【両国デート】袋物博物館で伝統工芸に触れる!隅田川テラスも楽しむ江戸情緒満喫プラン

今回は、両国の街に点在する小さな博物館のひとつ「袋物博物館」を中心に、ものづくりの文化と歴史に触れる街歩きデートをご紹介します。

博物館というと少し堅いイメージがありそうですが、両国には気軽に足を運べる小規模な博物館がたくさんあります。創業100年の袋物メーカーが開設した「袋物博物館」では、革製品の製造過程や歴史がアットホームな空間で紹介されています。街歩きを楽しむカップルがふらっと立ち寄るのにぴったりの場所です。

ユニークなデザインの革製品も販売されているので、カップルで街を散策しながら素敵なプレゼントを見つけることもできるでしょう。また、両国の歴史が感じられるスポットや隅田川沿いの散策コース、さらに名物の猪料理を味わえるお店もご紹介します。

こんなカップルにおすすめ!
向いてる年代:30歳以上
おすすめカップル:革製品が好きなカップル、街歩きしたいカップル
どんなデート?:小さな博物館をめぐりながら、ものづくりと歴史に触れる街歩きデート
目安時間:5-6時間
目安予算:2人で5000円~

概要:袋物博物館で伝統の革小物に触れ、両国の街と隅田川散策を楽しむデート

ものづくりの街・墨田区両国のエリアで小さな博物館をめぐりながら、街歩きを楽しむデートプランをご提案します。

12:00 都営新宿線「森下駅」で待ち合わせ
12:10~13:00 「喫茶ランドリー」でランチ
13:10~13:40 江島杉山神社(鍼灸あん摩博物館)
13:50~14:20 袋物博物館見学
14:20~14:50 東屋で買い物
15:00~15:30 花火資料館見学
15:30~17:00 隅田川沿いをのんびり散策
両国橋~柳橋~蔵前橋~両国に戻ってくるコース
17:00~18:00 猪料理「ももんじや」で食事

※空いている時間は移動時間です。

都営新宿線森下駅で待ち合わせをして、まずは地元の活気あふれる「喫茶ランドリー」でランチを楽しみます。次に江島杉山神社に立ち寄り、敷地内にある鍼灸あん摩博物館を見学。その後、袋物博物館で時代物の革製品や街の歴史に触れながら、隣接する東屋でお土産を探します。

続いて花火資料館へ向かい、日本の伝統文化である花火の歴史や技術に触れます。その後、隅田川沿いを散歩しながら、両国橋や柳橋、蔵前橋などの名所を巡ります。最後は、地元の味を堪能できる「ももんじや」で猪料理を楽しむ、充実したデートコースです。

江戸の粋を感じる「袋物博物館」で革小物の歴史と魅力に触れる

今回ご紹介する「袋物博物館」はJR両国駅から徒歩7分ほど、両国国技館とは駅を挟んで反対側の隅田川に近いエリアにあります。

両国は相撲や隅田川の花火大会など、日本の伝統文化を感じられる街として知られています。観光客やカップルの姿も多く見られますが、この地域は古くから「ものづくりのまち」として発展してきました。

墨田区では「小さな博物館運動」を展開し、地元の産業や文化に関する資料やコレクションを、民家や作業場の一部を利用して展示・公開しています。「袋物博物館」もその一つです。袋物メーカーの老舗「東屋」が創業90周年を記念して開設した小規模な博物館で、2021年7月にリニューアルオープンしました。

ここでは、江戸時代から大正時代にかけて使用されていた袋物(小物入れや革製品など)の貴重なコレクションが展示されており、革の加工技術や歴史について学ぶことができます。

博物館に隣接するショップでは、代々受け継がれてきた伝統技術を活かした個性豊かな革製品が販売されており、多くのメディアで注目を集めています。カップルで訪れれば、互いへのプレゼントにぴったりなアイテムが見つかるかもしれません。

1960年頃の東屋の外観
▲1960年頃の東屋の建物と周辺風景

今回は、東屋の代表取締役である木戸さんに、袋物博物館の魅力についてお話を伺い、併せて周辺のおすすめスポットもご紹介いただきました。

江戸時代の煙草入れや紙入れなど、貴重な革小物コレクション

編集部

両国は、昔から多くの職人たちがものづくりで活躍してきた街で、伝統の技を伝える小さな博物館が点在しているようですね。こちらの「袋物博物館」もその一つとお聞きしました。

「東屋」さんが、革小物の魅力を伝えたいと開設された博物館ということですが、主にどのような品が展示されているのかご紹介いただけますか?

