絶品ブリに感動!大分県佐伯市「道の駅かまえ」で楽しむ海の幸デートプラン

今回、紹介するのは大分県佐伯市で過ごすデートプランです。

メインとなる「道の駅かまえ Buri Laboratory(ブリ・ラボラトリー)」は、まさにブリのワンダーランドです!工夫を凝らして養殖されたブリの美味しさを新しい形で提案する、いま注目を集めているスポットです。

ブリが苦手だった人でも、道の駅かまえのブリを食べるとブリ好きになってしまうほどの美味しさだそうです

ぜひ次のデートの参考にしてみてください。

こんなカップルにおすすめ!
向いている年代:全年代
おすすめカップル:美味しいものが好きなカップル
どんなデート?:絶品のブリに感動するデート
目安時間:半日
目安予算:2人で5,000円
筆者プロフィール
縁結び大学・竹内 彩

編集ディレクター
竹内 彩

「縁結び大学」や「マリピタ」で、取材記事の企画・編集を担当、編集歴3年。地方自治体や観光協会への取材記事を数多く手掛け、これまでに約3,000件を担当。地方自治体が取り組む最新の婚活情報や観光協会イチオシのデートスポットなどを読者へお届け。

道の駅かまえを中心とした佐伯市デートプラン概要

今回は、お昼に集合するデートプランを考えてみました。

主役となる道の駅かまえには、ブリをはじめ美味しい魚介がたくさんあります。ぜひお腹をすかせて訪れてくださいね!

12:00 道の駅かまえに到着
12:00〜13:00 レストランでランチタイム
13:00〜13:50 ショップなど施設内を見て回る
13:50〜14:00 「里の駅 たかひら展望公園」に移動する
14:00〜15:30 「里の駅 たかひら展望公園」を散策する
15:30〜16:00 「里の駅 たかひら展望公園」のレストランでひと休み

道の駅かまえのレストランとショップを満喫したら、公園で腹ごなしをしましょう。

次におすすめするのは、道の駅かまえから車で10分の距離にある「里の駅 たかひら展望公園」です。

季節の植物を眺めながら遊歩道を歩くと清々しい気分が味わえます。また、体を動かしたい二人にはアスレチックがおすすめです。自然の中でアクティブに過ごすことができます。

道の駅かまえ:絶品ブリ料理と新鮮海産物の宝庫

大分県佐伯市にある「道の駅かまえ Buri Laboratory」のレストランでいただけるカンパチ丼

道の駅かまえは、蒲江で養殖されている様々なブランドのブリを味わえる施設です。また、伊勢海老やカンパチ、ヒオウギ貝など新鮮な魚介も豊富に取り揃えています。

活き活きとした鮮魚はもちろん、水産加工品も充実しています。ブリのもつ煮やブリの白子の燻製といった珍しい商品も販売しており、従来のブリの概念を覆すような新感覚の味わいが楽しめます。

それでは、道の駅かまえの代表を務める早川光樹さんに、施設の魅力について詳しくお話を伺いましょう。

2019年リニューアル:新しくなった道の駅かまえの魅力

大分県佐伯市にある「道の駅かまえ Buri Laboratory」の外観

編集部

道の駅かまえはブリが主役の道の駅だそうですね。海鮮が好きなのでワクワクします!まず、道の駅かまえのコンセプトや特徴について教えてください。

早川さん

道の駅かまえは大分県最南端の街、佐伯市蒲江の蒲江漁港の目の前にある道の駅です。お隣の宮崎県との県境の近くに位置しています。

一年を通して比較的暖かく、魚類・貝類の養殖が盛んな漁師町です。

佐伯市の養殖ブリの生産量は日本でトップレベルを誇っています。味も全国の加工メーカーの方が唸るほどの評判で、その主な生産地が蒲江です。

豊後水道の豊かな漁場と生産者のこだわりにより育てられている蒲江のブリの魅力を伝えるべく、2019年に道の駅のリニューアルオープンと同時に誕生したのが「Buri Laboratory」です。

なお、佐伯市ではブリの他にヒラメや真鯛、カンパチなども養殖されています。ヒラメの生産量も全国でトップクラスです。また、大分県では蒲江のみで、カラフルで味はホタテを超えるとも言われている「ヒオウギ貝」を養殖しています。

こだわりの養殖技術が生み出す絶品ブリの秘密

大分県佐伯市にある「道の駅かまえ Buri Laboratory」に納品されたブリ

編集部

道の駅かまえで扱われているブリは養殖である点もポイントですね。こだわりや生産者の方の思いについてお聞かせいただけますか?

