オホーツク流氷館で本物の流氷体験!幻想的な世界を楽しむ網走カップルデート

今回ご紹介するのは、北海道網走市にある「オホーツク流氷館」をメインスポットに、流氷と網走グルメを満喫するデートプランです。

オホーツク流氷館は、クリオネなどの海洋生物の展示や迫力ある映像を通して、流氷について学ぶことができる体験型施設です。1年中、本物の流氷を間近で見たり、マイナス15℃の極寒世界を体感したりすることができます。このような体験は、普段体験できない貴重なものです。

流氷について知識を深めたあとは、地元の道の駅や名店を巡って網走の特産グルメを堪能しましょう。今回は、流氷やご当地グルメを通して網走の魅力を存分に味わえる、カップル向けデートプランをご紹介します。自然の驚異と地域の食文化を一緒に楽しむことで、思い出深い時間を過ごせるでしょう。

こんなカップルにおすすめ!
向いている年代:20歳〜49歳
おすすめカップル:知的好奇心が旺盛、生き物が好き、グルメ好き
どんなデート?:流氷体験、絶景鑑賞、ご当地グルメ探索

オホーツク流氷館と周辺スポットで楽しむ網走デートプラン

今回メインで紹介する「オホーツク流氷館」のある北海道網走市は、日本では珍しく流氷が見られることで有名な町です。そのため、市内には流氷にまつわる特色ある料理を提供する店が多数あります。

そこで今回は、オホーツク流氷館見学後に網走グルメを満喫できるようなデートプランを考えました。

今回のデートのメイン
オホーツク流氷館
周辺のデートスポット
・道の駅「流氷街道網走」
ランチ・ディナーにおすすめのお店
・道の駅「流氷街道網走」内の飲食コーナー
・網走ビール館

まずは「オホーツク流氷館」で、本物の流氷を体験したり、生き物の展示や映像から流氷についての知識を深めたりしましょう。オホーツク流氷館の最上階にある展望テラスからは、知床半島やオホーツク海の絶景を一望できます。

そのあとは、車で10分ほどのところにある道の駅「流氷街道網走」でランチはいかがでしょうか。「網走ザンギ丼」や「あばしりちゃんぽん」、「流氷カリー」など、網走ならではのグルメが揃っています。目の前の川からは流氷を間近で見られる観光船が出航しているので、食後はこちらに乗ってゆっくり流氷を眺めるのもおすすめです。

ディナーは、車で3分ほどで行ける「網走ビール館」へ行ってみてください。地ビールと網走牛、知床牛の焼き肉などを楽しめます。網走駅まで歩いても10分ほどなので、電車での移動を選んで2人で乾杯するのもいいでしょう。

ここからは、そんなデートプランの中でメインとなる「オホーツク流氷館」について、詳しく紹介していきます。

オホーツク流氷館:流氷の世界を五感で体験する学習型観光施設

オホーツク流氷館の外観

オホーツク流氷館は北海道網走市にある観光施設です。ここでは、流氷やオホーツク海について学ぶことができます。メインの展示である「流氷体験テラス」では、マイナス15℃の空間の中で、本物の流氷を100トンも保存しています。流氷を1年中近くで見て触ることができるのが特徴です。

そのほかにも、クリオネなどオホーツク海に生息する珍しい生物の展示や、巨大スクリーンを使った臨場感あふれる映像の放映があります。まるで水族館や映画館でデートしているような気分を味わいながら、流氷の世界を楽しく学ぶことができます。

最上階の展望テラスからは、眼下に広がる北海道の絶景が楽しめます。周囲に視界を遮るものがないため、知床半島やオホーツク海の大パノラマを存分に堪能できます。

来館者に特に人気なのが、売店で販売されている「流氷ソフトクリーム」です。青く色づいた天然塩がちりばめられた塩キャラメル味のソフトは、そのおいしさと見た目の可愛らしさで、写真映えするとSNS上でも評判を呼んでいます。

このようにオホーツク流氷館は、流氷体験、珍しい海洋生物の観察、絶景鑑賞、ご当地グルメなど、さまざまな体験ができる魅力的な施設です。そんなオホーツク流氷館の特徴や楽しみ方について、スタッフの工藤さんにお話を伺ってきました。

マイナス15℃の極寒空間で本物の流氷を体感する「流氷体験テラス」

編集部

オホーツク流氷館について、具体的にどのような施設なのか教えていただけますか?

