アクアパーク品川の夜デートプラン!仕事帰りカップルのための3時間コース
水族館でデートしたい!となった時に、元飼育員の目から見ておすすめしたい水族館が「アクアパーク品川」です。
この水族館の展示は全体的にきらびやかな演出で作られていて、都内の水族館では唯一イルカ―ショーも行っています。かつアトラクションも用意されていて、エンタテイメント要素もある「王道デート向け水族館」だといえます。
さらに最終入館時間が21時(※月によって時間が異なります)ということで、夜のデートにはお勧めです。そこで今回は夜の時間帯の会社帰り水族館デートプランをご紹介します!また水族館内の施設情報やちょっとしたトリビアなども解説していきます!
- 夜の時間帯でもデートできる場所を探している人
- オシャレな雰囲気を楽しみたい人
- 都内でイルカショーが見たい人
- 水族館や動物園が好きな人
- 水族館+αで他の場所も楽しみたい人
アクアパーク品川:仕事帰りに楽しむ非日常空間
アクアパーク品川の営業時間は夜10時(最終入場9時※)なので、会社帰りのデートにぴったりです。会社でしっかり働いた後にデートの場所として使うことができます。
都内では他にも夜に営業している水族館もありますが、なぜアクアパーク品川をおすすめするかというと「イルカショー」と「クラゲ」の展示が用意されているからです。
私の経験上、女性や生き物そのものにそんなに興味がない人は、そんなにうんちく情報は求めてないですよね。。。あんまり喋りすぎると相手は飽きるか疲れるでしょう。
そんな中、水族館でお客さんのリアクションをみてきて思うのが、この2大ジャンルは水族館や生き物にあまり詳しくないお客さんの反応も高く人気は圧倒的です。
この点を踏まえても、そんなに水族館や生き物に詳しくないし興味がないや、という人でも非現実的な空間など含めて楽しめる内容になっているのがこのアクアパーク品川の魅力です!
(※最終入場時間は月によって異なるので余裕を持って行動しましょう)
主要駅からアクアパーク品川へのアクセス時間
今回のプランでは仕事終わりの夕方から夜に行くという想定で、あくまで現実的に営業時間に間に合いそうなエリアからの移動距離を表示していきます。
今回は新宿駅から行ってみたとして考えてみます。
新宿駅からJR山手線で25分程度ですので、東京23区内であればそこまで時間はかからないです。都外のその他のエリアでも電車で1時間以内に移動が可能です。
アクアパーク品川までの目安時間
横浜駅:40分
大宮駅:55分
新宿駅:33分
上野駅 :30分
アクアパーク品川の基本情報と施設概要
所在地 | 〒108-8611 東京都港区高輪4-10-30 |
---|---|
営業時間 | 午前10時~午後10時(最終入場午後9時) |
アクセス情報 | JR山手線・京浜東北線 品川駅(高輪口)から徒歩約2分 |
入場料 | 大人2500円(高校生以上) ※アトラクション別料金 |
※公式サイト:http://www.aqua-park.jp/
周辺スポット情報:近くには映画館やボウリング場もあります。
アクアパーク品川の夜デートプラン:イルカショーとクラゲ展示を中心に
夜デートの時間別スケジュール
18:30 |
新宿駅から出発!
