【岐阜デート】市之倉さかづき美術館で美濃焼の世界を探索!盃コレクションと作陶体験を楽しむカップルプラン
この記事で紹介するのは、岐阜県多治見市にある「市之倉さかづき美術館」で、美濃焼の盃(さかずき)を始めとする小さな陶磁器を眺め、地元の豊かな文化を体感するデートプランです。
ちょっと知的なデートでいつもと違う週末を過ごしたい、小さく精緻な作品に匠の技を感じてみたい、そんな二人にはぴったりのスポットになると思います。名だたる窯元がいくつも残っているエリアなので、あわせて訪れてもいいですね。
今回は、市之倉さかづき美術館の展示内容や特徴、見どころなどについて、同館の支配人・今川さんにお話を伺ってみました。
市之倉さかづき美術館の魅力あふれる展示内容
▲「市之倉さかづき美術館」の正面外観。複数棟からなっているのが分かる
2002年に開館した「市之倉さかづき美術館」は、地域振興を目指して集結した有志8社1組合による「協同組合 陶の里いちのくら」が出資・運営する民間施設です。キャッチコピーは、「ようこそ手のひらの宇宙へ」。
ここからは、そんな市之倉さかづき美術館について、具体的に見ていきましょう。
美術館を核とした複合文化施設の魅力
編集部
今回初めて「市之倉さかづき美術館」にお邪魔しましたが、緑豊かなロケーションなんですね。2階の地元巨匠陶芸家の展示作品は迫力があり、見応えたっぷりで嬉しい驚きでした。
最初に、施設の概要やコンセプトについて、おおよそのところをお話しください。
今川さん
市之倉さかづき美術館は、美濃焼の産地・多治見市市之倉町に位置しており、幕末~明治期にかけて制作された盃などの酒器を中心に展示しています。今コメントいただいた重要無形文化財保持者(人間国宝)の巨匠・8名の作品も鑑賞可能ですよ。
そもそものお話、岐阜県多治見市の南端、瀬戸市との境に位置する市之倉町は、1,000年以上も昔から窯の火を絶やさずに器を作り続けてきた「美濃焼」の産地となっています。山間の小さな集落であり、かつては交通の便が悪くて、良質の陶土も多くは採れない土地でした。
▲市之倉エリアには、古くからの窯元も多い。散策もおすすめ
そのため、少ない材料で製作可能で運搬しやすい「盃」や「煎茶器」、「箸置」など小品の産地となった経緯があります。小品を極めてきた土地だからこそ、珍しい意匠の盃も多く生まれました。
また、美術館を中心にして、ミュージアムショップやギャラリー、レストラン、陶芸体験施設が敷地内に集結しています。加えて、陶芸にまつわるさまざまな文化関連の講座や各種イベントなども企画・開催中です。
ちなみに、静かな陶芸の里・市之倉のインフォメーション施設として、窯元巡りを楽しむご案内もしておりますよ。
手のひらの宇宙!美濃焼の盃コレクションが織りなす常設展
編集部
次に、メインの常設展示について教えていただけますでしょうか?盃が中心かと思いますが、見どころもご紹介いただければ嬉しいです。
今川さん
当館の常設展示は、2つに分かれています。
まずは、1階の常設展示「さかづき展」です。明治期に制作された高水準の染付磁器を始め、約1,500点の盃が並んでおります。薄く透き通るような磁器に、細密画のような染付をご堪能ください。趣向を凝らした盃も少なくないので、じっくりと鑑賞いただくことをおすすめします。
▲1階の常設展示の様子。趣向を凝らした盃も多く、時間が経つのも忘れて見入ってしまう
世界の酒器コーナーでは、神事・祭事などで飾る器・貯める器・注ぐ器・注がれる器など、約60点も展示中です。素材は、陶磁器・ガラス・金属・玉(ぎょく)・漆(うるし)などバラエティに富みます。日本以外の国・民族に伝わる伝統的な酒器も、ぜひご覧になってみてくださいね。
そして、2階の常設展示「巨匠館」となります。先に少し触れましたが、美濃地方に縁(ゆかり)の深い重要無形文化財保持者(人間国宝)の巨匠など、8名の作品40点余りを一堂に展示中ですよ。
中には、古代ペルシア陶に感銘を受け、高い芸術性を持つ異民族の文化と日本文化との融合を図った珍しい作品もあるので、ぜひご覧になってみてください。
▲2階の常設展示「巨匠館」。地元に縁の深い人間国宝の巨匠など、8名の作品を展示中
編集部
確かに、お酒と酒器は、地球上のあらゆる民族の文化に存在するものですね。人類共通の普遍的なアイテムとも言えそうで、何だか壮大なロマンを感じてしまいます。
今川さん
そもそも、盃と切っても切れない関係にあるのがお酒です。現在ほど飲酒が日常的でなかった時代、お酒は神事・祭事で振る舞われる神聖な飲み物でした。
「盃を交わす」いうことは、神と人間との間で、あるいは人間と人間との間で、何事かが成就したことを示しています。それこそが、盃は「文字なき契約書」とも言われてきた所以(ゆえん)でした。
多少形は違えど、世界中に同じような文化が生まれていることは、とても興味深いですよね。
市之倉の陶磁器文化を探る充実の企画展
編集部
市之倉さかづき美術館の特別展示(企画展)についても教えてください。どのような展示内容が多いのでしょうか?
