大分・玖珠町で『すずめの戸締り』の聖地を巡る!観光協会が案内する映えスポットデート
この記事では、玖珠町(くすまち)観光協会のスタッフ・藤原さんにお尋ねした情報を元に作成した、玖珠町の“映え”スポットを巡るデートプランをご紹介します。
大分県西部に位置する玖珠町は、雄大な山々と清らかな水に囲まれたのどかな田舎町です。町内には豊かな自然を堪能できるスポットが数多く点在しているほか、“童話の里”としてのまちづくりによってメルヘンチックな街並みも広がっており、「映える写真をたくさん撮影できる!」などと大変人気を集めています。
今回は、玖珠町で特におすすめしたい“映え”スポットを巡るデートプランを考えました。各スポットの詳細とともに撮影のポイントもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
「縁結び大学」や「マリピタ」で、取材記事の企画・編集を担当、編集歴3年。地方自治体や観光協会への取材記事を数多く手掛け、これまでに約3,000件を担当。地方自治体が取り組む最新の婚活情報や観光協会イチオシのデートスポットなどを読者へお届け。
玖珠町の“映え”スポットを巡るおすすめルート
今回は、玖珠町の“映え”スポットを車で巡るコースをご紹介します。
まずは、アニメ映画『すずめの戸締まり』の聖地として有名な「豊後森機関庫公園」からスタートです。見学後、車を10分ほど走らせて“日本一小さな城下町”である「森町」をのんびりと散策しましょう。
お腹が空いたら、森町と同地区にあるお食事処「金太郎」や、森町から車で約10分の場所にある「PomponChouchou(ポンポンシュシュ)-花と菓子と-」でランチタイム。その後は「嵐山瀧神社(あらしやまたきじんじゃ)」へ移動して美しい花手水を堪能し、最後に神社から車で約8分のところにある「慈恩の滝」でリフレッシュするプランです。
なお、車ではなく電車で玖珠町を訪れたい場合は、豊後森駅に隣接する玖珠町観光協会が行っている電動自転車の貸し出しサービス「チャリっくす」を利用して各スポットを巡るとよいでしょう。「チャリっくす」の詳細は以下をご確認ください。
公式:チャリっくす
玖珠町観光協会の基本情報
住所 | 〒879-4403 大分県玖珠町帆足246-13 |
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電話番号 | 0973-72-1313 |
営業時間 | 9:00~17:00(チャリっくすは16:00まで) |
定休日 | 12~2月:土・日・祝日 年末年始(12月29日~1月3日) |
ここからは、上記コースで巡る“映え”スポットの特徴やおすすめ撮影ポイントについて解説していきます!
おすすめ“映え”スポット1「豊後森機関庫公園」
豊後森機関庫公園は、九州で唯一現存する大変貴重な「扇型機関庫」を見学できる公園です。広大な園内には、国登録有形文化財・近代化産業遺産に認定されている機関庫や転車台のほか、「豊後森機関車ミュージアム」や大人も乗れるミニトレインの運行といった見どころもあり、鉄道好きにはたまらないスポットとなっています。
さらに注目したいのが、アニメ映画『すずめの戸締り』に登場する「あの扉」と「あのイス」のオブジェが設置されていること。フォトスポットとして大人気の場所なので、ぜひカップルで扉の前に立ち、とっておきのポーズで撮影を楽しんでくださいね。
期間限定で実施している、機関庫のライトアップも撮影におすすめです。ライトアップの日程は、玖珠町観光協会の公式サイトにてご確認ください。
公式:玖珠町観光協会
豊後森機関庫公園周辺の立ち寄りスポット
豊後森機関庫公園を中心にデートを楽しみたいカップルは、ぜひ以下のスポットもあわせて訪れてみてください。
絶景スポット「KIRIKABU HOUSE」で玖珠町を一望
「KIRIKABU HOUSE」は、豊後森機関庫公園から車で約15分のところにある伐株山(きりかぶさん)山頂に佇む展望休憩舎です。室内の壁はガラス張りになっており、前方にそびえる雄大な山々や眼下に広がる玖珠町の街並み、旧豊後森機関庫などのノスタルジックな風景を眺められます。
伐株山山頂にはアニメ『アルプスの少女ハイジ』のオープニングシーンのような体験ができる「ハイジのブランコ」もあり、アングルを工夫すれば宙に浮いているようなフォトジェニックな写真を撮影できますよ。
小腹が空いたら「スポーツプラザ太陽」でちょっと一息