|
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19:00 |
品川駅到着〜歩いて水族館へ
|
19:10 |
アクアパーク品川到着!チケット購入して館内へ
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19:30 |
コーラルカフェバーでお酒でも飲みながら一息
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20:00 |
クラゲ展示をみる
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20:30 |
イルカショー
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21:00 |
ワンダーチューブでフィーディングタイム
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21:15 |
ウォーターカーテンコール
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21:30 |
水族館をでて品川駅へ
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アクアパーク品川のデート予算と料金
料金表 | 料金 | 備考 |
---|---|---|
入館料 | 2500円 | アトラクションは別料金 |
飲食費 | 300〜700円 | ドリンクを購入する場合 |
交通費 | 198円 | 新宿駅から品川駅の片道 |
合計(※) | 3000円〜3400円 |
※交通費の端数は切上げ計算
全て合計すると約3000円前後で収まる計算です。ちなみに、もしアトラクションなどにも乗りたい場合はEPARKで300円割引きを行なっているので利用するのがおすすめです。(EPARKの詳細はこちら。)
通常のアトラクション料金は以下に書いてあります。
アトラクションの料金表
料金 | |
---|---|
ポート・オブ・パイレーツ(揺れる船) | 500円 |
ドルフィンパーティー(メリーゴーランド) | 500円 |
アトラクションごと各500円となっているので、両方利用すると合計で1000円です。
予算目安にも書きましたがアトラクションにはEPARKによる割引プランが設けられているので、アトラクションに乗るなら利用したほうがちょっとだけお得です。
そのまま使える!デートの流れを時系列で解説!
18:30 新宿駅から出発
仕事も終わりさぁ出発!行きは山手線を使えば一本で向かうことができます。待ち合わせの場所は人によると思いますが品川駅であれば高輪口側で待ち合わせるほうが良いです。
19:00 品川駅から歩いて水族館へ
駅に到着したら中央改札を出ます。写真でも撮影していますが、中央改札からでたら時計台があるので、その近くで待ち合わせという形にすれば、合流するのにそんなに苦労することはないでしょう。
高輪口もすぐ近くにあります。写真でいうと右端の黄色く細長い看板のようなものが高輪口です。そこから階段をおりれば水族館へ向かうことができます。
無事合流して、特に迷わなければ高輪口から徒歩3分程度でつきます。
ルートとしては高輪口から横断歩道越しにマクドナルドが見えるので、その建物にむかって奥に進めば水族館です。IMAXシアターのある映画館のすぐ隣にあるのが目印です。
19:10 アクアパーク品川到着!チケット購入して館内へ
館内に入って入場券を購入した後は、まずアトラクションや熱帯魚の展示がみれます。アトラクションに乗ってみたい人は別料金(500円)が発生します。
それでもよければ乗ってみてもいいでしょう。通常水族館にアトラクションはないので、こういうものが好きという人にはいいかもしれませんね。メリーゴーランドと、ポート・オブ・パイレーツという左右に大きく揺れる船が用意されています。
入り口風景。
このまま奥に進めば入場券の購入が可能です。
アトラクションの「ポート・オブ・パイレーツ」左右に大きく揺れます。
メリーゴーランドの「ドルフィンパーティー」水族館らしく水の生き物のデザインになっています。
照明を用いて華やかな展示を施しています。水槽の中では熱帯魚が泳いでます。
様々な色や模様の魚が泳いでいます。
独特な生物が様々な仕草を見せてくれます。
展示の前半は小粒な展示が主です。一個一個の水槽をみていくのがちょっと面倒に感じたり、イルカショーなどで時間的に制約があるなら、いくつかの水槽はみない選択をとるのはありです。
