【橿原市デートプラン】江戸の町並みと四季の花々を楽しむフォトジェニックな1日

今回ご紹介するデートプランは、橿原市（かしはらし）観光協会の槙尾さんにお聞きした情報を元に作成した、橿原市の撮影スポットをめぐる、"映え"デートプランです。

橿原市は多くの貴重な歴史遺産が受け継がれているまちです。重要伝統的建造物群保存地区に指定され、江戸時代の町並みが楽しめる「今井町」をはじめ、国の重要文化財が9件、県指定文化財が3件もあり、歴史好きのカップルにぴったりのまちです。

さらに、バラやコスモスなど、季節に応じた花々が一面に咲き乱れる写真映えスポットや、美味しくて見た目も華やかな"映え"グルメなど、橿原市へデートに行く際のおすすめスポットを紹介します。

橿原市の歴史と花を巡るフォトジェニックなデートコース

今回は車やバスで巡る、歴史と風情を感じられるデートスポットを紹介します。

まずは大和八木駅から江戸時代の町並みが残る今井町へ向かいます。タイムスリップしたかのような歴史的な街並みの中には、可愛らしい雑貨が揃うお店もあり、散策とお買い物の両方を楽しむことができます。

次に緑豊かな参道を通って橿原神宮へ向かいます。橿原神宮は縁結びのご利益があることで知られており、カップルにはぴったりのスポットです。

橿原神宮から車で約7分ほどのところにある「おふさ観音」は、春と秋には境内いっぱいに咲き誇るバラが、夏には風鈴まつりが開催され、写真映えする人気のスポットとなっています。

最後に、日本最初の本格的な都城が築かれた特別史跡「藤原宮跡」を訪れます。現在の藤原宮跡は四季折々の花が楽しめる名所となっており、春には菜の花と桜、夏にはハナハスやキバナコスモス、秋にはコスモスが一面に広がる美しい景色を堪能できます。

おすすめ“映え”スポット1「今井町」

今井町は江戸時代の町並みが現在も残る風情ある町です。世界的にも貴重な財産が多く残っており、国の重要文化財が9件、県指定文化財が3件あります。さらに、平成5年には「重要伝統的建造物群保存地区」にも選定されました。

今井町の保存地区では、現在も住民の生活が息づいています。通学時間になると子ども達の元気な声が聞こえ、ご飯の支度の匂いが漂う昔懐かしい雰囲気を味わえることが大きな魅力です。

最近では古民家カフェが多く増えており、ゆったりとした時間の流れを楽しむことができます。

江戸の町並みで撮る！インスタ映えする今井町の撮影スポット

▲古い町並みを二人で歩いている姿が非常に写真映えしますよ。（引用：インスタグラム）

▲撮影スポットとしては、白い漆喰壁と屋根瓦がずらーっと続く古い町並み（本町筋・大工町筋・旧米谷家）付近がおすすめです。

今井町周辺で楽しむカップルデートスポット

今井町を中心に観光しようと考えている方は、以下のスポットも参考にしてみてください。

縁結びの橿原神宮でカップルの絆を深める参拝デート

今井町から車で10分ほどの場所にある橿原神宮は、第一代天皇の神武天皇と皇后・媛蹈韛五十鈴媛命（ひめたたらいすずひめのみこと）が祀られている神社です。

畝傍山（うねびやま）東南に広がる16万坪の広大な神域は、深い緑と四季折々の花に覆われ、空気が澄んでいて、清々しい気持ちで参拝できます。神武天皇のご夫婦を祀っていることから、縁結びの神社として知られており、デートにピッタリなスポットですよ。

公式サイト：橿原神宮

古民家フレンチ「ピノノワール」でロマンチックなナイトデート

今井町には多くの古民家カフェがありますが、その中でもレストラン「ピノノワール」は特別です。ここでは、奈良の地元食材を活かしたフランス料理を楽しむことができます。

ワインは、フランスのブルゴーニュ地方産を中心に500種類以上が取り揃えられています。料理に合わせて最適なワインを選び、味わいを深めることができます。

▲洗練された美味しい料理は、デートの締めくくりにぴったりです。

公式サイト：「今井町フレンチ ピノ ノワール」

今井町の基本情報・アクセス

住所	奈良県橿原市今井町
電話番号	0744-24-8719 （今井まちなみ交流センター「華甍」）
最寄り駅 アクセス	近鉄八木西口駅：徒歩約5分 JR畝傍駅：徒歩約8分 近鉄大和八木駅：徒歩約10分
公式サイト	https://www.city.kashihara.nara.jp/soshiki/1063/gyomu/1/2/1/3830.html

おすすめ“映え”スポット2「藤原宮跡」

日本最初の本格的な都城「藤原京」の跡地である「藤原宮跡」は国の特別史跡に指定されています。春には桜と菜の花、夏には蓮、秋にはコスモスと、四季折々の美しい花が咲き誇る癒しのフォトスポットとして人気があります。