今川さん
企画展につきましては、おおよそ1年ごとに企画コーナーにて、当地・市之倉や陶磁器、酒器などにまつわるテーマで開催しておりますよ。現在は、2本の企画展を開催中※です。
まずは、「大日本 加藤五輔展」で、明治期の美濃焼を語るに際して、筆頭に挙げられるのが加藤五輔となっています。当企画コーナーでは、器に染付けを施す前に描かれたデザイン画とともに、五輔の作品を展示中ですよ。
(※インタビュー時点の企画展のため、最新情報は公式サイトをご確認ください)
▲企画展「大日本 加藤五輔展」で展示中の作品の一つ。素直で、シンプルな美しさ
もう一つは、「石川九楊 盃千字文展」でして、古くから多くの書家が書の題材とする「千字文(せんじもん)(※1)」を扱っています。現代書家・石川九楊が紙面を盃に置き代えて、一つの盃に一文字を書き綴った大作「盃千字文」を三部に分けて順次展示するものです。
(※1)子供に漢字を教えたり、書の手本として使ったりするために用いられた漢文の長詩。異なる1,000文字が使われており、まったく重複する文字がない。
詳しくは、公式サイトの「美術館案内・展示のご案内」ページに解説していますので、ご来館前にご一読いただくことをおすすめしておりますよ。
珠玉の作品を楽しむ!解説付き見学のすすめ
編集部
館内で、今川さんが特にお好きな展示やコレクションがありましたら、ご案内ください。
今川さん
私のお気に入りは、明治期の市之倉で制作された「白磁輪花盃」です。まるで卵の殻のように薄くて、繊細さを感じる盃は、絵柄がなくてもうっとりと見入ってしまいますね。
▲今川さんお気に入りの「白磁輪花盃」。絵柄なしのシンプルな盃ゆえに、その可憐さが際立つ。明治期の作品
ちなみに、当館のキャッチコピーは、「ようこそ手のひらの宇宙へ」です。「白磁輪花盃」を眺めてみると、この言葉の意味を実感していただけると思います。
編集部
今川さんおすすめの館内見学の方法などがありましたら、ぜひ教えてください。
今川さん
かつて、 当館の館長・加藤幸兵衛(幸兵衛窯の7代目当主)が開館20周年を記念して記した、「盃20選」という解説文があります。それを手に、ぜひお気に入りの盃、使ってみたい盃をじっくりと探してみてください。
▲館長・加藤幸兵衛氏(右)は、名門・幸兵衛窯の7代目ご当主でもある。2ヵ月に1回程度、直接指導を受けられるチャンスがあるそう(要問合せ)
いろいろなことが見えてくると思いますよ。音を出す盃など、仕掛けのある、遊び心あふれた盃もありますから、どうぞお見逃しなく。
また、美術館または周辺の観光ガイドをお探しならば、私どもでボランティアガイドをご紹介できます。お気軽に、お電話(0572-24-5911)でご相談くださいね。
市之倉さかづき美術館の多彩な魅力
編集部
今川さんが思われる、「市之倉さかづき美術館」の一番の魅力について、お話しいただけますか?
