東京・目黒の大鳥神社で挙げる本格神前式|1200年の伝統が息づく神聖な結婚式

この記事では、大鳥神社での結婚式について詳しく解説しています。

大鳥神社は、東京都目黒区にある由緒ある神社です。1200年の歴史を誇る荘厳な御社殿は深い趣を感じさせ、心に残る貴重な体験ができる大鳥神社での神前結婚式は多くのカップルに人気があります。

日本古来の伝統的な結婚式に興味がある方や、神前結婚式を希望されている方は、ぜひこちらの記事を参考にしてください。大鳥神社での結婚式の魅力や特徴、具体的な流れなどを詳しく紹介しています。

日本の伝統が息づく大鳥神社での厳かな神前式

大鳥神社の歴史・見どころについて

東京都目黒区の大鳥神社は目黒駅より徒歩約7分の場所にあり、アクセスが非常に便利な神社です。挙式の参列者が集まりやすく、式後の移動もスムーズに行えます。

日本武尊を主祭神として祀る大鳥神社は、目黒地域最古の祈願所として知られています。また日本武尊の妃である弟橘姫命も祀られており、夫婦円満や良縁、火難除けなどのご利益があると言われています。

日本の伝統的な様式で結婚式を挙行できる大鳥神社は、長い歴史を持つ神社で厳かな神前式を希望される方に特におすすめです。

今回は大鳥神社の宮司である堀江久教さんに、神社の由来や結婚式について詳しくお話を伺いました。

目黒最古の祈願所:夫婦神を祀る風格ある大鳥神社

インタビュアー

大鳥神社がどのような神社か、教えてください。

宮司

日本武尊(やまとたけるのみこと)が戦勝祈願と部下の傷の回復を祈願された、目黒最古の祈願所であります。

また、夫婦の神様を祀る神社でもあります。ご縁結びや夫婦円満の祈願に訪れる方も多くいらっしゃいます。

インタビュアー

大鳥神社は目黒区で最も古くから鎮座する神社だと伺いました。約1200年の歴史を感じさせる、堂々たる風格がありますね。

目黒の風物詩:11月の賑わい溢れる酉の市

東京都目黒区の大鳥神社の酉の市

インタビュアー

大鳥神社に訪れた際の、見どころを教えてください。

宮司

11月の酉の市にはぜひご参拝いただきたいと思います。

目黒の11月の風物詩でもあり、結婚式の時とは全く印象が変わり、賑やかで景気の良いお祭です。

インタビュアー

酉の市、毎年とてもにぎわっていますよね。毎年楽しみにされている方がたくさんいて、話題になるのをよく耳にします。

ぜひ行ってみたいです!

大鳥神社における神前式の詳細

目黒駅から徒歩7分東京都目黒区の大鳥神社の神前結婚式のメリットや流れ

社殿の復興からはじまった大鳥神社の神前式 

インタビュアー

大鳥神社で神前式を行うようになったのは、いつ頃からですか?

宮司

昭和37年(1962年)頃からです。理由は、戦災を受けたご社殿が復興された為です。それまでは神前式を執り行うことができませんでしたが、ご社殿の復興により、晴れて神前結婚式を執り行えるようになりました。

インタビュアー

ご社殿が復旧されてすぐに、神前式を行うようになったのですね。当時は神前結婚式が主流でしたから、多くのご夫婦が大鳥神社で新しい人生の門出を迎えたのでしょうね。

由緒ある大鳥神社で挙げる神前式の魅力

目黒駅から徒歩7分東京都目黒区の大鳥神社の神前結婚式

インタビュアー

神前式とその他の結婚式で、大きな違いやメリットはありますか?

宮司

大鳥神社で結婚式を挙げていただく方にとって、1200年以上の歴史のある神社がお二人にとって心の拠り所となることが大きなメリットです。長い歴史を持つ神社での挙式は、夫婦の絆を深め、精神的な支えとなります。また、日本の伝統文化に触れる貴重な機会にもなります。

夫婦として共に人生を歩む中で、苦しい時などもあるかと思います。そんな時に挙式の日のことを思い出し、大鳥神社での思い出が心の支えになるのではないでしょうか。これは、神前式ならではの特別な意味を持つ体験といえるでしょう。

大鳥神社における神前式の流れと手順

東京都目黒区の大鳥神社の神前結婚式の流れ

インタビュアー

神前式の流れについて、詳しく教えていただけますか。

宮司

大鳥神社では、次のような流れで神前式を執り行います。

  • 新郎新婦参進(渡り廊下を通って入場)
  • 入場、着席
  • 修祓(神職によるお祓い)
  • 宮司一拝(宮司と共に神様に一礼)
  • 献饌(神様へのお供え物を捧げる)
  • 祝詞奏上(神様への祝詞を奉読)
  • 三献の儀(三三九度の盃を交わす)
  • 誓詞奏上(新郎新婦の誓いの言葉)
  • 指輪の交換(希望者のみ)
  • 玉串拝礼(新郎新婦が玉串を捧げる)
  • 撤饌(お供え物を下げる)
  • 宮司一拝(宮司と共に神前に一礼)
  • 親族盃の儀(参列者全員が御神酒で乾杯)
  • 宮司挨拶
  • 退場

退場後、神様とのご縁を末永く保っていただくために、"おふだ"と"神棚"をお渡しします。

これらの流れで、所要時間は約30分程度です。

インタビュアー

神様に結婚を報告し、祝福していただくことで、とても神聖な気持ちになりますね。日本の伝統的な挙式スタイルは、新郎新婦はもちろん、参列者にとっても心に残る結婚式になるのではないでしょうか。

挙式カップルと参列者の声:大鳥神社での神前式の感想

挙式されたご夫婦や参列者からの感想や口コミ

インタビュアー

挙式されたご夫婦や参列者からは、どのような感想が寄せられていますか?

