【居木神社】都心で叶える本格神前式!雅楽と花嫁道中が織りなす感動挙式

この記事では、東京都品川区にある居木神社での神前式について解説しています。

居木神社は都心部にありながら緑豊かな境内と、朱色の柱が鮮やかな社殿が印象的な神社です。近年の御朱印ブームも相まって、桜やイチョウが描かれた美しい御朱印帳が若い女性を中心に人気を集めています。

そんな居木神社では伝統を大切にしながらも華やかな神前式を挙げることができることで知られています。神社の厳かな雰囲気と現代的なアレンジが融合した、印象深い結婚式を行うことが可能です。

交通の便が良い都内の神社で神前式を検討している方は、ぜひ参考にしてください。居木神社の特徴や神前式の詳細について、以下の目次に沿って詳しく紹介していきます。

都心に佇む緑豊かな居木神社の魅力

居木神社の見どころ

居木神社は、大崎駅から徒歩3分程度の場所にある、非常にアクセスの良い神社です。閑静な住宅街の中に位置し、境内に一歩足を踏み入れると都会とは思えない静かな空間が広がります。四季折々の自然が楽しめる、都会の中のオアシス的存在として親しまれています。

居木神社で執り行われる神前式の魅力は、雅楽の調べに導かれながら社殿へと進む、華やかな花嫁道中です。

色鮮やかな朱傘と、境内に生い茂る木々の緑が美しいコントラストを生み出します。純白の婚礼衣装を纏う花嫁の姿は、多くの人々の憧れとなっています。厳かな雰囲気の中で、伝統と現代の習慣を調和させた神前式が叶います。

今回は居木神社の宮司である森田義巳さんのご厚意により、神社や結婚式に関するさまざまなお話を伺うことができました。フォトジェニックな花嫁道中の写真も掲載していますので、ぜひご覧ください。

抜群のアクセスと生涯にわたる縁

インタビュアー

居木神社はどのような神社ですか?

宮司

居木神社は、大崎駅からほど近く、品川からも近いため、遠方から来られるゲストにも利便性が良く喜ばれております。

閑静な住宅街にあり、都会とは思えない静かな場所に祀られております。

挙式後も、初詣や安産祈願、お宮参り、赤ちゃんの泣き相撲、七五三詣、厄祓いなどの人生の節目の儀式で神社に詣でることが多く、生涯にわたってお付き合いさせていただけます。

インタビュアー

結婚式を挙げてから、安産祈願、赤ちゃんのお宮参り、七五三、厄払いと、結婚を機にこちらの神社とのご縁が深くなるのは素晴らしいことですね。

四季折々の行事と人気の御朱印

インタビュアー

居木神社を訪れた場合の、見どころやおすすめはありますか?

宮司

例大祭をはじめ、年中行事やお祭りなど多くの行事があります。最近では毎月御朱印を受けるために参拝に来られる方も増えています。また、四季折々の自然を楽しみながら、ゆっくりと参拝していただくのもおすすめです。春には桜、夏には新緑、秋には紅葉、冬には雪景色など、季節ごとに異なる境内の風景を楽しめます。

インタビュアー

御朱印集めは若い女性の間でもブームになっていますね。緑深い境内や趣のある社殿を見て、将来ここで結婚式を挙げたいと願う方も多いのではないでしょうか。

居木神社の神前式:伝統と現代の調和

居木神社の神前結婚式のメリット・流れ

インタビュアー

神前式を始めた時期ときっかけを教えてください。

宮司

神前式は数十年前から行っておりましたが、本格的に取り組み始めたのは平成19年(2007年)からです。

当時、全国的に神社で行う結婚式である神前式が減少していた時期でした。そのような状況の中で、日本の伝統文化である神前式を広め、普及させたいという思いから本格的に取り組むことにしました。神前式には、日本の文化や精神性を大切にする意味があり、これを次世代に伝えていくことが重要だと考えたのです。

インタビュアー

今でこそ神社が一種のブームとなっていますが、一時期は神前でお式をする人が減っていたのですね。神前式の存在は知られていても、具体的な内容については多くの人がよく理解していないように思います。

神前式の意義:伝統文化と新たな誓い

インタビュアー

神前式とその他の結婚式との違い、神前式の良さなどを教えていただけますか?

