“子育てしやすいまち”厚木市への移住情報!仕事や住まいの補助金も紹介|神奈川県

この記事では、神奈川県への移住を検討している方に向けて、厚木市の魅力や移住に関する情報をご紹介します。

厚木市は、神奈川県の中央に位置しており、豊かな森林、多くの河川が流れる自然豊かな環境を有しています。東京都心部や箱根・小田原といった観光地へのアクセスも良好で、駅周辺はショッピングセンターやレストラン、カフェが充実しており、高層マンションや家族連れが楽しめる複合施設も建設中(令和9年度完成予定)です。

また厚木市は、近隣都市と比較しても子育て世帯へのサポートが手厚いため、ファミリー世帯の移住にもぴったりの街です。

今回は、厚木市役所・企画政策課の森さんにインタビューを行い、厚木市での暮らしの特徴や、生活環境についてお聞きしました!

厚木市の暮らしの特徴3つ

神奈川県厚木市の暮らしの特徴

厚木市の暮らしの特徴としてあげられるのは、下記の3つです。

それではこれらの特徴について詳しく見ていきましょう。

特徴1:都市と自然が調和するまち!充実の交通網&プライベートも満喫

神奈川県厚木市の全景写真

厚木市は、小中学校はもちろん、高校や大学の数も多いほか、学術研究、専門・技術サービス業などの大企業の拠点にもなっているため、日中の人口が多いのが特徴です。2020年10月には、昼夜間人口比率が115.8%という数字が出ています。

東京都新宿駅から小田急線のロマンスカーに乗車すれば本厚木駅まで約45分、横浜からは約30分強で到着するなど、通勤・通学に便利な交通網を有しているのも日中の人口が多い理由のひとつにあげられます。

また、圏央道(さがみ縦貫道路)や小田原厚木道路、東名高速道路、新東名高速道路などがあり、自動車でのアクセスも便利です。

産業都市としての特性、高校や大学をはじめとした学びの場所も多く、さらに駅前に高層マンションの開発が進んでいることから、若い世代が集まりやすく、常ににぎわいを見せているまちであることが分かります。

本厚木駅前の風景
▲本厚木駅前

一方で、郊外に行くと緑豊かな自然に囲まれた「あつぎ温泉郷」や、山里のきれいな空気を満喫できるハイキングコース、冬から春にかけて楽しめる「いちご狩り」の施設が点在しているのも特徴。

神奈川県厚木市のいちご狩りのイメージ写真

交通アクセスが良いことから仕事環境を優先できることに加え、自然に囲まれた環境で充実したプライベートを過ごせる厚木市は、ファミリー世帯の移住希望者にぴったりといえます。

特徴2:お出かけ場所に困らない!多彩なイベントを月替わりで開催中

神奈川県厚木市で開催されている「あつぎジャズナイト」のようす
▲あつぎジャズナイト

厚木市では、市内のどこかで毎月大小さまざまな規模のイベントが開催されています。四季折々の花々が見られるイベントや、「あつぎジャズナイト」などの音楽イベントのほか、写真イベントや漢方&ヨガイベントなど、内容は多岐に渡ります。

とくに厚木市最大のイベントは、8月上旬に本厚木駅周辺で開催される「あつぎ鮎まつり」です。厚木市の夜空を彩る約1万発の大迫力の大花火大会のほか、音楽隊のパレードやみこしショー、民踊総おどり、ダンスパフォーマンスステージなども行われます。

あつぎ鮎まつりで打ち上げられる花火

子どもたちが、川を泳ぐ鮎を素手でつかむ「子ども鮎つかみどり」は毎年大盛況!屋台や縁日など夏祭りにぴったりなお店も多数出店されます。

また、11月第2週の土日に開催される「にぎわい爆発あつぎ国際大道芸」も大人気のイベント!パントマイムやジャグリング、火吹きパフォーマンスなどを披露する選りすぐりの大道芸人が厚木市に集結するイベントです。