今川さん
当館の広いミュージアムショップには、細かい棚が102段もあります。一つ一つの段が窯元や工房、作家の紹介コーナーになっていて、ボックスギャラリーなんですよ。
陶磁器がメインとなりますが、ガラスや木工の作家さんがいたり、食器だけでなく花器やアクセサリーの作家さんもいたりと、バラエティに富んでいます。
お気に入りの作家さんを見付けに来たり、プレゼント用の逸品を探しに来たりされる方も大変多くて、常設展示以上に楽しんでいただける場合も多いようです。
▲広いミュージアムショップの内部。各段が窯元や工房、作家の紹介コーナーになっている
編集部
ほかの類似施設と差別化できる点や、ちょっと自慢したい部分などがありましたら、ぜひ教えてください。
今川さん
私どものミュージアムショップは、ギャラリー併設となっています。陶芸を始め、金工・木工などの作家さんの作品を、2~3週間ペースで入れ替えて展示しているんですよ。こちらは貸しギャラリーではなくて、当館の企画による一押し作家さんの作品展示となっています。
どんどん魅力的な作家さんを掘り出して、ご紹介していきますので、ぜひ公式サイトの「ギャラリー宙」ページをチェックしてから、ご来館くださいね。
編集部
市之倉さかづき美術館の展示以外での見どころなど、思い付かれたらご紹介ください。例えば、ご近所のお話でも結構です。
今川さん
当館が建つ多治見市市之倉町の中心部には、小さな川が流れております。その傍らには、窯元が現在も50軒ほど点在しているんですよ。それらの内のいくつかは、ギャラリーや直売所を併設していたり、工房見学を受け付けていたりする窯元もあります。
▲美術館の周辺には、50軒ほどの窯元が今も存在。カップルで散策するのも楽しい
当館では、窯元マップをご用意していますから、ゆっくりと散策を楽しみたい方は、ぜひスタッフにお声掛けくださいね。おすすめの窯元のご紹介も可能です。ただし、窯元はメーカーさんでもあるため、日曜日は基本お休みとお考えいただければと思います。
編集部
来館する季節やタイミングが異なることで、違った楽しみ方がありましたら、教えていただけますか?
今川さん
毎年、春(4月第2週)と秋(10月3連休)には、「イチノクラフト市」を開催しているんですよ。陶芸を始め、木工やアクセサリーなど50のクラフト作家さんのテントが並び、賑わいを見せます。
▲近所にある「幸兵衛窯資料館」の外観と満開の桜。人気の陶器市が開催される時期でもある
同時に、近所の名門「幸兵衛窯」でも、陶器市が開催される時期ですよ。1804年開窯(かいよう)の「幸兵衛窯」は、2009年以降、「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン(※2)」で★★(2つ星・寄り道してでも立ち寄る価値があるスポット)を継続して獲得し続けています。
(※2)Michelin Green Guide Japon。フランスのタイヤメーカー・ミシュラン社が、日本を訪れる外国人観光客向けに提供している旅行ガイド(仏語)。
春は桜の花を愛でながら、秋は紅葉を愛でながら、カップルでお気に入りのクラフト作家さん探し・窯元巡りを楽しんでいただけるといいですね。具体的な開催日については、事前に公式サイトなどでご確認ください。
カップルにおすすめ!二人で楽しむ美術館の過ごし方
ここまでは、「市之倉さかづき美術館」の展示内容や特徴など、観光で立ち寄った際の魅力を中心に伺ってきました。ここからは、デートの一環で訪れた場合にフォーカスして、お話を聞いてみましょう。
カップルで挑戦!充実の作陶体験ワークショップ
編集部
市之倉さかづき美術館では、カップルで参加できる何らかのワークショップ(体験コース)などを開催されていますでしょうか?もしあれば、内容をご紹介お願いします。
今川さん
敷地内にある「幸兵衛窯作陶館」では、先に触れた名門「幸兵衛窯」が実際に使用している土と釉薬(ゆうやく)(※3)を用いて、お二人で器作りを体験できますよ。
(※3)うわぐすりとも。素焼きの後に施釉(せゆう・釉薬を塗布すること)する。本焼きをすると釉薬が高温で熔け、陶磁器の表面にガラス質が形成される。
電動ろくろを使って土と格闘する「ろくろコース」と、のんびりと自由に形を作る「手びねりコース」、出来上がった茶碗やお皿などに自分のセンスで絵を描く「下絵付けコース」の設定がありますよ。
▲「手びねりコース」では、敢えて電動ろくろを使わず、自由な成形を楽しむ
▲「下絵付けコース」では、すでにある湯呑やお皿などに自分のセンスで絵を描いていく
さらに、お隣町の多治見市笠原町産の小さなタイルを使ったモザイクタイルアートを制作し、当日お持ち帰り可能な「モザイクタイルコース」もあるので、お二人のお好みやご都合に合わせた体験コースを選択可能です。
市之倉でのデートの思い出作りにいかがでしょうか?彼女・彼氏の今まで知らなかった一面を見られるきっかけになるかもしれないですね。
ちなみに、空いていればその場で体験申込もOKですが、なるべく事前のご予約(電話:0572-22-0509)をおすすめします。詳しくは、私どもの公式サイトの「幸兵衛窯作陶館」ページをチェックしてみてください。
デートランチに最適!石窯焼きの本格ピザレストラン
編集部
デート中のカップルがランチを楽しめるようなカフェ・レストランもあるそうですね。簡単にご紹介いただけますでしょうか?
