八幡平市で映えるデートスポット巡り!滝とブナ林で自然を満喫|岩手県

この記事では、八幡平市(はちまんたいし)観光協会・主事補の上野さんにお聞きした情報をもとに作成した、八幡平市の"映え"スポットを巡るデートプランをご紹介します。

八幡平市は岩手県の北西部に位置する、自然豊かで四季折々の美しい景観に恵まれたまちです。市内には八幡平温泉郷をはじめとした多くの温泉があり、岩手山や八幡平の山並みを眺めながらリラックスしたひとときを過ごせます。

地場産食材を味わえる名物グルメも豊富で、「自然や食を満喫しながら映える写真を撮りたい!」とお考えのカップルにおすすめですよ。

今回は、八幡平市で特に人気の"映え"スポットを巡るデートコースを考えました。ぜひ次回のデートの参考にしてみてください。

八幡平市の映えスポットを巡る絶景デートコース

八幡平市を訪れたら、ぜひドライブで"映え"スポットを巡るとよいでしょう。

まずは桜松公園にある「不動の滝」からスタート!季節ごとに異なる風情を楽しめるほか、パワースポットとしても人気のスポットですよ。

続いて訪れたいのが、桜松公園から国道に出てすぐのところにある「SHIMONO528」です。味噌や麹の専門店で、味噌や麹の直売をはじめ、各種加工品や食事メニューも充実しています。

そのあとは、ぜひ手つかずのブナ林が広がる「安比高原ブナ二次林」へ。トレッキングコースが整備されており、美しい木漏れ日のなかで心身ともにリフレッシュできますよ。

それでは、各スポットの魅力や"映え"写真の撮り方について詳しく見ていきましょう!

映えスポット1:不動の滝(桜松公園)で迫力ある自然美を体感

不動の滝の風景

まずおすすめしたい"映え"スポットは、桜松公園内にある「不動の滝」です。岩手県で唯一『日本の滝百選』に選ばれた名瀑(めいばく)で、滝しぶきを真近で見ることができますよ。

滝の中腹には石に彫られた不動明王が安置されているほか、滝壺の前には朱色の橋が架けられており、神秘的な光景が広がっています。

男性スタッフのアイコン
上野さん

4月下旬から5月上旬には公園内の桜が見頃で、渓流沿いの遊歩道では新緑から紅葉時期まで季節の移ろいを感じながらの散策を楽しめます。不動の滝は冬でも見ることができ、大晦日のライトアップもおすすめです。

インスタ映え必至!赤い橋と滝のコントラストを楽しむ撮影ポイント

インスタグラムに投稿されている桜松公園の写真
▲赤い橋×滝の風景は心に残る絶景です(引用:インスタグラム

「不動の滝」では赤い橋に立ち、滝をバックに撮影されてはいかがでしょうか。このショットはJRのCMでも放映されたことがあり、特に深緑の美しい時期に訪れればまさにCMのような風情あふれるショットを撮影できます。

また、不動の滝への参道には二本の楓の木が中央で繋がっている「縁結びの木」があるので、そこでカップルでのツーショットを撮影するのもおすすめ。結び文で縁結びの願いが叶うといわれているため、ぜひ2人で縁起担ぎをしてみてくださいね。

桜松公園にある縁結びの木
▲2本の木が仲良く結びついている「縁結びの木」は、縁結びのご利益があるスポットとして大人気です

桜松公園周辺で楽しむカップルデートスポット

ここでは、桜松公園の周辺にあるおすすめデートスポットを2ヶ所ピックアップしました。ぜひあわせてチェックしてみてください。

カップルで思い出作り!安比塗漆器工房での絵付け体験

桜松公園から車で約10分のところには、漆器作りの伝統を継承するとともに現代に合ったうつわ・箸などを製作している「安比塗(あっぴぬり)漆器工房」があります。こちらでは箸やデザート皿の絵付け体験(要事前予約)ができるので、ぜひお土産に制作されてはいかがでしょうか。

公式:安比塗漆器工房

美肌効果も期待!新安比温泉静流閣で『金の湯』を堪能

新安比温泉 静流閣の外観

桜松公園から車で約18分のところには、化石海水型の強塩泉を源泉とした温泉施設の「新安比温泉 静流閣」があります。大浴場における淡黄褐色の湯は『金の湯』と呼ばれており、代謝アップや美肌効果を期待できますよ

新安比温泉 静流閣の大浴場
▲『金の湯』の塩分濃度は海水の約2倍!天然のミネラルたっぷりの薬湯です

公式:新安比温泉 静流閣

桜松公園への行き方と施設情報

住所 〒028-7542
岩手県八幡平市高畑
問い合わせ先 0195-78-3500(八幡平市観光協会)
アクセス 【車】
・松尾八幡平ICより約30分
・東北自動車道安代ICより約10分

