鹿嶋市デートプラン完全ガイド!地域おこし協力隊おすすめの絶景&インスタ映えスポット6選

本記事では、茨城県鹿嶋市の撮影スポットをめぐる"映え"デートプランをご紹介します。

鹿嶋市は、東は太平洋の鹿島灘、西は日本で2番目に大きい湖「霞ヶ浦」の一部である北浦に臨む、自然豊かなエリアです。美しい海岸線と広大な湖畔が織りなす景観は、訪れる人々を魅了します。

東京から約100キロの距離にあり、都会の喧騒を離れて癒やしの空間でリフレッシュすることができます。

今回は鹿嶋市地域おこし協力隊の大澤さんにお聞きした情報を基に、カップルで鹿嶋市の魅力をたっぷりと味わえるデートプランを作成しました。自然の景観や地元グルメなど、魅力的なスポットをご紹介します。

鹿嶋市おすすめデートコース:海と湖の絶景インスタ映えスポット巡り

鹿嶋市は、J1サッカーチーム「鹿島アントラーズ」の本拠地として知られています。チームの本拠地である「茨城県立カシマサッカースタジアム」もこの地にあります。東京駅からは高速バスが頻繁に運行されており、最短で約2時間でアクセスできるため、日帰り観光にも適しています。

今回は、JR「鹿島神宮駅」を起点に、自転車や車を利用して海や湖を巡る、自然を満喫するプランをご紹介します。

まずは、観光の拠点となる鹿島神宮駅周辺の散策からスタートします。

駅周辺には様々な飲食店があります。中でも、昭和レトロな雰囲気の喫茶店「エミール」は特におすすめです。店内には鉄道模型のジオラマがあり、ミニチュア汽車が料理を運んでくるユニークなサービスが人気です。

鹿嶋市の鹿島神宮の近くにある昭和レトロな空間の喫茶店エミールの外観
▲喫茶店「エミール」は汽車がメニューを運ぶユニークなお店。

駅周辺を散策した後は、駅前でレンタサイクルや車を借りて、鹿嶋市内を巡ってみましょう。

鹿嶋市は東側に太平洋、西側に北浦という湖が広がる自然豊かな地域です。まずは東側の海岸エリアへ向かい、海沿いを北上して「大野潮騒(おおのしおさい)はまなす公園」を目指します。

途中、透明度の高い海水が自慢の「平井海水浴場」と「下津(おりつ)海水浴場」に立ち寄るのがおすすめです。

鹿嶋市の東側に広がる海
▲鹿嶋市の東側には見晴らしの良い太平洋の海が広がる

これらの海水浴場は、海水浴シーズン以外でも美しい砂浜の散歩や、海を眺めながらのんびり過ごすのに最適です。

「大野潮騒はまなす公園」には、全長154メートルのジャンボローラー滑り台、プラネタリウム、そして海抜77メートルの高さから鹿嶋市を一望できる展望塔があります。

大野潮騒はまなす公園の宇宙展望塔の中にあるプラネタリウム
▲大野潮騒はまなす公園の「宇宙展望塔」はプラネタリウムも入っているデート向きの施設

最後に、鹿嶋市の西側に広がる北浦湖畔へ向かいます。湖沿いのサイクリングやドライブを楽しみながら、美しい景色を堪能できます。

それでは、各スポットの詳細について見ていきましょう。

おすすめ“映え”スポット1「平井海水浴場」

平井海水浴場は海水の透明度が高く、約1キロにわたって続く広い美しい砂浜が特徴の海水浴場です。夏は比較的波が穏やかなので、ゆったりと波に揺られながら安心して海水浴を楽しめます。

海水浴期間中はビーチサッカーやビーチバレーのコートが無料で使用できるので、スポーツが好きなカップルや友人同士でも楽しめる最高の海水浴場となっています。

海水浴シーズン以外でも、美しい海を眺めながら砂浜を散歩するのに最適な海岸です。潮風を感じながらのんびりと過ごすことができます。

絶景ポイント:風車と青い海のコントラストで最高の1枚を

インスタグラムに掲載された平井海水浴場の写真
▲平井海水浴場は海岸線に立ち並ぶ風車の写真が撮れる!(引用:インスタグラム

平井海水浴場では、爽やかな海風を感じることができます。特筆すべきは、すぐ近くに立ち並ぶ風力発電の風車です。天気の良い日には、青い空と海、砂浜、そして風車が一枚の写真に収まる絶好の撮影スポットとなっています。この独特な景観は、SNS映えする爽やかな写真を求める方々に人気があります。

平井海水浴場:基本情報とアクセス方法

住所 茨城県鹿嶋市平井
アクセス JR「鹿島神宮駅」から車で約15分
海水浴場開設期間 7月中旬~8月中旬
09:00-16:00
公式サイト https://city.kashima.ibaraki.jp/site/kankou/3073.html

おすすめ“映え”スポット2「下津海水浴場」

鹿嶋市の下津海水浴場

下津海水浴場は平井海水浴場の隣に位置し、車で約5分の距離にあります。平井海水浴場と同様に海水の透明度が高く、海底まではっきりと見えるほど水が澄んでいます。

波は平井海水浴場と比べてやや力強く、サーファーに人気の海岸として知られています。ただし、海水浴期間中はサーフィンが禁止されているため、安心して海水浴を楽しむことができます。