にぎわい爆発あつぎ国際大道芸で大道芸人が口から火をふいている写真
▲会場は厚木市内全体!駅前や公園、地下道などさまざまな場所で大道芸人が自慢の技を披露している

多種多様なイベントが開催される厚木市では、お休みの日の予定を立てるのも楽しく、たくさんの発見を得られることでしょう。

特徴3:子育て世帯大注目!子どもの居場所が多く、経済的な支援も充実

神奈川県厚木市に住んでいる家族がボールで遊んでいるようす

厚木市は、子育て世帯へのサポートにも力を入れています。18歳までの医療費が無料のほか、2024年4月からは小中学校の給食費が無償化されました。

また、近隣都市と比べても厚木市は、子どもの居場所が多い点が特徴です。保育園をはじめとした保育施設が52園、市内にある小学校のすべてに厚木市立放課後児童クラブがあります。このように子どもたちの預け先がたくさんある厚木市は、共働き世帯の移住希望者にとって嬉しいポイントではないでしょうか。実際に、「共働き子育てしやすい街ランキング」で厚木市は3年連続県内1位を獲得しています。※参照:共働き子育てしやすい街ランキング2023発表‼3年連続県内1位‼

子育て世帯を支援する拠点である児童館も38施設あり、平日の10:00~12:00までを「おひさまタイム」とし、乳幼児と保護者のために開放しています。児童館に行けば、同じ月齢の子を持つ保護者との出会いも期待できます。

神奈川県厚木市にある子育て支援センター「もみじの手」
▲子育て支援センター「もみじの手」

そのほか、厚木市では子育てパスポート「AYUCO」を発行しています。AYUCOに会員登録をすると、市内に点在している協賛店でさまざまなサービスが受けられます。例えば、対象店舗のスーパーで「〇%引き」や、飲食店でのプレゼントやサービスが受けられるなどです。アプリもあるので、スマホひとつで簡単にサービスが受けられるのも魅力的!

公式:厚木市子育てパスポート「AYUCO」

さらに、産後ケア事業や「ほっとタイムサポーター」、1歳になるまで紙おむつやおしりふきを無料で自宅へ配送してくれるサービスも実施するなど、楽しく子育てできる要素がたくさん用意されています。

厚木市の子育て支援についてもっと詳しく知りたい!という方は、下記URLをご覧ください。

公式:厚木市の子育て支援制度
公式:子育てガイド「おおきくなぁーれ」(令和5年度)

厚木市の暮らしに関する情報

つづいては厚木市の暮らしに関するデータを見ていきましょう。

気候 1月:平均気温:4.7℃
8月:平均気温:26.9℃
※参考:気象庁(直近の海老名)
人口 223,704人(2024年10月時点)
病院 一般診療所:143、病院:12、歯科:109
教育 小学校:23、中学校:13、高校:5、大学:5
交通アクセス 【電車】
主要駅:本厚木駅
・新宿まで約45分
・横浜から約35分
・新横浜駅から約40分

【車】
・東京ICから厚木ICまで約30分(東名高速道路利用)
・久喜白岡JCTから圏央厚木ICまで約1時間10分(東北自動車道・首都圏中央連絡自動車道利用)
・鶴ヶ島JCTから圏央厚木ICまで約50分(関越自動車道・首都圏中央連絡自動車道利用)
・八王子JCTから圏央厚木ICまで約18分(中央自動車道・首都圏中央連絡自動車道利用)
近隣都市 海老名市、伊勢原市、相模原市、愛川町、清川村、寒川町、座間市、秦野市、平塚市

厚木市は、教育・医療機関、買い物環境も充実しているため、便利な暮らしが実現します。また、市内全域に放射状にバスの路線があるので、車がなくても生活できる点も魅力です。市内をはじめ、近隣都市にショッピングモールなどが点在しており、買い物に行く場所の選択肢も多くあります。

また、子どもたちが遊べる施設もたくさん!2025年にリニューアル予定の「荻野運動公園」や、SL広場のある「若宮公園」など、市内には大小さまざまな公園があります。

とくに人気なのは、厚木市の広域避難場所に指定されている「ぼうさいの丘公園」です。防災設備の整った「ぼうさいの丘公園」には、遊びの池やローラー滑り台など大型遊具が設置された遊びの丘、スケートボード場やミニコートなどがあります。

