千葉県我孫子市での暮らしはどう?移住に役立つ子育て・住まい・支援情報を解説
今回の記事では、地方への移住を考えている方に向けて、千葉県我孫子市での暮らしに役立つ情報をご紹介していきます。
我孫子市は、千葉県の北西部に位置し、江戸時代から水戸街道の宿場町として栄えてきました。豊かな自然景観を持つ手賀沼の周りに文化人が居を構えたことでも知られ、文化都市としての側面も持ちます。
東京都市圏へ約40分でアクセスできるというメリットもあり、都心から移住する人も多い町です。
今回は、そんな我孫子市の暮らしの特徴や育児や住まいに関する支援情報などをお伝えします。
移住の決め手となる我孫子市の3つの暮らしの特徴
我孫子市への移住は、こんな人がおすすめです。
- 都内へ通勤したい
- 子どもがのびのびと遊べる環境で暮らしたい
- 水辺のある環境でリゾート感を味わいたい
- マイホームを持ちたい
我孫子市にはどんな特徴があるのか、みていきましょう。
特徴1:東京駅まで約40分!始発駅から座ってゆったりと通勤できる
▲我孫子市の西側をとらえた航空写真。手前に広がるのは手賀沼。
我孫子市で暮らす大きなメリットは、何と言っても「都心まで電車1本でアクセスできる利便性」です。例えば朝8時台のダイヤでは、我孫子駅からJR常磐線で上野駅まで36分、そのまま直結するJR上野東京ライン利用で東京駅まで41分で到着します。(※2023年7月現在「YAHOO!路線情報」より)
JR常磐線+メトロ千代田線の利用では、乗り換え不要で大手町駅まで53分、霞ケ関駅まで59分といったアクセスの良さです。我孫子発の電車に乗れば、座っていくこともできます。
JR常磐線や千代田線沿線に職場がある方にとっては、電車1本で座っていける環境は体の負担も少なく、かなり大きなメリットと言えるでしょう。
また、JR成田線を利用して成田空港にもアクセスできます。我孫子駅から成田空港までは1回乗り換えで1時間程度なので、出張にも便利です。
特徴2:我孫子市のシンボル「手賀沼」の水辺に癒やされる
▲手賀沼公園の目の前に広がる手賀沼の風景。
我孫子市の南側には、地図を見てもすぐわかるほどの大きな「手賀沼」という沼があります。周囲約40キロの広さを持つ水深の浅い沼地は、湖のような景観が広がっています。水生生物が生息し、野鳥も姿を見せる水辺です。
この手賀沼の周りにはいくつもの公園や遊歩道、サイクリングロードが整備され、春には桜の木で彩られる遊歩道が市民のお花見スポットとなります。
▲手賀沼遊歩道の桜の景色。春には沼と桜の風景に癒やされる。
▲春には桜がライトアップされる遊歩道。
我孫子市の桜は3〜4月が見頃ですが、手賀沼遊歩道の桜は、水辺に近い為、気温が少し低く、長めに観賞ができます。水辺は快適さを感じられると思いますよ。
特に市民の憩いの場として人気なのが、手賀沼が目前に広がる「手賀沼公園」です。園内にはテニスコートや芝生広場、子どもが遊べる大きな砂場や遊具があり、ミニ鉄道に乗って楽しむ親子の姿もたくさん見られます。
2022年には、園内にコーヒーや軽食・スイーツでくつろげるスペースもオープンしました。
▲手賀沼公園内のオープンカフェ。メニューには自家焙煎珈琲やかき氷、焼き芋も。
参考:オープンカフェ「TEGA POND cafe stand」
参考:手賀沼公園
水上アクティビティやイベントで賑わう手賀沼
また手賀沼では、スワンボートや遊覧船、カヌーなどの水上アクアティビティを楽しむことも可能です。
▲広い手賀沼ではカヌーも気軽にトライできる。
さらには、夏の花火大会をはじめ、手賀沼トライアスロン、ジャパン・バード・フェスティバルなど、手賀沼を中心に行われるイベントも盛んで、まさに市民のシンボルとなるスポットです。
