まれて劇場を出てくる様子が想像できるようです。
仲の良さだけでなく厳しさもある!劇団メンバーは多方面で活躍
▲メンバーの顔集合写真『此処で逢ったが百年目』
編集部
劇団の雰囲気について教えてください。
福田さん
よく他の劇団の方から「ドトォ!のメンバーは仲が良い」と言われます。確かに仲はいいですが、馴れ合いにはならない厳しさも持ち合わせているメンバー達です。
個人を尊重しながらも、わいわいガヤガヤ集まるのが好きなんだと思います。
編集部
テンポのある人間ドラマを演じるには、団結力も必要ですよね。仲の良い楽しそうな劇団の雰囲気が、そのままコメディーの舞台のイメージにつながりますね。
普段の稽古はどのような感じですか?
福田さん
稽古場の雰囲気は比較的穏やかな感じだと思います。
与えられた台本を単にやればいいというのではなく、常に自分なりの解釈と面白さを考え、それを見せてゆく現場なので、そういう意味では大変だと思います。
失敗してもチャレンジすることが大切なので、笑顔で楽しんでやっています。
▲楽しそうな雰囲気の稽古風景
▲『キネマの神さま』稽古中の様子
編集部
お写真からも、楽しそうな様子が伺えますね。大変な現場だとは思いますが、メンバーの皆さんが楽しみながらしっかりと演じている姿が、観客にも不思議な感動となって伝わってくるのではないでしょうか。
それでは、舞台のアンサンブルに欠かせないという、気になる劇団メンバーについてご紹介いただけますか?
福田さん
看板俳優は片平光彦です。二枚目な容姿からは想像できない、とぼけた役をやっても面白いです。もちろんシリアスな役もこなします。
俳優として多数の舞台に出演しているだけではなく、シャンソン歌手としても活躍中で、パリ祭などにも出演しています。
▲劇団の看板俳優・片平光彦
▲『おいないさん』での片平、右は坂本文子
メンバー最年長は、CMやテレビなどにも多数出演している平川和宏です。近年は2.5次元の舞台に多数出演して、その存在感を発揮しています。なんといってもその演技力を観てほしいです。引き込まれますよ。
▲劇団で最年長・平川和宏
▲『お産と遺産』で小峰のお兄ちゃん役の平川
桜岡あつこは声優としても活躍中で、CMナレーションや映画、NetflixやAppleTV+などの配信ドラマの吹き替えを多数担当しています。
▲声優としても活躍する桜岡あつこ
▲『ロウバジェット』での桜岡(左は平川、右は青白木タクヤ)
坂本文子は舞台だけでなくテレビドラマにも多数出演しています。常に面白いことを考えて舞台にぶつけてくるので、楽しみにしているファンも多いです。
▲テレビドラマにも多数出演の坂本文子
▲『おいないさん』での坂本、右は桜岡
寺島ゆうかはシンガーとしても活動中で、役者としてもお芝居に艶があります。
▲シンガーとしても活動する寺島ゆうか
▲『月にむら雲 花に風』での寺島
編集部
皆さん、多方面で活躍されているのですね。
片平さんは、もう20年以上も看板俳優として活躍されている方ですね。高身長で二枚目、シャンソンも歌われて舞台映えする俳優さんだと思います。
平川和宏さんは、テレビなどで多く拝見しています。殺陣も得意とされている、存在感のある俳優さんですね。
多才な方々がそろっていると思いますが、劇団の中でのメンバーの役割や、特徴などがありましたら教えていただけますか?