木戸さん

当館では、歴史を感じる袋物を展示しています。江戸・明治・大正時代の煙草入れ・紙入れ100点などを見ることができます。これらは非常に良い状態で保管されている、貴重なコレクションです。

袋物博物館展示品「江戸・明治・大正時代の袋物」
▲館内では江戸・明治・大正時代の貴重な袋物が展示されています。

編集部

煙草入れは、江戸時代の男性が腰から下げている小さな小物入れのことですね。細長い煙管の筒と対になっているイメージがあります。江戸時代にはたばこ文化が広がっていたので、まさに江戸の風情を感じるアイテムといえます。

紙入れは、現代のお財布に相当するものでしょうか。懐紙や紙幣を入れたり、薬などちょっとした物を持ち歩くのに使われていたと聞きます。着物の懐や袖に入れて持ち歩くイメージですね。

時代によって袋物も発展を遂げていったとすると、大正ロマンと呼ばれる時代の紙入れは、どのようなデザインだったのか大変興味深いです。おしゃれな品々があるのではないでしょうか。煙草入れや紙入れは「袋物」に分類されるんですね。

その頃の粋なデザインや時代物に興味のあるカップルは、楽しめる展示ではないかと感じられます。

展示品から学ぶ革小物の発祥と歴史

袋物博物館内部の様子

編集部

こちらの博物館には年間500名近い来館者が訪れているそうですね。海外からのお客様も多いようですが、日本の文化を感じられる展示はとても喜ばれるのではないでしょうか。

袋物博物館の展示物を見ることで、どのような新しい発見があるでしょうか?

木戸さん

革小物の発祥やその歴史について、貴重な展示品を通じて知っていただくことができると思います。

また、様々な種類の革に実際に触れていただき、革の違いを体感することができます。革製品が出来上がるまでの細かいパーツなどを見ることで、繊細なものづくりの過程を知っていただけたらと思います。

編集部

袋物というと布地をイメージしがちですが、歴史をたどると革の方がずっと古くから使われてきた素材なのですね。

革の始まりは旧石器時代にまで遡るそうで、その加工技術には人類の歴史に相当するだけの年月を感じます。

革製品は身近なものから高級品まで幅広くありますが、丈夫で長持ちする特徴があります。カップル同士でプレゼントする際にも、お財布やバッグなどの革製品を選ぶ方が多いようです。

高価で手が出にくいと感じる人も、製品が出来上がる工程を見ることで革の魅力に触れることができるのではないでしょうか。

名物館長の解説と希少な豚革コレクションが魅力

編集部

ほかの博物館とは違う、袋物博物館ならではの魅力はありますか?

木戸さん

実際の革に触れることができます。また、戦後の両国の歴史などについて、館長からの話を聞いていただくこともできますよ。江戸っ子館長の説明は人気があります。館長は不在の場合もございますが、機会があればぜひ説明も楽しんでください。

編集部

館長さんに解説していただきながら見て回れるのも、小さな博物館の魅力といえますね。館長の木戸一江さんは、「東屋」さんの6代目社長のお母様で、名物館長として知られているそうですね。

「東屋」さんは大正3年からこの土地で長く袋物を制作されてきたメーカーです。ものづくりの歴史と共に、戦後のこの辺りの様子がどのように変化してきたかお話を伺えるのは、貴重な機会だと思います。

昔の袋物以外にも、手動ミシンや製作道具などの展示があるそうですが、それらは東屋さんが代々使ってこられた品々なのですね。

また、館内には「東屋と木戸家の歴史コーナー」もあると伺いました。創業当時の様子や、歴代の商品についてのお話は、とても興味深いですね。

袋物博物館「手動ミシン」の展示
▲手動ミシンや革製品の製作道具も展示されています。

編集部

特にご自慢の展示やコレクションがあったら教えてください。

木戸さん

弊社が戦後、海外に輸出していたオリジナル商品の「墨田の地場産業豚革を使ったステーショナリーなどの革小物"A-starシリーズ"」は、特に見て頂きたい展示品です。

編集部

ピッグスキン(豚革)は、表面に特徴的な毛穴のある革ですね。鞄の内装などにもよく使われています。軽く丈夫で通気性が良いのが特徴で、海外では高級素材として扱われているようです。