工藤さん

当館は、世界最南限の凍る海「オホーツク海」の流氷を保存・展示し、流氷について学べる施設です。

マイナス15℃の流氷体感テラスでは、冬季限定の流氷を「いつでも」体験できます。ここでは、オホーツク海から採取した本物の流氷を100トン展示しており、間近で見たり直接触ったりすることができます。

オホーツク流氷館の流氷体験テラスの写真
▲流氷の上にはアザラシなどの動物も展示してあり、よりリアルな光景です

編集部

流氷は北海道北東部の限られた場所で、2月中旬~3月上旬のわずかな期間しか見られません。その時期の網走の平均最高気温は-3℃で、海辺で流氷を見るには厳しい寒さに耐える必要があります。

簡単には見られない流氷を、いつでも手軽に体験できるのは非常に魅力的ですね。本物の流氷なので、雰囲気だけでなく質感や温度まで体感できるのがさらに素晴らしいです。

オホーツク流氷館の展望台から見える街や山、流氷の景色
▲オホーツク流氷館の展望台では冬の時期になると、海を埋め尽くす流氷を見ることができます

「流氷」という言葉は聞いたことがあっても、具体的にどんなものか詳しく知らない方も多いと思います。流氷にはどんな魅力があるのでしょうか?

工藤さん

日本で見られる「オホーツク海の流氷」は、オホーツク海北部で凍った海氷が、風や海流の力で北海道東部に流れ着いたものです。かつては流氷が来ると漁師が休漁となるため、「厳しい冬の使者」として疎まれていました。

しかし近年、流氷がオホーツク海の豊かな生態系を支える栄養素を生み出していることがわかりました。そのため現在では、地球環境の変化で増減する流氷を守ろうという動きが生まれています。

来館者の方には、流氷の美しさだけでなく、このような流氷の恩恵についてもぜひ知っていただきたいと思っています。

編集部

流氷がシベリアの海の栄養素を運んでくるとは驚きです。幻想的な流氷にそんな役割があるとは想像もしていませんでした。流氷の世界について、さらに知りたくなります。

極寒体験:瞬間凍結の「しばれ実験」で流氷の寒さを実感

編集部

オホーツク流氷館の「流氷体験テラス」では、流氷に触れる以外にも面白い実験を行っているそうですね。こちらについて詳しく教えてください。

工藤さん

流氷体験テラスでは、「タオルのしばれ実験」というものを行っています。マイナス15℃の部屋で濡れたタオルを振り回すと、数秒でタオルが凍ってしまうんです。童心に返ってタオルを振り回すのも楽しいですし、極寒の環境を体験することで地球環境について考えるきっかけにもなると思います。

しばれ体験で凍ったタオルと、流氷体験テラスに展示されているレプリカのアザラシ
▲凍ったタオルとアザラシとの2ショットは、なかなか印象的ですね

北海道では「寒い、凍る」ことを「しばれる」と言うんです。流氷体験テラスでは、体が「しばれる」前に出てきてくださいね。ただし、あまり長く滞在しすぎないよう注意が必要です。寒さ対策をしっかりして、安全に楽しんでいただきたいと思います。

クリオネ展示と迫力の映像で学ぶ流氷の世界

編集部

オホーツク流氷館では、地下がワンフロア全体で展示コーナーになっているそうですね。流氷体感テラスのほかにもさまざまな展示があるとのことですが、こちらについても詳しく教えていただけますか。

