静岡県「ふじのくに出会いサポートセンター」婚活支援職員向けセミナーで講師を務めました
2026年3月10日(火)、ふじのくに出会いサポートセンター(しずおかマリッジ)が主催する職員向けセミナー「マッチング率向上のための支援力強化セミナー」が開催され、当社が運営するメディア『マッチングアプリ大学』編集ディレクターのダニエル・ニシが講師を務めました。
本セミナーは、市町の少子化対策・婚活支援等の担当者を対象に開催され、静岡県内10市町村の婚活支援担当者をはじめ、ふじのくに出会いサポートセンターの職員を合わせた計17名が参加し、オンライン形式(Zoom)にて実施されました。

セミナー開催の背景
マッチングアプリが出会いの主要な手段として定着した現在、婚活支援の現場では「どのアプリを勧めるべきか」「プロフィールをどう改善すればいいか」といった具体的な悩みが増えています。
- マッチングアプリの種類が多く、会員にどのサービスを勧めるべきか判断しづらい
- プロフィールや写真の改善をアドバイスしたいが、具体的な根拠や基準がわからない
- 自己紹介文の書き方を指導したいが、何をどう伝えればよいか迷う
- マンネリ化しがちな支援から脱却し、新しいアプローチを取り入れたい
出会いのきっかけを作るだけでなく、その後のマッチングまでサポートすることが求められる中、支援担当者には婚活サービスの現状理解とともに、プロフィール改善を後押しする具体的な視点が必要とされています。今回のセミナーは、こうした現場の課題に向き合い、すぐに実務へ活かせる知識と指導のノウハウをお伝えすることを目的に企画されました。
当日の様子
参加者は真剣にメモを取りながら受講し、支援現場の視点から生まれた率直な意見交換が行われました。セミナー終了後も多くの質問が相次ぎ、実務に直結するテーマへの関心の高さがうかがえる時間となりました。当日お伝えした内容を以下にご紹介します。
セミナーの内容
テーマは「マッチング力を上げるプロフィールづくり」。まず婚活サービスの概要と市場動向を整理し、年代や目的による利用傾向の違いを解説したうえで、マッチングに大きく影響するプロフィール文や写真に焦点を当て、支援現場で活用できる助言のポイントや指導方法を、5つのテーマに沿ってお伝えしました。

- マッチングアプリを中心とした婚活サービスの概要と市場 — こども家庭庁の調査(2024年)では既婚者の4人に1人がマッチングアプリで出会っており、いまや出会いの主要な手段の一つになっている現状を解説しました。サービスの分布や人気の傾向、年代・目的による利用の違いを整理し、会員の状況や目的に応じたサービス案内に活かせる知識をお伝えしました。
- プロフィールと写真の重要性 — 相手を探す際に最重視される要素のうち「プロフィール」が52%、「写真」が39%を占めるというデータをもとに、プロフィール全体の設計の重要性を説明しました。「なぜプロフィールが大事なのか」を会員へ説明できるよう、根拠となる数字と考え方を共有しました。
- マッチング率を上げる写真のポイント — 清潔感のある自然な写真・趣味がわかる写真がよい印象を与える一方、過度な加工や異性とのツーショットが避けられる傾向にあることを、具体的な事例を交えて紹介しました。「良い写真・NG写真」の判断基準を整理し、会員の写真選びに根拠を持って助言するための視点をお伝えしました。
- マッチング率を上げるプロフィール文(自己紹介)のポイント — 「性格や人柄」「価値観の近さ」が会いたいと思う決め手として上位に挙げられており、利用目的・生活リズム・休日の過ごし方・将来観などを盛り込んだ自己紹介文の作り方を解説しました。何を・なぜ書くべきかという理由まで含めてお伝えし、会員一人ひとりの状況に寄り添った文章づくりのサポートに活かせる視点を共有しました。
- プロフィール文作成の指導方法 — 支援現場ですぐに活用できる実務的な指導ステップとして、ヒアリング項目の設定から文章作成サポートまでを具体的に説明しました。AIを補助ツールとして活用する方法も紹介し、職員自身の業務負担を抑えながら質の高い支援を提供するためのヒントをお伝えしました。

参加者の声
本セミナーを通じて、会員からのプロフィール相談により具体的に応えられるようになること、そしてマッチング率向上を後押しできる視点を持ち帰っていただくことを目指していました。セミナー終了後に実施したアンケートでは、参加者の皆さまから貴重なご意見をいただきました。なお、有効回答はふじのくに出会いサポートセンター職員の5名分となります。
Q. 知れてよかったと思ったテーマを教えてください(複数回答)
テーマごとの関心度について伺ったところ、以下の結果となりました。

最も多く選ばれたのは「マッチングアプリを中心とした婚活市場の現状」と「プロフィールと写真の重要性」(各2名・40%)でした。婚活支援の現場に携わる職員の方々にとって、マッチングアプリを取り巻く市場の最新動向や、プロフィール・写真が出会いに与える影響の大きさは、会員へのアドバイスに直結する情報として特に関心を集めたようです。
Q. セミナーの感想
「本日は貴重なご講義をしていただき、誠にありがとうございました。先生のお話は大変わかりやすく、これまで知らなかったことや新しい視点を学ぶことができ、大変有意義な時間となりました。」
「例として挙げてくれる内容が具体的でわかりやすい」
「当センター以外の婚活スタイルの観点からみた客観的な考え方を知ることができて良かった。お悩みに対する対応もマンネリ化しがちだが、新しい視点として取り入れていきたい。」
具体的でわかりやすいという声や、新たな視点を実務に取り入れたいというご意見が寄せられ、現場での実践につながる手応えを感じていただけた様子でした。一方で、「会員向けでも良い内容だったので、もう少し職員向けに特化した内容が良かった」というご意見もいただきました。
今後のセミナーへのご要望
参加者からは、次回取り上げてほしいテーマとして以下のようなご要望をいただきました。
- マッチング後1回目のデートなど、その後の進め方
- 結婚に前向きではない人へのアプローチ
- モチベーション維持・マインドセットの方法
- マッチングアプリ・結婚相談所など官民一体となった婚活業界の取り組み方
いただいたご意見を参考に、今後のセミナーテーマの充実を図ってまいります。
講師コメント
最後に、今回のセミナーを担当した講師・ダニエル・ニシより、セミナーを振り返っての感想をお届けします。

最近はマッチングアプリ利用者向けのセミナーが中心でしたが、今回は婚活支援に携わる職員の方々が対象ということで、私にとっても新たな気づきの多い時間となりました。
また、支援現場の視点に基づいたマッチングの捉え方や、実務における課題など、さまざまな角度からのご意見を直接伺うことができ、講師としての知見を深める貴重な機会となりました。
受講者の皆様が抱く「結婚を望む方々の幸せを全力で後押ししたい」という真摯な情熱に触れ、胸が熱くなる思いでした。皆様の今後の活動に、本セミナーが少しでも貢献できることを心より願っております。
ネクストレベルは今後も、マッチングアプリ大学を通じて婚活支援に関わる方々へ実践的な情報を届けるとともに、自治体・関連団体と連携しながら、結婚を望む多くの方の幸せな出会いを後押しする取り組みを続けてまいります。
関連情報
- プレスリリース:ふじのくに出会いサポートセンター職員向けセミナーを実施(PR TIMES)
- しずおかマリッジ:しずおかマリッジ
- マッチングアプリ大学:マッチングアプリ大学
テーマ:ニュース |
投稿日:2026.04.08