国内では牛革の方が高級なイメージがあるためか、豚革は比較的安価でコストパフォーマンスが良いと聞きます。

国内の豚革の実に9割が墨田区で生産されているそうですね。驚きました。現在は生産量がかなり減っているとのことですが、まさにこの土地で生み出された革製品のコレクションは、非常に貴重で見応えがありそうです。

隅田川の風を感じながら江戸文化に浸る癒しの空間

編集部

この周囲は隅田川など水辺がありますから、季節によって感じられる風景も違ってくると思います。訪れる時期によって違う楽しみがあれば教えてください。

木戸さん

夏の時期は気持ちよい川風を感じていただけます。東京大空襲でも焼け残った堅川沿いの癒しの空間といえる博物館で、江戸の文化に触れる体験をしていただくことができます。

編集部

確かに、心地よい風を感じられそうな一角にありますね。国技館や花火大会で賑わう中に、ものづくりの文化が受け継がれている両国の街は、たくさんの魅力がありそうです。

隅田川の両国発着場
▲隅田川の水辺ライン両国発着場からの風景(引用:すみだ観光サイト)

編集部

今後イベント開催の予定などはありますか?

木戸さん

具体的にはまだ決まっていないのですが、今後、江戸の文化に触れる体験ができるようなイベントを行えたらと思っております。

編集部

体験型のイベントは楽しいですよね。カップルで訪れる際にも、思い出につながると思います。革製品を使ったワークショップなどを行うことはありますか?

木戸さん

年に1度開催される「スミファ」というイベントのなかで、革のバッグハンドルカバーを作る体験ができます。イベントは開催できない年もございますが、興味のある方はぜひご参加いただければと思います。

編集部

ものづくりの街をあげてのイベントですね。革を使った作品作りは専門の道具も必要ですので、貴重な体験だと思います。参加してみたいという方も多いのではないでしょうか。

>>「スミファ・すみだファクトリーめぐり」についてはこちらを参照ください

カップルの思い出に残る、運命の革製品との出会い

編集部

来館したカップルがゆったりできるようなカフェや、何か記念に残せるようなおすすめポイントはありますか?

木戸さん

現在、館内にカフェはありませんが、博物館の隣に創業100年を記念してオープンした革製品の専門店があります。ここでしか手に入らない特別な革製品を取り揃えています。

店内にはアンティークのチェスターフィールドチェアを設置しており、レトロな雰囲気の中でゆっくりと革製品を選んでいただけます。大量生産されていない、この店舗限定の革製品をカップルでお選びいただくのはいかがでしょうか。思い出に残る素敵な記念品になると思います。

AZUMAYAの外観
▲袋物博物館の隣のショップは青い壁に可愛らしいがま口のオブジェが印象的な建物です。

編集部

ホームページのオンラインショップを拝見すると、「まるあ柄」「"粋"HOKUSAI」など、とても斬新なデザインの革小物が揃い、多くのデザイン賞も受賞されているのですね。

可愛らしいがま口シリーズは、大切な人へのプレゼントにも喜ばれそうです。他では見られないユニークなデザインの革小物を、カップルで一緒に選ぶ時間も楽しいひとときになりそうですね。

東屋の「まるあ柄がま口」
▲「まるあ柄rana(がま口)」OMOTENASHI SELECTION 2018 受賞

東屋の
▲"粋"HOKUSAIシリーズの二つ折り財布は、開いた内側に北斎の「両国橋」が描かれています。

袋物博物館を訪れた人の感想と口コミ評価

編集部

袋物博物館の展示をご覧になった方からは、どのような感想が聞かれますか?