今川さん
当館の敷地内には、レンガを積んだ本物の石窯で焼き上げるピザが自慢のレストラン「石窯ピッツァmoon(ムーン)」があります。粘土を小麦粉に代え、絵の具をソースに代えて、薪を焚いて窯に入れれば、盃の代わりにピザの焼き上がりです。
▲石窯で焼き上げる本格派のピザをランチにどうぞ。食のレベルも高い!
マルゲリータは定番の人気メニューですが、きんぴらごぼうのピザやパスタ類もおすすめできますよ。お二人さま向けに「シェアランチ」の設定もあり、食にこだわりがあるカップルにもご満足いただけるでしょう。
お二人で石窯の炎をゆったりと眺めながら、焼きたての本格派ピザをお楽しみくださいね。
おうちデートのお供に!ミュージアムショップで選ぶ地酒と盃
編集部
これまでミュージアムショップの話題もありましたが、人気があるお土産を教えてください。カップルがおうちデート用に購入できそうなアイテムがあれば、お話しいただければと思います。
今川さん
ミュージアムショップでは、酒屋の試飲コーナーなどで見かける底に二重丸のついた「蛇の目盃」や、音の出る「ウグイス盃」、吞めない方用の「ミニ徳利・ミニ盃セット」など、やはり盃関連がよく出ますね。
▲ミュージアムショップでは、二人のお気に入りの盃と地酒を見付けるひと時も楽しめる
また、「三千盛」や「千古乃岩酒造」、「林酒造」といった東濃地方伝統の地酒も取り扱い中です。お二人のお気に入りの盃と地酒を見付けていただいて、おうちデートで、今宵は一杯いかがでしょうか。
ミュージアムショップの取り扱いアイテムについては、公式サイトの「ショップ・レストラン」ページをチェックしてみてくださいね。
市之倉さかづき美術館周辺のおすすめデートスポット
▲徒歩5分ほどの場所にある「幸兵衛窯資料館」の風格にあふれる外観。共通券の利用がお得!
編集部
「市之倉さかづき美術館」を見学する前後に立ち寄れる、おすすめのデートスポットが周辺にありましたら、ぜひご紹介をお願いします。
今川さん
先ほども話題にしましたが、何と言っても、当館との共通券(一般600円/人)がある「幸兵衛窯」を訪ねることをおすすめします。当館からならば、徒歩5分ほどです。江戸期から200年超の歴史がある美濃の名窯(めいよう)であり、人間国宝であった6代目の故・加藤卓男氏を輩出しました。
古陶磁の資料館や作品の展示室は言うに及ばず、古民家を移築した建物や薪で焚く穴窯、大きな煙突など、見学すれば見どころが盛りだくさんですよ。シックな雰囲気のサロンでは、幸兵衛窯の器で美味しいコーヒーをいただきながら、ゆったり気分でくつろげます。
また、ほかの窯元ではあまり見られない美しいペルシャンブルーの器やオーナメント、陶製アクセサリーなども豊富で、綺麗なものがお好きな女性などは、きっと目移りしてしまうでしょう。
駆け足ではなく、十分な時間を確保して見学しないと、もったいないと思います。
市之倉さかづき美術館からのメッセージ
▲今回お話を聞かせていただいた今川さん。笑顔が素敵な支配人さんでした
編集部
これから「市之倉さかづき美術館」を訪れるカップルへのメッセージや、今回のインタビュー取材で伝えきれなかった想いなどがありましたら、ぜひお話しください。
今川さん
盃は、お膳の上の器の中でも一番小さなものですが、古来から神事・祭事にも使われており、神さまと人間、あるいは人間と人間との間を行き交う、深い意味合いを持つアイテムです。小さな器に込められた職人の想いを、ぜひ体感していただきたいと思います。
そして、いろいろな陶磁器を眺めてお互いの好みを話したり、作陶を体験して笑いあったり、そして美味しいランチを分け合ったりと、いろいろと楽しんで帰っていただきたいですね。
あと、「私はお酒が飲めないから」、と入館を控える方が時折いらっしゃいます。当館に試飲コーナーはありませんので、お車でのカップルも安心していらっしゃってくださいね(笑)。
