
国見町「結婚世話やき人制度」の婚活サポートについて解説|福島県の自治体婚活|マリピタ
福島県・伊達郡国見町には、「結婚世話やき人制度」という婚活支援があります。国見町から委託されたボランティアの方々が世話やき人となり、結婚を希望する男女の婚活をマンツーマンでサポートしてくれるというものです。
申し込みができるのは男女ともに国見町に住んでいる方、あるいは国見町に勤務場所がある方です。また、将来的に国見町への移住を考えている方も利用できます。
年齢の制限はなく、独身の方なら基本的にどなたでも「結婚世話やき人制度」のサポートが受けられますよ。
今回は国見町の方からもお話を伺いながら、「結婚世話やき人制度」の魅力に迫りたいと思います。
国見町の人情あふれる婚活支援「結婚世話やき人制度」
▲スタイリッシュな外観の国見町役場が「結婚世話やき人制度」をバックアップ
福島県伊達郡国見町の「結婚世話やき人制度」では、ボランティアの方々で構成されている結婚世話やき人が主に3つの面から婚活を手厚くサポートしてくれます。
- 相手の紹介
- 出会いや結婚に関するアドバイス
- イベント情報の提供
幅広い経験やネットワークを活かして、結婚を希望する男女の心配や悩みに耳を傾け、その方にあった支援をしてくれるのだとか。
結婚世話やき人は国見町在住もしくは国見町に勤務している方で、かつ熱意をもって縁結び活動を行える方が担当されています。
プライバシーの保護も徹底している制度なので、ぜひ気軽に利用してみてはいかがでしょうか。
それでは、国見町の横山さんから「結婚世話やき人制度」のサポート内容ついて詳しく教えていただきましょう。
経験豊富で気さくな性格の「結婚世話やき人」に相談できる
編集部
婚活中は、なかなか思うような相手に出会えなかったり、好きな人ができてもうまくアピールができなかったりと、悩みがつきないものだと思います。
婚活をする中で生じた出会いや恋愛の悩みを、結婚世話やき人に相談することは可能ですか?
横山さん
もちろんです!婚活の悩みは、人生経験豊富な結婚世話やき人にご相談ください。
皆さん気さくな性格で、親身になって相談に乗ってくださいます。国見町の公式サイトで顔写真や一言メッセージなどを確認できますので、ぜひご覧ください。(2025年4月現在7名の方が登録されています)
編集部
私も公式サイトを拝見しましたが、顔写真と一緒に連絡先が記載されていますね。気になる結婚世話やき人の方に連絡をすると、「結婚世話やき人制度」の詳しい内容を聞くことができると伺いました。
やはり初めて連絡する際に、「どんな人が相談に乗ってくれるのだろう」と不安を感じる方もいると思います。でも、世話やき人の方の顔写真やメッセージを参考にして自分で相談する方を選べるので、初めてでもコンタクトを取りやすそうだと感じました。
婚活イベントで参加者同士の距離がグッと縮まる
編集部
国見町の「結婚世話やき人制度」では、相手の紹介以外にもサポートがあるのでしょうか?
横山さん
もちろんです!結婚世話やき人が中心となって年1回婚活イベントを実施し、独身の方々に出会いの場を提供しています。2019年には、婚活イベントとして、「くにみ花結びCafé」と「婚活BBQ in くにみ」を開催しました。
「くにみ花結びCafé」では、参加者全員でフラワーアレンジメント制作を体験し、道の駅にあるカフェ特製のアフタヌーンティーを堪能したんですよ。
また、「婚活BBQ in くにみ」では結婚世話やき人のサポートのもと、参加者同士でバーベキューを満喫しました。
▲開放的な雰囲気の中で自己紹介タイム
▲バーベキューを通して参加者たちの仲が深まる
2024年には、パラリンピック競技としても話題となった「ボッチャ」を取り入れたイベントを開催しました。「ボッチャ」は、白い目標球(ジャックボール)に、赤と青のそれぞれ6球のボールを投げたり、転がしたり、他のボールに当てたりして、いかに近づけるかを競う競技で、誰もが一緒に楽しめるスポーツとしても注目されています。
イベントでは、作戦タイムなどを通して参加者同士が和気あいあいとボッチャを楽しみ交流を深めました。
▲初めてでも楽しめるゲームで交流を深める
▲ボッチャを一緒に楽しみ、話が弾む
2025年は、国見町特産の「桃」を使用した桃パフェ・桃サンドづくりを行うイベントを企画中なのでお楽しみに!
「月例無料相談会」なら申し込みなしで婚活の悩みを相談できる
編集部
近年は多くの自治体が工夫を凝らして婚活支援を行っていますが、国見町ならではの取り組みがありましたらぜひお聞かせください。
横山さん
国見町では、毎月第4日曜日に町の文化センターにて「月例無料相談会」を実施しております。「月例無料相談会」であれば、結婚世話やき人制度に申し込んでいなくても婚活相談をすることが可能です。
出会いや結婚の悩みを抱えている方は、ぜひお気軽に「月例無料相談会」にお越しください。
編集部
婚活をしたい気持ちはあっても、申し込みをするのは勇気がいるものですよね。一歩を踏み出せずにいる方は、まずは無料の相談会に参加して結婚世話やき人の方と話してみるのも1つの方法だと思いました。
「結婚世話やき人制度」の利用者&料金について
横山さんの話を聞いて、ますます国見町の「結婚世話やき人制度」に興味を持たれた方もいるのではないでしょうか?