【電車】
盛岡駅から荒屋新町まで約85分(いわて銀河鉄道-JR花輪線)
※乗り換えなしタクシー:荒屋新町から不動の滝まで約10分
公式サイト 八幡平市観光協会:https://www.hachimantai.or.jp/

映えスポット2:SHIMONO528で味わう八幡平の味

SHIMONO528の外観

続いてご紹介するのは、食べる"映え"スポットとして人気の「SHIMONO528」です。味噌や麹を使用した食材やお土産品を購入できるほか、食事メニューも充実しています。

SHIMONO528の店内
▲「SHIMONO528」の店内には、天然醸造・長期熟成の味噌や麹を使用した商品がずらりと並びます

SNS映えする人気メニュー!528BURGERとはにーれもんソーダ

インスタグラムに投稿されているSHIMONO528の写真
▲バーガーやデザートの写真が数多くアップされています!(引用:インスタグラム

ここの看板メニューは、いわて短角牛入りのパテを麹パウダー入りバンズに挟んだ「528BURGER」。単品はもちろん、麹ソルトのフライドポテトと日替わりスープがついたセットメニューもあり、「ボリュームたっぷり&おしゃれな見た目が映える!」と話題です。

また、人気商品「れもん甘酒」に地元八幡平産の蜂蜜を加えたソーダ「はにーれもんソーダ」もおすすめの映えメニューです。1日20杯限定なので、お目当ての場合は早めの時間帯に訪れるといいですよ。

さらに八幡平産の山葡萄を使用した「スイート&ワイルドグレープソーダ」も綺麗な色合いなので、カップルで「はにーれもんソーダ」と「スイート&ワイルドグレープソーダ」をひとつずつ注文して乾杯している写真を撮影するのもいいですね。

男性スタッフのアイコン
上野さん

デザートには「みそソフトクリーム」がおすすめです!麹にこだわる味噌屋さんならではのソフトクリームで、甘しょっぱく、味噌のコクと塩味がミルクの甘みを引き立てています。ぜひ味わってみてください。

SHIMONO528の営業時間とアクセス方法

住所 岩手県八幡平市寺志田165-28
営業時間 0195-63-1700
アクセス 自動車:松尾八幡平ICより約25分、東北自動車道安代ICより約5分
営業時間 9:30~16:30
公式サイト https://kojiyamotomiya.com

おすすめ“映え”スポット3:「安比高原ブナ二次林」

最後にご紹介する“映え”スポットは、安比高原に広がる「ブナの二次林」です。昭和初期に木炭や漆器等の資材にする目的でブナの森が伐採されましたが、月日の流れとともに自然の力によって見事に再生されました。

敷地内にはトレッキングコースが整備されており、美しい景観のなかで森林浴を楽しめることから『日本の森林浴百選』に選ばれています。冬季は通行止めとなっているため、冬季は避けて訪れてみてください。

男性スタッフのアイコン
上野さん

春の新緑や季節毎の高山植物、秋はブナの紅葉を楽しむことができ、リフレッシュに最高です!

インスタ映えする撮影ポイント:巨木と木漏れ日の美しい風景

インスタグラムに投稿されている安比高原ブナ二次林の写真
▲手つかずのブナ林は、季節によって異なる表情を見せてくれます(引用:インスタグラム

インスタグラムで「安比高原ブナ二次林」と検索してみると、トレッキングコースで巨木を見上げるアングルで撮影された写真が数多くアップされています。空に向かってそびえ立つ迫力あるブナの木や、美しい木漏れ日の風景を撮影できますよ

また、天然の野芝が広がる『中のまきば』もおすすめの撮影スポットです。6月にはツツジが咲き、馬の放牧の風景も堪能できます。

空中散歩を楽しむ!安比ゴンドラ遊覧で絶景デート

安比高原ブナ二次林から車で10分ほどのところに「安比ゴンドラ遊覧」の乗り場があるので、ぜひ乗車して前森山山頂を目指してみてはいかがでしょうか。約15分の遊覧中には、眼下に広がるブナ二次林や岩手山、八幡平などの大パノラマを楽しめるほか、運が良ければ幻想的な雲海を見られることもありますよ

前森山山頂には「雲海カフェ」があり、休憩にぴったりです。景色が美しく、空気も美味しい場所で食べるランチは別格ですよ。

公式:安比ゴンドラ遊覧

安比高原ブナ二次林へのアクセスと施設情報

住所 〒028-7557
岩手県八幡平市細野
問い合わせ先 0195-78-3500(八幡平市観光協会)
アクセス ・松尾八幡平ICより車で約25分
・安代ICより車で約30分
公式サイト 八幡平市観光協会:https://www.hachimantai.or.jp/

取材協力:八幡平市観光協会(https://www.hachimantai.or.jp/