編集部
「盃を交わす」という言葉がよく知られていますが、日本人にとっての盃とは、小さいけれど深い意味がある器なのだと実感しました。お気に入りの盃を見付けて、彼女・彼氏と盃を交わしながら、ゆったり気分でいろいろとお話しするのも、かけがえのないひと時になりそうです。
今川さん、本日はご多忙の最中にお時間を確保していただき、大変ありがとうございました。
来館者の声:市之倉さかづき美術館の口コミ・感想
▲作陶体験で制作された手びねりのビアマグ。温かみのある風合いが手びねりの魅力
「市之倉さかづき美術館」でのデートの参考になるよう、見学した皆さんからよく耳にする口コミ・感想をまとめてみました。
- 多くの盃があって感動します。小さくても、神業を感じさせる凄い作品が多いです。
- 2階に展示される巨匠の作品は、どれも見応えたっぷり。ミュージアムショップも楽しくて、これまた高評価。
- 十分に時間を確保して、共通券で「幸兵衛窯」にも立ち寄るのがおすすめです。満足できるひと時になりました。
多くの技巧を凝らせた盃を間近に眺めて感動した、近所の名窯「幸兵衛窯」も合わせて見学すると満足度が一層高まる、というような声が目立ちます。男女や年齢を問わず、全般的に評価が高いことも印象に残りました。
市之倉さかづき美術館の利用案内:料金・予約・混雑状況
入館料 | (一般)一人400円 (大学生・高校生)一人200円 ※中学生以下は無料 ※敷地内の幸兵衛窯作陶館での作陶体験は料金別途 【幸兵衛窯作陶館での作陶体験】 (ろくろ体験コース/手びねり体験コース)一人3,300円(60~90分) (下絵付けコース)一人2,420円~(40~60分) (モザイクタイルコース)一人880~1,650円(30~60分) ※作品郵送料は別途 ※貸しエプロンあり |
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共通入館料 | 【市之倉さかづき美術館+幸兵衛窯の共通券】 (一般)一人600円 (大学生・高校生)一人300円 ※中学生以下は無料 ※幸兵衛窯(徒歩約5分)は、敷地内の「幸兵衛窯作陶館」とは別施設 |
割引 | 要問合せ |
予約 | 原則不要 ※敷地内の幸兵衛窯作陶館での作陶体験を希望する場合、前日までの予約を推奨(電話:0572-22-0509) |
比較的混雑しない日時 | 平日であれば、終日比較的空いている |
※金額はすべて税込表示です。
市之倉さかづき美術館へのアクセスと営業情報
住所 | 〒507-0814 岐阜県多治見市市之倉町6-30-1 |
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連絡先 | (電話)0572-24-5911 (Web)公式サイト「お問合わせフォーム」 |
アクセス | 【公共交通機関】 (JR中央本線)多治見駅下車・東鉄バス「下半田川」行に乗車して約15分・市之倉バス停下車で徒歩約3分 ※多治見駅よりタクシー利用の場合、所要約15分 【車】 (中央自動車道)多治見ICより約15分 ※国道248号線経由 (東海環状自動車道)せと品野ICより約10分 ※国道248号線経由 |
駐車場 | 無料駐車場あり ※普通車78台分+身障者用1台分 |
開館時間 | 10:00~17:00 ※展示室への最終入場時刻は16:30 |
休館日 | 毎週火曜日 ※祝日に相当する場合は開館(振替休館あり) 年末年始 |
公式サイト | https://www.sakazuki.or.jp/ |
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