▲手賀沼花火大会の様子(柏市と共同開催)
手賀沼は我孫子駅からは徒歩で15~20分の距離ですが、遊歩道をぐるりと1周歩くと5時間以上はかかるとか。水辺のゆったりとした景色を存分に楽しめる環境が、広範囲にわたってあると言えるでしょう。
水辺の風景を見ていると不思議と心が落ち着き、心にゆとりも生まれます。この手賀沼の景色を見ながら生活したいと、我孫子市に移住を決めた方も多いそうです。
休日には気持ちのよい景色のなかを自転車で駆け抜けたり、手賀沼でカヌーをしたりしてリフレッシュできる生活は、都心での暮らしからすると魅力的に映りますね。
水辺に癒やしを感じる人にとっては、この手賀沼のある環境は、移住の大きな決め手になるのではないでしょうか。
参考:手賀沼公園
特徴3:文化財が残る風土に落ち着きが感じられる
我孫子市は、文豪・志賀直哉(城の崎にて・和解)や武者小路実篤(或る男)が小説を書いた地としても知られています。手賀沼公園の周辺には、「白樺文学館」「杉村楚人冠(すぎむらそじんかん)記念館」など多くの文化施設があり、こうした文化的な風土を持ち合わせているのも、我孫子市の特徴の一つです。
白樺文学館は、志賀直哉や武者小路実篤が活躍した大正時代の雑誌「白樺」にちなんで名づけられ、文豪たちの直筆原稿や絵画、工芸品などが展示されています。
▲白樺文学館の外観。我孫子駅から徒歩15分、手賀沼公園からは数分の距離に位置する。
▲白樺文学館の大展示室の様子。テーマ展「白樺派と我孫子」「民藝運動と我孫子」などを公開。
参考:白樺文学館
杉村楚人冠記念館は、明治から昭和にかけて活躍した国際派ジャーナリスト、杉村楚人冠の旧邸宅を展示公開している施設です。
▲杉村楚人冠記念館の外観。旧邸宅の母屋がそのまま利用されている。
杉村楚人冠は、関東大震災後に我孫子に移り住み、手賀沼の景観保護活動に取り組むなど我孫子の発展に大きく関わりました。晩年は俳句を通して我孫子の人々と交流し、地元の人に慕われたといいます。
▲杉村楚人冠記念館の内部。暖炉が残るサロンの様子。
参考:杉村楚人冠記念館
記念館では、当時の暮らしぶりや我孫子の歴史や文化が垣間見れるでしょう。
ほかにも、「嘉納治五郎別荘跡」「志賀直哉邸跡」など、我孫子で暮らした文化人たちの旧邸宅が多く保存され、文化財として見学できる施設も点在しています。こうした文化の香りがするところに魅力を感じている方も多く、落ち着いた暮らしがしたい方に好まれているようです。
参考:我孫子市の史跡・文化財
また、手賀沼公園から東に25分ほど歩いたところには「我孫子市 鳥の博物館」があります。
▲鳥の博物館の外観。日本最大級の鳥のイベント「ジャパン・バード・フェスティバル」の会場になることも。
館内では、手賀沼の自然と生息する鳥たちの生態に迫る展示物が見られます。鳥の起源や進化について総合的に研究、展示している博物館は日本でも他にありません。
▲館内では、鳥類の祖先となる始祖鳥の化石レプリカや復元模型なども展示。
手賀沼の四季の様子をジオラマで見ることもでき、町の象徴となる手賀沼一帯の自然環境への理解も深まります。
公式:我孫子市 鳥の博物館
自然豊かな環境があるだけでなく、町の歴史や環境保存について学べる施設が揃っているのも、町の大きな魅力と言えるでしょう。
我孫子市の暮らしに関する情報
気候 | 8月の平均気温:26.6℃ 1月の平均気温:3.3℃ ※参考:気象庁ホームページ |
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人口 | 約130,000人、約61,000世帯(※2023年7月1日現在) |
病院 | 総合病院:8件 クリニック・診療所:72件 歯科医院:70件 |
