【石川県】輪島塗の魅力満載!しおやす漆器工房で伝統工芸に触れるデートプラン
この記事では、石川県輪島市にある「しおやす漆器工房」をメインに、漆や漆芸について学んだあと、お寺で心静かに過ごすデートプランを紹介します。
しおやす漆器工房は、輪島塗をはじめとした漆塗りの製品を扱う工房で、漆器を買う前に工房見学をして、漆器について理解を深めてから商品を購入できるんです。職人さんが実際に漆器を作る工程が見られると、購入した漆器を大切に使おうといった気持ちも自然と湧いてきますよ。
工房見学のあとは、さらに漆芸について理解を深めるために「石川県輪島漆芸美術館」を訪れたり、總持寺の大本山「大本山總持寺祖院」を訪問して、心静かに過ごしてみましょう。
今回は、漆器や漆芸について理解を深め、寺院で心を清らかにし、日本の和の心に深く触れるデートをご紹介します。
おすすめカップル:和食器に興味があるカップル、結婚を控えているカップル
どんなデート?:漆文化に触れて日本の和の心を学ぶデート
輪島の伝統に触れる!漆文化と禅を楽しむデートプラン概要
今回メインで紹介する「しおやす漆器工房」は、輪島市を巡るデートの出発点として便利な場所にあります。そこで、輪島市で和の心に触れるデートプランを考えました。
今回のデートのメイン |
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しおやす漆器工房 |
周辺のデートスポット |
・石川県輪島漆芸美術館 ・大本山總持寺祖院 |
ランチにおすすめのお店 |
・能登手仕事屋 |
まずは「しおやす漆器工房」で工房見学をし、輪島塗の製作過程を見て、歴史について教えていただき、輪島塗の世界に触れてみましょう。工房ではお土産を買うこともできます。
工房見学とお買い物が終わったら、「石川県輪島漆芸美術館」で漆芸についてさらに理解を深めましょう。スプーンやお箸の色付け体験などもあるため、興味があるカップルは予約して訪問してくださいね。
また、工房から車で20分ほど走ると、2021年で開創700年を迎えた「大本山總持寺祖院」があります。境内では座禅体験などもできて、禅の心を学ぶこともできます。門前町にはお蕎麦とお豆腐がいただける「能登手仕事屋」があるため、ランチを兼ねてゆっくりと周辺も散策してください。
それでは、今回のメイン施設「しおやす漆器工房」の詳細をご紹介します。
しおやす漆器工房:見学と体験で輪島塗の魅力を発見
「しおやす漆器工房」は、輪島塗の器を買うことはもちろん、製造工程も見学できる施設です。「輪島塗は高いもの」と漠然としたイメージを持っているカップルも多いと思いますが、なぜ高いのか、どう作られているのかを学ぶことで、輪島塗に対するイメージも変わるでしょう。
工房では、たくさんある輪島塗の工程を細かく見学することもできますし、写真撮影をすることもできます。職人さんの芸術的な手つきはもちろん、ショールームで販売されている作品も撮影できるため、ぜひ記念撮影もたくさんしてください。
160年以上も続く老舗のしおやす漆器工房ですが、お箸や食器などの一般的な漆塗りのほかに、スピーカーやアクセサリー、エレキギターなども作っています。きっと漆塗りに対するイメージが大きく変わると思うので、ショールームはじっくりと見て回ってほしいと思います。
今回は、「しおやす漆器工房」の塩安常務に、工房見学の内容や工房の魅力についてお話を伺いました。
しおやす漆器工房は、輪島塗の工程・歴史・地域について学べる工房
編集部
輪島塗の老舗として知られる「しおやす漆器工房」ですが、どのようなことが学べる工房なのか教えていただけますか?
塩安さん
当店の輪島塗工房見学では、無料でスタッフが付いて、工程・歴史・地域の説明などが受けられます。商品展示スペースは輪島市内随一の広さを誇り、1千万円を超す品から数百円の品まで幅広く取り揃えております。
また、手に取っていただくこともできるため、輪島塗の手触り、質感をじっくりご覧いただければ幸いです。
編集部
輪島塗の商品を見るだけではなく、作り方や歴史などを無料で教えていただけるんですね。工房では実際に、どのようなお話を聞かせていただけますか?