▲春に咲く桜と菜の花。鮮やかな色彩が目を楽しませてくれます。

▲夏に見られる蓮の花。背景に広がる山々と調和し、趣深い景観を作り出しています。

藤原宮跡で楽しむ四季の花々と絶景フォトスポット

▲一面に咲き乱れる四季折々の花々に癒されてください。（引用：インスタグラム）

四季を通じて美しい景色が楽しめますが、特に秋は300万本のコスモスが一面に咲き誇ります。朝日が昇る瞬間を撮影しようと、早朝から多くのカメラ愛好者が訪れ、人気の撮影スポットとなっています。

▲朝日が昇る瞬間と夕暮れの時間帯がおすすめです。

おふさ観音の季節イベント｜フォトジェニックなバラ祭りと風鈴まつり

藤原宮跡から車で4分ほどの場所にある「おふさ観音」は、縁結びと健康祈願のパワースポットとして知られています。春と秋には境内にバラの花が咲き誇り、多くの参拝客を魅了します。

▲春と秋に開催されるバラ祭り。色とりどりのバラが境内を彩ります。

▲夏の風鈴まつり。涼やかな音色と可愛らしい風鈴が写真映えします。

境内の奥にある「茶房おふさ」では、季節に合わせたかき氷や薔薇ジュースが楽しめます。

▲薔薇の香りが口の中に広がる、爽やかな薔薇ジュース。

夏の暑い日には、爽やかな薔薇ジュースやかき氷を楽しみながら、風鈴の音色に耳を傾けてみてはいかがでしょうか。心地よいひと時を過ごせること間違いなしです。

公式サイト：おふさ観音
公式サイト：茶房おふさ（インスタグラム）

藤原宮跡の基本情報・アクセス

住所	奈良県橿原市高殿町他
最寄り駅 アクセス	・近鉄「大和八木駅」から橿原市コミュニティバス「橿原市藤原京資料室前」下車、徒歩約4分 ・JR「畝傍駅」、近鉄「畝傍御陵前駅」または近鉄「耳成駅」から徒歩約30分
公式サイト	https://www.city.kashihara.nara.jp/soshiki/1021/1/2/5/3873.html

食べる“映え”スポット1「4'season」

「4'season（フォーシーズン）」は栄養バランスを重視したオシャレで美味しい料理が自慢のレストランです。全ての料理が手づくりで、心も体も満たされる味わいが特徴です。

▲4'seasonの「雑穀米のプレート」。メインのお肉に加えて、3種類の副菜、フルーツ、スープ、ドリンクがセットになっており、バランスの取れた食事を楽しめます。

4'seasonの基本情報・アクセス

住所	奈良県橿原市高殿町567-4
電話番号	0744-25-8248
最寄り駅 アクセス	近鉄大阪線 耳成駅から徒歩6分
営業時間	9時～17時（ラストオーダー） ※ランチタイム：11時30分～14時30分（ラストオーダー、売り切れ次第終了）
定休日	月曜日・火曜日
公式サイト	Instagram: cafe4season2003

食べる“映え”スポット2「Kind Cafe」

「Kind Cafe」は、おしゃれな雰囲気の店内でランチやスイーツ、ドリンクを楽しめるカフェです。名物メニューは「スムージーボンボン」という大きなパフェで、ふんだんに盛り付けられたフルーツが特徴的です。見た目の華やかさから、写真撮影にも適しています。

▲スムージーボンボンはSNSでも話題になっている人気商品です。

フルーツは季節に応じて変わり、9月から11月はシャインマスカット、12月からはいちごが主役となります。

秋冬限定の「紅芋ブリュレモンブラン」も人気です。1mmの極細モンブランクリームが特徴で、その下には紅芋を使ったパウンドケーキが隠れています。自然な甘さと、様々な食感の組み合わせを楽しめる一品となっています。

Kind Cafeの基本情報・アクセス

住所	奈良県橿原市葛本町291-3
電話番号	0744-20-0831
最寄り駅 アクセス	近鉄大和八木駅から徒歩15分、近鉄新ノ口駅から徒歩5分
営業時間	11時～18時（ラストオーダー17時30分）
定休日	年中無休
公式サイト	https://kindcafe.gorp.jp/

食べる“映え”スポット3「我留慕」

「我留慕（ガルボ）」は、ホッとする味と落ち着いたレトロな雰囲気が魅力のカフェです。毎日通いたくなるような居心地の良さが特徴です。昼膳、夕膳、夜膳などの食事メニューはボリューム満点で、デザートメニューも充実しています。人気のパフェや焼き立てパイなど、様々な甘味を楽しむことができます。

▲我留慕の夜膳。品数が多く、しっかりと満足感を得られる豊富なメニューです。

我留慕の基本情報・アクセス

住所	奈良県橿原市新口町267-1-1
電話番号	0744-29-6565
最寄り駅 アクセス	近鉄新ノ口駅から徒歩3分
営業時間	11時～23時（ラストオーダー22時）
定休日	月曜（祝日の場合は翌日休業）
参考サイト	https://tabelog.com/nara/A2903/A290302/29000159/

取材協力：橿原市観光協会（https://kashihara-kanko.or.jp/）