つくば観光コンベンション協会おすすめ!筑波山絶景と科学を楽しむデートプラン
今回ご紹介するデートプランは、つくば観光コンベンション協会のスタッフさんにお尋ねした情報を元に作成した、茨城県つくば市の人気撮影スポットをめぐる、“映え”デートプランです。
つくば市では、筑波山の豊かな自然と抜群の見晴らし、さらに研究学園都市ならではの充実した科学展示を一度に体験できます。リフレッシュすると同時に、知的好奇心も満たせるデートになりますよ。
つくば観光コンベンション協会が提案する映えスポット巡りデートコース
※実際の移動はバスやロープウェイなどの公共交通機関を想定
つくば市は、自然と科学が調和したまちです。
つくばエクスプレスを利用すれば、秋葉原から「つくば駅」までは最速45分でアクセスすることができます。さらに筑波山の入口となる「筑波山神社入口」までは、バスで約40分の道のりです。
ここからは、ケーブルカーを利用して筑波山の山頂へ向かいます。登山ルートを選んでも2時間もかからないので、準備をして挑戦するのも良いでしょう。
筑波山には男体山と女体山という二つの峰があります。男体山側の「コマ展望台」の屋上にある「BAE SPOT」から関東平野のパノラマビューを眺めれば、気分も爽快です。
昼食には、筑波山名物の「つくばうどん」がおすすめです。つくば茜鶏のつくねやゴボウ、シイタケ、茨城産ローズポークなどが入ったご当地グルメを味わってみてください。
▲筑波山名物の「つくばうどん」。特に冬場は、温かい出汁が染みわたる
下山時には「筑波山大御堂(おおみどう)」に立ち寄るのも良いでしょう。境内地から眺める景色は、山頂からの景色とはまた異なる趣があります。条件が良ければ雲海に出合えるかもしれませんよ。
午後は日本の最先端の科学技術が集結する「つくば駅」を目指します。サイエンスシティとして知られるつくばには、10の常設展示場を含む約50の見学可能な研究機関が点在しています。
おすすめは土日祝に運行している「つくばサイエンスツアーバス」です。停車場所の一つである「筑波宇宙センター(JAXA)」では、実物大の人工衛星や本物のロケットエンジンなどを間近で見ることができますよ。
サイエンスに興味のあるカップルなら、事前予約制の「スタッフガイド同行コース」に申し込んでおき、一日かけて巡ってみるのもおすすめです。
それではあらためて、各スポットの詳細について順に見ていきましょう。
おすすめ“映え”スポット1「筑波山・コマ展望台(BAE SPOT)」
▲筑波山の峰の一つ「女体山」の山頂から見た関東平野
「筑波山」は、古くから「西の富士、東の筑波」と称えられるほどで、朝夕に山肌の色を変えることから「紫峰(しほう)」とも呼ばれています。
男体山と女体山という2つの峰を持つことから、信仰の山として親しまれてきました。
標高は877メートルと「日本百名山」の中では最も低く、ケーブルカー・ロープウェイが整備されて山頂までのアクセスが良いため、登山初心者でも山頂を目指しやすいのが特徴です。
公式サイト:筑波山ケーブルカー&ロープウェイ
男体山の山頂近くにある「コマ展望台」の屋上には、記念撮影用の「BAE SPOT」が設置されているので、関東平野の大パノラマを背景に素敵な写真を撮れますよ。
▲男体山の山頂近くにある「コマ展望台」の屋上に設置された「BAE SPOT」
また筑波山の中腹で人気のフォトスポットの一つが「弁慶七戻り」です。登山道に数多くある奇岩怪石の一つで、頭上の岩が今にも落ちそうな光景が写真映えしますよ。
▲「弁慶七戻り」では、今にも落ちてきそうな巨岩の下で撮影できる
また筑波山の中腹にある「筑波山神社(拝殿)」は、男女の2神が祀られていることから、縁結びのパワースポットとして人気があります。カップルでぜひ立ち寄ってみてください。
▲縁結びのスポットとしても人気の筑波山神社(拝殿)
筑波山頂からの夜景は「日本夜景遺産」にも認定されました。空気の澄んだ冬場の夜景が特におすすめです。
▲筑波山は夜景スポットとしても人気がある。2022年の冬には、夜景を見るためのロープウェイの特別運行が実施された
筑波山山頂からのパノラマビューを堪能しよう
▲筑波山の山頂から関東平野を一望すれば、気分もリフレッシュ!(引用:インスタグラム)
SNSで筑波山の写真を検索したところ、山頂で記念撮影をしている人がたくさんいました。登りきったという達成感とともに、写真を撮らずにはいられないようです。
美しい夜景を見ることができるコマ展望台や屋上の「BAE SPOT」も活用して、ぜひ素敵な写真を撮ってみてください。夜景では、東京スカイツリーまで見えるそうですよ。
筑波山周辺で立ち寄りたい観光スポットとランチ情報
筑波山の周辺でさらに観光・ランチを満喫したい人におすすめのスポットをピックアップしました。
小型犬とのふれあいが楽しめる「つくばわんわんランド」
「つくばわんわんランド」は犬とのふれあいを楽しめるスポットです。
犬の散歩や抱っこなど、さまざまなアトラクションを通して、動物の癒しを体験できますよ。デートにおすすめです。
公式サイト:つくばわんわんランド