宮司

神社は、古来より日本人が信仰してきた神様が祀られている場所です。鎮守の森にただよう空気を肌で感じることによって感性が研ぎ澄まされます。

厳かな雰囲気の中で、四季折々の自然を感じながら、結婚式を通して日本の伝統や文化を体験することができるのが神前式の特徴です。

神様の前で二人が出会えたことに感謝し、永遠の愛を誓うとともに、生涯お互いを敬い、労りあっていくことを約束します。

さらに、先祖代々のつながりや家同士の結びつきを意識し、新しい家庭を築いていく責任感を持つことができます。これらの点が、神前式の良さと言えるでしょう。

フォトジェニックな花嫁道中「参進の儀」

神前結婚式の花嫁道中の画像

インタビュアー

居木神社での神前式ならではの良さを教えてください。

宮司

雅楽の調べに導かれながら御社殿へと進んでいく花嫁道中〝参進の儀〟は、たいへん厳かで伝統的な美しさを感じられる儀式です。多くのカップルに人気があります。

また、情緒あふれる四季折々の自然を感じられることも、居木神社の魅力です。春の桜、夏の緑、秋の紅葉、冬の雪景色など、季節ごとに異なる風情を楽しめます。

インタビュアー

花嫁道中の華やかさが感動的ですね。大きな朱色や白い傘も印象的で、写真映えもしそうです。神前式では様々な儀式がありますが、お作法などわからないことも多いのが少し不安に感じる方もいるかもしれません。その点はいかがでしょうか。

宮司

ご安心ください。挙式の数日前に御社殿でリハーサルを行います。

式の流れにそって、ひと通りの作法を練習し、当日の雰囲気をつかんでいただきます。儀式が多いように感じるかもしれませんが、事前に体験していただくので、安心して挙式を迎えることができます。また、スタッフが丁寧にサポートいたしますので、初めての方でも心配はいりません。

インタビュアー

事前にリハーサルがあれば、当日の進行について心配せずにすみますね。細やかな配慮がされていることがよくわかります。

厳かな雰囲気で執り行われる神前式の流れ

神前結婚式の流れ画像

インタビュアー

居木神社における神前式の流れを教えてください。

宮司

次のような流れで行われます。

  • 控え室で親族紹介
  • 両家二列に並び手水舎へ
  • 参拝者全員お清め
  • 伶人(雅楽演奏者)奏楽
  • 神職、巫女、新郎新婦、ご親族の順に参進
  • 御社殿にて開式
  • 修祓(おはらい)→一拝→献饌→祝詞奏上
  • 三三九度の儀
  • 指輪交換の儀
  • 誓詞奏上の儀
  • 新郎新婦玉串奉奠
  • ご両家代表玉串奉奠
  • 親子ならびに親族固めの儀
  • 一拝

挙式後、御社殿前に並んでいただき、集合写真を撮影します。これにより、大切な日の思い出を形に残すことができます。また、雅楽の演奏や指輪交換の儀式を取り入れることで、伝統と現代の習慣を融合させた式となっています。

感動の声:新郎新婦と参列者の感想

インタビュアー

ご夫婦、または参列者の方からはどのような感想が多いですか?

宮司

そうですね、厳かな雰囲気の中で挙式ができ感動したというお話や、参列なさった親族の方々が大変喜んでくれたといった感想が多いです。神社での挙式は、日本の伝統的な文化を体験できる貴重な機会でもあるため、皆様に深い印象を残しているようです。

インタビュアー

特にご両親にとって、神聖な場所でわが子が新しい人生へと巣立っていくのを見るのはとても感慨深い体験になるでしょう。挙式を挙げる新郎新婦だけでなく、参列した方々も心に残る思い出になるお式ですね。

印象深い神前式のエピソード

十二単で神前結婚式の画像

インタビュアー

神前式で印象に残るエピソードを教えてください。

宮司

いろいろとございますが、十二単で挙式に臨まれた新婦さんは特に印象に残っております。平安時代の宮廷衣装である十二単は、その華やかさと荘厳さで挙式に特別な雰囲気をもたらしました。また、大勢のご友人が境内に集まり、挙式を終えて新郎新婦が出てきたところで全員がクラッカーを鳴らして祝福されたこともありました。

国際的なカップルの挙式も印象深いです。新郎がフランス人、新婦がカナダ人のカップルが挙式後、境内でキスを交わされていたこともありました。日本の伝統的な神前式と西洋の習慣が融合する瞬間でした。

アメリカからメールで挙式の申込みをされたお二人に、なぜこちらでの挙式を希望なさったのかお伺いすると「サンフランシスコ在住のカップルから居木神社の神前式を勧められた」とのことでした。

海外でも口コミで、こちらの神前式のことが伝わっているのだと大変驚きました。神前式の魅力が国境を越えて広がっていることを実感しました。

居木神社の神前式:申込から予約まで

居木神社の神前結婚式画像

インタビュアー

挙式予約は、何ヶ月前頃から可能でしょうか?