学校 | 幼稚園:10カ所 保育園:20か所 認定こども園:8カ所 小学校:13校 中学校:6校 高校:4校 大学:2校 |
文化・観光 | 白樺文学館、杉村楚人冠記念館、我孫子市鳥の博物館、我孫子谷津ミュージアム、手賀沼公園、プラネタリウム(水の館) |
交通 | ・JR常磐線(我孫子駅、天王台駅) ・JR成田線(我孫子駅、東我孫子駅、湖北駅、新木駅、布佐駅) ・路線バス(阪東自動車) ・コミュニティバス(あびバス、アイバス) ・国道6号、249号、356号 |
催事 | 手賀沼花火大会、手賀沼トライアスロン、手賀沼エコマラソン、ジャパン・バード・フェスティバル |
近隣都市 | 柏市、印西市、茨城県取手市 |
日常の買い物は、スーパーマーケット(イトーヨーカドー、ベルク、マルエツ、カスミ、業務スーパーなど)が多数あるので問題ありません。また、農産物直売所「あびこん」や、養鶏場、イチゴ農園、ブルーベリー農園があるので、地元の新鮮な野菜や果物、産みたて卵を手に入れることができます。
▲農産物直売所「あびこん」では、たくさんの新鮮な食材が並ぶ。
駅周辺には大型ショッピングモールがあります。手賀沼公園の近くには新たな飲食施設もオープンしました。手賀沼公園までの散歩途中、気持ちのよいテラスでゆったり過ごせる空間も誕生しています。
公式:ABISON Sugar Garden(アビソン・シュガー・ガーデン)
我孫子市は治安の良さでも定評のまちです。千葉県の人口10万人以上の17自治体のうち、我孫子市は犯罪件数が一番少ない実績があります(令和3年度犯罪発生件数)。子育て世帯にとっては治安の良さも移住地を決めるポイントになるのではないでしょうか。
また、サッカー、テニス、ゴルフなどができる環境が整い、市内にはスポーツジムも多数あります。娯楽施設が少ない点は物足りなく感じるかもしれませんが、それが治安の良さにつながっているとも言えます。
我孫子駅の2駅となり、柏駅まで出れば映画館や百貨店があるので、都心部と変わらない娯楽も楽しめます。
バスや自転車での生活も可能ですが、都心から移住してきて車が持てるようになり、行動範囲が広がったという方も多いようです。
【仕事情報】ほとんどが都内へ通勤、地域内でも十分な求人あり
大手求人情報サイトで正社員で検索してみると、地域内で約5,000件がヒットします。
※我孫子市の求人情報の一例
市内にも十分な求人はありますが、都内に通勤している方がほとんどです。ちなみに、我孫子市の平均世帯年収は550万円で、千葉県59市町村の中では9位にあたります。(2023年7月縁結び大学調べ)
参考:我孫子市の世帯年収データ
【住まい情報】お得な土地価格でマイホームも叶う、中古でリフォームもおすすめ
大手物件情報サイトで見ると、我孫子市内の賃貸物件は約1,100件が上がってきます。このうち一戸建て物件は45件、マンションは430件、アパート700件という割合です。
家賃相場は、我孫子駅から徒歩圏内、2LDKで7万円台などです。(2023年7月現在)
※我孫子市の賃貸情報の一例
分譲住宅で探してみると、新築戸建てが90件、中古戸建てが20件、中古マンションが30件ヒットしました。(2023年7月現在)
新築マンションがほとんどなく、最近あったマンションの建設も15年ぶりだったといいます(既に満員御礼)。マンションを希望する方は、中古物件や賃貸で探してみるとよいでしょう。
空き家バンクについては、詳しい情報がないので不動産屋さんに直接相談してみてください。築年数30年くらい経っているものを、1千万くらいかけてリフォームして住んでいる方もいらっしゃいます。
また、我孫子市の地価は同じ東京駅まで1時間圏内で比べた場合、2割~7割も低いことがわかっています。
