【石巻市】猫島&黄金のヨシ原!絶景と癒しの”映え”デートプラン
この記事では、石巻観光協会のスタッフ・荒谷さんにお尋ねした情報を元に作成した、石巻市の“映え”スポットを巡るデートプランをご紹介します。
宮城県の北東部に位置する石巻市は、世界三大漁港のひとつである三陸海岸エリアに属し、豊富な海産物に恵まれたまちです。鮎川地区では昔からクジラの捕鯨調査が行われていたこともあり、クジラ肉を味わえるお店もたくさんあります。
さらに市内には穏やかな北上川の絶景を眺められる上品山(じょうぼんさん)や、通称“猫島”と呼ばれるほど猫がたくさんいる田代島など、風光明媚なスポットが充実。デートで訪れれば、きっと素敵な思い出を作れますよ。
そんな石巻市で特におすすめしたい“映え”スポットを巡るデートプランを考えました。各スポットの魅力や撮影の楽しみ方、周辺の観光スポットをご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
石巻市の“映え”スポットを巡るおすすめルート
今回は、石巻市の“映え”スポットを車で巡るコースをご紹介します。
まずは絶景スポットとして人気の「北上川のヨシ原」からスタートです。その後、車を30分ほど走らせて「上品山」を訪れ、のんびりとハイキングを楽しみましょう。
周辺のグルメスポットでランチを楽しんだら、上品山から車で約40分のところにある景勝地、「日和山(ひよりやま)公園」での散策や撮影を楽しむデートプランです。
なお、石巻市では“弁財天が祀られている島”として人気の「金華山」や、通称“猫島”として愛されている「田代島」もおすすめです。どちらも船でのアクセスが必要となるため、旅行などでゆっくり時間をとれる機会にぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
ここからは、上記スポットの特徴について詳しく見ていきましょう!
おすすめ“映え”スポット1「北上川のヨシ原」
北上川のヨシ原は、石巻市の北上町にある有名な景勝地です。北上川河口に約10kmの葦(ヨシ)が広がっており、風にそよそよと揺れるヨシのハーモニーは「日本の音風景百選」にも選ばれています。
音を楽しむなら、夏の日中がおすすめです。黄金のヨシを写真に収めたい場合には、秋から冬にかけて、時間帯としては夕方に訪れるとよいでしょう。
北上川のヨシ原周辺で立ち寄りたい「道の駅硯上の里おがつ」
北上川を通り過ぎ、車で10分ほど走ると「道の駅硯上の里おがつ」があります。敷地内の「観光物産交流館」には海産物直売所やお寿司屋さん、珈琲店などが並んでおり、石巻市ならではのお買い物やお食事を堪能できます。
また、「雄勝硯伝統産業会館」では伝統工芸品である雄勝石の展示を鑑賞できますよ。ぜひデート中のランチやお土産選びに訪れて、カップルで思い出深いひとときを過ごしてくださいね。
公式:道の駅硯上の里おがつ
北上川のヨシ原の基本情報(アクセス)
住所 | 〒986-0202 宮城県石巻市北上町橋浦字上大須 |
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電話番号 | 0225-67-2114 |
アクセス | 河北ICから車で約20分 |
公式サイト | https://www.city.ishinomaki.lg.jp/cont/10452000b/-kanko/-kankomap/d0090/20130225100606.html |
おすすめ“映え”スポット2「上品山」
上品山は、石巻市のほぼ中央に位置する標高465.7mの山です。上品山入口から山頂まで車でアクセスでき、山頂からは北上川の壮観な風景を堪能できます。
山々を結ぶ約20kmのハイキングコースが整備されているため、周辺の美しい景観を楽しみながら散策するのもよいでしょう。なお、5月から10月までは牛の放牧が行われており、牛がのんびりと過ごす姿を眺めることもできます。