筑波山名物「つくばうどん」が楽しめるおすすめ店舗
「つくばうどん」は、筑波山の各所で提供されているご当地グルメです。地元産の小麦とレンコンパウダーを使った麺と特定の具材を各店のオリジナルのつゆで仕上げた一品で、とても温まりますよ。
特定の具材である、つくば茜鶏のつくねの「つ」、ゴボウやシイタケといった黒野菜の「く」、茨城産ローズポークのバラ肉の「ば」を合わせて「つくばうどん」なのだそうです。
つくばうどんを提供するお店は、筑波山の山頂周辺や筑波山神社周辺に多数あります。ぜひ一度味わってみてください。
- 筑波山ドライブイン(参考サイト:いばナビ)
- むらさき(参考サイト:いばナビ)
- いしはま(公式サイト)
- 神田家(公式サイト)
- 杉本屋(参考サイト:いばナビ)
- 幸雲亭(参考サイト:いばナビ)
- 見浦亭(参考サイト:いばナビ)
- たがみ(参考サイト:いばナビ)
- みゆき茶屋(参考サイト:いばナビ)
- めをと茶屋(参考サイト:いばナビ)
- 仲の茶屋(参考サイト:いばナビ)
- コマ展望台(公式サイト)
- せきれい茶屋(参考サイト:いばナビ)
- つつじヶ丘レストハウス(公式サイト)
- 筑波山温泉 つくばの湯(公式サイト)
- お食事処 あおき(参考サイト:いばナビ)
筑波山観光案内所:アクセスと基本情報
住所 | 茨城県つくば市筑波1222 |
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電話番号 | 029-866-1616 |
最寄り駅 アクセス |
【バス】 【車】 |
営業時間 | 8:30〜17:15 |
定休日 | 年中無休 |
公式サイト | https://www.city.tsukuba.lg.jp/soshikikarasagasu/keizaibukankosuishinka/gyomuannai/3/3/1001422.html |
おすすめ“映え”スポット2「筑波山大御堂」
「筑波山大御堂(おおみどう)」は、筑波山にある真言宗の寺院です。坂東三十三観音霊場の第二十五番札所としても親しまれています。
延暦元年(782年)に徳溢(とくいつ)上人が筑波山に登り、中腹に堂宇(どうう)を建立したのが始まりとされており、後に弘法大師が千手観音菩薩像を刻んで真言密教の道場を開いたと伝わっています。
2020年に完成した新しい本堂はもちろん、空気が澄んだ日に境内から見える富士山や、時折見られる雲海が人気ですよ。
また境内を彩る桜や蓮の花も美しく、御神木のスダジイや池に面した石垣に建つ鐘楼堂など、見どころもたくさんあります。
境内から楽しむ絶景ビュー
▲タイミングが良ければ雲海も見ることができる(引用:インスタグラム)
筑波山大御堂では、境内からの見晴らしが良いので、山頂とはまた違った雰囲気の写真を撮ることができます。
気候に恵まれれば、富士山や雲海も写真に収めることができますよ。
筑波山大御堂へのアクセスと基本情報
住所 | 茨城県つくば市筑波748 |
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電話番号 | 029-866-0126 |
最寄り駅 アクセス |
【バス】 【車】 |
受付時間(本堂) | 9:00〜16:00 |
定休日 | なし |
公式サイト | https://tsukubasan-omido.jp/ |
おすすめ“映え”スポット3「つくばサイエンスツアーバス」
「つくばサイエンスツアーバス」は、つくば市内の6つの研究・教育施設を巡る循環バスです。土日祝日限定の運行ですが、一日定額で自由に乗り降りできるので、対象施設をお得に回ることができますよ。
また毎月第1・3土曜日には事前予約制の「スタッフガイド同行コース」が実施されており、一日かけて4施設の案内を受けることができます。
バス自体もつい写真に撮りたくなる特徴的なデザインですが、目的地となる施設でも研究学園都市ならではの写真を撮ることができます。今回は特に2つの施設をピックアップしてご紹介しましょう。
筑波宇宙センター(JAXA)で宇宙開発の最前線を体感
▲筑波宇宙センターでは、宇宙開発に関する実物の機材なども展示されている
まず1つ目は「筑波宇宙センター(JAXA)」です。言わずと知れた宇宙開発の研究機関であり、宇宙に関するさまざまな展示を行っています。
施設自体は無料で見学することができますが、人気の有料見学ツアーに参加したい場合は事前の予約が必要です。
公式サイト:JAXA(筑波宇宙センター見学のご案内)
地質標本館:世界的にも珍しい地球科学の博物館を探訪
▲地質標本館には化石や鉱物、さらに地球科学に関する各種の研究成果が展示されている
2つ目にご紹介する「地質標本館」は、世界的にも珍しい地球科学を専門とする博物館です。
化石・鉱物はもちろん、最新の地球科学に関する情報や、日本の地下資源や地震などに関する研究成果も展示されています。
入館料が無料なのにもかかわらず、かなりの展示量があるので、興味のあるカップルならたっぷりと時間を過ごすことができますよ。