木戸さん

「とても気持ちのよい空間で実際の革を体感できた」「館長のお話が楽しかった」などの感想をいただいています。

海外のお客様から日本全国の大人、お子さんまで、幅広い層の方々に楽しんでいただいております。

編集部

口コミ評価も確認してみました。

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古い小銭入れや煙草入れなどの展示が珍しかった
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両国の粋が感じられる場所で、また来たい
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来場者にはしおりのプレゼントがもらえて、嬉しい記念になった

現代の袋物としてスマホケースも販売していた」という口コミもありました。まるあ柄シリーズのスマホケースは独特のデザインで、来館者の目を引くアイテムとなっているようです。

袋物博物館のしおりプレゼント
▲来館者にはオリジナルの本革のしおりをプレゼント。訪れたカップルの良い思い出として残ります。

編集部

本日は、袋物について初めて知ることも多く、大変勉強になりました。こちらでしか出会えない独創的なデザインの革小物は、訪れたカップルにとっても素敵な記念品になるでしょう。

袋物博物館を訪れるカップルへメッセージ

編集部

デートでの来館を検討しているカップルやご夫婦へのメッセージがあれば教えてください。

木戸さん

かつて賑わっていた両国橋のたもと、大空襲でも焼けなかったとても縁起の良い場所です。ぜひお立ち寄りいただき、「元気になる」「会話が始まる」オリジナル革小物や、お好みの色の「まるあ柄」グッズと出会っていただけましたら嬉しいです。当館には、カップルやご夫婦で楽しめる様々な展示品があります。

東屋の「まるあ柄シリーズすみだモダン
▲「まるあ柄シリーズ」のお財布やペンケース・すみだモダン2016認証

編集部

袋物を通して教科書には載らないような戦前から戦後の様子もうかがえる展示内容になっているとのこと、とても興味深く感じました。今日は、ありがとうございました。

袋物博物館の基本情報

住所 〒130-0026
東京都墨田区両国1丁目1-7
アクセス JR両国駅から徒歩7分
開館時間 平日午後13時~16時

※上記時間帯以外でも在宅の場合はオープンします。インターホンを押してみてください。
※土日は要予約となります。
入館料 無料
電話番号 03-3631-6353
公式サイト

https://azumaya.bz/museum/


公式オンラインストア
公式facebook

※最新の情報はホームページ等でご確認をお願いいたします。
※記事中の金額はすべて税込表示です

袋物博物館周辺の両国を楽しむおすすめデートスポット

今回のデートプランで立ち寄る袋物博物館周辺のスポットとグルメ情報をご紹介します。隅田川沿いの散策コース「隅田川テラス」も魅力的なスポットとなっています。

おすすめのデートスポット

地域の交流拠点「喫茶ランドリー」でユニークなランチタイム

こちらは、両国駅と森下駅の中間地点にある、ユニークな喫茶店です。

コーヒーや軽食の提供だけでなく、ランドリー(洗濯機)、読書室、家事室、工房などのレンタルスペースを備え、人々が自由に集まり交流できる地域の憩いの場となっています。

若いカップルから子育て世代、近所のシニアグループまで、多様な人々が集まり交流する空間です。街の雰囲気を楽しみながら、喫茶ラウンドリーのカレーライス(1,100円)、自家製鳥ハムのオープンサンド(800円)、紅茶のパウンドケーキ(500円)などの美味しいメニューを楽しむことができます。

公式サイト:https://kissalaundry.com/honten/index.html

縁結びの「江島杉山神社」で銭洗いと鍼灸の歴史探訪

江島杉山神社の風景
▲江島杉山神社の境内には銭洗弁天があります(引用:江島杉山神社公式サイト)

喫茶ランドリーの近くには、鍼術の創始者・杉山和一(検校)ゆかりの「江島杉山神社」があります。ランチの後、袋物博物館に向かう途中で立ち寄ってみましょう。

検校が5代将軍徳川綱吉に針治療を行い難病を回復させた功により、将軍から与えられた領地に、かつて修行を行っていた江ノ島弁財天の分霊を祀ったとされています。

こじんまりとした境内には太鼓橋や洞窟(岩屋)、銭洗い弁天もあり、見どころが豊富です。江ノ島でも有名な銭洗いを体験してみるのもおすすめです。

また、江島杉山神社の境内には小さな博物館の一つ「鍼灸あん摩博物館」もあります。館内では、体を流れる生命エネルギーの経路図や、伝統医療の歴史がわかる資料、治療に使用された道具などが展示されています。お参りの後に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