塩安さん
輪島塗の工程の説明は、当然ながら漆についてのお話がほとんどです。漆に携わる人間にとっては常識でも、漆器を使ったことのない人にとって、漆は未知の物であることがほとんどであると注意して、漆そして漆器について、丁寧に説明するように心掛けています。
編集部
漆や、漆器をよく知らない人の目線に立ってお話ししてくださるのはうれしいです。見学する側も、より興味を持ってお話が聞けそうです。
工房見学では見るだけでなく、作成途中の品物に触れることもできる
編集部
それでは、工房見学の流れについて教えてください。
塩安さん
ご来店されましたら、まず工房へご案内いたします。工房は輪島塗の工程の順に下地部屋、中塗り部屋、上塗り部屋と並んでいますので、スタッフの説明を聞いていただきながら、それぞれの部屋の前を移動して行きます。
見学の途中、「この木地がこんな風に変わっていきます」と作りかけの品物をお渡しするので、手に取ってご覧ください。見学後はショールームで完成品を見て触れてご覧いただき、ご購入していただけます。
▲こちらは「布着せ」の工程の様子です
▲こちらは「下地塗」の工程の様子です
▲こちらは「上塗り」の工程です。さまざまな工程を経て、やっと漆が塗られるんですね
編集部
工程を見学することにより、輪島塗はただ木をくり抜いて漆を塗るといった簡単な商品ではなく、たくさんの手間がかかっていることがよくわかるんですね。カップルで見学するにあたって、おすすめのポイントはありますか?
塩安さん
輪島塗は「代々受け継ぐ物」「修理をしながら使い続ける物」といった特性があり、いわば「末永く続く幸せ」や「何度ケンカしてもやり直せる」といったメッセージもあります。
結婚を控えたカップルの方や、ご夫婦へは特にお伝えしたい部分なんですよ。
夫婦椀をお買い上げの方には「ケンカの時に何か投げるなら輪島塗にしてくださいね。焼き物より軽くて安全ですし、修理も出来ますから」といった冗談をいうこともあります。
編集部
輪島塗から結婚観が学べるとは思っていませんでした!勉強になります。安いお椀なら割れたら買い替えようと思いますが、輪島塗なら修理してでも長く使いたいと思えそうです。
塩安さんがおすすめしたい、工房見学の楽しみ方があれば教えてください。
塩安さん
工房見学ではスタッフが一人ついて説明しますが、質問などがあれば、説明中でもお気軽にお声がけいただければと思います。
通り一遍な説明だけでなく、さまざまなご質問にお答えできるようにしております。気になる部分はどんどんご質問ください。時間制限などのない丁寧な説明が、輪島塗に興味のある方にはとても好評です。
また店内の品物のほとんどは、お手に取ってご覧いただけます。手触りや質感をご覧いただきながら、お買い物をお楽しみください。
編集部
時間制限なく質問ができれば、輪島塗を使ったことがある方はもちろん、これから使いたい方も、疑問点などを全て解消してからお買い物できて喜ばれるでしょうね。
カップルにおすすめ!名入れ可能な夫婦椀とペアぐい呑み
編集部
工房見学のあとは、ショールームへ移動することとなると思いますが、どのようなものがありますか?
塩安さん
当店は漆器専門店です。数百円、数千円のお土産物から、一千万円を超える品物まで幅広くご用意しております。特にお土産物としてはお箸がおすすめで、色・柄・材質・価格と多種多様なお箸をご用意しております。
▲輪島塗の入門としては、色や材質が多種多様なお箸がおすすめです
編集部
お箸であれば日常使いできそうですし、家族やお友達へのお土産としても喜ばれそうですね。カップルで購入するならどのようなお土産がおすすめですか?
塩安さん
お二人で日々使うお箸やスプーンは、お手頃でよろしいかと思います。
「本物の輪島塗を二人で永く使いたい」ということでしたら、夫婦椀やペアぐい吞みがおすすめです。料金は別途かかりますが、お二人の名前を入れることも可能です。
▲色違いのぐい呑みを購入して、お2人で晩酌するのはいかがでしょうか?別料金で名入れもできます
編集部
ペアで漆器を揃えるのは、結婚を控えていらっしゃるカップルにピッタリだと思います!輪島塗のぐい呑みで晩酌するのも、とてもおしゃれですね。
ほかに、しおやす漆器工房ならではサービスがあれば教えてください。
塩安さん
輪島塗は、昔からオーダーメイドが基本の商売でした。そのためお好きな色に仕上げることは、追加料金なしで可能です。 ※色を変える場合は、納期に2か月弱かかります。
また「ご友人の結婚や出産などのお祝いに名前を入れて贈る」といった対応もさせていただいております。
編集部
色や模様が選べれば、より納得のいくお買い物ができそうです!無料で対応していただけるなら、ぜひ頼んでみたいと思うカップルも多いでしょうね。また、結婚祝いに輪島塗を贈るのも喜ばれそうです!