東京駅まで1時間圏内の土地価格比べ(国土交通省「土地総合情報システム」よりサンケイリビング新聞社作成、2022年調査)
※東京駅までの通勤時間は8:30頃到着の最速時間(乗り換えふくむ)
主要駅 | 平均取引価格(坪単価) | 東京駅までの通勤時間 |
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我孫子駅 | 約34.3万円 | 41分 |
柏駅 (千葉県柏市) |
約93.5万円 | 36分 |
松戸駅 (千葉県松戸市) |
約68.8万円 | 27分 |
船橋駅 (千葉県船橋市) |
約134.9万円 | 27分 |
千葉駅 (千葉県千葉市) |
約127.2万円 | 43分 |
流山おおたかの森駅 (千葉県流山市) |
約80.1万円 | 45分(乗り換え1回) |
大宮駅 (埼玉県さいたま市) |
約179.9万円 | 35分(乗り換え1回) |
越谷レイクタウン駅 (埼玉県越谷市) |
約30.0万円 | 57分(乗り換え2回) |
狛江駅 (東京都狛江市) |
約125.3万円 | 41分(乗り換え2回) |
向ヶ丘遊園駅 (神奈川県川崎市) |
約163.7万円 | 42分(乗り換え1回) |
通勤時間と土地価格を比べ、さらに近くに水辺の環境がある点を考慮すると、我孫子市はかなりお得感があります。近くに多摩川がある狛江駅や向ヶ丘遊園駅と比較しても、アクセスの良さや土地価格は段違いです。
東京へ通いながらマイホームを持ちたい方にとって、我孫子市は穴場と言えるエリアではないでしょうか。
ぜひ活用すべし!住宅取得補助制度、補助金が多く出る市内東部の中古物件はお得
我孫子市には住宅取得に関する補助金制度もあります。(2023年度現在)
若い世代の住宅取得補助金 | 40歳未満(既婚者は夫婦どちらかで可)対象 ・市内東側での住宅取得に10万円 ・市外からの転入者に5万円 ※詳細 |
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我孫子市住宅リフォーム補助金制度 | (一例) 子育て世帯・単身者世帯対象 ・市外から東側地区へ転入、リフォームに上限50万円 ・市外から東側地区以外に転入、リフォームに上限40万円 ※詳細 ※補助金の額詳細(先に申請が必要) |
いずれの制度も、市内の東側(成田線側)で住宅を得た方の補助が多くなるような仕組みになっています。JR成田線の沿線では中古物件はかなり値段が下がり、他と比べて半分位の値段の物件も出てきます。
JR成田線は1時間に2~3本と本数は減りますが、都心へ乗り換えなしでアクセスできる時間帯もあります。リフォーム補助金制度を活用して、東エリアでの中古物件を検討してみるのもいいかもしれません。
また「若い世代の住宅取得補助金」は、2023年度制度(2024年3月31日までの所有権登記)をもって終了する予定なので、移住計画のある方は早めにチェックしてみてください。
【子育て・教育情報】市が子育てを応援、子どもの居場所も充実
我孫子市では、子育てに関するさまざまな支援制度も整っているので、一部をご紹介しておきます。
出産・すくすく子育て応援金 | ・妊娠1回につき5万円の支給 ・2022年4月1日以降に生まれた子どもを養育している人に5万円の支給 |
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乳幼児とおでかけ・交流・仲間づくり | ・移動子育て交流スペース「cafeネスト」 ・子育て支援センター:4カ所 ・子育てサロン:7カ所 ・子育てサークル:13団体 ・赤ちゃんステーション:50~60カ所 |