宮司

1年前から1ヶ月前でも予約は可能です。ただし、準備に余裕が必要ですので、できましたら3ヶ月前までに予約されることをお勧めします。早めの予約で、ゆとりを持って準備を進めていただけます。

インタビュアー

1ヶ月前でも予約できる可能性があるのですね。居木神社の公式サイトでは、メールでの問い合わせや神前結婚式のパンフレットのダウンロードが可能で、お式について簡単に情報を得られるのが便利ですね。また、公式Facebookでもお式や良縁祈願についての情報発信をされているそうです。

神前式申し込みの詳細な流れ

インタビュアー

居木神社の神前式の申し込みの流れを教えてください。

宮司

神前式の申し込みは、以下のような流れで進めていただきます。

  • 電話で仮予約
  • 見学(式の説明)
  • 正式予約
  • 打ち合わせ・リハーサル

まず電話で希望の日程をお伝えいただき、仮予約をしていただきます。その後、実際に神社にお越しいただき、式の詳細な説明を受けながら見学をしていただきます。見学後、正式に予約をしていただき、その後打ち合わせとリハーサルを行います。また、不定期ですが挙式の相談会も開催しています。詳細な日程は公式Facebookでご確認いただけます。

インタビュアー

正式予約の前に見学ができるのですね。神前式について不明な点を宮司さんに直接お伺いできるのは、とても安心できる点だと思います。

神前式Q&A:居木神社での挙式について

居木神社の花嫁道中

インタビュアー

挙式中の写真撮影は自由に行えますか?

宮司

挙式中の撮影も自由にできますが、お祓いや祝詞などの儀式に集中していただくことをお勧めしています。具体的な撮影のタイミングや注意点については、事前の打ち合わせでお伝えしています。また、集合写真の撮影や写真撮影業者をお探しの場合は、神社からご紹介も行っております。

インタビュアー

緑深い境内での婚礼衣装は、とても映えそうですね。社殿以外にも、立派な鳥居や歴史ある石像前など、撮影ポイントがたくさんあるようです。新郎新婦にとって素敵な思い出となる写真が撮影できそうですね。

自由度の高い衣装選び:和装からドレスまで

インタビュアー

衣装は白無垢でなければいけないのでしょうか?

宮司

衣装に関する決まりはありません。打ち掛け、ウェディングドレス、振り袖など自由に選べます。実際に、ウェディングドレスで挙式に臨まれる方も時々いらっしゃいます。神前挙式では、和装だけでなく洋装も問題ありません。花嫁様の好みや理想に合わせて、自由に衣装を選んでいただけます。

毎月2~10組の挙式実績

居木神社の手水舎画像

インタビュアー

居木神社では毎月何組くらい神前式が執り行われていますか?

宮司

月に2組から10組くらいです。季節や時期によって変動がありますが、平均するとその程度の件数となります。例えば、春や秋のような穏やかな気候の季節には増加傾向にあり、夏の暑い時期や冬の寒い時期にはやや減少する傾向があります。

インタビュアー

最近は御朱印集めなどで神社への参拝者が増えていますね。参拝を重ねるうちに神社に親しみを感じ、挙式を決意される方も多いのではないでしょうか。

挙式の詳細:料金、時間、人数、雨天対応

料金 挙式料(初穂料)50,000円
雅楽生演奏 30,000円
所要時間 約30分
参列者の制限数 親族席は両家で30名
それ以上の参列も可能(事前にご相談ください)
雨天時の対応 雨天時も挙式可能
※屋根付きの場所で行うため、参列者が濡れる心配はありません

控室と披露宴会場の情報

控え室・披露宴会場について
控え室は冷暖房完備の社務所を利用できます。社務所内の和室で、ご新郎様・ご新婦様のお着替えやヘアメイクが可能です。神社内には披露宴用の会場はありませんが、多数の提携ホテルやレストランをご用意しています。挙式後の会食については、お食事とセットになったお得なパックプランもございますので、ぜひご検討ください。

トータルサポート:衣装、ヘアメイク、写真撮影

貸衣装・着付け・ヘアメイク
貸衣装・着付け・ヘアメイクは、自身で業者や美容師を手配することができます。ただし、事前に業者と神社での打ち合わせが必要となります。もし決まった業者がいない場合は、神社が適切な業者を紹介してくれますので安心です。
※詳しい情報は公式サイトにてご確認ください。

新郎新婦へ:宮司からの心温まるメッセージ

宮司さんから結婚が決まったカップルへのメッセージ

宮司

ご両親をはじめ、今まで支えてくださった周りの方々に対して感謝の心を持ち、心安らかに挙式当日を迎えていただきたいと存じます。

神前式を行う上で大切なのは、お互いに相手を思いやり、気を配りながら、お二人の息を合わせて儀式に臨むことです。例えば、参拝の際の拍手や御辞儀のタイミングを合わせることなどが挙げられます。

神様への感謝、真心込めた誓い、そして真摯な祈りを込めて結婚式に臨んでください。そして、その気持ちを新婚生活や将来の人生においても忘れずに大切にしていただきたいと思います。

居木神社:アクセスと基本情報

住所 〒141-0032
東京都品川区大崎3丁目8番20号
電話番号 03-3491-7490
公式サイト https://irugijinjya.jp