「スポーツプラザ太陽」は、豊後森機関庫公園から徒歩1分の場所にあるスポーツ用品店です。夏にはソフトクリーム、冬には温かい肉まんなどの軽食が販売されているので、小腹が空いた時にぜひ立ち寄ってはいかがでしょうか。
公式サイト:スポーツプラザ太陽
豊後森機関庫公園へのアクセスと基本情報
住所 | 〒879-4405 大分県玖珠町大字岩室36番地の15 |
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電話番号 | 0973-72-7153(玖珠町役場 商工観光政策課) |
最寄り駅 アクセス |
最寄り駅:豊後森駅から徒歩約5分 IC:玖珠インターから車で約5分 |
公式サイト | https://kusumachi.jp/kikankokouen/ |
おすすめ“映え”スポット2「森町」
玖珠町森地区には、かつて森藩の城下町として栄えた“日本一小さな城下町”の「森町」があります。地区全体に白壁の蔵屋敷が軒を連ねた風情豊かな街並みで、どこを切り取っても当時の面影が残るノスタルジックな写真を撮影できます。
なお、エリアには童話をモチーフにしたオブジェが多数点在しているので、ぜひカップルで探しながら散策を楽しんでみてください。浦島太郎や金太郎、一寸法師、かぐや姫などがあり、石像のポーズを真似して撮影するのもおすすめです。
紅葉の時期に訪れれば、より一層映える写真を撮影できますよ。また、4月~10月まで(5月はお休み)毎月5日の夜に地域の住民が行っている「くるしま水軍軒先市」もおすすめで、昼間の城下町とは一味違った不思議な雰囲気をお楽しみいただけます。
公式:くるしま水軍軒先市
森町散策後は「湯の森くす」で温泉リラックス
散策で疲れたら、森町から車で10分ほどのところにある「湯の森くす」を訪れてはいかがでしょうか。ツルツルとした飴色のお湯が特徴的な“モール泉”と呼ばれる温泉をゆったりと満喫できます。
貸しバスタオルやアメニティの販売もあり、手ぶらで手軽に立ち寄れるおすすめスポットです。
公式:湯の森くす
森町へのアクセスと基本情報
住所 | 〒879-4404 大分県玖珠町森 本町通り |
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電話番号 | 0973-72-1313(玖珠町観光協会) |
最寄り駅 アクセス |
最寄り駅:豊後森駅から徒歩約30分(自転車で約10分) バス停:まちなか循環バス「リラッくすバス」を利用した場合、豊後森駅から約10分 IC:玖珠インターから車で約3分 |
公式サイト | http://mori-community.jp/index.php/guide/siseki-meisyo/zyokamati.html |
おすすめ“映え”スポット3「嵐山瀧神社」
嵐山瀧神社は、玖珠川にある滝のひとつである「三日月の滝」に隣接する神社です。こちらは1年を通して花手水(はなちょうず)を楽しめるスポットで、地域の方のみならず遠方から訪れる方も多いほど人気を集めています。
SNSでの投稿も多く、“映え”スポットとして評判です。カップルで色鮮やかな花手水をバックに撮影すれば、きっと素敵な記念になりますよ。
隣接の「三日月の滝」にもフォトスポットがあるので、ぜひあわせて撮影を楽しむとよいでしょう。敷地内にはペット同伴可能な「三日月の滝公園オートキャンプ場」もあり、カップルでキャンプデートを満喫するのもおすすめです。
公式:三日月の滝公園
古民家カフェ「アキヨシ商店」でのんびりティータイム
嵐山瀧神社周辺でちょっと一息したいなら、嵐山瀧神社から車で約2分のところにある「アキヨシ商店」がおすすめです。こちらは土曜日の12:00~17:00のみ営業しているカフェで、優しく穏やかな雰囲気の店内にてリラックスした時間を過ごせますよ。
雑貨の販売も行われているため、デートのお土産にチェックしてみてくださいね。
公式インスタグラム:アキヨシ商店
嵐山瀧神社へのアクセスと基本情報
住所 | 〒879-4332 大分県玖珠町山浦116 |
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電話番号 | 0973-73-7602 |
最寄り駅 アクセス |
最寄り駅:北山田駅から徒歩約15分 IC:玖珠インターから車で約15分 |
公式サイト | https://kusumachi.jp/arashiyamatakijinjya/ |
おすすめ“映え”スポット4「慈恩の滝(じおんのたき)」