工藤さん

流氷体感テラスの出口からまっすぐ進むと、大人気の「流氷の天使」クリオネの水槽があります。ゆったりと泳ぐクリオネたちを間近で観察できます。クリオネは体長2〜3センチほどの小さな海洋生物で、その姿から「流氷の天使」と呼ばれています。

オホーツク流氷館に展示されているクリオネの写真
▲クリオネは、流氷が来る時期にしか現れないことから「流氷の天使」と呼ばれています

オホーツク流氷館に展示されているナメダンゴの写真
▲5cmほどの小さな体がキュートな「ナメダンゴ」

オホーツク流氷館に展示されているフウセンウオの写真
▲こちらも5cmほどの小さな魚「フウセンウオ」

編集部

展示されている生物はどれも小さくて、愛らしい印象を受けますね。カップルで「あれがかわいいね」などと話しながら眺めれば、まるで水族館デートのような気分も味わえそうです。

また、迫力のあるプロジェクションマッピングやシアターも見どころだと伺っています。特に5面のスクリーンは臨場感があり、まるで流氷の世界に引き込まれたかのような体験ができるそうですね。

流氷型オブジェに映るプロジェクションマッピングも見どころ

地下1階に降りると、最初に目に飛び込んでくるのが「プロジェクションマッピング」です。流氷をイメージした立体的なオブジェが一面に広がっていて、そこにアザラシやクリオネなど、オホーツク海に生息するさまざまな生物が次々と映し出されます。幻想的な空間で、まるで海中にいるような感覚を味わえます。

流氷館地下への階段
▲地下へ向かう階段はブルーにライトアップされて幻想的な雰囲気を醸し出しています

オホーツク流氷館で放映しているアザラシのプロジェクションマッピング
▲こちらはアザラシが映し出されている様子です。生き生きとした動きが再現されています

オホーツク流氷館で放映しているクリオネのプロジェクションマッピング
▲こちらはクリオネが映し出されています。透明な姿が幻想的に浮かび上がります

大迫力の5面4K映像で流氷の世界に浸れる「流氷幻想シアター」

流氷幻想シアターでは、流氷の世界やオホーツク海の生き物についての映像を8分間鑑賞できます。

正面に加え上下左右の5面に映像が広がるため、通常のスクリーンでは味わえない迫力があります。4K画質の美しい映像により、まるで自分が流氷の世界に飛び込んだかのような没入感を体験できるシアターです。映像を通じて、オホーツク海の自然の壮大さや生態系の豊かさを体感することができます。

オホーツク流氷館地下にある流氷幻想シアター内の写真
▲中央と上下左右の計5面シアター。360度の映像体験が可能です。

「流氷幻想シアター」上映中の様子
▲5面のスクリーンによって立体感が生まれ、臨場感が増します。まるでその場にいるかのような体験ができます。

流氷の秘密に迫る:期間限定の企画展と貴重な生物展示

編集部

通常展示のほかに、時期によって展示内容が変わる企画展のようなものもあるのでしょうか?

工藤さん

はい。過去には「水中カメラマンの流氷写真の企画展」などを開催しました。こちらでは、流氷を下から撮影した写真や、流氷の下を泳ぐクリオネの写真など、私たちが普段目にすることのできない景色を収めた写真を展示しました。

企画展などの最新情報は、当館のホームページやSNSでご確認いただけます。ぜひチェックしてみてください。

>>オホーツク流氷館のイベント情報はこちら

編集部

流氷の下の様子は想像がつきませんね。カップルで「こんな風になっているんだね!」と感動しながら見られそうです。

以前、北海道内で初めて「オオカミウオ」の稚魚を展示されたそうですね。成体は強面ですが、稚魚はかわいらしい見た目だと知り驚きました。

このように企画展では、ここでしか見られない貴重な展示が魅力ですね。来館の際は、ぜひイベント情報をチェックしてから訪れたいと思います。

360度の絶景パノラマ:3階展望テラスから楽しむ四季折々の景色

編集部

臨場感のある常設の展示や企画展など、さまざまな魅力があるオホーツク流氷館ですが、工藤さんが思う「施設の一番の見どころ」はなんでしょうか?