季節を問わず人気のスポットですが、ハイキングを楽しむなら春がおすすめです。山あいが鮮やかな花々に彩られ、美しい写真を収められますよ。
上品山周辺で休憩&お買い物「道の駅上品の郷」
上品山を訪れた際は、車で20分ほどのところにある「道の駅上品の郷」にも立ち寄ってみてください。道の駅ならではの地場産品が種類豊富に販売されているほか、館内には温泉施設もあり、山を登った後の休憩にぴったりです。
公式:道の駅上品の郷
上品山の基本情報(アクセス)
住所 | 〒986-0124 宮城県石巻市大字三輪田字寄藤 |
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電話番号 | 0225-62-2114 |
最寄り駅 アクセス |
河北ICより車で約30分 |
公式サイト | https://www.city.ishinomaki.lg.jp/cont/10452000b/-kanko/-kankomap/d0080/20130224171342.html |
おすすめ“映え”スポット3「日和山公園」
日和山公園は、標高60mほどの小高い丘に広がる公園です。石巻市内を一望できる人気の景勝地で、天気が良い日は牡鹿(おしか)半島や松島の風景を眺められます。
日和山は標高が低く登りやすい山なので、ぜひ徒歩でゆっくりと散策をしながら写真撮影を楽しむとよいでしょう。
春には公園一面に桜が咲き、華やかな風景を堪能できます。シーズン中の夜は夜桜ライトアップを実施しておりますので、夜に訪れるのもおすすめですよ。
日和山公園内にある「鹿島御児神社」でお参り
日和山公園内には「鹿島御児(かしまみこ)神社」があり、立派な大鳥居はとても見ごたえがあります。授与所では鳥居をモチーフにしたお守りや御朱印が人気となっているので、デートで訪れた記念にぜひいかがでしょうか。
公式:鹿島御児神社
日和山公園の基本情報(アクセス)
住所 | 〒986-0833 宮城県石巻市日和が丘2丁目2 |
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電話番号 | 0225-95-1111 |
最寄り駅 アクセス |
石巻駅から徒歩25分ほど |
公式サイト | https://i-kanko.com/local_info/%e6%97%a5%e5%92%8c%e5%b1%b1%e5%85%ac%e5%9c%92/ |
おすすめ“映え”スポット4「金華山」
金華山は、牡鹿半島の東南、太平洋上に位置する島です。お金にまつわる神様である弁財天が祀られている島として大変人気があり、「3年続けてお参りすると一生お金に困らない」といった言い伝えもあります。
どの季節もおすすめですが、金華山では1年を通してさまざまな祭日があるため、祭日を狙って訪れるとより一層楽しめるかもしれません。
公式:金華山祭日表
金華山への玄関口「ホエールタウンおしか」で牡鹿半島を満喫
金華山の発着所である「ホエールタウンおしか」は、牡鹿半島の端に位置する鮎川浜に位置する観光拠点施設です。かつて捕鯨のまちとして栄えた牡鹿半島におけるクジラ文化を紹介している「おしかホエールランド」のほか、牡鹿半島の自然について知れる「牡鹿半島ビジターセンター」やお土産物店などがある「観光物産交流施設 Cottu(こっつ)」があり、クジラや牡鹿半島についてじっくりと知識を深められます。
館内にはクジラ肉料理を提供しているお店もたくさんあるので、ぜひカップルで味わってみてください。
公式:ホエールタウンおしか
金華山の基本情報(アクセス)
住所 | 〒986-2523 宮城県石巻市鮎川浜金華山5番地 |
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電話番号 | 0225-45-2114 |
最寄り駅 アクセス |
石巻駅から車で約50分のところにある鮎川港へ→鮎川港から船で約20分 |