次は、「結婚世話やき人制度」を利用している方々の特徴や料金などの気になるポイントを順番に解説していきます。
20代~30代が多く利用!国見町に住んでいる方がほとんど
「結婚世話やき人制度」を利用すると、どのような異性に出会えるのかはチェックしておきたいところだと思います。そこで、「結婚世話やき人制度」を利用している方々の特徴を一覧表にまとめてみました。
主な年齢層 | 20代~30代:42% 40代:31% 50代以上:27% |
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居住地 | 国見町 ※勤務地が国見町の方もいる |
男性の主な職業 | ・会社員 ・医療関係者 ・農業 など |
女性の主な職業 | ・会社員 ・医療関係者 など |
20代~30代が半数近くを占めているので、20代や30代の方で同世代の結婚相手を探している方にもおすすめですよ。
また、利用者のほとんどが国見町に住んでいる方なので、交際に発展した場合でもデートがしやすいのも大きな魅力です。
申し込みから相談までの費用はゼロ
民間の結婚相談所だと、入会するだけで10万円ほどの費用がかかるケースもありますよね。しかし、国見町が行っている「結婚世話やき人制度」は申し込みから相談まですべて無料で利用できます。
お見合いをする際の食事代や交通費は自己負担ですが、月会費や成婚料などは一切かかりません。
結婚世話やき人によるマンツーマンのサポートは、まるで結婚相談所の仲人のようですよね。結婚相談所さながらの手厚いサポートが無料で受けられるのは、自治体が行っている婚活支援ならではの魅力です。
「結婚世話やき人制度」の申し込み方法や必要書類
ここからは、申し込みから出会いまでの流れや入会に必要な書類など、さらに具体的な内容について紹介します。
申し込みから出会いまでの流れ
「結婚世話やき人制度」の申し込みから出会いまでは、以下のような流れで進んでいきます。
- 結婚世話やき人に連絡
- 結婚世話やき人と顔合わせ
- 必要書類を提出
- 登録完了
- 相手の紹介
- お見合い
まずは国見町の公式サイトに掲載されている結婚世話やき人の中から相談したい方を決めて、直接連絡を取りましょう。
結婚世話やき人と顔合わせをし、プロフィールや写真、相手に希望する条件などを記入した申込書を提出すると登録が完了します。
登録が完了すると、担当の結婚世話やき人との2人3脚で成婚へ向けて活動をする流れです。条件に合いそうな相手がいる場合は結婚世話やき人から紹介され、お互いが希望するとお見合いが成立します。
もちろん、お見合いには結婚世話やき人も同席してくれるとのこと。経験豊かな結婚世話やき人がそばにいてくれると、異性との会話に自信がない方や初めて婚活をする方でも安心してお見合いができそうですね。
登録に必要な書類は4つ
「結婚世話やき人制度」の登録に必要な書類は、全部で4つあります。
- 申込書
- L版カラー写真
- 相談者情報登録書
- 確認書
申込書や相談者情報登録書、確認書は結婚世話やき人から渡されるため、自分で用意する必要はありません。
L版のカラー写真は、全身と胸から上の2種類を用意するようにしてくださいね。
他にもある!国見町の嬉しいサポート
実は国見町の婚活支援は、「結婚世話やき人制度」だけではありません。婚活や結婚をする際に利用できるお得な制度を2つ紹介するので、ぜひ合わせてチェックしてみてください。
「はぴ福なび」の登録料を助成して福島県民の婚活を応援
国見町には、ふくしま結婚・子育て応援センターが運営しているマッチングサービス「はぴ福なび」の入会登録料の10,000円(*1)を助成してもらえる制度があります。
(*1)入会登録料は2年間有効
「はぴ福なび」は福島県の婚活サービスなので、月会費や紹介料、成婚料などはかかりません。つまり、制度を使うと無料で「はぴ福なび」にも入会できるというわけです。
マンツーマンでサポートしてもらえる「結婚世話やき人制度」とオンライン型の「はぴ福なび」の両方を利用することで、出会いの幅がグッと広がりそうですね。
結婚生活のスタートを「補助金」でサポート
婚活のゴールともいえる結婚は、新しい生活のスタートでもあります。新婚生活を始めるときには、住居の契約や家具の準備、結婚式などでお金がかかるものです。
国見町の補助金制度を使うと、住居費や引っ越し費用、リフォーム費用などの経費を婚姻日に年齢が44歳以下の場合、合計45万円まで補助してもらえるそうです(29歳以下の場合75万円まで)。利用条件や必要な書類などの詳細は、国見町の福祉課子育て支援係にお問合せください。
「結婚世話やき人制度」の基本情報
住所 | 〒969-1792 福島県伊達郡国見町大字藤田字一丁田二1-7 |
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アクセス | JR東北本線「藤田駅」から徒歩約15分 |
問い合わせ先 | 国見町福祉課子育て支援係 電話:024-585-2179 |
対応が可能な時間 | 平日8:30~17:15 |
定休日 | 土日祝(年末年始含む) |
駐車場 | あり |
公式URL | https://www.town.kunimi.fukushima.jp/site/konkatsu/ |
株式会社ネクストレベル・メディア事業部広報チームのマネージャー、編集歴は16年。「マリピタ」や「縁結び大学」に掲載する取材記事の企画・編集を1,000記事以上担当。 自身も2年間の婚活を経て、ネットで知り合った男性と結婚。出会い系サイトや婚活パーティー、マッチングアプリ、お見合いなど、さまざまな手段を実際に体験した経験を活かしながらコンテンツ作成中。
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