工藤さん

私が思う当館の魅力は、「景観のよさ」です。当館は天都山という山の上にあるのですが、天の都にいるような心地がするほど景色がよいことが地名の由来と言われるほどの絶景をご覧いただけます。1938年には国から名勝指定も受けています。

そんな立地からの絶景をお楽しみいただくために、当館は展望台を併設しています。展望台からはオホーツク海や、世界遺産に登録された知床の山々の他、網走湖、能取湖なども見ることができます。

展望台まではエレベーターで向かうのですが、到着して扉が開いた瞬間から、感嘆の声が上がるほどの絶景が広がっています。展望台にはフォトスタンドがありますので、気軽に思い出の写真を撮ることができます。また、施設裏には「絶景フォトフレーム」があるので、そちらを使っての撮影もおすすめです。

展望テラスから見える景色
▲澄んだ青空とどこまでも広がる木々のコントラストは、息を呑むほどの絶景です

展望テラスにある絶景フォトフレーム
▲「絶景フォトフレーム」の前に立って撮影すれば、知床連山からオホーツク海をバックに写真が撮れます

編集部

3階の展望テラスは標高207mほどのところにあり、周りに高い建物や山などがないため、絶景を360度の大パノラマで楽しめるそうですね。時間帯や季節によってさまざまな景色が眺められそうです。工藤さんのおすすめの景色があればぜひ教えてください。

工藤さん

私のお気に入りは夕日の景色です。網走湖に反射する夕日はとても綺麗ですよ。カップルの皆さんには、夕日が沈むまでゆったりとした時間を過ごしていただきたいです

天都山の展望台から見た夕日の様子
▲グラデーションのかかった空と、湖に反射したオレンジがきれいです

また、時期によって表情が変わるのも魅力的です。春は桜、夏は緑、秋は紅葉、冬は雪原など、四季を通じて眺望を楽しめます。特に冬の2~3月は、50km沖合まである流氷が海一面を埋め尽くす光景が見られます

冬の時期にオホーツク流氷館の展望台から見た、海に浮かぶ流氷の景色
▲海一面を真っ白な流氷が埋め尽くす景色は、この時期にしか見られない絶景

天都山の展望台から、緑の茂る時期に撮影した景色
▲初夏から夏にかけては、緑の生い茂る美しい景色が見られます

天都山の展望台から見た、少し紅葉し始めた木々の写真
▲秋になるにつれて徐々に色づいていく木々も見どころですよ

展望テラスから見える初日の出と、それを見に来た人々の写真
▲日の出もきれいに見えるため、元旦は多くの人でにぎわいます

名店監修の絶品「流氷ソフトクリーム」でひんやりスイーツタイム

編集部

北海道と言えば、食べ物がおいしいのも魅力の1つですよね。オホーツク流氷館内でも、何か食べられるものを販売しているのでしょうか?

工藤さん

1階の売店で流氷ソフトクリームを販売しています。網走の牛乳で作ったキャラメル味のソフトクリームに、海藻由来の天然着色料で青くしたオホーツク海の塩をトッピングしています。甘さとしょっぱさのバランスが絶妙な、絶品ソフトクリームです。

オホーツク流氷館の売店で販売している流氷ソフトクリーム
▲青く色づいた塩のトッピングが印象的

こだわりの味に魅了される方も多く、全国各地から「このソフトクリームをまた食べたくて来ました」という方もいらっしゃいます。観光バスのガイドさんにもファンが多いんですよ。