写真撮影OK!高級輪島塗が並ぶ見応え抜群のショールーム
▲ショールームには一千万円を超す高額商品も並びますが、全て撮影可能です!
編集部
塩安さんが考える工房見学の魅力とは、どのようなところにありますか?
塩安さん
輪島塗のイメージは「高級品で手が出ない」「高くて使えない特別な器」といった印象をお持ちの方が多くいらっしゃいます。しかし、工房見学で説明を受けた後では「丈夫な器」「日常使いの器」という認識に変わり、本来の輪島塗の魅力に気づいていただけることと思います。
編集部
輪島塗は長く使える丈夫な器だからこそ、高価なものだと気づけるわけですね。「輪島塗は飾っておくもの」と思っている方にとっては、目から鱗かもしれません。
塩安さんが工房のなかで、特に気に入っていらっしゃるスポットがあれば教えてください。
塩安さん
当店の一番奥のショールームには数百万円するものや、一千万円以上の品がズラリと並んでいます。美術館に来たような気分も味わえますが、美術館と違ってお写真をお撮りいただけるのも魅力のひとつです。
編集部
いくら輪島塗が高いといっても、一千万円以上する商品を見たことがある方は、なかなかいらっしゃらないと思います。写真撮影ができるなら、ぜひ記念に撮りたいです!
商品以外の撮影もできますか?
塩安さん
当店はどこでも撮影可能です。職人の仕事姿や高級品の並ぶショールームも人気ですが、特に当店入口の「漆」と大きく書かれた大暖簾前は、人気の撮影スポットと言えると思います。
▲大きな「漆」の文字の暖簾は撮影スポットとしても人気です
編集部
暖簾は鮮やかな色で美しいですね。ぜひこちらも記念に撮影したいと思います!
工房見学の目的:輪島塗の真の魅力を伝える取り組み
編集部
工房を公開していないお店もたくさんあると思いますが、工房見学を始められた特別なきっかけはありましたか?
塩安さん
輪島塗の完成品を見るだけでは職人の技、先人の知恵などが見えません。しかし、見えない部分や下地の作業にこそ、さまざまな工夫が凝らされているんです。
輪島塗は日常の中で使えるように、とても丈夫に作られているため、輪島塗の技や先人の知恵を工房見学を通じて知っていただき、安心して輪島塗を使っていただきたいと考え、工房見学を始めました。
また、輪島塗は一般的に他の産地の漆器に比べて数段高価なため、高級品というイメージをお持ちの方が多くいらっしゃいます。「高いだけの品」「高い物を買わされるのではないか?」と漠然とした不安をお持ちの方もいらっしゃると思うんです。
工房見学を通じて「なぜそうなるのか」を知っていただき、「名前で価格が決まっている訳ではない」とご理解いただいた上で、安心してお買い物していただければという想いもあります。
編集部
輪島塗の見えざる部分を伝えることで、安心したお買い物に繋がっていくわけですね。輪島塗は安いものではありませんが、ついている値段がなぜその価格なのかがわかれば、私たちもお買い物しやすくなってうれしいです。
それでは、工房見学の魅力は、どのようなところにあるか教えていただけますか?
塩安さん
当工房では、輪島塗の製造販売を160年以上続けています。店舗では輪島塗の商品を見るだけでなく、まず輪島塗について知っていただくことを重視しているんです。
店舗で販売している輪島塗は大半が、自社の工房で製作されています。誰がどの様に作っているのかを知ることで、安心感と愛着を持ってご覧いただけるのが当店の魅力かと思います。
編集部
確かに、作った方の顔が思い浮かぶと、商品をより大切に使おうと思えそうですね。
世界に一つだけの漆器!オーダーメイド注文の魅力
編集部
「しおやす漆器工房」だからこそ!といった強みがあれば教えていただけますか?