ですが一個一個の魚達は写真のようにいろんな仕草を見せてくれていて、個々にしっかり注目していくと面白い発見もできるかもしれません。
19:30 コーラルカフェバーでお酒でも飲みながら一息
熱帯魚の展示など一通りみていくと、先ほどの明るい展示空間と打って変わって暗い雰囲気になります。ここはバーになっていて、薄暗い雰囲気の空間に様々な色彩を放つサンゴ達を見ながらお酒が飲めます。
もちろんソフトドリンクもあります。テーブルも用意されているので、人が多くなければそこで一息つきながらサンゴをみれます。
テーブルが水槽になっており、生き物を見ながらドリンクを飲めます。
ブルーのライトで照らされているのはみなサンゴの水槽。
サンゴなんてちょっと地味そうだな、、と思う人もいるかもしれませんが、独特の色彩をもつ生き物達です。綺麗なので、力まずなんとなーくみながら、恋人の方と話していられます。
普段と雰囲気が違う場所であれば、いつもと違った話をすることもできるかもしれませんね。
独特の色彩をはなつサンゴ達。
写真のサンゴ達は蛍光色の発行が特徴的です。このサンゴの色は体内に共生する生物の存在や照らされる照明、水質などに応じて変化がおきます。
同じ種類でも環境がかわれば発色には変化が出るのがサンゴの特徴です。あまり動きはないですが、不思議な性質をもっている生き物達です。
蛍光色の発色をしているサンゴ達が展示されています。
見てるだけだとそういった不思議な要素がわかりにくいサンゴですが、ちょっとした知識を仕込んでからいくと面白いかもしれません。
うんちくだらけでは意味ないですが、男性なら初めてのデートとかでさらっと「サンゴの色って光の色でも変わるんだよ」とかいうとちょっと物知りキャラ認定してもらえます。認定してもらえると、ちょっとだけ会話の主導権を握れて面白いですよ。笑
20:00 クラゲ展示をみる
コーラルカフェバーを終えると、次はクラゲの展示になります。
クラゲはバチっとハマる人はハマるようで、特に女性だと無条件にテンションが上がる人がいます。水族館の飼育員だった頃、クラゲを見ただけで超タイプのイケメン見つけましたばりの歓声をあげる女性もしばしば目撃したこともあります。
円形の水槽で展示されています。
幻想的な雰囲気とか癒しとかの雰囲気が勝つのか、不思議なくらい女子には好感度が高い生き物です。そして不思議なくらい男性は普通のリアクションです。
女性では下手したらイルカよりテンション上がっている人も多いんじゃないかなと思います。
鏡ばりで照明は様々な色に変化するのが展示の特徴です。
この展示空間は壁が鏡になっているので、照明の雰囲気と合わせて雰囲気のある写真が撮影しやすいです。
クラゲは動きがゆっくりなので、ブレも少なく、スマートフォンでも写真撮影は可能です。そのためSNSユーザーであれば、こういった場所で撮影するとそれっぽい雰囲気の写真が撮れます。
タコクラゲ。足のように見える付属器という部分が、タコと同じ8本です。
様々なクラゲが展示されています。
さてちょっと辛口評価もしておきます。クラゲ自体はいいものですが、展示の内容としては残念な点もあります。かなり音量の高い音楽が流されていてクラゲをみることに集中しにくいです。
クラゲは鑑賞すると心理的に人はリラックスするようですが、高い音量の音楽はそれを損なってますし、人によってはきつく感じる照明といった点は残念に感じる人もいるかもしれません。
美しく触手をたなびかせるアカクラゲ。
総評でいうとクラゲの展示は視覚的には派手で短時間であれば楽しめる内容です。あとちょっといい感じの写真撮ってみたいなという人には相性がいいです。
しかし長い時間楽しむことには向いてないので、クラゲ本来の魅力が活かされた展示とは言い難いです。もしも彼女がとてもクラゲが好き!クラゲを楽しみたい!というヒアリング結果であれば別の水族館を検討した方が良いです。
特にクラゲオンリーで求めている様子でなく水族館に行きたいという温度感ならアクアパーク品川で問題ないでしょう!
ぷかぷかと動くクラゲ達をみているとなんともいい気持ちになります。
20:30 イルカショー
20:30に営業時間で最後のイルカショーが行われます。私の話ですが、水族館で働いてたことがあると話すと「イルカショーの人ですか!?」とよく聞かれました。
やはり多くの日本人が「水族館=イルカ」というイメージがあるんだなと実感しています。水族館とかそんなに行かないな、生き物とかあんまり興味がないな、という人もイルカショーには少なからずテンションがあがるという人は多いんじゃないでしょうか?