このソフトクリームは、網走市内のジェラート専門店にプロデュースしていただきました。そのお店は、イタリアのジェラートコンテストで2度も優勝している有名店なのです。

編集部

青色のトッピングが涼し気で可愛らしいですね。他にはない見た目なので、思わず写真を撮りたくなります。SNS上では、施設名のロゴを背景にしてソフトクリームを撮影している方が多く見受けられました。

オホーツク流氷館の1階に入ってすぐのところにある受付の写真
▲エントランスの横にある壁は、流氷の世界観を感じられる銀のロゴ入り

海外からも高い評価を受ける名店が手掛けたソフトクリームとのことで、味も期待できそうですね。オホーツク流氷館を訪れた際は、ぜひ立ち寄ってみたいと思います。

来館者の声:カップルに人気のスポットと口コミ評価

編集部

オホーツク流氷館でのデートを検討している方の参考になるよう、実際に来館された方々の客層や様子などをお伺いできればと思います。利用者の顔ぶれは、いかがでしょうか?

工藤さん

客層は、お友達や家族で来られる方も多く、デートでお越しになる方は2割ほどいらっしゃいます。みなさん大体1時間~1時間半ほどかけて見学されています。平日のお昼は比較的空いていますが、お盆や流氷シーズンの2~3月になると、終日混んでいる場合もあります

編集部

実際の来館者からはどのようなお声をいただくことが多いでしょうか?

工藤さん

冬に来館された方は、展望台から流氷が流れてくる情景を見て、みなさん満足してくださっています。「流氷の魅力を知ることができた」とのお声をいただくことが一番多いですね。

実際の海に流氷がないシーズンに来館された方は、スタッフから流氷の話を聞き「冬にまた来訪したくなった」と言ってくださいます。どの時期にお越しいただいても、また来たいと思っていただける施設だと自負しています

ネット上の口コミでも、流氷体験テラスと流氷ソフトが大好評

オホーツク流氷館を訪れた方の感想をより詳しく紹介するため、編集部ではSNSやGoogleの口コミを調査しました。参考になりそうな意見を要約してご紹介します。

アイコン
展示に加えて、展望台からの絶景も楽しめるのでお得感があります。特に映像展示に力を入れていて、見ごたえがあります。
アイコン
マイナス15℃の体験室は、真夏に涼むのにぴったりです。実際の流氷に触れられるのも気持ちがよいです。薄着の場合は防寒着を無料で貸してもらえるので安心です。
アイコン
館のスタッフの方が非常に親切で、質問すると流氷やクリオネについて詳しく説明してくださいました。クリオネが実は貝の仲間だということを知り、とても驚きました。
アイコン
ここでしか味わえない流氷ソフトクリームがとてもおいしいです。ぜひ食べてみることをおすすめします。

口コミでも、多くの方が流氷ソフトクリームのおいしさについて言及しているほど好評でした。また、展示・映像・展望台と、幅広い内容を体験できる点が、来館者の高い満足度につながっているという印象を受けました。

読者へのメッセージ

編集部

最後に、この記事を読んでいるカップルに向けて一言メッセージをいただけますか?

工藤さん

当館にお越しいただければ、流氷を通して地球環境へ興味を持っていただけるはずです。これからお2人で歩む世界を豊かにするためのエッセンスになると思いますよ。流氷の壮大な姿や、その自然の営みを一緒に体験することで、お二人の絆もさらに深まることでしょう。ぜひ、この貴重な機会を大切な人と共有してください。

編集部

工藤さん、本日は貴重なお話をお聞かせいただきありがとうございました。流氷のはたらきや恩恵を知ることで、環境保護への意識が高まり、カップルの皆さまにとって新たな気づきの場になることを期待しています。

オホーツク流氷館:アクセス・営業時間・料金などの基本情報

住所 〒093-0044
北海道網走市天都山244番地の3
アクセス

【車】
女満別空港から約20分
JR網走駅から約10分

【電車・バス】
JR網走駅から網走バスで約15分

営業時間

【5月~10月】
8:30~18:00(最終入館17:30)