塩安さん
輪島では大小さまざまな工房や店舗がありますが、輪島塗の工程を一度に見学できるのは当店だけです。また、自社で職人を抱えているため、オーダーメイドの対応も得意としています。
更に工房兼店舗のため「ここで作ってここで販売」という強みを生かした、いわば「工場直販価格」も当店の強みのひとつです。
編集部
輪島塗が作られる過程や、どのような方が作っているかが見られ、その上で少しでもお安く商品が買えるなら、いいこと尽くしですね!
工房周辺のグルメスポット:輪島の食材を楽しむレストラン紹介
▲店舗内で食事をすることはできませんが、周辺には魅力的な飲食店がたくさんあります!
編集部
しおやす漆器工房に、食事ができる場所はありますか?
塩安さん
当店ではお食事はツアー・団体のご予約のみ対応しております。一般向けには対応できかねます。ご了承ください。
編集部
お食事は、別の場所でとる必要がありますね。よろしければ、周辺のおすすめのお店を教えていただけますか?
塩安さん
要予約の「伸福」「アユート」「ラトリエドゥノト」、そして予約不要の「手仕事屋」をご紹介します。
車で10分程度の所にある寿司屋「伸福」は、地物を使ったお任せ寿司が2,500~3,500円程度、また能登牛の握りもおいしくておすすめです。
「アユート」は当店から車で5分程度の場所にある本格イタリアンのお店で、元々広島でやっていたお店でしたが、店主が能登の食材にほれ込んで移転して開いたお店です。広島の頃から予約が取れないお店として有名だったと聞いています。
「ラトリエドゥノト」は当店から車で5分程度で、こちらは本格フレンチのお店です。入口も店内の雰囲気も落ち着いていて、素敵なお店です。
總持寺、門前方面ですと、当店から20分程度のところの「手仕事屋」は、お蕎麦はもちろん、お豆腐も絶品です。
編集部
ジャンルは様々ですが、輪島ならではのお料理がいただけるお店がたくさんありますね!予約が取れないお店や、予約必須のお店もあるので、気になるお店があれば早めに予約するといいですね。
しおやす漆器工房の口コミ・評価
編集部
しおやす漆器工房に来られたお客様からは、どのようなお声をいただきますか?
塩安さん
「漆、漆器についてよく分かった」「職人のこだわりが凄い」「輪島塗がなぜ高価なのか分かった」と言っていただけることが多く、そこから「漆器は手入れが面倒と思っていたが、そうでもなかった」「もっと気軽に使ってみようと思う」といった感想をよくいただきます。
編集部
みなさん工房と店舗を見学することで、輪島塗へのイメージが身近なものになって帰って行かれるんですね。輪島塗に対する心の敷居が少しでも下がると、今後生活に取り入れてみようと思う方が増えそうです。
輪島塗の素晴らしさに触れられる工房
それでは、編集部でもお調べした口コミをご紹介します。
- 店内は美術館のようで、とても美しい輪島塗がたくさん見られました。
- スタッフが優しくて丁寧で、輪島塗の素晴らしさに触れることができました。
- 夫婦やカップルで、ペアで買えるような商品もたくさんありました。
輪島塗は高価なものも多いため、ショールームの商品の中には手に届かないような高額なものもたくさんあります。ただ、写真撮影ができて無料で見ることができるため、美術館に行ったような気分になれたとの声も多くありました。
自分用やお土産用として輪島塗を買うことはもちろんですが、カップルがペアで使える商品もあるため、デートの記念としてぜひ購入してくださいね。
しおやす漆器工房からカップルへのメッセージ
編集部
最後に、しおやす漆器工房へ行ってみようと考えているカップルへ、メッセージをお願いします。
塩安さん
当店は輪島市中心部からやや離れているものの、車で5分程度ですし、駐車場も広くてアクセスしやすいです。近くには漆芸美術館、西に進むと總持寺祖院、ワイナリー、巌門と見所が点在しています。
当店の輪島塗を始めとして、伝統工芸・美術・歴史・グルメ・景観などを楽しむドライブデートには最適なエリアだと思います。
漆器は日本の文化であり、心です。「堅牢にして優美」と謳われた輪島塗の真髄に、見て触れて学んでみてください。きっと感動していただけることと思います。
編集部
まずはしおやす漆器工房で輪島塗の魅力を知って、その後は輪島市の魅力を巡るデートに出かけられそうですね。ぜひ多くのカップルに、輪島塗を知って感動してほしいと思います!