神奈川県厚木市にあるぼうさいの丘公園
▲小動物園や展望広場、野草の回廊などもあり、子どもから大人まで楽しめる「ぼうさいの丘公園」

そのほか、2027年には市内最大の複合施設が完成する予定です。イオン厚木店やバスセンターに隣接して建設される施設には、厚木市役所をはじめ、プラネタリウムを備えた(仮称)未来館や図書館も併設。雨の日にも遊べるスポットとしてさらににぎわいを見せることでしょう。

【仕事】働き口多数!保育・介護・看護など資格所有者には手厚いサポートあり

厚木市の正社員の求人を大手求人情報サイトで検索したところ、約8,000件が見つかりました。車30分圏内で通勤できるエリアまで視野を広げると約204,000件がヒット!(2024年11月時点)※参考:求人情報の一例

市内には十分に働き口があり、充実した交通網を有していることから近隣都市にも求人が多数あるので、職に困ることはなさそうです。

また、厚木市では介護福祉士や社会福祉士、保育士、保健師、看護師などを対象に「厚木市介護職転入奨励助成事業」を実施しています。市外から転入し、厚木市内の介護保険指定事業所へ就労すると介護職転入奨励助成金が10万円支給されるサポートです。

今の職場をやめ、「新しい地で、新しくスタートしたい!」と考えている方にとって、大きく背中を押してくれるサポートといえます。対象となる職種や申請に必要な書類などは、下記をご確認ください。

公式:個人を対象とした「厚木市介護職転入奨励助成事業」

【住まい】物件多数!市内で住宅を購入する人向けの支援補助金あり

大手住宅情報サイトで厚木市の賃貸物件を検索すると約7,700件がヒットしました。(2024年11月時点)よほどのこだわりがなければ、厚木市へ移住する際に、住む場所に困ることはないでしょう。※参考:物件情報の一例

また厚木市では、市内で新たに住宅を取得する場合に2つの住宅補助金が用意されています。

若年世帯住宅取得支援事業補助金 □住宅取得補助金:20万円

□加算額:各10万円
・補助対象住宅が定住促進地域にある
・市内に在勤する期間が1年以上の勤労者がいる
親元近居・同居住宅取得等支援事業補助金 □住宅取得補助金:近居の場合40万円・同居の場合60万円

□住宅改修補助金:補助対象経費の10分の1(上限20万円)

□加算額:各10万円
・中学生以下の子がいる
・世帯主または配偶者が40歳未満
・定住促進地域に住宅を取得
・1年以上市内に在勤する勤労者がいる

対象者や定住促進地域の詳細は各URLをご確認ください。

厚木市へ移住した人の感想や口コミ

神奈川県厚木市に移住した人の声

ここでは、実際に厚木市へ移住した方の声をご紹介します。

  • 近くに公園や自然がたくさんあって、のびのびと子育てできる
  • 出産前からいろんな教室や、出産後のケアも充実していて子育てのサポートが手厚い
  • 子どものことだけでなく、親の相談も親身になって聞いてくれる
  • 仕事をしているので、学校終わりに子どもがそのまま学童にいけるのが安心
  • イベントが豊富な点が魅力。大道芸イベントは毎年の楽しみ
  • 自然あふれるスポットも多い一方で交通が便利

厚木市への移住者からは、子育てに関する高評価の声がたくさん見受けられました。働くにも、子育てするにも適している厚木市は、移住を検討しているファミリー世帯にぜひおすすめしたいエリアといえます。

森さんアイコン

厚木市には本当に何でも揃っています。駅周辺の盛り上がりや、中心市街地の利便性がある一方で、自然豊かな郊外エリアには温泉があるなど、いろいろな発見があって楽しいまちです!とても暮らしやすいまちなので、ぜひ一度、厚木市に来て魅力を感じてみてください。

厚木市の移住に関するお問い合わせ

厚木市への移住については、下記の担当課へお問い合わせください。

担当課 厚木市役所
企画政策課
住所 〒243-8511
神奈川県厚木市中町3丁目17番17号
電話番号 046-225-2450
公式サイト 厚木市ホームページ:https://www.city.atsugi.kanagawa.jp/index.html
移住・定住ページ:https://www.city.atsugi.kanagawa.jp/teijusokushin/index.html