早川さん

養殖は、実際に育てているところを見たことがないとイメージしにくいかもしれませんが、魚に餌をあげてただ大きくなるわけではありません。魚も人と同じで、食べたものや生活環境によって身体が作られます。

蒲江の養殖業者は、小さな赤ちゃんの魚の頃から餌にこだわり、育て方にこだわり、最後出荷してお客様の口に届くところまでこだわっている方が多いです。

毎年の台風や大雨などの気候変動、赤潮などの海洋環境の変化など、近年世界的な問題になっていることとも日々向き合い、自然と共存しながら養殖されています。そんな厳しい状況の上、陸では人口減少など地域の問題を抱えながらも、自分たちが育てた魚で笑顔になってもらいたいと全国に出荷しています。

同じブリでも、育てている方によって味わいや脂の質が違うところもとても魅力的です。

編集部

養殖のブリには、餌に日本酒「東洋美人」の酒粕を配合した「美人ブリ」、かぼすを餌に混ぜた「かぼすブリ」、豊後水道で育てられた「豊の活ぶり」など様々なブランドがあるようですね。ブリの銘柄によって味が変わるのを食べ比べるのも楽しそうです。

料理に興味のあるカップルなら、道の駅かまえでブリを購入した後、それぞれのブランドの特徴を生かして調理し分けるのも面白いでしょう。

お土産に最適!鮮魚と珍味の豊富な品揃え

大分県佐伯市にある「道の駅かまえ Buri Laboratory」のショップの様子

編集部

ショップでは、主にどのような商品を扱っていますか?

早川さん

蒲江ならではの「すり身」「うずまき」「干物」といった特産品をはじめ、「安心院ワイン」など県内各地の名品を多く取り扱っています。

直売所の隣に併設している鮮魚コーナーでは、ヒオウギ貝やサザエなどの貝類、ブリ・カンパチなどの新鮮な魚も販売しています。

また、久住高原ビールとのコラボ商品「ブリラボビール」や「ブリの白子の燻製」など、当施設でしか購入できないブリラボオリジナル商品も多数ございます。

大分県佐伯市にある「道の駅かまえ Buri Laboratory」のブリラボビール
▲道の駅かまえ限定のオリジナルラベルで販売されているくじゅう高原開発公社のクラフトビール

中でもとりわけ人気なのは、すり身天ぷら・ヒオウギ貝・あじのひらきです。観光客だけでなく、地元の方々にも多く購入されています。

特にヒオウギ貝は、ホタテに似た形と味わいながら、鮮やかで色とりどりの美しい貝殻が特徴です。食用としてだけでなく、贈り物や装飾品としても重宝されています。

大分県佐伯市にある「道の駅かまえ Buri Laboratory」で売られているヒオウギ貝
▲蒲江の名産・ヒオウギ貝。ホタテよりも甘みが強いのが特徴

道の駅の入り口前には、ヒオウギ貝の貝殻を用いたライトがあり、夜の写真スポットとして人気です。

大分県佐伯市の「道の駅かまえ Buri Laboratory」にあるヒオウギ貝のライト
▲お祭りのような高揚感を感じさせるムードあるヒオウギ貝のライト

カップルの方へのお土産としては、「ブリラボオリジナルTシャツ」がおすすめです。街中でも着られるカジュアルなデザインで、白と黒をベースにしているため、ペアルックにも適しており、幅広いコーディネートが可能です。

大分県佐伯市にある「道の駅かまえ Buri Laboratory」で売られているオリジナルTシャツ
▲「Buri Caution」と書かれたオリジナルTシャツは3,500円~

編集部

鮮魚や水産加工品から、地域の特産品やオリジナル商品まで多彩な品揃えですね。見応えがたっぷりありそうです。

ヒオウギ貝は黄色やオレンジ色、紫色などカラフルで、初めて見たときは食べ物ではなくインテリアグッズかと思うほど美しいですね。貝殻の色は、ヒオウギ貝の体内から分泌される物質の色素によるものだそうです。

味も絶品とのことなので、殻のまま焼いたり蒸したりするだけでもごちそうになりそうですね!