一時保育 | ・ファミリーサポートセンター(生後6カ月~18歳までの預かりや送迎) ・病児・病後児保育施設2カ所(生後57日目~小学6年生までの預かり) ・短時間託児「スマイル・ママ」(生後6カ月~未就学児の預かり) |
子ども食堂 | 8カ所(未就学児から大人まで利用可能) |
我孫子市は1986年から待機児童ゼロで、保育施設に関する心配はいりません。たくさんの子育てサークルや子育て支援センターがあるので、周りのサポートを受けながら育児ができる環境にあります。
▲子育て支援センター「にこにこ広場」の様子。
病児保育に対応してくれる施設もあるので、子どもが病気、親が体調を崩したときなども、頼れる場所があって心強いです。
公式:我孫子市子育て情報サイト
遊び場に困らない!都市公園が多数、緑豊かな環境でのびのび過ごせる
我孫子市内には、「手賀沼公園」のほかにもたくさんの「都市公園」があります。その数なんと221カ所!市民1人あたりの公園面積でみると11.4平方メートルで、東京と比べると4倍という広さです。
▲五本松公園の風景。自然に囲まれて全力で遊べる。
子どもの遊び場には困ることがなく、緑を独り占めできるほどの環境を実感できるでしょう。一つ一つ公園を回って、飽きることなく違う景色や遊び方を楽しめそうです。
参考:我孫子市内の公園
また、手賀沼の近くには夏場に子どもが喜びそうな親水広場もあります。
▲子どもたちのお気に入り!「手賀沼親水広場」のじゃぶじゃぶ池。奥の建物は「水の館」、プラネタリウムもある。
市内のあちらこちらに、子育てしやすい環境が充実しているので、子育て世帯の満足感は大きいのではないでしょうか。
参考:手賀沼親水広場・水の館
各小学校に「あびっ子クラブ」を設置、地域の大人がサポーターで見守り
また、各小学校では「あびっ子クラブ」という放課後児童クラブが設置され、登録料年間1,000円でいつでも利用ができます。
▲市内の全小学校で行われている「あびっ子クラブ」の様子。
学校の空き教室を利用して、地域の年配者がサポーターとなって子どもたちの活動を見守ってくれるので、保護者にとってとても心強い環境です。習字、箏、囲碁、工作、ショートテニス、パターゴルフなど、子どもたちはサポーターと交流しながら、思い思いの時間を過ごすことができます。
参考:あびっ子クラブ
教育に関しては、専門的な知識、技能、経験などを持った市民がボランティアで講師を務める出前講座があり、小学5、6年生に向けた出前授業を行っています。
また市内には3カ所の図書館のほか、16カ所のステーションを巡回する移動図書館があります。野外でのお話タイムなどは、我孫子市ならではの学びの場と言えるでしょう。
このほかにも、子どもと大人が一緒に作り上げるおまつり「げんきフェスタ」の開催など、町をあげて子どもを全力で支援する取り組みを推進しています。
我孫子市へ移住した人の体験談
ここからは、我孫子市に移住した人の声をご紹介していきましょう。我孫子市に移住してきた人の中には、東京で生活していた人も多くいます。
我孫子市への移住の決め手は?移住してみて感じたことは?など、気になる点について見ていきましょう。
移住を考えたきっかけは?
- 子どもの小学校進学、出産のタイミングで移住を考えた
- 都会は満喫したので、自然豊かな環境に引っ越したくなった
- 人工的な町に息苦しさを感じて、自然のある所に住みたくなった
移住先で重要視したことは?
- 自然が多く、都心へのアクセスがよいこと
- 文化と歴史があること
- 空が広く見える場所、水辺のエリアに近いこと
- 通勤できて子育て環境がよいこと、遊べる公園、学校へ近いこと
我孫子市以外にも検討した候補地は?