ここのイルカショーは照明や音楽など含め、エンタテイメント性がかなり高いです。特徴的なのが、夜の部ではイルカのおねぇさんがMCをするということが無い点です。
イルカの動きと、照明と音楽のみで構成されていて人によって好みが分かれるかもしれませんが、MCがないため他の水族館でみられるような”子供向け”の会話のくだりがなくスタイリッシュに構成されています。
比較するとわかりますが、ショー前とショー後では照明が大きく変化します。照明もムーディな感じでみれます。
大人向けに作ってある内容なので、デートとしての鑑賞にも耐えられる内容です。通常営業で夜にイルカショーを見られる水族館は全国的に珍しいです。
ちなみに、これは元飼育員の立場として語らせてもらうと、イルカショーって水族館では定番に思う人も多いですが、都内では唯一みれるイルカショーです。
もし東京都内で他にイルカをみたいと思ったら伊豆諸島か小笠原諸島にいくことになります。それが夜のこの時間にみれるのはかなりの価値だということは個人的には知っていただけると嬉しいです。
21:00 ワンダーチューブでフィーデングタイム
イルカショーが終わった後は、近くのワンダーチューブという魚を展示しているトンネル水槽でフィーデイングタイム(えさやり)が行われます。写真の通り飼育員が解説しながら行われます。
魚達にはそれぞれ食べ方に特徴があり、そういった点や魚そのものについての解説などが聞けます。
飼育員さんが直接餌を食べる様子を解説してくれます。
こういう解説を聞いてるだけで、意外と感じていた生き物の疑問を解決できることもあるのでちょっと耳を傾けておくと、「おっそうなんだ」と思う情報もゲットできるかもしれません。
トンネル水槽ではマンタも泳いでいます。
ノコギリエイの一種。あまり目立ってませんが実は水族館的には珍しい生物です。
興味のあるなしもあるとおもいますので別の生き物を見にいくのもありです。他のエリアにはペンギンやオットセイ、カワウソなどが展示されています。爬虫類などエキゾチックアニマルの展示コーナーもあります。
21:15 ウォーターカーテンコール
イルカはもう登場しませんが、プールで水とライトによる演出が行われます。特に大きなイベントではないですが雰囲気がいい感じです。ただし大きな見せ物ではないということは理解して見に行った方がいいです。
変に期待していくと拍子抜けする内容なので、あくまでいい雰囲気が作られている場所に行こうくらいの感覚でいくのがちょうど良いです。
実際かなり雰囲気はいいです。平日の夜なら人は少なめでしたし、例えば彼女になにかプレゼントする時とか、さりげなく渡せる雰囲気です。
出口方面に向かっていくとショップがあります。
21:15以降は特になにもイベントはありません。2時間もいればさすがに全ての展示は見れるボリューム感です。見終わったならそのまま出口まで進みましょう。ちなみに出口はそのまま売店につながっていて、お土産なども買えます。
21:30 水族館から品川駅へ
水族館はおしまい!営業時間は22時までなので、また見に行きたい展示などあれば残ってみていくのもありですが、一通り堪能したらだいたい21:30には終わります。
この時間帯であれば終電もバッチリ間に合うでしょう!もちろんどこかの飲食店などにいくのもありです!
まとめ:客観的な立場から見てもデート向き水族館!
私はアクアパーク品川ではありませんが、昔、水族館の飼育員として働いていたことがありました。正直私のような生き物マニアタイプ からすると、満足いくかというとそうでもなかったりする内容です。
しかし、アクアパーク品川は本当に王道デート向き水族館です。 展示は視覚的にわかりやすい演出、人気生物のクラゲもいるし水族館といえばだれもが思い浮かべるイルカショーもある。
さらにアトラクションまでついているし、 お洒落な雰囲気のバーもある。あんまり水族館や生き物に詳しくなくても、わかりやすく楽しめる要素を前面に出しており親しみやすい内容です。なんでしょう、映画で例えていうなら有名俳優をつかった王道アクションストーリーの映画ってところでしょうか。
わかりにくかったらすいません。とにかく、この内容で会社帰りの時間に 遊びに行くことも可能ですからなかなかのものです。
ぜひおしゃれな雰囲気でロマンチックなデートをぜひ楽しんでいかれてください。
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