レストラン「海鳴り亭」で味わう多彩なブリ料理

大分県佐伯市にある「道の駅かまえ Buri Laboratory」のレストランのテラス席

編集部

道の駅かまえでイートインできる料理について教えてください。早川さんのおすすめはどちらですか?

早川さん

レストランには、当駅の自慢と言えるブリ料理が様々あります。

10種類以上のブリ料理があるので、魚が苦手な方でも口に合うものが見つかると思います。ぜひ試してみてください。

特におすすめなのは、蒲江のブランドブリを使用した「日替わりブリ丼」です。ブリの品種によって味や食感が異なるので、新しい発見がある一品です。ぜひご賞味ください。

新鮮なブリの内蔵を使った「ブリのもつ煮」や、蒲江の郷土料理「あつめし」もあります。あつめしは魚を甘めの醤油ベースのタレに漬け込み、熱々のご飯にのせた丼で、最後に出汁をかければお茶漬け風にも楽しめます。

「道の駅かまえ Buri Laboratory」のレストランでいただけるブリのもつ煮
▲ブリのもつ煮。甘辛い味付けでごはんが2杯、3杯と進みそう!

大分県佐伯市にある「道の駅かまえ Buri Laboratory」のレストランでいただけるあつめし
▲郷土料理・あつめしは自分のペースで味を変えながら食べ進められるのがポイント

他にも海鮮丼や上天丼、魚フライ定食など、海鮮の町ならではのメニューが豊富にあります。

大分県佐伯市にある「道の駅かまえ Buri Laboratory」のレストランでいただける上天丼
▲蒲江で獲れた魚介の天ぷらがたっぷり盛られた上天丼

デート中のランチには刺身定食もおすすめです。目の前の蒲江漁港で水揚げされた旬の魚をプレートに豊富に盛り付けており、ボリュームがあり見た目も華やかです。

盛り付けにもこだわっているので、どの角度から撮影してもSNS映えする写真が撮れます。一つのプレートで様々な楽しみを感じられる刺身定食は、2人で魚をより一層好きになれる一品だと思います。

大分県佐伯市にある「道の駅かまえ Buri Laboratory」のレストランでいただける刺身定食
▲美しく盛り付けられた刺身は、まるでアートのよう!

「バラパン」で有名な阿部製菓さんとのオリジナルコラボ商品であるブリバーガーやみかんソフトなど、気軽に食べられる軽食もご用意しています。

大分県佐伯市にある「道の駅かまえ Buri Laboratory」のレストランでいただけるブリバーガー
▲厚みのあるブリのフライを挟んだブリバーガーはボリューム満点

編集部

魅力的なメニューばかりですね!刺身定食も実にカラフルで心躍ります。

ブリのもつ煮は初めて聞きました。濃い味付けで特徴的な食感とのことですが、クセになりそうです。

骨がホロホロになるまでじっくりと炊いた「ブリの頭のほろほろ煮」や、ブリの新鮮な活きた血合いをレバ刺しのようにいただく「血合刺し」といったメニューもあるようですね。道の駅かまえならではの珍しい料理と言えそうです。

早川さん

ぜひ色々と試してみてくださいね。

レストランをご利用いただくと、大分県の「合わせ味噌」と蒲江の離島・深島で製造されている「深島みそ」の2種類の味噌汁が飲み放題になります。セルフサービスでお召し上がりいただけますので、飲み比べてみてください。

なお、地元で造られる深島みそは、レストランで飲んで気に入ったら隣の直売所で購入することもできます。

大分県佐伯市にある「道の駅かまえ Buri Laboratory」のレストランでいただける味噌汁
▲深島みそは素朴な甘さでほっとする味わい。塩分控えめなのも嬉しい

編集部

実際にレストランで味を確かめてから購入できるというのはいいですね!

カップルで味を確かめて納得した味噌なら、2人のお家ご飯の定番になりそうです。

道の駅かまえの口コミ評価

編集部

道の駅かまえを訪れた方からはどのようなお声がありますか?