海水浴シーズン以外でも、海岸沿いで腰を下ろし、波の音を聴きながらサーファーたちの姿を眺めつつ、のんびりと会話を楽しむことができます。

フォトスポット:透明度抜群の海で潮干狩り体験を撮影

インスタグラムに掲載された下津海水浴場の写真
▲透明度の高い海と美しい砂浜で、魅力的な写真が撮影できます。(引用:インスタグラム

下津海水浴場は鹿嶋市で唯一の潮干狩りができる海水浴場です。透明度の高い海と美しい砂浜が自慢のこの場所で、潮干狩りを楽しみながら魅力的な写真を撮影することができます。

清々しい海で心を癒し、潮干狩りを楽しみ、思い出に残る写真も撮影できる下津海水浴場。3月から8月の潮干狩りシーズンには、美しい景色を背景に写真を撮りながら、はまぐり探しに挑戦してみてはいかがでしょうか。

下津海水浴場:基本情報とアクセス方法

住所 茨城県鹿嶋市下津
アクセス JR「鹿島神宮駅」から車で約10分
海水浴場開設期間 7月中旬~8月中旬
09:00-16:00
公式サイト https://city.kashima.ibaraki.jp/site/kankou/3075.html

おすすめ“映え”スポット3「大野潮騒はまなす公園」

鹿嶋市にある大野潮騒はまなす公園

大野潮騒はまなす公園は、鹿嶋市の美しい自然をゆったりと眺めることができる魅力的なスポットです。

公園のシンボルである「宇宙展望塔」は、海抜77メートルの高さから360度のパノラマビューを楽しむことができます。展望塔内には「プラネタリウム」の設備も備えており、星空を楽しむカップルにぴったりのデートスポットとなっています。

公園内にある「ジャンボローラー滑り台」は、SNS映えする人気スポットです。全長154メートルの滑り台を海に向かって滑り降りることで、スリル満点の体験ができます。滑る途中で美しい景色を背景に写真を撮ることで、素敵な思い出を残すことができるでしょう。

大野潮騒はまなす公園にある人気の撮影スポットであるジャンボローラー滑り台
▲海に向かって滑り降りるジャンボローラー滑り台は、大人でも楽しめる人気アトラクションです!

フォトジェニック:カラフルなジャンボローラー滑り台で思い出の1枚を

大野潮騒はまなす公園をインスタグラムで検索した様子のキャプチャ
▲ジャンボローラー滑り台の長いコースの中で、ベストなポイントを探してみよう(引用:インスタグラム

大野潮騒はまなす公園で撮影された写真をSNSで見ると、カラフルなジャンボローラー滑り台を撮ったものが数多く見つかります。この滑り台は、公園の人気スポットの一つとなっているようです。

滑り台自体が色彩豊かなので、どこを切り取っても絵になります。さらに、滑り台の側面への映り込みや、背景の緑、空、海などの自然要素とのバランスを考えながら撮影すると、より魅力的な写真が撮れます。ぜひ、あなただけのベストショットが撮れるポイントを探してみてください。

周辺観光:「角折海岸」で鹿嶋市の魅力を堪能

大野潮騒はまなす公園から車で約5分の場所にある「角折海岸(つのおれかいがん)」へ足を伸ばすのがおすすめです。美しい海岸の景色を楽しむことができます。


▲海岸では鹿嶋市の花「はまなす」をイメージした「はまなすの精」のモニュメントが、静かに出迎えてくれます。

また海岸沿いの国道には、新鮮な海の幸を使った料理が楽しめる飲食店が点在しています。特におすすめなのが、鹿嶋の名物である「鹿島灘はまぐり」や「釜揚げしらす丼」です。地元の味を堪能できる絶好の機会となるでしょう。

大野潮騒はまなす公園:基本情報とアクセス方法

住所 〒311-2212
茨城県鹿嶋市角折2096-1
電話番号 0299-69-4411
アクセス 【電車】鹿島臨海鉄道「長者ヶ浜潮騒はまなす公園前駅」より徒歩約10分
【車】東関東自動車道「潮来インターチェンジ」より約25分
【自転車】JR「鹿島神宮駅」から約40分
営業時間・定休日 【公園】
年中無休・入園無料
【宇宙展望塔】
9:00~16:30
休館日:月曜日、年末年始
※月曜日が祝日の場合は翌日休館
入館料:大人300円、小人200円、幼児100円
公式サイト https://www.hamanasukouen.info/

食べる“映え”スポット1「エミール」

鹿嶋市にある昭和レトロな喫茶店「エミール」の店内の様子

「エミール」は昭和時代の雰囲気を色濃く残す喫茶店です。

1階は落ち着いた雰囲気の一般的な喫茶スペースですが、2階は鉄道模型のジオラマがある特徴的な空間となっています。ここでは、精巧な模型の汽車が線路を走り、お客様の目の前まで料理を運んでくれる珍しいサービスを楽しめます。