公式サイト:http://ejimasugiyama.tokyo/index.html

「両国花火資料館」で江戸の夏を感じる花火の歴史

両国花火資料館
▲両国花火資料館には、花火玉の現物や隅田川花火大会の年表が展示されています。

袋物博物館から徒歩5分ほどの場所に「両国花火資料館」があります。両国は納涼花火大会の発祥の地として知られています。館内では、原寸大の花火玉や打ち上げ筒などが展示されており、花火造りについての動画も視聴できます。ここでは、江戸時代から続く花火大会の歴史や文化について学ぶことができます。

歴史ある両国の街で花火の魅力に触れながら、夏のデートプランを考えるのも楽しいかもしれません。

すみだ観光サイト:https://visit-sumida.jp/spot/6036

カップルで楽しむ水辺の散歩道「隅田川テラス」

隅田川テラスは、隅田川沿いを散策できるように川の両岸に整備された水辺のテラスです。カップルのデートコースとして人気があり、ジョギングや犬の散歩を楽しむ人々で賑わうオープンスペースとなっています。

雄大な隅田川にかかる複数の橋や開放感あふれる景色は、心を癒してくれます。カップルでゆっくり歩くのに最適なデートスポットです。往来する水上バスを眺めたり、美しい夜景を楽しんだりするのもおすすめです。東京スカイツリーもよく見える場所があり、人気の撮影スポットにもなっています。

ライトアップされた蔵前橋
▲日没後からライトアップされる蔵前橋(引用:東京都建設局

両国花火資料館から「両国橋」を渡り、神田川にかかる「柳橋」を通って総武線を越えると「隅田川テラス」の入口に到着します。隅田川沿いに北上して歩き、蔵前橋を渡って両国に戻るコースがおすすめです。ゆっくりと散策すると、約1時間半から2時間ほどかかり、途中でお腹が空いてくるでしょう。蔵前橋を渡った先には、江戸時代の大名庭園を今に伝える「旧安田庭園」もあります。

東京都公園協会サイト:https://www.tokyo-park.or.jp/mizube/

300年の伝統を誇る「ももんじや」でジビエ料理を堪能

猪料理ももんじやでいただけるすき焼き
引用:墨田区銘品名店会公式サイト

隅田川沿いの散歩を楽しんだあとは、珍しい猪料理を味わいましょう。創業300年の伝統を誇る「ももんじや」では、鮮やかな赤みの肉と白い脂身が特徴のしし鍋が人気です。さらに、シカ肉やクマ肉の鍋も提供しており、様々なジビエ料理を楽しむことができます。

人気メニューの一例として、猪鍋4,320円、鹿刺身1,680円、猪ヒレ肉網焼1,680円(税込)などがあります。珍しい野生動物の肉を使った料理を堪能できる貴重な機会です。

公式サイト:https://momonjya.gorp.jp/

両国西口で巡る歴史スポットめぐり

袋物博物館の周辺には、「旧両国橋」「芥川龍之介の文学碑」「吉良邸跡」など、歴史を感じられるスポットが徒歩圏内に点在しています。これらの場所を探しながら散策すれば、カップルで楽しい時間を過ごせるでしょう。江戸時代から続く下町の風情を感じることができます。

参考:すみだ観光サイト

まとめ:革小物の歴史と両国の魅力を堪能する、江戸情緒溢れる街歩きデート

今回は、ものづくりの街・両国で小さな博物館をまわるデートプランをご紹介しました。袋物博物館や花火資料館の小さな空間には、墨田区の街に根付いた文化と伝統がぎゅっと詰まっていましたね。

隅田川の水辺の景色に癒されながら、カップルの時間をより充実させることができるデートコースだと思います。花火や相撲といった伝統文化が好きなカップルはもちろん、初めて両国を訪れるカップルにもきっと新しい発見があることでしょう。

のんびりと街を歩きながら江戸情緒を楽しみたいカップルは、ぜひこのようなデートプランも参考にしてみてくださいね。