今日は貴重なお話しをたくさん聞かせていただき、ありがとうございました。
しおやす漆器工房へのアクセスと基本情報
住所 | 〒928-0032 石川県輪島市小伊勢町日隅20 |
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電話番号 | 0768-22-1166 |
営業時間 | 8:30~17:30 (年末年始は営業時間が変更になる場合あり) |
定休日 | 無休 (緊急事態宣言等の影響で休業になる場合あり) |
アクセス |
【車】 【公共交通機関】 |
駐車場 | ・大型バス5台 ・乗用車10台 |
入場料 | 無料 |
予約 | 見学は予約不要 |
公式サイト | http://www.shioyasu.com/index.html |
※最新の情報はホームページ等でご確認をお願いいたします。
※記事中の金額はすべて税込表示です。
しおやす漆器工房周辺で巡る!輪島の魅力的なデートスポット
工房から車で3分ほどの場所にある「石川県輪島漆芸美術館」には、一段と美しく荘厳な漆芸作品が並んでいます。また車で10分弱の場所には、輪島名物の輪島大祭で使う、本物のキリコが展示されている「輪島キリコ会館」があります。海のすぐそばで、周辺の散歩もおすすめです。
工房から車で20分ほど行くと、全国の總持寺の最初のお寺「大本山總持寺祖院」があります。2021年が開創700年で、2022年3月まで記念法要を行っているためぜひご覧ください。ほかにも、輪島朝市・千枚田・珠洲塩田村・上時国家・巌門など、周辺には見どころがたくさんあります。
おすすめのデートスポット
漆芸の世界へ誘う「石川県輪島漆芸美術館」で芸術鑑賞デート
石川県輪島漆芸美術館は、しおやす漆器工房から車ですぐ行ける漆芸専門の美術館です。輪島塗の文化と歴史が学べ、漆に関する展示が館内にたくさんあります。しおやす漆器工房の見学後、さらに漆について知識を高めたいカップルにおすすめです。
外観が正倉院のような校倉造りの漆芸美術館のお隣には、漆の里広場があり、ウルシの木を見ることもできます。散策にピッタリの場所なので、ぜひゆっくりと歩いて回ってください。
なお、しおやす漆器工房では、漆芸美術館の入館割引券がもらえます。
公式URL:https://www.city.wajima.ishikawa.jp/art/
「大本山總持寺祖院」で座禅と精進料理を体験
2021年で開創700年を迎えた大本山總持寺祖院は、曹洞宗の大本山です。予約をすれば、座禅体験をしたり精進料理をいただくこともできます。禅の心に触れてみたいカップルは、ぜひ体験してくださいね。
2022年3月31日までは、「wagasairo和傘×回廊」が行われています。境内には美しくライトアップされた和傘が飾られ、とても幻想的な雰囲気になるんですよ。夜のイベントではなく、通常の拝観時間に行われていて撮影にもピッタリなため、ぜひ立ち寄ってくださいね。
公式URL:https://noto-soin.jp/
總持寺祖院門前の名店「能登手仕事屋」で味わう絶品蕎麦と豆腐
総持寺祖院の門前で総持寺祖院から徒歩1分と、寺院に近い場所にある能登手仕事屋は、お蕎麦とお豆腐が有名なお店です。お蕎麦は十割と二八の2種類あり、お豆腐もついてきます。店頭では、お豆腐やこんにゃくなどを買って帰ることもできます。
能登手仕事屋は器にもこだっているお店で、輪島の漆作家、故・角偉三郎さんの器を使用しているのも特徴です。しおやす漆器工房で、漆塗りについて学んだあとにピッタリのお店ですよ。
公式URL:https://nototeshigotoya.com/
輪島グルメを堪能!予約必須の人気飲食店3選
輪島の魅力再発見!カップルで巡るおすすめスポット
輪島塗の伝統と魅力を再認識!しおやす漆器工房デートのすすめ
しおやす漆器工房では、漆塗りの歴史や工程を学ぶことで、輪島塗が丈夫な理由や高価な理由がわかります。漆塗りについて理解を深め、ぜひお2人で長くつかえる、お気に入りの一品を見つけてみましょう。
また、工房では色や模様を指定して、オリジナルの漆器を作ってもらうこともできます。結婚を控えているカップルや、同棲を始めようと考えているカップルは、新生活に備えてオーダーしてみるといいですよ。
しおやす漆器工房で輪島塗に対する理解を深め、大切に継承されてきた輪島塗の伝統にぜひ触れてみてくださいね。