福田さん
デ☆らは、いつもメンバーのことを一番気にしていて、皆からマインドイケメン(心がイケメン)と呼ばれています。うちのムードメーカーでもあります。
▲ムードメーカーのデ☆ら
▲『ロウバジェット』でのデ☆ら(左)
青白木タクヤは、劇団員の入団した年から誕生日まで、細かい情報をちゃんと覚えている、ある種の不気味な記憶力の持主です。
▲驚きの記憶力を持つ青白木タクヤ
▲衣装を着た青白木、左は片平
へんみのぶあきは、俳優としてはもちろん、常に的確な意見を出してくれる頼れる存在です。
▲頼れる存在!へんみのぶあき
▲『紙とダイヤモンド』へんみ(右)と寺島(左)
古川裕子は、劇団内では一番年下で一番マイペースなキャラクターです。
▲劇団最年少の古川裕子
▲舞台での古川、左は片平
編集部
ベテランに加え、個性的なメンバーの様子を伺って、そのまま福田さんの作りあげる舞台に重なって見えました。皆さん、どんなキャラクターを演じてどのような作品になっているのか、とても気になります。
日常からインスピレーションを得る創作と地方公演への意欲
編集部
これまでに、「ドトォ!」らしいと思えるような感動エピソードなどがありましたら、教えてください。
福田さん
25周年公演の時、失敗したら巨額の赤字を抱える覚悟で、いつもとは違う大規模な公演をやるかやらないかで悩んでいました。そのとき、劇団の若手の面々に「自分達がチケットを売ります!」と背中を押されたんです。
結果、公演は赤字を出すこともなく成功し、追加公演も行いました。衛星劇場で放映もされて感動的だったのですが、決算をみると若手の面々はいつもと同じくらいしかチケット売ってなくて…(泣)。
うまくいったからこその笑い話ですが、あれは「ドトォ!」だったからこそできた公演だったと思います。
▲25周年記念公演・紀伊國屋サザンシアター舞台から見た客席
編集部
劇団公演を成功させるためには、舞台の上だけでない、劇団員のご苦労がたくさんあると聞きます。メンバーの熱量があったからこそ、思い切った舞台ができたというエピソードですね。
そうした熱いメンバーに支えられている「ドトォ!」の舞台に、ますます興味が湧いてきました。
どの作品も、面白い人間模様が描かれているようですが、オリジナル作品のアイデアは、どのように生まれてくるのか、差し支えなければ教えていただけますか?
福田さん
その時に気になっていること、ニュースなどで疑問に思ったこと、心に引っかかったこと、笑ってしまったことなど、普段の生活の中からアイデアが出てくることが多いです。
編集部
確かに、何気ない日常には、面白い要素がたくさん潜んでいると思います。時には奇想天外な設定のストーリーも、そうしたアイデアから生まれるのですね。
身近な話題を疑似体験できる、そんな舞台を観賞したカップルは、感想をめぐって盛り上がるのではないでしょうか。今後のシナリオについても、どのような世界で楽しませてもらえるのか、とても楽しみです。
これからの活動について、何かビジョンがありましたら教えてください。
福田さん
今までも『おいないさん』や『よいやさのさっ!』などは愛媛での公演などを行っていますが、もっと東京以外の公演も増やせればと思います。
地方にいても、東京の劇団の芝居をオンライン配信で観ることができるようになった今だからこそ、その生の舞台を観てほしいと思うからです。
編集部
オンライン配信での舞台というのも新しい観劇スタイルですね。でもやっぱり、迫力のある舞台を生で体験し、その一体感を得られるのが一番ではないかと思います。
「ドトォ!」の舞台に興味を持った地方在住カップルにとっても、生で舞台鑑賞できる機会が増えていくのは嬉しいことですね。ぜひ、全国に元気を届ける舞台を広げていってほしいと思います。
▲『おいないさん』舞台美術の様子
▲愛媛公演『よいやさのさっ!』の舞台準備中の様子
観客の声:劇団Dotoo!の舞台を観た人々の感想と口コミ
編集部
「ドトォ!」の舞台を観たお客さんからは、どのような感想を寄せられますか?
福田さん
「元気をもらった」「役者さんのパワーが伝わってきた」「お話がとても興味深かった」「展開がよめなかった」などなど、毎回いろいろな感想をいただきます。
編集部
感想からは、観た人を元気にしたいという劇団の思いが、お客さんにも伝わっているのがわかりますね。舞台を観た方のワクワク感が伺えました。
可愛いチラシも魅力的!楽しいキャラクターが笑わせてくれる舞台
「ドトォ!」の演劇を観た方の感想の中には、以下のような声も見られました。
- 可愛いチラシが気になって観劇してみた
- 世界観に没頭でき、日常を忘れて笑った
- 登場するキャラクターが楽しい
- 俳優の演技が上手
毎回、公演のポップなチラシは確かに目を引きます。笑いもあってホロッとなる、クセになる舞台のイメージにぴったりのチラシも魅力的です。
不思議な暖かさに包まれる「ドトォ!」の感動を、ぜひ劇場で味わってみたいと思いました。
▲前回公演『三角で四角なマル』のチラシ
劇団Dotoo!からカップルへ:舞台を通じて伝えたい思い
編集部
自粛期間という、これまで経験したことのないような大変な時期だったかと思いますが、そのときに感じたことや、演劇への思いなどがあれば教えてください。
福田さん
2020〜2021年、幸いにも自分達は公演を中止することはなかったのですが、やはりコロナ禍で演劇をやることに対してすごく悩みました。
しかし、その中から出てきた答えは、こういう時だからこそ人々を元気づけるエンターテインメントが必要なんだという思いでした。その思いを公演にぶつけます。
編集部
演劇界だけでなく、エンターテインメント業界全体が影響を受けた時期に、考えられたことも多かったと思います。この間に感じられた思いは、今後の舞台でより大きなパワーとなって、観る人に元気を届けるのではないでしょうか。
これから演劇を観ようというカップルへ、メッセージをいただけますか?