公式サイト | https://www.city.ishinomaki.lg.jp/cont/10452000b/-kanko/-kankomap/d0130/20150814103511.html |
おすすめ“映え”スポット5「田代島」
田代島は周囲約11kmの小さな島で、島の人口よりも猫のほうが多いことから“猫島”とも呼ばれています。島を散策するといたるところで猫に出会える、猫好きにはたまらない島です。
▲人懐っこい猫が多く、猫のほうから寄ってきてくれます♪
船で訪れることから、爽やかな風が心地良い夏の時期に訪れると気持ちいいですよ。島内では自然を身近に感じながら散策を楽しむ過ごし方がおすすめなので、ぜひ動きやすい服装でお越しくださいね。
田代島で訪れたい「猫神社」と「島のえき」
田代島の中心部には、猫神様が祀られている「猫神社」があります。この地域では、猫は古くから“大漁を招く生き物”と考えられており、石造りのほこらに猫が祀られています。
島内で食事を楽しむなら、猫神社から200mほどの場所にある「島のえき」を訪れてはいかがでしょうか。「にゃんカレー」や「きつねこうどん」、「牡蠣の潮汁」といったメニューを味わえるほか、猫グッズを中心とした物販スペースも設けられています。
ちなみに島のえき周辺には約60匹の猫たちが過ごしており、運が良ければ猫がご飯を食べているところを眺められますよ。
公式:島のえき
田代島の基本情報(アクセス)
住所 | 〒986-0023 宮城県石巻市田代浜 |
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電話番号 | 0225-95-1111 |
最寄り駅 アクセス |
石巻駅から石巻・旧北上川河口船着き場まで徒歩約15分→船で田代島まで約45分 ※船の時間・料金については「網地島ライン」で要確認 ※天候によって船が出ない場合もあるため注意 |
公式サイト | https://www.city.ishinomaki.lg.jp/cont/10452000b/-kanko/-kankomap/d0120/20150814103358.html |
石巻観光協会おすすめ!その他の魅力的なスポット
石巻市内には、魅力的なスポットが上記でご紹介した以外にもたくさんあります。
ここでは、石巻観光協会の荒谷さんおすすめの場所をいくつかピックアップしました。ぜひあわせてチェックしてみてくださいね。
震災の記憶を後世に「石巻南浜津波復興祈念公園」
石巻南浜津波復興祈念公園では、東日本大震災から得た教訓や、その場所で起こった実情に触れられます。
公式:石巻南浜津波復興祈念公園
震災の記録と教訓を学ぶ「みやぎ東日本大震災津波伝承館」
みやぎ東日本大震災津波伝承館も、東日本大震災の伝承施設です。震災に関する情報や資料の展示が充実しているので、ぜひゆっくりと鑑賞されてはいかがでしょうか。
震災の爪痕を伝える「石巻市震災遺構門脇小学校」
石巻市震災遺構門脇小学校は、東日本大震災の際に津波に襲われ、その後閉校になった小学校です。開校から閉校までが紹介されているほか、津波の足跡も色濃く残っています。
公式:石巻市震災遺構門脇小学校
船と自然が織りなす絶景「雄勝港」
雄勝港は雄勝町にある漁港で、雄勝湾の中央に位置します。景色が大変美しく、行き交う船×自然のフォトジェニックな写真を撮影できますよ。
公式:雄勝港
仮面ライダー好きな男性必見!「石ノ森萬画館」
石ノ森萬画館は、仮面ライダーで有名な石ノ森章太郎氏の博物館です。館内では貴重な原画の展示をはじめ、作品の世界がダイナミックに再現された展示やアトラクション、映画の上映などを楽しめます。
公式:石ノ森萬画館
地場産品のお買い物や飲食を楽しめる「いしのまき元気いちば」
いしのまき元気いちばは、旬の地場産鮮魚や水産加工品、農産品、石巻市や三陸地域の特産品などを種類豊富に販売している施設です。2階には広々としたフードコートもあり、新鮮魚介の絶品メニューを味わえます。
公式:いしのまき元気いちば
取材協力:石巻観光協会(https://i-kanko.com/)