- 都心への通勤1時間半圏内はすべて
- 柏、金町、筑波
- 鎌倉、湘南、牛久沼(水辺が近い)
- 埼玉県小川町(里山がきれい)
我孫子市への移住の決め手は?
- 家賃の安さ、住宅の広さ、土地のコストパフォーマンスの良さ
- 手賀沼の素晴らしい眺め
- 子どもがのびのび遊べる環境
我孫子市に移住後に感じたこと、暮らしぶりは?
- 常磐線、千代田線、成田線(飛行機)も使えて色々な方向に行きやすい
- 始発で座って通勤できるのは大きい、新宿までの通勤も苦にならない
- 家の広さは2倍、経済的にも環境的にもゆとりが増えた
- 車社会過ぎないのがいい、自転車、歩行者も多い
- 自然に囲まれた景色があり、仕事のストレス解消も早い、ほぼストレスのない生活
- 都心から1時間とは思えないほど緑が豊か、水辺も美しい
- アウトドアが充実、手賀沼でSUP、公園でデイキャンプを楽しんでいる
- コミュニティやボランティア活動が盛んで、子育て情報も教えてくれる
- 人の活気があり、お年寄りも元気、暖かく迎えてくれた
- 子育て関係のイベントが多く、参加して相談してみると、人の良さ、暮らしやすさがわかる
- 都会では持てなかった車を持ち行動範囲広がった
ほかにも、自分で馬を買って乗馬体験をする方、家族で少林寺拳法を始めた方などがいました。なかには、手賀沼を見下ろすポイントに家を構え、テレワーク中に鳥や虫の音が入り、画面の向こうから羨ましがられる、といったエピソードもあり印象的でした。
多くの方が、都心への快適な通勤を実感しながら、手賀沼の自然を満喫しているようです。子育て世帯にとっても住みやすく、満足できるような環境が整っている様子がよく伝わってきました。
我孫子市への移住に向けて
我孫子市への移住を検討してみようと思った方は、まずは我孫子市を訪れてみましょう。訪れるなら、夏を避けた梅雨明けごろがおすすめです。美しい景色が楽しめます。
朝早くから来て、午前中は農園や産直市場を見て回り、午後は手賀沼公園を訪れてのんびり過ごしたり、水上アクティビティを楽しんでみるのもいいですね。
市内には手賀沼公園内をはじめ、数カ所にレンタサイクルが利用できるポイントがあります。手賀沼周辺をサイクリングで巡ってみると、自然に触れた我孫子市での暮らしがリアルにイメージできることでしょう。
▲手賀沼周辺のサイクリングロードを走れば、我孫子市での休日気分が味わえる。
参考:手賀沼周遊レンタサイクル
我孫子市の豊かな自然を体感するには、キャンプ場を利用するのがおすすめです。
▲五本松公園に隣接された「我孫子市ふれあいキャンプ場」
市場で手に入れた地元の食材でバーベキューをしたり、手賀沼からの素晴らしい夕陽を堪能しながら、我孫子市での生活をイメージしてみてください。実際に訪れてみると、町の人の生の声が聴けて参考になる情報も得られます。
また、我孫子市内には宿泊施設もあるので、下見の際に活用してみてください。
参考:我孫子市内の宿泊施設
移住者向けの体験ツアーやお試し住宅はありませんが、都心からは来やすいので好きなところを見ていただきたいです。仕事と家庭の両立がしやすい環境が整っているので、若い子育て世帯の方は、ぜひ移住をご検討ください。
我孫子市への移住に関するお問い合わせ
担当課 | 我孫子市役所 企画総務部 秘書広報課 あびこの魅力発信室 |
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住所 | 〒270-1192 千葉県我孫子市我孫子1858番地(本庁舎2階) |
電話番号 | 04-7185-2493 |
対応時間 | 平日8:30~17:00 |
公式サイト | https://www.city.abiko.chiba.jp/index.html |