早川さん

以下のようなご感想をよくいただきます。生産者の方が日々研究を重ね、さらなる美味しさを追求して育てたブリを食べて感動してくださる様子を見ると、とても嬉しく誇りに思います。

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今まで食べたブリの中で一番美味しい
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ブリは好きじゃなかったけど、ここで食べて好きになった

編集部

Googleの口コミも拝見しました。他の海鮮料理についても高評価が多く見られます。

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ブリカマ燻製は燻製香がものすごくて美味
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伊勢海老貝鮮丼は提供されたときにはまだ動いていてプリプリだった!
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味噌汁には色々な魚のアラが入っていて絶品だった
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カメの手、イカトンビ、かますの干物など珍味も最高
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リニューアルして販売スペースもオープンな雰囲気になり商品が見やすくなった

ほぼすべての口コミに「美味しい」という言葉が含まれており、来訪者の皆さんがすっかり魅了されている様子がわかります。ブリ料理はもちろん、他の海鮮料理も総じて好評で、蒲江漁港の底力と道の駅の皆さんの日々の努力が伝わってきます。

道の駅かまえBuri Laboratoryの施設概要と利用案内

公式サイト https://buri.fish/
住所 〒876-2401
大分県佐伯市蒲江大字蒲江浦5104-1
アクセス 【車】
東九州自動車道「蒲江IC」より5分

【バス】
大分交通バス「蒲江診療所」下車、徒歩5分
営業時間 ・新鮮直売所
9:00〜18:00
・海鳴り亭、売店スタンド
11:00〜14:30
駐車場 あり(普通車96台・大型車5台)
飲食施設 ・海鳴り亭(レストラン)

※最新の情報は公式ホームページ等でご確認ください。
※記事中の金額はすべて税込表示です。

道の駅かまえ周辺のおすすめデートスポット

道の駅かまえ Buri Laboratoryでの滞在時間の目安は2時間前後です。

様々なブリ料理を堪能した後は、周辺を散策して腹ごなしをするのがおすすめです。カップルでのお出かけにぴったりなスポットを紹介します。

おすすめのデートスポット

里の駅たかひら展望公園:山頂から楽しむ絶景と自然

大分県佐伯市にある里の駅 たかひら展望公園でのじぎくが咲く様子

標高280mの山頂に位置する里の駅 たかひら展望公園は、絶景を楽しめる人気スポットです。11月上旬になると、園内ではのじぎくが美しく咲き誇り、訪れる人々の目を楽しませてくれます。

公園内には、大自然を背景に写真撮影ができる「天空ブランコ」があり、インスタグラムなどSNSに投稿したくなるような素敵な写真が撮れます。また、レストランでは地元産のいちごを使用した濃厚なソフトクリームが人気メニューとなっています。

アクセスは便利で、道の駅かまえから車でわずか10分程度で到着できます。

里の駅 たかひら展望公園:https://www.visit-saiki.jp/

空の公園:太平洋を一望する絶景スポット

大分県佐伯市にある空の公園から太平洋を眺めた様子

空の公園は、道の駅かまえから車で約30分の場所にある絶景スポットです。ここからは、広大な日向灘(太平洋)を一望することができます。

公園内では、爽やかな潮風を感じながら散策を楽しめます。また、園内にある「幸せの鐘」を鳴らすことで、カップルの末長い幸せを願うこともできるので、デートスポットとしても人気があります。

空の公園:https://www.visit-saiki.jp/

まとめ:道の駅かまえで深まる海の幸の魅力と佐伯市の楽しみ方

施設名でもある「Laboratory」とは、実験室や研究室という意味をもつ言葉です。

道の駅かまえは、ブリをはじめとする海鮮の新しい美味しさを追求している施設です。ここでは、日々、食材の研究と調理法の実験が繰り返されています。

常に美味しさを追求しながら養殖されているブリの新しい食べ方を提案し続ける道の駅かまえで、ぜひ驚きと感動の食体験をしてみてください。新鮮な海の幸と革新的な料理法が、あなたの舌を楽しませてくれるでしょう。

>>海鮮好きな方はコチラのデートスポットもご覧ください