宮司

「厳粛な式で良かった」
「緊張したが思い出に残る式が挙げられた」
「少人数でも立派な結婚式が出来た」
「歴史のある神社で良かった」

といったお声をいただき、とても嬉しく思っております。特に、厳かな雰囲気の中で執り行われる神前式の特徴や、歴史ある神社での挙式の魅力が伝わってきますね。また、少人数でも充実した式を挙げられることも、多くの方に評価いただいているようです。

神前結婚式の印象的なエピソード

目黒駅から徒歩7分東京都目黒区の大鳥神社の神前結婚式

インタビュアー

今まで大鳥神社で挙げられた神前結婚式の中で、印象に残ったエピソードなどはありますか?

宮司

国際結婚の際、新郎様が誓いの言葉をローマ字に書き直して、不慣れながらも心のこもった誓いの言葉を読まれたことが特に印象に残っています。

また、新婦様が式を終え退出される際に感動で涙ぐんでおられた姿など、結婚式のたびに心に残る出来事があります。

インタビュアー

とても素敵なエピソードですね。近年、日本文化や伝統への関心が高まっており、特に国際結婚をされるカップルの中には、神前結婚式を希望される方が多いようです。

大鳥神社の神前式に関するFAQ

大鳥神社の神前結婚式の予約について

挙式申し込みの第一歩:ホームページ確認のすすめ

インタビュアー

挙式申し込みまでの流れを、教えてください。

宮司

大鳥神社を候補と考えられたら、まずはホームページの結婚式のページをよくお読みください。次に電話でご予約いただき、来社の上、詳しい説明をお聞きいただきます。その際、ご不明な点やご要望などもお伺いいたします。

大鳥神社で挙式をご希望の場合は、説明を聞いた後に申込用紙をご提出いただくことになります。

インタビュアー

申し込みの前に、大鳥神社で直接ご説明を聞けるのですね。ホームページを見て疑問に思ったことも、その時に相談できるので安心です。

オールシーズン対応:天候に左右されない大鳥神社の結婚式

インタビュアー

雨天でも、挙式は可能ですか?

宮司

はい、可能です。大鳥神社では、結婚式を執り行う御社殿と、控え室のある社務所が渡り廊下で接続されています。そのため、雨天時でも濡れることなく移動ができ、天候に左右されずに挙式を行うことができます。

挙式可能期間と予約開始時期:3月〜9月の挙式、3ヶ月前から予約可

目黒駅から徒歩7分東京都目黒区の大鳥神社の神前結婚式

インタビュアー

挙式の予約は、何ヶ月前から可能でしょうか。

宮司

大鳥神社では結婚式をお受けできる期間が通常、3月から9月の期間です。これは神社の諸祭事の関係によるものです。

ご予約は3ヶ月前から可能です。ただし、「大鳥神社でぜひ結婚式を挙げたい」という強い希望をお持ちの方のみの受付となります。また、一度ご予約いただくと取り消しはできませんので、ご注意ください。

インタビュアー

毎月、何組くらい挙式が行われるのですか?

宮司

毎月平均して1組程度です。

インタビュアー

挙式のできる期間が限られているので、土曜日や日曜日、大安の日など人気のある日を希望する際は、早めの予約を心がけた方が良さそうですね。

自由度の高い準備:着付けとヘアメイクの選択

インタビュアー

大鳥神社で着付、ヘアメイク、写真撮影などをお願いすることはできますか?

宮司

着付やヘアメイクについては、お支度を済ませてからご来社いただくことになります。写真撮影は境内のみ可能ですが、社殿内での撮影はご遠慮いただいております。

当神社では特定の業者との提携はございませんので、カップルの皆様にとっては自由に業者を選べる利点があると考えております。

インタビュアー

自分たちの好みに合わせて業者を選べるので、より満足度の高い結婚式が叶いそうですね。

大鳥神社の神前式は、20名まで参列が可能

挙式料 5万円
挙式にかかる時間 約30分
参列者数 両家合わせて20名まで
控室 無料(挙式30分前から利用可能)

新たな船出を迎えるカップルへ:大鳥神社からのメッセージ

結婚が決まったカップルへのメッセージ

宮司

神社の規模が大きければ良いということはありません。

挙式を検討する際は、職員(禰宜や権禰宜)が斎主を務める式を希望するか、それとも神社の責任者である宮司から直接執り行ってもらうかを考慮してみてください。これは、どの神社で式を挙げるかを決める際の重要な判断材料になるでしょう。

インタビュアー

目黒区最古の大鳥神社での挙式は、歴史的な重みを感じる貴重な体験になることでしょう。これからもたくさんのカップルが大鳥神社で祝福の日を迎えることと思います。

本日は、お忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。

大鳥神社の基本情報

住所 〒153-0064
東京都目黒区下目黒3丁目1-2
電話番号 03-3494-0543
公式サイト https://www.ootorijinja.or.jp/