公式サイト:地質標本館
つくばサイエンスツアーバスで巡る科学展示の撮影スポット
▲つくばサイエンスツアーバスで、最新科学の魅力にふれる一日を過ごしてみては(引用:インスタグラム)
SNSでつくばサイエンスツアーバスを利用した人の投稿を見てみると、大規模な科学展示の写真がたくさん見つかりました。
どの施設にも目玉となる常設展示や特別展示があります。それぞれの世界・分野にどっぷりと浸かって、各施設の魅力を写真で表現してみてください。
つくばサイエンスツアーバス:利用方法と基本情報
発着場所 | つくば駅前「つくばセンターバスターミナル」 |
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電話番号 | 029-863-6868 (つくばサイエンスツアーオフィス) |
最寄り駅 アクセス |
つくばエクスプレス「つくば駅」 |
運行時間 | 【土日祝日のみ】 9:00〜17:00ごろ ※最新の時刻については要問い合わせ |
公式サイト | https://www.i-step.org/tour/tsukuba-science-tour-bus.html |
食べる“映え”スポット1「CAFE日升庵」
「CAFE日升庵(カフェ・にっしょうあん)」は、筑波山の入り口にある、古民家風の内装が素敵なカフェです。ハンバーガーが美味しいと評判なので、筑波山のランチスポットの候補としておすすめです。
場所は先ほどご紹介した「筑波山大御堂」から徒歩5分程度とすぐ近くです。
店内にはカウンター席もあるので、デートでの利用にもぴったりですよ。火鉢が置かれた座敷席も味わいがあります。
▲火鉢が置かれた、味わいのある座敷席
オリジナルのスイーツメニューも充実しています。2層のチョコと5種のドライフルーツのハーモニーが素晴らしい「筑波山ジオショコラテリーヌ」や、濃厚な中にもレモンが効いた「ベイクドチーズケーキ」などが人気です。
また、オーガニック豆のコーヒーをはじめ、つくば産のショウガやフルーツなどを使用したオリジナルドリンクも提供しています。
看板メニューは「石窯ライ麦パンのハンバーガー」
▲CAFE日升庵こだわりの「石窯ライ麦パンのハンバーガー」
CAFE日升庵でおすすめのメニューは、見た目もオシャレな「石窯ライ麦パンのハンバーガー」です。
ライ麦を使ったバンズは石窯で焼き上げられており、ビーフ100%の香ばしいパティを包み込みます。濃厚なチェダーチーズや茨城産の野菜も美味しさの秘密です。
注文を受けてから焼き始めるので、いつでも出来たてを味わえます。セットメニューで添えられる皮付きのポテトも、揚げたてのホクホクですよ。
CAFE日升庵:アクセスと営業情報
住所 | 茨城県つくば市筑波1221-3 ※筑波山観光案内所となり |
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電話番号 | 029-875-8821 |
最寄り駅 アクセス |
【バス】 【車】 |
営業時間 | 【月~木】11:00~18:00 【土日祝】10:00~18:00 |
定休日 | 金曜日 |
公式サイト | http://www.nisyouan.com/about_cafe/ |
食べる“映え”スポット2「cafè cielo blu(カフェ・シエロ・ブルー)」
「cafè cielo blu(カフェ・シエロ・ブルー)」は、筑波山ロープウェイの女体山駅に隣接する展望施設「Sky deck 2983(スカイデッキ2983)」に入っているカフェです。
魅力は何と言っても、店内からの眺望の素晴らしさです。夕暮れ時や夜景(※)もロマンチックなので、カップルにおすすめのスポットです。
(※)筑波山ロープウェイの運行時間を要確認
ハンバーグプレートなどのグリル類やパスタ系、タンドリーチキンドッグなど、おしゃれなカフェメニューがそろっているので、デートで利用しやすいですよ。
人気メニューは「炭焼きチキンのコク旨カレープレート」
おすすめのメニューは「炭焼きチキンのコク旨カレープレート」です。焦げ目のついた炭火焼チキンと、付け合わせの色とりどりの野菜は、見た目からも食欲をそそられます。
山道を歩いて少し疲れた体にもぴったりの、元気が出るメニューです。
cafè cielo blu:アクセス方法と営業情報
住所 | 茨城県つくば市筑波1 |
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電話番号 | 029-866-0282 |
最寄り駅 アクセス |
【バス】 【車】 |
営業時間 | ロープウェイ運行時間に準ずる(9:00〜17:00ごろ) ※ロープウェイ夜間運行時のラストオーダーは20:00 |
定休日 | 検査時(冬季予定)を除き、年中無休 |
公式サイト | https://www.mt-tsukuba.com/?page_id=223 |
取材協力:つくば観光コンベンション協会(https://ttca.jp/)