観光で訪れ、思い出に残る写真を撮影したい方は、ぜひ2階のユニークな空間をご利用ください。

鹿嶋市にある昭和レトロな喫茶店「エミール」の作り込まれたジオラマ

おすすめ映えメニューは透き通る水色「クリームソーダ」

鹿嶋市にある昭和レトロな喫茶店「エミール」の人気映えメニューであるクリームソーダ
▲エミールの人気"映えメニュー"であるクリームソーダ

エミールで写真映えするメニューと言えば、水色が鮮やかな「クリームソーダ」です。ジオラマを背景に撮影すれば、昭和レトロな雰囲気と鮮やかな色彩のコントラストが楽しめる、ここでしか撮れないオリジナルの写真に仕上がりますよ。

エミール:基本情報とアクセス方法

住所 〒314-0031
茨城県鹿嶋市宮中1‐5-25
電話番号 0299-82-0739
アクセス JR「鹿島神宮駅」から徒歩8分
営業時間・定休日 【1階】9:00~17:00
【2階】10:00~16:00
定休日:火曜日、鹿島アントラーズのホームゲーム開催日
参考サイト 食べログ(エミール)

食べる“映え”スポット2「まるさんCafe」

鹿嶋市の老舗和菓子店「丸三老舗」に併設されている「まるさんCafe」

「まるさんCafe」は、江戸時代創業の老舗和菓子店「丸三老舗」に併設されたカフェです。厳選された素材を使用した上質な和菓子のスイーツやドリンク、ランチを提供しています。

人気の商品は、季節ごとに旬の果物を使用して作られる「極大福」です。大きさと味わいにこだわった贅沢な一品となっています。また秋には茨城県産の栗を贅沢に使用した「もんぶらん」も提供しており、季節限定の味を楽しむことができます。

「まるさんCafe」で扱っているいちご大福

季節の果物たっぷり!写真映えする厳選素材のかき氷

まるさんCafeの写真映えするかき氷いちご
▲その美しさに夏の暑さをすっかり忘れてしまいそうな「いちご」のかき氷

撮影におすすめのメニューは、5月~9月までの限定商品「かき氷」です。定番の「いちご」は色鮮やかで和風なテイストが特徴で、写真映えする人気商品となっています。

このほか「黒みつきなこ」や「玉露」、季節の果物を使用した「期間限定かき氷」なども提供しています。職人が丁寧に手作りした餡(あん)や蜜、白玉など、厳選された食材を使用したこだわりのかき氷をぜひご賞味ください。

まるさんCafe:基本情報とアクセス方法

住所 〒314-0032
茨城県鹿嶋市宮下2-9-6
電話番号 0299-94-5464
アクセス JR「鹿島神宮駅」から徒歩5分
営業時間・定休日 【夏季(5月~9月)】
10:00~17:30(最終注文17:00)
【冬季(10月~4月)】
10:00~17:00(最終注文16:30)

定休日:年中無休
公式サイト https://x.com/cafemarusancafe

食べる“映え”スポット3「ESPRESSO D'WORKS鹿嶋」

都内で人気のカフェの茨城県内1号店である「ESPRESSO D'WORKS鹿嶋」

「ESPRESSO D'WORKS鹿嶋」は、都内で人気のカフェチェーンの茨城県内第1号店です。

特に評判の高いメニューは、小麦粉と水分を同量で混ぜることで実現した、ふわふわ食感の「ワンハンドレッド」という名前の食パンです。

朝食にはクロックマダム、ランチやカフェタイム、ディナータイムにはオムライスやパスタ、ハンバーガーなど、幅広いカフェメニューを楽しむことができます。

スイーツは営業時間中いつでも注文可能です。

女性スタッフのアイコン
大澤さん

お店を訪れた際は、トイレも要チェックです。実はトイレへ続く隠し扉があり、遊び心満載の仕掛けになっています。

「ESPRESSO D'WORKS鹿嶋」で提供しているハンバーガー

フォトジェニックメニュー:フルーツたっぷりの「EDWパンケーキ」

「ESPRESSO D'WORKS鹿嶋」で人気の映えメニューであるパンケーキ
▲フルーツたっぷりで見た目も華やかな「EDWパンケーキ」

「ESPRESSO D'WORKS鹿嶋」で写真映えバツグンのメニューと言えば「パンケーキ」です。

特にお店の名前がついた「EDWパンケーキ」は、果物をふんだんに使用した贅沢なパンケーキで、見た目も実に華やかです。また毎月変わる「季節のパンケーキ」も人気です。

ESPRESSO D'WORKS鹿嶋:基本情報とアクセス方法

住所 〒314-0031
茨城県鹿嶋市宮中223-1
電話番号 0299-82-8088
アクセス JR「鹿島神宮駅」から車で5分
営業時間・定休日 9:30~21:00
(朝食 9:30~/昼食 11:00~/カフェ・夕食 15:00~)
不定休
公式フェイスブック https://www.facebook.com/espressodworkskashima/

取材協力:鹿嶋市観光協会(http://www.sopia.or.jp/kashima-kanko/