慈恩の滝は、上段20m・下段10mの2段滝です。滝のすぐ近くまで歩いて行ける遊歩道が整備されており、高さ約30mのところから落ちるダイナミックな光景を眺められます。
なお、上段は両側の岸壁に囲まれて奥まったところにあり、正面以外からは撮影できないためご注意ください。
どのシーズンでも楽しめますが、特に夏のシーズンがおすすめです。滝の流れる音や水しぶきによって、心身ともにリフレッシュできますよ。
道の駅「慈恩の滝くす」で玖珠町の特産品をチェック
慈恩の滝から徒歩で約1分のところに道の駅「慈恩の滝くす」があり、地元の新鮮野菜や地場産米、名水豆腐といった特産品が種類豊富に販売されています。玖珠名物・万年元気とうふの豆乳で作られた限定の「豆乳ソフトクリーム」が大人気なので、ぜひ味わってはいかがでしょうか。
夏は先に道の駅に寄って、アイスクリームを食べながら慈恩の滝を眺めるコースがおすすめです!また、滝の前には「そば処 水月」や喫茶店の「珈滝(こうたき)」があり、どちらもゆったりと滝を眺めながら飲食を楽しめますよ。
公式:道の駅「慈恩の滝くす」
公式:そば処 水月
公式:珈滝
慈恩の滝へのアクセスと基本情報
住所 | 〒879-4332 大分県玖珠町山浦618 |
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最寄り駅 アクセス |
IC:玖珠インターから車で約20分 |
公式サイト | https://kusumachi.jp/jionnotaki/ |
食べる“映え”スポット1「金太郎」
金太郎は、“日本一小さな城下町”の森地区にひっそりと佇む食事処です。築100年超の古民家を改装した情緒あふれる店内では、大分の郷土料理である「だんご汁」や「とり天」といったメニューを味わえます。
写真映えする!と話題沸騰中なのが、玖珠米で作るチキンライスの上にとろとろの卵がのった「とろとろオムライス」。ボリューミーなので、2人でシェアして食べるのがおすすめです。
私は、金太郎に行くと必ず「チキン南蛮」を注文します。お肉が柔らかく、美味しい野菜もたっぷり食べられて大満足です。
金太郎へのアクセスと基本情報
住所 | 〒879-4404 大分県玖珠郡玖珠町森1070 |
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電話番号 | 0973-72-3938 |
最寄り駅 アクセス |
最寄り駅:豊後森駅から徒歩約30分 バス停:まちなか循環バス(リラッくすバス)「森本町」から徒歩約1分 IC:玖珠インターから車で約5分 |
営業時間 | 昼の部11:00~15:00 夜の部17:00~20:00 |
定休日 | 月曜日 |
公式サイト | ▼公式facebook https://www.facebook.com/kusu.kintarou/ |
食べる“映え”スポット2「Pompon Chouchou-花と菓子と-」
「Pompon Chouchou-花と菓子と-」は、フラワーデザイナー&パティシエが地場産の花とお菓子の受注発送を行っているお店です。カフェも併設されており、特に20種類のスパイスを使用した薬膳カレーが人気を集めています。
映えるメニューとしては、花束状にラッピングされた「花束クレープ」や自家製ケーキ、食べられるお花が浮かぶ色鮮やかなドリンク類がおすすめ。お店の雰囲気も素敵なので、華やかでおしゃれな写真に仕上がりますよ。
私のおすすめは、台湾グルメのタピオカドリンクです。定番のミルクティーのほか、マンゴーやチョコレート、抹茶も選べますよ。
▲タピオカドリンクには花型クッキー付き。寒い日はホットでもいただけます!
Pompon Chouchouへのアクセスと基本情報
住所 | 〒879-4414 大分県玖珠郡玖珠町大隈246-1 |
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電話番号 | 0973-77-2762 |
最寄り駅 アクセス |
最寄り駅:豊後森駅から徒歩約35分 IC:玖珠インターから車で約7分 |
営業時間 | 9:00~17:00 |
定休日 | 土・日・祝日 |
公式サイト | https://www.ono-flower.com/ |
取材協力:玖珠町観光協会(https://kusumachi.jp/)
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