【11月~4月】
9:00~16:30(最終入館16:00)
※12月29日~1月5日は、10:00~15:00(最終入館14:30)

休館日 年中無休
駐車場 あり(乗用車:150台、大型バス:50台)
入館料 大人:770円
高校生:660円
小・中学生:550円
公式サイト https://www.ryuhyokan.com/

※最新の情報は公式ホームページ等でご確認ください。
※記事中の金額はすべて税込表示です。

オホーツク流氷館周辺のおすすめデートスポット

工藤さんがお話しされたように、オホーツク流氷館は約1時間半で見学できる施設です。網走市を訪れた際に、近隣のデートスポットも併せて巡ってみるのはいかがでしょうか?

今回ご提案するデートプランでは、午前中にオホーツク流氷館を訪れた後、ランチや観光に最適な道の駅と、ディナーにぴったりのお店をご紹介します。これらのスポットを組み合わせることで、網走市での充実した一日を過ごすことができます。

おすすめのデートスポット

網走の味と絶景:道の駅「流氷街道網走」でご当地グルメと観光船体験

オホーツク流氷館から車で約10分のところにある道の駅「流氷街道網走」は、地元特産品の購入や、ご当地グルメを楽しむことができるスポットです。特におすすめなのは、北海道の名物料理「網走ザンギ丼」や、地元の食材を使った「あばしりちゃんぽん」です。これらは地元の味覚を存分に楽しめる、ランチにぴったりの一品です。

さらに、この道の駅の目の前を流れる「網走川」からは、流氷を間近で見られる「網走流氷観光砕氷船おーろら」が運行しています。1月中旬から3月中旬の期間中に訪れる方は、この砕氷船に乗船することをおすすめします。砕氷船から見る流氷の景色は迫力があり、オホーツク海の自然の壮大さを体感できる貴重な体験となるでしょう。

道の駅流氷街道網走公式サイト:https://www.hokkaido-michinoeki.jp/michinoeki/2986/
網走流氷観光砕氷船おーろら詳細:https://www.ms-aurora.com/abashiri/

ディナーにおすすめ:「網走ビール館」で地ビールと北海道和牛を堪能

ビール愛好家や肉料理を楽しみたいカップルにおすすめなのが、「網走ビール館」でのディナーです。こちらでは、網走で製造されている地元のクラフトビールを堪能することができます。特に人気なのは「流氷DRAFT」や「ABASHIRI」などの地元ビールを飲み比べできるセットで、ビール好きにとって格別な体験となるでしょう。

食事のメインは、網走や知床産の和牛を使用した焼き肉です。地元の食材にこだわった料理は、味わい深く、新鮮さも抜群です。店内はモダンでスタイリッシュな雰囲気があり、特別な日のデートにも最適です。落ち着いた時間を過ごしながら、美味しい料理とお酒を楽しめる、少し贅沢な空間を満喫できます。

網走ビール館公式サイト:https://www.takahasi.co.jp/beer/yakiniku/index.html

まとめ:オホーツク流氷館で学びと感動を共有する、思い出に残るカップルデート

今回は「オホーツク流氷館」をメインスポットにした、学びとグルメを満喫するデートプランをご提案します。

オホーツク流氷館は、実際に流氷に触れたり、海洋生物の展示や映像を通して、楽しみながら流氷の世界について学べる施設です。見学後は、北海道ならではのソフトクリーム(例えば、ミルクの濃厚さが特徴的な牛乳ソフトクリーム)を楽しんだり、テラスから雄大なオホーツク海の絶景を眺めたりと、アクティビティが豊富なのも魅力です。堅苦しい学習施設ではなく、気軽なデート感覚で訪れながら、自然と流氷や海洋環境について多くの知識を得ることができます

北海道でユニークなデートを検討しているカップルの皆さま、ぜひこのプランを参考にしてみてください。自然の不思議さと北海道の魅力を一緒に体験できる、思い出に残るデートになるはずです。