福田さん
初めて演劇を観るという方にも抵抗なく観ていただけると思います。終わった後に誰かと話したくなるようなお芝居ですので、ぜひお二人でいらしてください。お待ちしています!
編集部
お話を聞いて、劇団の舞台に興味を持った方も多いと思います。どんな感動が心に残るのか、気になった方はぜひ、カップルで舞台を鑑賞して「ドトォ!」の世界を体感してほしいと思いました。
今回は、劇団や舞台の魅力についてお話しくださり、ありがとうございました。
▲下北沢駅前劇場の舞台からみた客席の様子
チケット購入方法
劇団「ドトォ!」のホームページや、ローソンチケットなどで購入できます。劇場で当日券も発売します。チケット代は4,500円ほどです。
『清廉とか潔白とか』のチケット取り扱い
劇団「Dotoo!」の基本情報
住所 | 〒176-0012 東京都練馬区豊玉北1-3-21森田館3F |
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問い合わせ先 | https://dotoo.jp/contact.html |
チケット料金 | 4,500円 |
平均公演時間 | 100分 |
公式サイト | https://dotoo.jp/ |
※最新の情報はホームページ等でご確認をお願いいたします。
※記事中の金額はすべて税込表示です
劇団Dotoo!の公演と合わせて楽しむ下北沢デートスポット
直近で公演が行われる下北沢駅前劇場周辺で、デートにおすすめのスポットもあわせてご紹介します。
下北沢は駅の周りの再開発が進んできて、新しい施設やお店なども増えています。常に新しい発見がある街なのでカップルで散策も楽しいと思いますよ。
おすすめのデートスポット
劇団員にも人気の中華料理店「みん亭」:名物の赤いチャーハン
下北沢駅前劇場から徒歩3分ほどの距離にある人気の中華料理店です。「ドトォ!」の皆さんも下北沢のスタジオで稽古する際、昼と夜の休憩中によく食べに行くそうです。メンバーにも人気、ラーメンとチャーハンの半々セット「ラーチャン」は935円。
SNSで話題の「青いレンガ」:下北沢で人気のベビーカステラ
かわいいベビーカステラがテイクアウトできるお店です。カップルで食べ歩くのにちょうどよく、いろいろな食べ方が楽しめるとSNSでも話題です。
公式サイト:https://www.aoirenga.com/shop_shimokita.html
カジュアルフレンチ「胃袋にズキュン」:おしゃれな雰囲気のレストラン
肩の凝らないフレンチをワインやクラフトビールと一緒に楽しめるお店です。
公式アカウント:https://www.instagram.com/stomackyuuuun/?hl=ja
新しい魅力溢れる「下北線路街」:カフェやショップが並ぶ新スポット
下北沢駅周辺は小田急線の地下化により、約1.7kmにわたる線路跡地に新たなスポットが続々と誕生しました。カフェやレストランを初めイベントエリアやホテルまで、おしゃれな空間広がっていますので、デートスポットとしてめぐるのも楽しいですよ。
下北線路街公式サイト:https://senrogai.com/
まとめ:「ドトォ!」の舞台で元気をチャージして明日への活力にしよう
今回は、劇団「ドトォ!」の魅力について、脚本や出演者の魅力、人気作品についてご紹介しました。しっかりとしたシナリオで、一生懸命な人たちの姿を面白おかしく描く舞台からは、観ている人を元気づけたいという劇団メンバーの熱い思いが伝わってきます。
演劇を初めて観るというカップルも、リラックスして鑑賞することができる舞台です。登場する個性的なキャラクターが楽しませてくれますよ。笑いと感動を共有して元気になりたいカップルはぜひ、劇団「ドトォ!」の舞台鑑賞で楽しいひと時を過ごしてみてくださいね。